カメラ

2017年12月11日 (月)

ニコンF2チタンで撮った3カット

ところで、5日に上野駅を「カシオペア」で出発したJR30周年のツアー客は今ごろどのあたりにいるのだろうか?上野を出るときはJR貨物の機関車がJR東の豪華寝台客車を牽引することから、少しは注目を浴びたが、そんなツアーがまだ続いていることなど、乗っている人とその関係者以外はすっかり忘れてしまっているようで、もはや話題にすら上らない。特段、珍しい列車に乗れるような「売り」もなく、ただただ日本を一周する冗漫な長旅だから14日に東京駅に着く頃にはツアー客の中にはウンザリしてしまう人がいるかも。このツアー、JR東が主体的に企画し、あとの6社は「お付き合い」しただけのようにも見える。なにしろJR東エリア以外は乗車する列車に取り立てて趣向を凝らしたものがないのだから。いっそ全行程、「カシオペア」で走った方が充実したのではないか。今回の参加者の率直な感想を聞きたいものだ。

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フィルム時代、大学生までは35ミリでオリンパス、ペンタックス、ニコン、キヤノン、ブローニーでペンタックス、マミヤ、ブロニカとさまざまなメーカーのカメラを使った(中古や親戚のカメラもふくむ)。その中で気に入ったのがオリンパスのOMシリーズだったが、社会人になって大口径望遠レンズを使うとなるとどうしてもニコンかキヤノンになる。後にキヤノンに長らく浮気した時期もあったが、けっきょくはニコンが自分のメインカメラに落ち着いた。

そうなるとニコンならではの世界にはまる。1982年当時はニコンのF3がフラッグシップ機だったが、それ以前のFやF2、ひいてはレンジファインダーのSPまでが魅力的に見え、ある日発作的にF2のチタンボディを買ってしまった。
F2チタンには「TITAN」と刻印された一般向け限定品と刻印のない報道用があり(ほかにも塗装だけチタンボディ風の偽チタンと呼ばれる個体が存在した)、どちらも購入したが今では状態の良いものは手元に残っていない。買ってはみたもののコレクターズアイテムだから傷をつけるのが怖く棚に飾っておくだけの「置物」と化し、やがてバカバカしくなって手放したからだ。1台¥90000ほどのカメラを何台も買って、実戦に使えないのではカメラとして機能しない。購入から1~3年でほとんど撮影に使わずに手放してしまった。

今回アップするのは最初に入手したF2チタン(報道用)で撮った12コマのうちの3枚。栃木国体行幸啓の車列と、そのすぐ前、1980年10月6日に試単6993列車で試運転に向かうEF5861号機。毎度おなじみの場所での61号機の写真。チタンボディだからといって良い写真が撮れるはずもなく単なる自己満足で無意味に使用したときのもの。

ただしその後、購買欲をそそるカメラが世に出なくなって再びチタンを入手したり、保証書付きのFブラックやF2、F3の高速モータードライブセットを買ってしまったから、ニコンの世界にはどっぷりと足を踏み込むことになってしまうのだが。

(写真、文:U)

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上2枚は変わり映えしない品川駅での撮影。お召し列車牽引の5日ほど前の姿で、足回りなど、普段より手入れが行き届いているように見えた。

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宇都宮市内でたまたま出くわした行幸啓の車列。先頭のオープンカーは栃木県警本部長か?商店のたたずまいなどを見ると、ずいぶん古い時代のようにも感じる。ロイヤルプリンスに乗っているのはもちろん昭和天皇。

3枚とも105ミリで撮影。マウント部に傷かつくのを危ぐして、常に105ミリを付けっ放しにしていた。

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2017年11月24日 (金)

サロンEX「そよかぜ」

けっきょく、22日に行われたEH500とE26系「カシオペア」客車の試運転を撮影に行ってきた。正直に言えば、あまり魅力的な被写体ではなかったのだが、行ったら行ったで面白かったというのが感想。往路は何とか影も出るような薄曇りだったから、福島、宮城県境付近まで足を伸ばした甲斐があったというもの。長いレンズを持たずに新幹線とレンタカーを使ったおかげで、19時すぎには帰宅できたから体力を消耗しなかったことも幸いだった。

朝6時20分、東京駅発の「やまびこ」で現地入りしたのが、下り列車がギリギリ順光になる可能性もある場所。その先のカーブは晴れれば確実に機関車の正面にも日が当たるが、客車にはロープがかかってしまうから、編成重視でその手前の、線間にロープのない直線を目指した。いくら前面に日が当たるとは言え関心のない機関車だし、わざわざ遠出してまでそんな写真はご免こうむりたい。一緒に行ったH氏ともすぐに意見が一致したのは、互いの考え方をよく知っている長い付き合いの間柄としては当然だった。

意外だったのは9時前、列車通過の4時間前に到着したのに一番乗りだったこと。注目の高い列車だから前夜から三脚が立てられていて、すでに立ち位置はないかもしれないという危ぐは杞憂だった。もう一つ、恵まれたのは次に来た方々がフレンドリーな人たちで、無線で列車の接近を聞き注意喚起してくれるなど、周囲へも配慮してくれるグループであったことだ。帰り際に簡単にお礼を申し上げたが、このブログを見て下さっているとしたら再度、謝意を伝えたい。

一方、相変わらずだったのが追いかけ組。都内や埼玉県内から何度も列車を追い抜いて通過直前にあたふたとやって来た連中だ。毎度のことだから、どうせ現れるだろうと予想していたが、人の後ろに入って、どんな体勢で撮影するのかなどと聞かれてもまともに答えるのがアホ臭い。ピンポイントでここに来て早くから待っている人間の後方に三脚を立てるなら、前にいる人間がどんな体勢で撮ろうとも自分で勝手にかわせば良い。こちらの知ったことではない。仮に前の人間が座って撮るつもりでいても、状況によっては立ち上がるかもしれないわけで、意地ましく何度も撮ろうという魂胆で追いかけて来るなら、思い通りのフレーミングにならなくとも、あるいは撮れなくても仕方がないとリスクも覚悟しておくべきだ。また、先にスタンバイしていた人に撮るときの体勢をたずねるのなら、それ相応の言葉遣いに気をつけるのがマナーなのに、昨日はそうでない方々も存在した。まあ、社会常識などに関してさまざまなレベルの人間が集まるのが趣味の世界だと割り切れば、無い物をねだっても不毛だが…。
追いかけ撮影そのものを否定するわけではないが、それをやるなら相応のマナーと覚悟をもって臨むべきだ。

ともあれ、機関車と客車の組み合わせを考えれば、何度も走る列車ではないから、満足し得る光線下で撮れたことを素直に喜びたい。なお29日には本番に沿った上野発16時50分、東仙台(信)着2時すぎのスジでもう1度、試運転が行われると聞いた。本番のバルブ撮影の下見には丁度良いだろう。

今回の写真は後日。

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1987年9月にK氏と撮影した「サロンエクスプレス そよかぜ」。もちろんパンタグラフなどを入れたコマもあるが、それを出すとヤバイ場所だから、ピントを追ってフレームアウトした画像を選んだ。この頃はオートフォーカスなどまだまだ発展途上で、マニュアルでピントを追っていた。若い方々は難しそうに感じるだろうが、長いレンズだと列車の動きもゆっくり見えるから意外と簡単だ。もちろん百発百中に近い現在のデジカメのAFと連写性能に太刀打ちできるものではなかったが、それでも手痛い失敗は滅多になかった。

(写真、文:U)Img1221

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2017年10月 7日 (土)

14系寝台客車牽引のEF5861

ずいぶん涼しくなって,重い機材を持ち歩いても汗をかかなくなったのに、間抜けにも腰を痛めてしまった。運動したわけでも重量物を運んだわけでもない。ある日、風呂から上がったら急に痛くなって右足にしびれを感じたのだ。

高校時代から腰はウイークポイント。これまでも何度か動けなくなったことがある。最も酷かったのは旅行先の軽井沢でのこと。周囲を人が歩いても悲鳴が出そうな激痛で救急搬送されたが、だいたい3、4年ごとに鍼灸に世話になっている。今回はそれほどでもないが、足にしびれがくるのは危険信号。おかげで久しぶりにヘッドマークを付けて上ってくる1日の「カシオペア」も撮りに行けずじまい。ぜひとも行きたい場所があったのに、脚立が必要なポイントのため断念。好天で絶好の撮影日和を家で静かに過ごしていた。

ここ数日、少しずつ緩和されてきたが、今月はどうしても撮りたい列車があって大事を取っている。

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1982年6月に品川~大井町で撮影した8103列車(午前10時すぎの通過)の14系寝台客車牽引のEF5861。曇天のおかげで狙いをつけていたここで撮ることができた。そうでないと機関車の前面に少し光が当たる程度だ。入社2カ月目だったが、この日の勤務シフトのおかげで出社前に撮影することができた。ただし手持ちの400ミリF5・6はいかにニッコールと言えどもキレが悪く、後に大口径レンズ購入のきっかけとなった。線路沿いの変電所がある近くで、直線からカーブに差しかかるところ。アングルとしては理想的なポイントだったが、なぜか2度と行くことはなかった。

とにかく今にして思えば、手持ちの軽い300~400ミリレンズは学生時代に使用していたオリンパスもしかりだが、ニコンも同様で「安かろう悪かろう」。やはりそれなりの金額をはたいても大口径レンズを買うべきだということを痛感した。同時にこのポイント、現像したネガを見て400ミリでもまだ短く、もっと長いレンズも欲しくなった。

かなり以前に掲載した写真をスキャンし直したもの。今回、少しばかりフィルム時代の画像を取り込んだが、35ミリ版で撮ったものはわずかでもトリミングすると、ネット上での画質の荒れが目立つことが良く分かったから、ほぼノートリミングで掲載。末尾にある方法で写真を拡大のうえ、見ていただければありがたい。

(写真、文:U)

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【ご注意】 アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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このところモノクロ写真が続いたため、アメリカ海軍所属のアクロバット飛行体「ブルーエンジェルス」の写真も追加した。 

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プラモデルの箱絵のようだが、いずれもれっきとした写真。

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2017年4月 8日 (土)

噴火湾沿いに走る「カシオペア」

すっかりご無沙汰してしまった。K・M氏の写真は懐かしさもひとしお。これが本来のこのブログの在り方だと再認識している。彼が撮り続けてきた様々なEF58の写真はともかく、大井川鉄道を走る元小田急のロマンスカーのモノクロ写真など、どこか昭和30年代を思わせるような雰囲気で幼いころを思い出してしまう。やはり写真は記録することに大きな意味がある。自分のような気分屋は、撮ったり撮らなかったりした時期があるから、K・M氏のような「財産」がなく、この年齢になって後悔するばかりだ。

最近も相変わらず鉄道撮影には出かけていない。本日も「レトロ日光」とかいう旧型客車を使ったDD51とEF641001のプッシュプル列車が走ったり、秋田方面では583系のお別れ運転、紀勢線ではDD51によるサロンカーなどが運転され、若い方々や熱心なベテランはきっと遠征しているのだろうが、芳しくない空模様を理由に家でゴロゴロしている。「レトロ日光」は北浦和に行けば本線を走る上り回送も貨物線を下る本番も、短時間の内にキャッチできるから行く気満々だったが、未明に起きて外を見たら雨が降っていたために再度ベッドに潜り込んで惰眠を貪った。こんな調子でどんどん鉄道撮影から離れてしまい、最近では時間を持て余すこともしばしば。このまま定年を迎えたら、その後はどう過ごすのか心配になってきた。

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ところでニコンの新製品D7500がまもなく発表されるらしい。おそらくD500のセンサーを使った2000万画素クラスの廉価版になるのだろうが、その後もD810の後継機などの噂もしきり。4000万画素を軽く超えなくては売れないのだろうが、そんな高画素機を出しても使いこなせるケースは限られる。少なくとも屋外で使用される鉄道撮影にはあまりにもブレのリスクが大きすぎる。
画素数が増えるのは新商品としては当たり前の傾向だが、徹底的なブレ対策が伴わなければ現行のD810よりも画質の劣る写真が量産されるだけ。メーカーも無駄な高画素競争を展開するのではなく、クイックリターンミラーのショックがないミラーレス機にこそ高画素を導入すべきで、いつまでも一眼レフの画素数を増やし続けても写真のクオリティは下がるばかりだ。論より証拠、D800やD810で撮った走行写真を実寸表示してみれば、かなりの量の写真にブレが見られるはず。これをこのまま2000万画素近くアップしたら結果は自ずと見えてくる。ユーザーも馬鹿じゃないから、そのことに気づいて安易に新製品を求める人は多くはなかろう。

自分としても、これ以上の高画素機は使いこなせないと判断しているからカメラへの散財が減るのは確実。ましてや撮りたい被写体もないのに2~4年で型落ちとなるデジタル一眼を買い続けるのは意味がない。ミラーレスのフルサイズで6000万画素クラスが出れば別だが、今のままでは懇意にしているカメラ店に厄介になる機会もなくなりそうだ。

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2月に野田生~落部で撮った在りし日のDF200牽引「カシオペア」。思いもよらぬ晴天で露出が難しく、事前に何度も何度もテストを重ねたのは2月24日の記事で述べたとおり。
立ち位置に関しても慎重を期し、自分がベストと思われる位置に列車が来たときに、手前右下にある電柱が入らないようフレーミングにも配慮した。
定期列車と違い失敗は許されないから、DD51時代の夜行列車よりも気を遣ったが、思い描いたイメージの絵には近づけたと感じている。

(写真、文:U)

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2016年12月20日 (火)

ニコンD5への苦言

ニコンのD5、D500を使用している人に向けた記事。そうでない人にはあまり関係はないと思うから読み飛ばしていただきたい。以下、苦言。

以前、記事にしたようにニコンD5を購入したのを機にXQDカードを、メーカーが推奨するLexar Professional 2933×の64ギガにした。D4s時代の16ギガに比べて撮影枚数も格段に増え、1600万から2000万に上がった画素数にも対応、これで上々の体制で撮影に臨めると安堵していたら大きな落とし穴が見つかった。カタログにあるようにロスレス圧縮RAWでの連続撮影可能コマ数が200コマに及ばないのだ。おおむね80コマ前後でバッファがフルになってシャッターが切れなくなってしまう。JPEGだと200コマまで切れるのに画像の大きさ差によるものなのか。それにしてもカタログ値とは違いすぎる。どうしたことなのだろう?

不可解に思い取扱説明書の注意書きに沿ってISO100で自動ゆがみ補正をオフにしても兆候は変わらず、取説を隅々まで見たが原因不明。カスタマーサービスなどに相談したり、ニコンプラザに持ち込んでも分からない。取りあえず撮影に使わなければならなかったから持ち帰っては来たが、その後もニコンからの回答はなく悶々としていた。

その原因がようやく判明したのはそれから2カ月以上たった昨日のこと。同じ現象に疑問を抱いていた知人から、静止画撮影メニューでXQDカードのスロット2の機能を「バックアップ記録」に設定するとそうなるらしいと連絡を受けた。これを「順次記録」に変えると連続200コマまで切れるという。
そこで早速試してみたらその通り。ロスレス圧縮RAWの14ビットでも200コマ切れることが確認された。

取りあえずカメラ自体の故障や、初期ロットのトラブルではないことに安堵したものの、それでも釈然としない気持ちは残る。
そもそも「バックアップ記録」にセットしたら連続撮影コマ数が減少することはどこにも記されていない。カタログや取説の説明だけでは「バックアップ記録」でも連続200コマまで可能だと誤解するユーザーも多いのではないか(後になって考えたら、理屈としては難しいのは理解できるが)。
また、JPEGで連続200コマ切れる場合、シャッターボタンを半押しするとボディ上面の液晶パネルには「r99」と出て(3桁の表示はなく99が最大)、連続撮影枚数が最低でも99コマまでは可能であると表示するのに、続けて200コマ切れることを確認した上述の設定(ロスレス圧縮RAWの14ビット)では「r53」としか表示されないことも不満。
もちろん鉄道撮影で連続200コマなど切るような場面はないかもしれないが、逆にそれが可能ならその機能を生かした撮影をするケースもあるかもしれない。

少なくともメーカーはカタログや取扱説明書に『XQDカードを2枚使用する場合、スロット2の機能を「順次記録」に設定すると連続撮影可能コマ数は半減する』と記すべきだし、XQDカードを1枚しか挿さない場合などについても、どれくらいのコマ数が連続撮影可能なのかを明示すべきではないか。
D500やキヤノンはどうなのだろう?特にD500ユーザーは要注意、同様の傾向があれば教えて欲しい。
取りあえず原因は分かったものの、その究明のため無駄にシャッターを2000コマ以上切る羽目になった知人は気分爽快とはいかないようだった。

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今回は年越しを間近に控えパソコン画面の〝大掃除〟
PCのデスクトップ上に残っていた画像を並べてお茶を濁そうと思う。1枚目は11月21日にTさんと撮ったEF8181牽引の「カシオペア」回送。すでに先月26日にTさんもアップしているが、このところ撮影に行っていない自分としては数少ないストック。羽越線の有名撮影地付近で撮ったもの。もちろん防雪林をバックに順光側から狙うのかが常識的だが、新潟県まで行って編成に架線柱がかかる写真は願い下げ。編成側面に日が当たらないのは承知で700ミリで撮影した。シルバーのカシオペア客車だから暗くつぶれないという計算も働いた。

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2枚目は同じ11月21日、前日まで飯山線で走ったSL列車に使用した旧型客車の返却回送。晴れれば順光だったが、Tさんはともかく、日頃行いの悪い自分が運に恵まれることなどあるはずもない。通過15分前には太陽は雲の中へ。それでもひねくれ者の矜持として、下り線の架線の影が列車に落ちないで良かったと開き直っている。上越線、探せばまだまだ良い場所はありそうだ。いずれ、10月31日にここで撮影した「カシオペア紀行」の返却回送もアップする予定。
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11日に所用で行った浜松の遠州鉄道・新浜松駅で撮った古めの電車。形式などたずねられても電車に関心のない自分としてはよく分からないが、30形式というらしい。こういう湘南窓の電車、全国でも珍しくなっているようだ。

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3枚目と同じ新浜松駅で撮った電車。撮影のため入場券を買ってホームに入ろうと思ったら駅の窓口の方が「お金はいりませんから気をつけて撮ってください」と言う。遠州鉄道への好感度は浜松ならではの「うなぎ上り」。

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11日、昼食に入った舘山寺温泉街の「志ぶき」の「ひつまぶし」。これまで食べた鰻の中で最も美味かった。これを食べにあらためて東海道を下るのも良いと感じたほど。

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11日に一泊した舘山寺温泉の星野リゾート「界 遠州」のお茶の点て方の講習会で供されたお茶の葉。中央の「甜茶」はほとんど市販されていないもので左の抹茶になる前の姿だという。甘みがあって奥深い味だった。

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年末に向け、もう少しマシな写真を用意したいもの。

(写真、文:U)

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2016年11月28日 (月)

水上の報告

今日は高崎~新小岩でEF8181によるキヤ193牽引と、「カシオペア紀行」の回送がちょうど良い時間にあったから出撃しようかと思っていたら、急な用事が入ってキャンセル。明るい曇天で光を気にせず、撮影には持ってこいだっただけに残念。教えてくださった方には申し訳なく思いつつ所用を済ませた。懲りずに今後ともよろしくお願いします。

さて、K・M氏の昔の写真シリーズが続くようだから間隙を縫って先日の水上旅行で撮った写真を数種、アップしておきたい。あまり先送りすると旅の思い出が色あせてしまう気もして無理矢理、芸風ではない写真も掲載する。

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これが今回、自分が撮った中では最もマシだったカット。気温が低く雨も混じっていたからそこその煙。現役当時をいくらかでも知っている身としては、これを(実に不快な言葉ではあるが)「爆煙」などとは全く考えないが、山口線のC57に比較すると煙の出ないJR東日本の復活蒸機としてはまあまあなのかもしれない。
その山口線では来年、D51200が戦列に加わるが、あのバカでかい偽物の形式入りナンバープレートとスノープローがない姿には魅力を感じない。煙は少ないが498号機の方がスタイルとしては格段に魅力的。温泉芸者の着物のごとき、安っぽいヘッドマークがなければもっと撮影に出向くのだが。

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下の4枚はニコンの新型200ズームでの撮影。確かに性能は向上してはいるが、パソコン画面での比較ではあまり分からないかと思う。今や多くの人たちがプリントをせずに、モニターで写真を見る時代だが、レンズの性能向上が歴然と分かるようなモニターを使っている人がどれだけいるだろうか。やはり、その差を見比べるには最低A4以上にプリントをしてみなければなかなか気づきにくいものだと思う。

ただしこの新製品、鉄道撮影のスタンダードとなり得る望遠域だから、前のレンズを5年以上使った方なら買い換える価値はあるだろう。画質だけではなく110グラムの軽量化、手ぶれ補正が4段までに拡大、フッ素コート、鏡胴にAE、AFのロックボタンが付くといった機能面での充実もあり、旧型を下取りして買い換えるなら当然、早い内が良いに決まっている。

しかし今日行ったヤマダ電機のカメラコーナーでは先代の、それでもまだまだ性能的には十二分である200ズームが展示品ながら13万円台で出ていたから、こちらも魅力的。先々代以前の200ズームを使っている人ならば超お買い得品だ。

(写真、文:U)

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2016年11月16日 (水)

ちょっと高価なフィルターを購入

さて、今週末は鉄道仲間との旅行。昨年の秋にK氏が取ってくれた水上の宿の部屋が天皇陛下が泊まったこともあってなかなか素晴らしく、チェックアウトする際に「また来年もあの部屋に泊めて下さい」とお願いしたほどの豪華ルーム。それ自体が楽しみなほど。もちろんそれだけで終わるはずもなく、行きと帰りがけに蒸気機関車を撮影するはずだが、とにかくこの部屋の広さ、豪華さは素晴らしい。軽く80平米以上はあるのではないかと思う。

ここに泊まるのは7名。2名ほど来られない人がいるが、1人1室と言っても過言ではないくらいの部屋を備えている。夕食から鉄道談義で大いに盛り上がることは確実。幹事役のK氏の演出も毎度毎度、素晴らしいから早くも待ち遠しい。

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新型200ズーム購入に当たってフィルターを新調。いろいろと検討を重ね、高価だがケンコーの「Zeta Quint 」(77ミリ)という衝撃にも強い製品をアマゾンで発注した。¥10000にもなるが(実勢価格はもう少し高め)通常のガラスの3倍もの衝撃に耐え、ニコンのフッ素コートのように水をはじく力が強いというもの。レンズ性能をスポイルする事実は避けられないフィルターに大枚をはたくことをかなり逡巡したが、200ズームはカメラに付けたまま車の助手席に転がしておくことが多く、レンズキャップの代わりと思えば納得できるし、いくらフッ素コートしてあるニッコールとはいえ、直にレンズを拭くのは抵抗がある。それらを考慮、勘案して、高額と言うにはおこがましいが「清水の舞台から飛び降りた」。
200ズームはまだ1度も使用していないが装着してみると高級感もあって見た目も良い。
「Zeta Quint 」を付けて試しに水を落としてみたら、カタログ写真にもあるように水が水滴となってはじかれるのがよく分かる。雨の日の撮影などでレンズの前面に雨滴が付くと、水分が流れて拭き取るのに案外手間がかかる。それがこのフィルターだと水滴のところに布などを当てただけで吸い取れるから便利そう。

ついでに、これまでケチケチして古い製品でまかなってきたXQDカード(64ギガ、レキサー製)を2枚と32ギガのCFカード(D800E用)も発注し全部で¥36000也。

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10月12日の「カシオペアクルーズ」。小雨降る中、この日2度目の撮影。
そろそろこの列車の撮影にも飽きてきた感もある。無くなったら無くなったで、もっと撮影しておけば良かったと後悔するにしても、今までに走ったことのない路線に乗り入れるか、変わった機関車に牽いてもらいたいものだ。高崎のEF65501やDD51が牽引するか、北上線や陸羽東線などを走行したら嬉しいと思うのは自分だけではあるまい。

(写真、文:U)

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2016年11月11日 (金)

新型200ズームへの期待

先ほど、いつもお世話になっているカメラ店の方がニコンの新型70~200ミリを届けてくれた。今日はあいにくの天気のうえ、この後、歯科と眼科に通院しなければならないから、試し撮りする時間はなさそうだが、手にした感じでは110グラム軽量化されたことがよく分かる。
数字としては大したことはないと思っていたものの、実際に触れるとその効果はリアルだ。年老いた自分にはとても効果的。来週、仲間たちと行く秋の旅行のSL撮影から本格使用することとなるだろう。

このレンズ、28~70ミリと同様にカメラメーカーの売れ筋製品だから、開発にも相応に力を入れたはず。超望遠ばかりに傾注してきた自分もその意気込みを感じずにはいれれない。
何より客車列車が激減し、機関車を入れてせいぜい7両以下の編成のものばかりになったら、超望遠レンズの出番が減るのは必至。9月に関東鉄道を撮影しながら、今後は200ズームでもっと編成側面を入れた写真を撮るようになるとの予感も手伝って購入を決断した。すなわち、フレームの端近くに機関車の前面がくるような短い画角で撮るような構図では、画面周辺部の色収差が今よりも気になる可能性は高い。蛍石の使用でその傾向を抑えたという今回の新製品への期待が高まるのは当然というものだ。

アップしたのは10月21日に撮影した「ばんえつ物語号」客車の高崎への回送。この日、2度目の撮影だが当日はほどほどに気温が高く、陽炎の不安もあって400ミリから200ミリ付近までズームダウンしながら連写した中の広めの写真。上述のように編成の短い列車をこういうアングルで撮ることが多くなりそうで、200ズームの出番は間違いなく増えるだろう。

(写真、文:U)
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2016年10月29日 (土)

EF8181の下り「カシオペア」

昨夜は鉄道好きな方々との飲み会。いささか酩酊しすぎてしまうほど楽しいひとときだった。古くからの仲間たちとの酒席も良いものだが、新たに知り合った人たちから聞く体験や知識も新鮮で面白い。この年齢になってますます趣味の世界が広がる思いだ。皆さん、懲りずにまたお付き合いくださればありがたいと思う次第。

どうかよろしくお願いします。

(体力的に自信はないものの、Sさん、例の鉄橋の俯瞰撮影に行きましょうね。)

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19日の下り「カシオペア紀行」。EF8181牽引と聞いていたから徹夜明けにもかかわらず、ノコノコ南浦和界隈まで出向いた。日の入りが早まったうえ雲も厚く、16時34分通過のこの列車、ISO3200で400分の1、F4・5という苦しさ。いくら高感度に強くなったと言われるD5でもむやみに感度は上げたくなかったが、結果を見たら予想を上回る画質に満足した。テレコンは付けずに500ミリでここまで引っ張ると機関車が少しだけ傾く。前側のパンタグラフがバックの信号機に重なってしまうが、こればかりはやむを得ない。フレームのすぐ右下、列車の手前側に背の高い赤い杭があるからシャッターを切るのはこの辺が限界。客車側面に反射する黄色い筋は並走する京浜東北線のヘッドライトで、かなりきわどいタイミングだった。田端のEF81の中でも81号機は別格のなのか、この日の「カシオペア」牽引に当たって連結器やスノープロー周りをしっかり塗り直したように見えた。

20分ほど後、EF8180による工臨があったが、そちらはISO6400で320分の1。これも画質的には及第点を与えていいだろう。

この日、久しぶりにご一緒したKさん、Nさん、お疲れさまでした。EF8180の工臨、教えていただきましてありがとうございました。今日は95号機のようですが、曇天のうえ日没15分前の通過なのでお休みします。

(写真、文:U)

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3枚目は「カシオペア」通過の2時間ほど前に通過したED75の工場入り回送。
首都圏での撮影だということを意識して京浜東北線とギリギリまで絡めてみたが、こうやってみると牽引するEF81のパンタがED75のパンタに見える。

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2016年10月27日 (木)

トワイライト

ニコンの200~500ミリズームが売れているという。メーカーの希望小売価格も税込み¥189000と求めやすい設定で、実際には¥130000台で購入できるのだから当然と言えば当然。しかも開放絞り値も200ミリから500ミリまで5・6で一定だし、なかなかの画質らしい。2キロを超す重量が手持ち撮影にはややネックとなるようだが、そこは一脚の使用などで対応すればいい。DX機に装着すればテレコンなしで300~750ミリという範囲をカバーできることもあって自分も欲しいくらいだ。

ところがこのレンズ、使いこなしている人は決して多いとはいえないもよう。これまで400ミリ以上を使ったことのない人たちがむやみやたらに超望遠側で撮影するものだから、陽炎の計算などできず、モヤモヤした写真を乱発していると聞く。しかもテレコンを装着、それも2倍のものを乱用して手持ち撮影のケースも多いというのだから推して知るべし。

超望遠レンズの世界は見慣れないものだけに、ファインダーをのぞくともっと長くして撮ってみたいといった誘惑にかられるものだが、下手に使うと鉄道撮影で最も肝心な「記録する」という目的を返って阻害してしまう。200ズーム帯で撮っておけば無難に良い記録を残せるのに、気象などが難しい条件下でこのレンズを使ったために取り損なってしまったのでは本末転倒、宝の持ち腐れ。ニコンの窓口では、「本当にニコンの純正なのか?」といった、お門違いなクレームまで持ち込む人もいたようだ。

発売開始から1年を過ぎ、キヤノンもそろそろ同じような製品を出すだろうと予想されるが、使い方を知らないと痛い結果を招く。当たり前のことだが、よくよくテストしたうえで本番に活用したい。そうでなければ不満足な写真を量産するだけになってしまう。もったいないことだ。

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2014年早春の撮影。7月に掲載した写真と同じときのもの。通過時刻の早い上りの「トワイライトエクスプレス」だからここで撮影できたが、客車が12両の「北斗星」「カシオペア」も撮ってみたい場所だった。超望遠での撮影で、これ以後の季節になると陽炎で大変な目に遭う。パトカーで通りかかった警察官が写真好きな方で、カメラをのぞいて自分も超望遠レンズが欲しくなったとつぶやいていた。

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(写真、文:U)

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