健康関連

2016年3月13日 (日)

僥倖(?)

次の北海道行きを終えれば当面、鉄道撮影の頻度が低くなるのは間違いないことだが、それはそれでホッとしていることも認めなければならない。これからも撮りたい車両が残れば、自らの性格から考えてもまだまだしつこくダラダラと撮影を続けていくことだろう。撮りたくて撮りに行くのだから「苦行」ではないはずだが、実際は年齢的に考えても今までのように日の出前に起床して、場所を確保したうえで撮影に臨むことがつらくなってきているのも事実だ。

12日、横浜から伊東に向けてEF641000番台牽引の「伊豆箱根ものがたり号」が運転され、その送り込み回送を撮るべく久しぶりに東十条に出向いた。こういうイベントものに参戦するのも恥ずかしい年齢なのだが、前夜調べてみると牽引機が双頭連結器の1031号機とあっては外すわけにはいかない。どうせ、ちゃちなヘッドマークだろうと想像はしていたが、マークが付かないEF64はどこか間延びした印象もあって、そんなものでも付くだけマシと午前3時半に起床した。
現地でTさんともお会いできたし、マークもギリギリ及第点。好きな、正面アップのアングルにも満足したが、やはり疲れるのも現実。帰宅後、昼食を取ってから2時間近くリビングでまどろんでしまった。本当はこの時間を使って北海道行きの下調べをしたっかたのに睡魔に立ち向かうほどの余力は残っていなかった。

実はこの前々日の10日夜から11日にかけてはほぼ徹夜で仕事をこなし、11日も帰宅してから2時間しか仮眠できなかったからなおさらだ。若者が喜ぶようなネタにノコノコ出向いて討ち死にし、この疲れを北海道まで引きずらなければ良いと心配になっている。

したがって今度のダイヤ改正で「カシオペア」が今までのような頻度で北海道に渡らず、しかも牽引機がDF200になるのならある意味、助かる面もあるというわけだ。もちろん、嫌々撮影を続けてきたわけではないが、体力の衰えは気力の減退にも直結する。良いタイミングで好きな被写体が消えることは老体に安寧をもたらすから、哀しいかな僥倖ともとらえている。

(写真、文:U)

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【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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2016年3月 3日 (木)

「カシオペア」の再渡道へ向けた動き

何となくほぼ1日おきに書いているこのブログの記事。実は前回の2日はとても書けるような体調ではなかった。未明からの激しい腹痛で朝起きてみると高熱。幸いインフルエンザではなかったが、食事ものどを通らずパソコンを起動する気力すらなかった。そこで写真だけアップして記事なしでも良いと思い、夕方になってやや体調が戻ってからパソコンをのぞいてみるとTさんが寄稿してくれていてホッとした。特に1日おきという義務を自分に課しているわけでもないが、続けてきたことが途絶えるのはやはりちょっとした挫折感を伴う。おかげで体調不良も一気に好転した。

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今回、北海道に行ったら函館駅のホームには上り「カシオペア」を撮ろうと大勢の人が集まっていた。21時ごろにもかかわらずその数30名ぐらい。ダイヤ改正後は、これまでほどの頻度で北海道に渡って来なくなるから、こうなることは当然予期していたが、真冬の夜の駅にこれほどの多くが集まるのはやや想定外。皆さん熱心なことだ。
かく言う自分はほろ酔い加減でカメラも持たず、冷やかし半分、野次馬に徹したのだが、おそらく20日の夜などは大騒ぎになるのは間違いあるまい。

ただ、21日に東京に戻ったカシオペア客車は、24日には大宮入りしてEH800、DF200牽引のための準備や新幹線用無線機などの搭載工事を施すようで、引き続き北海道に渡る機会があるのは確実。「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」のように2度と見られなくなるわけではないから、その点は慌てる必要はなさそう。撮っておくならED79やDD51、それにEF510などの機関車をメインにしたアングルの方が肝要かと思われる。

ちなみに24日は尾久発9:40ごろで大宮到着が10:00ごろというスジらしい(あくまでも未確認情報)。皆さん、牽引機が気になるのだろうナ。

一方、海峡線も485系などの特急を撮ろうというファンが目立った。ウンザリするほど写真を見かける渡島当別~釜谷のSカーブを見下ろす高台などはこの期に及んでも15名ほどが三脚を立てていた。地元ファンの方によると新幹線開業前後には、在来線でお別れのマークを付けた列車を走らせるという情報も流布されているらしい(もちろん第3セクター化される当日も開業記念のマークが付くらしい)。キハ47もそろそろ引退してもおかしくない時期。ヘッドマークが付くなら撮っておくのも悪くはないが、「カシオペア」の運転がいったん打ち切られる日(20日)と、ダイヤ改正当日にはズレがあるから、自分としては会社を休んでまで両方撮りに行くことは不可能。

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函館駅構内に留置されている3両のDD51。ずいぶん前から置かれているようだが撮影したのは今回が初めて。ナンバープレートが外されていて何号機かは確認できない。区名札差しに差されている白い票をアップで撮影すれば何号機であるか書かれているかもしれないが、もはや動くことがなさそうな機関車にそこまで拘っても仕方がない。

状態は良好で日本海側を走る電気機関車などよりもはるかにきれいだ。

(写真、文:U)

※なお、この記事は3日に書いたものの筆者の都合で公開は4日になってしまった。また、後日判明したが留置中のDD51は札幌方から1142号機、1083号機で一番手前は不明。7日の臨時貨物で留置中のホキ×14とともに陣屋町に回送される。

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2015年12月23日 (水)

「第9」

けっきょく趣味というもの、深く追求していくと金がいくらあっても足りない。とりわけ鉄道写真を趣味としてきた自分にとってカメラなどの機材はもちろん、撮影に行くための飛行機代(電車賃)、ガソリン代、高速道路料金も必要。泊まりがけなら宿泊代や食費だってかかる。もちろんそれらを倹約するさまざまな方策はあるが、この年齢になってレンタカーで車中泊したり、コンビニの添加物満載の夕食は健康面からも困難。移動の電車だってグリーン車や、時にはグランクラスで優雅でたおやかに移動したい。

そんなわがままは「身の丈を知らない」と言われそうだが、できることならそれに越したことはないから、つい後先を考えずに散財してきた。幸い自分が所属する会社の有能なる経営陣のおかげで美味いものを食べたり、諸々の経験ができたのだからある意味、「贅沢」を「授業料」と開き直っているが、それも定年まであと少し。65歳までやる気があれば今の仕事(少しは楽になるが)を続け、そこそこの収入は頂戴できそうだが、都会の満員電車に揺られてまでも、通勤し続ける気力を維持できるかどうか不安。ただただ収入を得るだけのために生半可な意識で仕事をしては若い方々に申し訳ないという思いに加え、まして今後、撮りたい車両がなくなるのだから趣味にかける金も今までほどはいらないとなれば気持ちは安きに流されそう。

そんな矢先、K氏のお誘いを受けて小林研一郎指揮の「第9」のコンサートに行ってきた。あまり声高に言えるものではないが、これでも自分はクラシックが好きで、自宅にはそこそこの数のCDがある。ほとんどが有名な曲ばかりだから「好き」というのはおこがましいが、とにかくわが家にはほかのジャンルの曲を凌駕するほどのクラシックがあることは事実。にもかかわらずクラシックのコンサートはほぼ初めて。楽器の名前も知らないし、もちろん満足に楽譜も読めないから、コンサートに行くことに敷居の高さを感じていた。

それが北海道での撮影時、K氏とクラシックの話になり、そのときのことを覚えていてくれた彼が誘ってくれた。

「百聞は一見にしかず」。とにかく素晴らしかった。もうこれ以外の言葉は出てこない。この年齢になって「感動」というものを味わったのは驚きとともに、まだまだ人生には経験してみるべきことが多々あるということを再認識させられた。普通の人が経験することのない業務にも従事してきた自分をもってしてもだ。多くの形容詞を並べ立てても意味はない。来る28日に横浜で開催される同じ小林研一郎氏の「第9」を今度は妻と2人で行くために申し込んだことで、その思いをお伝えしたい。

こうなると一気に深みにはまる自分の性格、ほかのコンサートにも関心が湧く。そしてそれ以外にも、まだやりたいことは出てくるだろう。きわめて現実的な結論でお恥ずかしいが、そのためには健康である以上、収入を得ていかなければならないと考えを一新させられる良いきっかけにもなった。

何事もやらずに死ねるか!

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Kさん、サントリーホールの翌22日は朝から晩まで「第9」を聴いてしまいました。28日は妻にも聴かせてやります。

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先月の水上旅行で撮ったD51の写真、誰もアップする人がいないのを幸いに、画像が枯渇しそうな自分がサッサと掲載してしまう。ごくごく当たり前の写真で、おまけに天気も良くないし煙も大したことのないものだから、お恥ずかしい限りだが、これがニコンのAF70~200ズーム F2・8G ED VR2で撮った最後の写真。12月の北海道で故障したため持ち帰って修理するのも面倒臭く、そのまま捨ててきたためだ。修理費もそこそこかかるほどの故障だったし、それならどうせ流し撮り以外、ほとんど使う機会がないから、F4のもっと軽いレンズを新調した方が良いと判断した。

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上は11月21日、下は22日の撮影。下の写真はD51側を撮って振り返ったもの。架線柱が入ってしまうが、もしこんな角度で柱が入らない場所があったら行ってみたい。自分としては好みのアングルだ。ディーゼル車両の後追いは排煙の影響で撮りにくいが小雨のせいもあって煙が拡散されず、どうにか撮影できた。三脚に据えてあった500ミリを急いで外して手持ちで撮影したが、前のレンズよりも軽量になって手ブレ補整機能も進化したから楽々。

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「北斗星」終焉間際、仕事帰りに立ち寄った上野駅。
今や「北斗星」はもちろん、青いEF510が「カシオペア」を牽くことも貴重になっているようだ。19日に親しい方々とお酒を飲んだ席でそんな話を聞いた。
田端のEF510は残る3両も貨物会社に転籍するようで、その後「カシオペア」が運転される場合はEF81となるらしい。特急牽引機としての役割は短命に終わる。

(写真、文:U)

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2015年11月22日 (日)

ありがたく楽しき時間

1泊でこのブログのお仲間たちと水上に行って来た。気心の知れたほぼ40年近いお付き合いの面々に加え、前途洋々たる若者が1名というメンツ。とにかく楽しい2日間だった。

詳細についてはKさんたちに報告を委ねたい。弁解すれば、楽し過ぎて昨晩、うっかり薬を飲むのを忘れてしまったためにある病気の症状が表れ、帰宅した今になって目が腫れ上がるわ耳鳴りがするわで、パソコンを見るのがしんどい。このまま8時前にはベッドに入るつもり。

幹事役のKさんはじめ皆様方に大変ご迷惑をお掛けしましたが、久々に、時間が止まって欲しいと強く感じるほどの楽しい2日間でした。心よりお礼申し上げます。

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取りあえず、お仲間の1人から注文があった5月31日の上り「北斗星」、7月29日の記事にアップした写真の3コマ前の画像を掲載する。

(写真:U)

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