2016年8月24日 (水)

久々のお召し列車運転

9月は「カシオペア」の長野入りや583系が数回上京、ほぼ完成した「四季島」が配属先に回送されるなど何かと話題が多く、それに伴って撮影地でのトラブルも増えそうな気配。毎度のことながらウンザリするニュースを耳にすることだろう。

そんな中、11日には山形県で開催される「豊かな海づくり」に出席される天皇・皇后両陛下のお召し列車が酒田→鼠ヶ関→鶴岡間で運転される。車両はもちろんE655系。昨日23日をはじめ、すでに足馴らしは行われているが、今後は本番に向け現地での試運転も本格化するはず。

酒田~鶴岡~鼠ヶ関は区間は短いながらも収穫に向けた稲穂が色づくシーズンで、それと絡めたり海をバックとした絵が撮れそう。地図を見れば分かるように鼠ヶ関~鶴岡間なら1日に2回、上下2本が確実に撮影可能だし、日曜日とあって場所取りも熾烈なことになるのは必至だから、10日にうかうか「カシオペア」を撮ってからの転戦では場所の確保が難しくなると、前日から乗り込むことを決めているファンも多いと聞く。久しぶりのお召し列車で、天皇陛下の生前退位問題なども気になるから、いろいろな意味で注目されそうだが、どうか平穏に終わって欲しいものだ。

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自動車メーカーのマツダが2017年後半から、初代ロードスターのレストアを開始するというニュースは昔、愛車としていた自分には魅力的なニュース。

1600CC で120馬力というエンジン性能も横幅1670ミリで軽量の同車にはベストマッチング。回頭性能が良く、福岡赴任時代に阿蘇山中のワインディングロードを走ったときの快感は今でも夢に見るほど。子供が生まれて泣く泣く手放したが、ドライビングの気持ち良さは27年来乗り続けているR32GTRよりも格段に上だ。

レストアするというニュースだけだから、もし手に入れるにしても状態の良い中古車を先に入手しておかなければならないのか、あるいはレストアした車が売りに出される可能性もあるのかは不明だが、とにかく心が動く告知であるのは間違いない。
さすがに3台も車を維持するのは非現実的だが現在、R32がかなりの高値で下取りできていることを考えれば、これが初代ロードスターを買い戻す最後のチャンスになるだろう。

でも、こういうことを書くとR32がへそを曲げて、不具合が生じるんだよね。

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またもや黄金での写真。数えてみれば20回前後は通った場所だし、2014年などは「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」「北斗星」と1日に3本も撮影できたケースもあったのだからコマ数だけは多い。

しかし天気に恵まれたのはそのうちの2~3割程度。ほとんどは駄作を残した勘定になる。日中、晴れていても夕方になると地平線付近に雲が湧いて夕日が遮られること夥しく、何度ガッカリさせられたことか。この写真は夕日を遮った雲の下から再び太陽が顔を出して一条の斜光が列車を照らしたときの「カシオペア」。この写真がここで最もフォトジェニックな光線状態となった。

(写真、文:U)

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2016年2月 9日 (火)

嫌いな車

このところ「カシオペア」ばかり追って渡道を繰り返してきたが先週、久しぶりに関東でも撮影をした。昨年の秋から目を付けていたポイントで、曇らなければ逆光となるから、天気予報を見ながらチャンスをうかがっていた。
しかし曇りの予報で出かけたものの、実際には完全な青空になってしまい、おまけに高速道路に自転車で乗り入れたバカが事故を引き起こし渋滞が発生。一般道を4時間も走ることになった。ふだん使用する車を車検に出していたから、マニュアルトランスミッションのもう1台を使ったが、さすがに疲れる。運転そのものは楽しいとは言え、休憩もしないで4時間ぶっ通しでクラッチを操るのは年齢的にもそろそろ限界。自転車で事故を誘発させたバカ野郎を恨んだものだ。

帰りは高速道路がガラガラで1時間40分ほどで帰宅できたが往復約6時間、現地ではターゲットの列車1本だけの撮影で滞在はわずかという、ガソリン代や高速料金を考えたらコストパフォーマンスの低い撮影行だった。

何を撮ったかは今は恥ずかしくて披瀝することを辞退する。いずれ写真をアップするから、そのときになって「ああ、こんなものを撮りに行ったのか!」とあきれながら見ていただくことにしたい。列車接近と同時に小さな雲が太陽にかかり、先頭の機関車部分だけ日陰になったのは運に恵まれたと言えなくもないが、おかげでホワイトバランスが乱れて色の補整に時間を要した。機会があるなら再チャレンジも視野に入れている。

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前述のように2台ある車の内の1台が2度目の車検を迎えるのを機に、ディーラーの営業マンから買い替えを勧める電話があった。長年、世話になってきた担当者だが、人柄も良いし的確なアドバイスももらえるうえ、自社の車のことをよく把握している。メカ的な質問にまで即答できる営業マンはなかなかいない。分からない場合は適当に誤魔化したりせず、分からないとはっきり答えてくれるし、そうした場合はすぐに調べて返事をくれる。そんな対応もすがすがしく、好感を持つゆえんだろう。

さて、今回はけっきょく買い替えはパス。いくら彼の勧めでも今の車以上に魅力を感じないものに大枚ははたけない。けっきょく車検に出すことにした。おそらく次の車は「終の棲家」ならぬ「終の車」になる可能性が高いから、少しランクを上げても27年目に入ったもう1台の車、スカイラインGTR(R32)に匹敵する「お気に入り」を選びたい。これまでよりもいっそう慎重になることだろう。

それにしても最近の車のスタイルにはついていけない。年を取って自分の感覚が時代に取り残されてしまったのだろう。特に国産メーカーのものは拒絶反応ばかり。代表的なのは現行GTR。もう、どうにもならないほど嫌い。所有している車の後継車だが現在、国産車で最もいけ好かないスタイル。別の名前にして欲しいほどだ。

輸入車では何と言ってもポルシェ・カイエン。そもそもスポーツカーメーカーがRVに手を染め、フロントスタイルに従来のデザインを残そうとしたところに無理がある。きっと普通のポルシェに乗っている人たちは、このカイエンと4ドア車について自分と同様、「ポルシェ」という名を外して欲しいと思っているのでは。世界で一番、カッコ悪い車だと思っている。

個人的な感想だが、この2車は見るたびに気分を悪くしてくれるが、先週の撮影に当たっては、この2車に頻繁に遭遇してしまったから、それも疲れを拡大させた。どちらも北海道では滅多に見ない車だが、さすがに関東は人口も多く、多種多様な車を多く見かける。

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去年、夏至に合わせて渡道した際に撮った「はまなす」。昨年7月にも同じ場所で撮った同じ列車を掲載したが2日続けて撮影したのはヘッドマークが1日おきにきれいなものが使われるから。
盗難に絡んで新調されたらしいこちらのマークは、円板の上に貼り付けた急造品だと聞いた。しかし望遠レンズで引っ張る自分には厚みはあまり関係ない。酷使され汚れきった前日のヘッドマークよりはマシだった。

(写真、文:U)

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2015年4月 3日 (金)

ニコンD800E復帰第1戦

3月26日に届いたニコンD800E、使う機会がなく庭のチューリップなどを試し撮りしていたが昨日2日、臨時の下り「北斗星」撮影に持ち出した。

週間天気予報を見たらしばらく関東地方南部は雨や曇天ばかり。あまり高感度では使いたくないから天気の良いのをチャンスとして約1カ月ぶりに浦和界隈に出撃した。
臨時運転初日でしかも牽引機がEF81などという根も葉もない噂に誘われたのか、沿線には比較的人が多いようだったが、向かった南浦和には先客が1人だけで平穏。現着も通過15分ほど前で時間を持て余すこともなく良いタイミングだった。

2両の青いEF510がまた貨物会社に移籍するとかで今後は青い機関車が「北斗星」を牽く確率が低くなりそうだが、どちらにしても列車自体が消滅するのは確実なのだからそんなことは二の次。個人的にもEF510への興味は薄く、青でも銀でもどちらでも良い。「あけぼの」の時のように双頭機と一般型でテンションが変わることもないから、いっそ満開の桜でも入れて撮ろうかと思うぐらい気楽な構えだ(もちろん、そんな短いレンズは持って行かなかったが)。

考えてみれば上野発16時20分という時刻は、かつての東海道線1列車「さくら」とほぼ同じ時刻だから光線の条件もそっくり。そう思うとこれからも暇つぶしとしては格好の被写体となりそうだ。

久しぶりのD800EはやはりD810の画像よりもシャープでクッキリした感じだ。ニコンはどうしてD810にあんなセンサーを採用したのか不思議でならない。自分だけの感覚かもしれないと断って書くなら、D800EとD810の絵には雲泥の差があるように思う。タイ製ということはあまり関係ないと思いたいが、たまたま個体差でもあって自分のD810だけがあんなしまりのない画像だったのか?とにかくほぼ同じ画素数でありながら、それほど歴然とした違いを見せつけられた。

話は変わるがこの日の〝夕練〟、久しぶりにR32でのドライブだったが、南浦和電車区脇で納車後25年と6カ月目にして、オドメーターがやっと4万キロを示した。

(写真、文:U)

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Kさん「カテゴリー」にKさんのものを追加しておきました。差し支えなければご使用下さい。

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2014年11月 9日 (日)

徳大寺有恒氏が死去

7日、自動車評論家の徳大寺有恒氏が亡くなった。このところあまりメディアに出てこないと思っていたら、闘病生活を送られていたようだ。
この人の批評を貪るように読んで参考にしたのは昔、就職して新車を買った頃。今でも「間違いだらけのクルマ選び」などは書棚の奥に並んでいるが、残っている自動車雑誌のバックナンバーを開けば、何度も読み返した痕跡がついたこの人の記事が出てくる。

ただ、最初はその車を持ち上げていても、後になって手のひらを返したような記事が目に付くようになってからは意識的に記事を見ることを避けた。評論家がたたえる何百万もする車をやっと買って、少したっただけでその評価を下げられたのではガッカリ。車を何台も乗り継いで酸いも甘いも分かっているベテランドライバーならともかく、社会人になってローンを組んでやっと車を買うことができるようになった若者には、やはり評論家の意見は大きい。次々と新しい車が出て自分の車が相対的に陳腐化していっても、愛車の評価が下がるのを残念に思うのも当然だ。
まあ、全盛期あれだけ多くのメディアに出ていれば、ほかで述べたことを忘れてしまったり記事の依頼先に合わせた原稿も仕方あるまい。評価を変えることによって新車需要が伸びることも計算に入れていたのかと、今となってはうがった見方もできる。

一方、車を単なる機械としてではなく、ファッション的な視点から眺める記事は新鮮で、そんなところはとても面白かった。当時はこんな風に車を語る評論家や自動車雑誌は少なく、筑波サーキットのラップタイムやゼロヨン、馬力、あるいは愚かにもドラフトのしやすさなどといった暴走族まがいのテクニックなどの記事ばかりでウンザリしていたから、かなり新鮮に映った。
また後年、外国車に乗る機会ができて彼の記事にしばしば出てきた日本と外国メーカーの車づくりの姿勢や、乗り手側が求めているものの違いなどを痛感するようになった。
車にはメカ的な工業生産品としての評価よりも、むしろ情緒的であったり感覚的な批評の方がマッチするのではないかと考えるようになったのは、紛れもなくこの人の引力だと認識している。

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12月19日の東京発の伊東行き「富士」は珍しいことに東京駅発が14時ごろとのこと。どうせ午前の下りだと思っていたが、ツアーの募集要項を見て意外に感じた。
東海道線東京口の午後の下り列車と言えば我々の世代にとってはEF58重連の荷35列車や、それに続くブルトレが西下する時間帯で光線的にも美味しいスジ。当時はあまり遠くへ行ける金銭的な余裕はなかったから、大井町や大森などが主要な撮影ポイントとなった。今では入れないが大井町の電車区脇などは人も少なく(今考えれば私有地だから当然なのだが)、駅から至近で、ここで撮影した写真は多い。
EF5861なども東海道線では「午前の上り」「午後の下り」というスジが狙い目で、自分などは客車の種類などに関係なく、この時間帯の列車にロクイチが入ることのみを待ち望んだものだった。

だからこのまがいものには違いないが、「午後の下り」で運転される「富士」はそれだけで嬉しい。客車の種類、両数などはさておき、これだけでムラムラときてしまうものがある。
しかし、やはり昔と比べて撮影ポイントが少なくなり、脚立などを必要とする所が多いのも事実。ホームでの撮影も金曜日とはいえ試験休みの学生などでごった返しそうだから、またまた騒然となるのだろう。

絵の良し悪しなどは度外視して静かに撮れれば、それだけでじゅうぶんだ。

(写真、文:U)

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2014年10月27日 (月)

久しぶりのD7100

JRの冬の増発列車が発表され今冬、「あけぼの」は年末年始の4日間しか運転されない。もっと運転されるのではないかと期待していたが、これで次のゴールデンウイークに設定がないとしたら、当面この冬の運転が最後となるかもしれない。上りの上野着時刻を考えればEF64が牽く走行シーンの撮影は日の出前ということになりそうでかなり厳しい。定刻で運転されるとしたら、寒くても下りのEF81区間の方しかチャンスはないだろう。

そろそろどこかの新聞が次のダイヤ改正での「北斗星」の廃止を、あらためて記事にする時期だし、12月になればJRからも正式な発表があるだろうから首都圏ではこの冬、そちらの方に人が集まりそうだ。

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北海道の写真が続いているが、今回は昨日撮影してきたEF65501の画像。休日の早朝なら家から15分ほどで行けるから、ちょっとした〝朝練〟には適当な列車だった。

久しぶりにDXフォーマットのニコンD7100を持ち出した。このカメラで写真を撮るのは5カ月ぶり。買ってから1年半ほど過ぎたが、まだシャッターを押したのは500回にも満たない。バッファメモリーの容量から連続5コマしか撮影できないこともあるが、それ以上に出番を少なくしているのが高感度性能。どうしてもフルサイズ機に比較すると見劣りしてしまうから、定期「あけぼの」の末期にも使う機会がなかった。

しかし昨日はより長いレンズがなくてはならない場所で撮るために久々の起用。新型の1・4倍テレコンとの相性も確かめたかった。500ミリを使って換算1050ミリでAF撮影を試みたところ非常に快適な使い心地。使い方さえ誤らなければ武器になるのは間違いない。きれいなうちに手放すことも考えていたが、どうやらもう少し付き合うことになりそうだ。

(写真、文:U)

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下は5年ぶりに撮影した「サンライズ」。こちらはフルサイズ機での撮影。

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2014年7月 1日 (火)

「はまなす」マークの「北斗星」

2014年も今日から折り返しとなる。

今月も北海道に行きたいと考えてはいるが、暑い夏が苦手なうえ、夏休みに入る学生など多くのファンが殺到するであろうことを考え合わせると、気分的にあまり前向きにはなれないでいる。特にことしは「トワイライトエクスプレス」の廃止が発表されたからなおさらだろう。ただ、北海道まで遠征しなけらば今月は撮りたい列車もないから、どうやって過ごしたらよいかという問題も生じる。思案のしどころだ。

そんな矢先、20日~21日にかけて千葉発青森行きの「120周年千葉青森号」が運転されることを知った。

寝台客車を使ったEF64牽引で、千葉発が13時43分頃の出発、青森着は翌21日の8時54分頃。経路は上越線から日本海縦貫線。おそらくHMも付くだろう。総武線内でブルトレ(スタイルの列車)を撮影できるというのも珍しい。

また、この列車の千葉への送り込みに際し、同日の10時25分ごろ、市川発で佐倉まで(11時35分ごろ着)DE10とEF64のプッシュプルによる列車も設定されている。

実はこの計画、ことしの3月ごろに噂としては聞いていたもので、その後なかなか具体化されず立ち消えになったと思っていたが、ようやく実現されることになった。
EF64牽引というのは魅力的だが、撮影に関しては夏の日中、トップライトの総武線よりも日が傾き始める上越線内の方が狙い目か?

→と思ったら、どうやら東北線経由のもよう。おわびして訂正します。

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さて今回の北海道撮影行の中で2度目の海峡線、脱線事故翌日の23日は面白いと言えばたしかに面白い列車を撮ることができた。24日にも書いたように、「カシオペア」のヘッドマークを付けた「トワイライトエクスプレス」、「はまなす」のHMを付けた「北斗星」だ。

事故で機関車の運用に混乱を来したのかどうか詳しいことは不明だが、明るい展望がない夜行寝台列車群の撮影に行って、珍事に居合わせることができたことを素直に喜んでも罰は当たらないだろう。そのうえ自分としては珍しく正面アップの撮影ではなく、客車の側面もしっかり見えるアングルだから記録写真としても良かったと思う。特に「カシオペア」マークの「トワイライトエクスプレス」など、まるで間違いさがしの絵を見るようだった。実際、トンネルから飛び出して来た現物を見た途端、えも言われぬ違和感を覚えたものだ。

まずは「北斗星」から。満身創痍ともいうような状態の9号機だが贅沢は言うまい。

(写真、文:U)

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2014年4月 4日 (金)

整形外科へ

次の北海道旅行が11日に迫ったものの、相変わらず肘の痛みが続いているので仕方なく今日、近所の整形外科に行った。レントゲンを撮って、リハビリ室で電気を当て、痛み止めと湿布薬をもらうという予想通りの診察。診断は腱鞘炎のひとつらしく骨そのものよりも筋に原因があるという。もらった飲み薬はロキソニン、あまりにも当たり前の診療で、これで本当に良くなるのか疑問ではあるが、当面言われたとおりやっていくことにする。

その医者で順番を待っている間、待合室にあった自動車雑誌を見た。置いてあったのは「ENGINE」という本、数ある自動車雑誌でもファッション誌的な色合いの濃い気取った月刊誌だ。

かつて自分も自動車誌をけっこう読んでいた時期がある。「ベストカー」「CARトップ」「driver」「CAR and DRIVER]から「カーグラフィック」「NAVI」といったところで、車の性能比較などを真剣に読んでいた愚かな時期が懐かしい。筑波サーキットのラップタイムやゼロヨン性能など、今考えれば現実の運転にはほとんど役に立たないどうでも良い話や、次に出る新型車の予想記事に関心があった時代。
また、一般の人には手の届かないような、高価な外国車を取り上げて褒めちぎるというのもよくある手法で、だんだん読んでいてバカバカしくなっていったのはきっと自分が成長したからだと思っている。「生涯1度は乗ってみることをお勧めする」などと書かれても、誰が2千万もする車を買うか?まして読者の多くは国産中古車のローンで四苦八苦しているような若者。自動車評論家というのはいったい誰に向かって記事を書いているのかと、疑問に思うようになっていった。

久しぶりに目を通した「ENGINE」、かつての「NAVI」のように高級志向の読者相手の内容で、腕時計や服なども高価な品ばかりを紹介し、見た目ヤクザっぽいチンピラまがいのモデルが外国車に寄りかかって腕組みをしているという相変わらずナルシシズムに満ち満ちた写真や記事ばかり。しかも若い人が車離れを起こしているこんな時代に古色蒼然とした田中康夫的な諸々の記事がちぐはぐで非現実的。時代に置いてきぼりにされている雑誌でとてもとても滑稽だし、お年寄りが集まる整形外科の待合室にそぐわない。どうしてこんな雑誌を置くのだろう。きっとここのセンセイ、加齢が原因で根本的には治りもしないお年寄りに、リハビリやマッサージを続けさせて儲けているのだろう。茶髪でサーファーのような見た目の軽さから想像するに、実生活ではこんな本に出てくるモデルのような暮らしをしているのかナと、かなり偏った見方が浮かんで来てしまった。

ところで自動車雑誌と言えば、かつて〝巨匠〟とまでもてはやされた自動車評論家の徳大寺有恒氏、田舎くささを隠蔽しながら柄にもなくスカしていたあの御仁ももうイイ年齢になったはずだが元気でいらっしゃるのだろうか。ああいう人間が活躍していた時代こそ、まさにバブル期だったのだろう。

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まあどんなにヒマを持て余しても、電気機関車牽引の「北斗星」や「カシオペア」は「あけぼの」のついででもなけりゃ撮らないワナ。ひょっとしたら突然、何かの拍子に撮りたいと思うことがあっても、1,2回続けるのがせいぜいだろう。
実際には昨年の「あけぼの」同様、あと1年ほどでその命脈は尽きるというのに、春夏秋冬このEF510「北斗星」や「カシオペア」には熱心になれそうもない。

(写真、文:U)

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ご注意】

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2014年2月16日 (日)

間抜けなご意見

昨日、名前すら名乗らない人物からコメントが入った。すなわち「鉄道会社は列車の運行が最優先なのだから、撮影会が中止になったごときで文句を 言うな!」という主旨のもの。そんなことは百も承知。こういう建前論を言いたい奴が必ず出てくるだろうと思っていたら、やっぱりまんまと現れた。こちらは決して文句を言っているわけでもないし、むしろ中止になってホッとしているのに、どこでどう読み違えたのか。

ところで昨年12月の「レイルマガジン」30 周年記念撮影会も当日の会場で関係者からお話を聞いたところ、あの時期にやって万が一、雪でも降ったらどうしようと同編集部では危ぐしていたという。さすがに12月上旬の東京で降雪はかなり例外的だが、客を集めてそういった催しをするということはさまざまなリスクを考えるのは当たり前。

だから12月よりももっと寒くなる時期に開催を決めたJRの旅行会社の判断は無謀、あるいは蛮勇と言われても仕方がない。毎回、パンフレットには「台風などの荒天を除いて実施」とあるが、この時期の開催を決めた以上、それなりの覚悟があるものだと思っていたら、実際はそうでもなかったという、ただただお粗末な話。

鉄道会社が列車の運行を優先するのは当然だが、一方で撮影会を催して金儲けしようとしたのも事実。列車の運行と撮影会(=金儲け)という全く次元の異なる話を一緒にして、真っ当すぎる説教をいただいても辟易するばかりだ。
こういう直線的な意見を述べて溜飲を下げるだけの奴ってけっこう多いが恥ずかしいことこの上ない。

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大阪から来る予定だったA氏夫妻とは横浜の日ノ出町で飲むつもりでいた。昼過ぎに撮影会が終わり(2人とも雪で「あけぼの」が遅れることを危惧して第1コースと第3コースの2コースを予約していた)、アメ横の「大統領」という朝10時過ぎからやっている居酒屋に入り、その後周辺を歩いて秋葉原の大人のオモチャばかりを集めたデパート(?)などを探索、神保町を回り、夕方に日ノ出町入りというディープな計画。

特に日ノ出町の某焼き鳥屋はおそらく彼らも絶賛してくれただろうし、中華の第一亭や福田フライも喜んでくれたのではないだろうか。町田在住のMo氏にも声を掛けてワイワイやるつもりだったのに残念!
「あけぼの」が廃止になったら、次はどういう機会をとらえて上京してきてくれるであろうか。

(写真、文;U )_dsc03163

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2013年9月 5日 (木)

東北旅行から④

東北旅行最終日の28日は某市内の駐車場で5時半すぎに目が覚めた。前夜の酒が残っているかと思ったらそうでもなく、いたって爽快。もう少し眠ってこのまま帰途に就くつもりでいたが、この体調ならこの日も鉄道撮影が可能と判断した。もちろん今から津軽海峡線に行っても到底、「はまなす」には間に合わないし、天気予報によると青森は降水確率が高い。したがって撮るとしたら「あけぼの」からなのだが、さてどこへ行こうか。順当に考えるなら富根付近か昨日、一昨日と2日続けて行った糠沢。いずれにしても同じ方角だから車を発進させ十和田ICを目指すことにして、着いた段階で判断することとした。「はまなす」を撮影しない分、スタートが早くICを下りて大館を通過してもギリギリ6時台。コンビニへ寄ったり「道の駅」で車を拭いたりしているうちに、今回は糠沢で全うすることにした。田舎の集落の一角に3日続けて朝早くから他県ナンバーの車を止めるのも何となく気が引けるが、有名撮影地だけに「どうせまた、どこかの鉄道ファンだろう」と理解してくれるだろう。今日もまた舗装された道路に駐車し、そこで長靴に履き替え必要な機材だけを持ってポイントに向かう。今回はややサイドに回って編成をもう少し画面に入れるつもりだ。
暑さが激しく列車を待つ間、汗がしたたる。誰もいないのを良いことに裸になって濡れたタオルで体を拭くと風が心地良い。蚊もいないしトンボも飛び交って、わずかだが秋の気配、東北にいることを実感する。このままのスタイルで「あけぼの」を迎え撃とうかと迷ったが、さすがにそれはみっともない。

「あけぼの」は定刻。上りの快速との被りもなくファインダーをしっかりのぞいて撮ることができた。ただし一昨日の画像よりも陽炎が目立つ。ほぼ同じ気温だったはずなのに釈然とせず、いろいろと考えたらカメラの高さの関係であることに気がついた。サイドに回った分、カメラを構える位置が線路の道床より も低くなって、レール面と同じくらいになったものだから陽炎の影響が大きく出たのだ。ほんの10センチにも満たない差だが、超望遠レンズを使うには心しておかねばならないことをあらためて学習した。もっともその影響は気にするほどのことはなく、じゅうぶん使用に耐えるので安堵したが、そう言えばまだ夏、しかも8月だったことを思い出させる一幕だった。

これで帰途に就こうかと思ったが毒を食らわば皿まで。せっかくだから富根に移動して後続のEF81貨物を撮り、そのまま日本海側を経由して山形道で帰ることにした。我ながらご苦労なこったと思う。
まずは富根と鶴形の間にある踏切で特急「つがる」を狙ったが、4両編成では物足らず、貨物列車は別の踏切に移動した。
こちらはきわめてオーソドックスな直線区間で、500ミリだとバックの秋田杉も入りなかなか良い。EF81の貨物は前回のダイヤ改正で秋田より北へ入るのは、この大館までの1往復だけになってしまったから希少。EF81などに興味はないが、EF510にウンザリしていたから、そういう意味では新鮮に映る。田端からJR貨物に移籍したEF510が実戦配備されたら、ますますEF81の運用エリアは狭まるのではな いだろうか。

撮影後、二ツ井白神ICから自動車専用道に入り仁賀保までダラダラと走行。途中で「いなほ」でも撮ろうかと思ったが、逆光なので見送り昨年9月にも 行った出戸信号場と仁賀保の間にある浜館公園の展望台に寄った。しかしうまい具合に列車はなく、いつまでも待っているのも時間の無駄と判断し、再び山形方面に車を走らせた。この頃になるともう列車撮影はどうでも良く、都内の渋滞に巻き込まれないような時間帯に帰れることを考えるようになっていた。そんなわけでノロノロと酒田方面に向かっていたのだが、酒田みなとのICに着く頃に上りの貨物列車があることを知って「帰りがけの駄賃」に撮影することにした。6月にHa氏と秋田に行った際、E6の甲種回送や「いなほ」を撮った鳥海山を臨める踏切だ。
ここで窓が汚れてワイパーで拭いた跡が見苦しいほどクッキリ見えるEF510牽引の貨物を撮って今回は打ち止め。

その後はいつも通りに山形道、東北道経由で15時に酒田を出て21時半に帰宅したが、さすがにクタクタ。朦朧としながら少しだけ画像処理をして就寝。トータル2305キロ、燃費の14・7㎞/ℓは排気量その他を考えるとなかなかの数字。自分が乗った車の中では1600ccのユーノ スロードスターを静かに運転したときの燃費に迫るほどの好結果だった。

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4日は10時出社。いくらか涼しくなって薄い上着を着用した。上着があるとポケットが増えて便利。携帯電話や財布、会社の入館証などをその都度、カバンから出さずに扱える。夏が嫌いなのはこのあたりにも原因がある。
久 しぶりに読書を復活した。磯田道史の「龍馬史」。昔から明治維新に至る幕末期には関心があって様々な本を読んではきたが最近はとんとご無沙汰だった。今になって思うのは大阪に3回もいたのだから京都へ行って有名な寺社仏閣だけでなく、明治維新に関わった人々のゆかりのある史跡や墓などを巡るべきだった。鉄道に撮りたいものがなくなってしまったら、そういう旅行も良いものだと思いながら読み進んだ。

仕事ははいつも通りで16時半、勤務を終え18時前に帰宅。

5日は16時半からの勤務。未明から激しい雷雨で特に朝方の雷は凄かった。なかなか鳴りやまず眠れなくなって、おかげでベッドを出たのは9時になってしまった。ニュースを見ると相鉄線や京浜東北線、京王線がストップしていた。

15時ごろ家を出る予定、雨が止めば良いが。

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26日朝に撮影した「はまなす」。お盆を過ぎ、ここを訪れるファンが減ったのか、線路際の雑草も伸び始め、かなり高い脚立を利用した。
この日の牽引機は「肌荒れ」の激しい9号機。この角度から当たる光を1年間待ちわびていた。

線路際にある背の低いポールは画像処理した。

(写真、文 U)

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2013年7月13日 (土)

バブルの時代

何だか当初の予報と狂っているようで関東地方は明日、明後日は早朝から晴天とはいかなさそうで曇り先行の天候のようだ。「予報」と言うからには「外れ」もあるわけで、しょせんそんなものを100%あてにする方が間違いなのだ。外れても「予報」なのだからと言い募れる仕事なのだから、それを信じて行動してはいけないと自覚すべきなのだろう。翻って自分の仕事をみたとき、「間違ってしまってゴメンね」では済まされないわけで、そういう意味では自然を相手にしているお役所というのは、どこか牧歌的にも見えてしまう。
などと、自分の行動が天気に左右されるのを気象庁に押しつけていても始まらない。先に書いたように予報をあてにする方が悪いわけで、〝朝練〟の際、自分の目で空を確かめてから出掛けるかやめるかを判断するべきなのだ。あらためて天気予報はあくまで「目安」なのだと再確認した。

で、今回はこんな写真をアップする。自分としては久しぶりに鉄道以外の話で車のコト。昨年9月に〝朝練〟の帰りに見かけた往年の「名車」の並び。「名車」かどうかは個人的な見解だが、ともに280馬力が認可されるようになった第1号「フェアレディ」と第2号の「GTR」。
どちらもマイナーチェンジ後のモデルだが、この2台が並んでいる姿、今となっては珍しい。中古自動車屋の店頭でもなかなか見かけないだろう。
当時の自分はGTRを所有していながら(今でも手放してはいないが)、フェアレディも気に入っていて、2シーターのAT車をロングドライブ用に購入しようかと本気で考えていた。そうしておけば良かったのに、何を思ったかホンダから発売されたNSXを購入、スポーツタイプの2台を持て余して、けっきょくわずか半年でNSXを処分したといういきさつがある。NSXの車高の低さに難渋させられたことが鮮明な思い出として残っている。
自分に商才などあるわけはないが、NSXは受注が追いつかず、買った値段よりも売った価格の方が高くて、その差益で天賞堂の銀箱蒸機が7両買えたのはバブル時代の恩恵か。31歳、DINKSのときのこと。

(写真、文 U)

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