模型

2017年10月24日 (火)

大森付近で撮影した2コマ

どうあがいて、もはや自分が熱中できそうな車両はわずかしかなくなり、それも定期的に走るような存在ではないから、そろそろ鉄道撮影も潮時だ。今年、撮影に出かけた回数はわずか21日。そのカウントには家族で旅行に行ったついでに撮ったものもふくまれるわけで、DD51の夜行列車を撮りに北海道へ通っていた頃の情熱などみじんも残っていない。JR30周年記念のEH500による「カシオペア」の話を聞いても、走る時間帯を考えれば関心も高まらず、そもそもあんな時間帯に走らせて、何が記念列車なのかとしらけている。

そんなことはともかく、鉄道撮影に行く機会が激減する今後を見越して自室の棚から鉄道雑誌の多くをグルニエや納戸に移し、模型を陳列するための模様替えを行った。ほとんどは蒸気機関車の16番模型だが、プラモデルの戦闘機が並ぶ姿も見栄えが良い。好きなF4ファントムやロッキードのF104などを並べ、一見、模型店のショーウインドウの如くに改装して悦に入っている。今後、写真集など豪華本以外の雑誌はさらに駆逐して、部屋の棚の大部分を100両ほどの模型やニコンFなどフィルムカメラの陳列スペースにしてギャラリー化したいと考えている。

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小池都知事が「排除」という言葉でずっこけ、またしばらくあの安倍の間抜けヅラを見る機会が長引くと思うといたたまれない。せめて11月1日の首班指名で引っ込んで欲しいと思うが、どうやらそれも難しそう。人様のことを顔で判断するのは恥ずかしいことだとは知っているが、彼の顔を見るとどことなくEF66の100番台のように、とらえどころのない不気味さを感じる。それも日を増すごとに濃くなっているように思えて、日本をおかしな方向に舵取りしているような肌寒さが漂う。

ともあれ小池知事の迂闊な言葉遣いには詰めの甘さを感じたし、政治家にとって重要な、言葉のチョイスに関する配慮の欠落は致命的。総選挙の結果は「自滅」という以外の何者でもない。けっきょく、一皮むけば中身は安倍と同じで、日本の政治家はどいつもこいつも似たりよったりだということを白日の下に晒した。リーダーがあれでは仮に「希望の党」が過半数を獲得していたとしても、今の状況にほとんど変化は生まれなかっただろう。

鉄道好きな前原さんも道化を演じてしまった。素直なお坊ちゃんがオレオレ詐欺に遭ったようなイメージで、哀れで同情したい気もするが、一方でそんな連中と付き合ってカモにされた世間知らずの坊やという印象。前回、民主党代表に就任したときも偽のメール問題で辞任に追い込まれたのだから、権謀渦巻く政界で人のホンネや事の真贋を見極める術が足りないのだろう。前述の狡知に長けた2人のヒールの前ではあまりにも影が薄かった。

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EF65500番台のブルトレはろくに撮影していない。一通りの写真は撮ってはいるが、どれも毎度おなじみの場所で同じような絵柄ばかり。いずれもEF58撮影の合間に撮ったものが多く、カラーで残っている画像も少ない。
特に「みずほ」の写真は思いの外少ない。東京に早朝、到着する「瀬戸」や「出雲」よりも少ないのはヘッドマークが地味だったから。ほかの「さくら」「はやぶさ」「富士」などに比較すると、簡素なデザインに映った。この写真を撮った後、牽引機は徐々にEF65PFへと交代したのだが、P型がスノープローを付けたまま使用されたのにPF型では外された。検修の際の手間を省く狙いがあったと言うが、PよりもPFが好みだった自分としては大いに落胆し、ならばP型時代にもっと撮っておけば良かったと悔やんだものだ。

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上とは別の日、1978年11月3日に撮影した荷物31列車のEF5860。当時、ここは高いフェンスもなく非常に撮りやすい場所だった。

(写真、文:U)

【ご注意】 アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

 

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2017年9月26日 (火)

下関のEF5831

先日の大井町「モデルス・イモン」に続き22日は銀座・天賞堂に行った。模型売り場が2階だった当時からしばしば訪れ、「オメガセントラル」という大型レイアウトを眺めていたのも懐かしいし、それ以降もかなりの頻度で足を運んだが、ここ数年はご無沙汰。原宿の「モデルス・イモン」もそうだが、銀座や原宿というファッショナブルな街並みから、自分が浮いてしまうような「引け目」を感じるようになったことが最大の理由。普段着のような安っぽい格好では若者の街の敷居は高い。ついつい足が遠のいてしまっていた。

目的は20日の記事にも書いた16番のC58の下見。残念ながら見本は陳列されていなかったが、同じ仕様のD51やC57を見ても完成度の高さは大いに期待できる。加えて同社のM氏があれこれと教えて下さったこともあって、ますます購買欲がそそられ、予約するのは時間の問題となった。
ただしもう一つ悩ましいものを見てしまった。特製完成品の気動車。フジモデルのキットを組んだものだが実に良くできていて価格も手ごろ。所有している蒸気機関車の横に置くだけでSL現役時代が偲ばれそうな逸品。やっぱり模型店に行くと誘惑が多い。

困ったもんだ。

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一度、仲間の方々に61号機を除くEF58で最も好きなのは何号機かアンケートしてみたい。きっと宮原の53号機に集中するのではないかと予想するがどうだろう?案外、大窓機ではなく、耐寒耐雪装備の高崎、長岡機や独特のひさしを付けた広島機などを挙げる人もいるかも。興味深い。

自分のベストは69号機であることはすでに何度も書いてきたが、2位の61号機以下は64号機、53号機(この2両は3位タイというところか?)、16号機と続いて今回画像をアップした31号機は6~8位あたりになるだろう。
当初、この31号機はかなり上位にランクされていたはずだが、何度も見ている内に先台車の前面カバーがないことが物足りなくなって順位が下がってしまった。

電気機関車を撮るようになった当初は以下のように停車中、形式写真的なカットを撮ろうと入れ込んだ31号機だったが、狭い下関運転所では良い位置で撮れず、満足できる絵が撮れなかったことも順位を下げる一因になったのかもしれない。そう言えば下関運転所を訪問した際、案内して下さった方が、蒸気機関車がなくなってからも大きな給炭槽がそのまま残っていたのは、狭い敷地に各地から多数のディーゼル、電気機関車が集まるゆえ、撤去工事ができないためだと言っていたことを思い出す。

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1979-4-3 下関運転所

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1978-3-20 下関運転所
最上段の写真の1年前に撮った画像で、どちらもすぐ近くの側線だが、前方向から撮るとカーブ上では台車(下回り)が車体(上回り)からずれてしまうのが一目瞭然。この立ち位置が限界だった。

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1979-4-2 下関運転所
形式写真的アングルではないが、それにしも連日、下関の方々にはご迷惑を掛けた。

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1978夏 東京駅
東京駅構内での機回し中に撮ったカット。やはり区名札が写っている写真が停車中の絵としては好ましい。

(写真、文:U)

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2017年9月20日 (水)

久しぶりの鉄道模型店

先日、あるツールを入手しようと大井町の「モデルス・イモン」に行って久しぶりに各社の模型を眺めたら、Nゲージの蒸気機関車の精密度とスタイルが昔に比べて格段に向上していることに驚いた。Nゲージを買ったことはないが、昔の関水金属(いまのカトー)が出していたC50やC11しか知らない自分にとっては驚異的。メーカーもカトーだけではなく種類(形式)も多い。ワールド工芸などはそこそこの価格だが、金属製で北海道・寿都鉄道で活躍していた8100などまで出しているのだからブッたまげた。どんな年齢層に売れるのか興味は尽きないが、ほかにもC53など、蒸気機関車ブームが始まる遥か以前のものまで製品化されるというのだから凄いことだ。とにかくその豊富なディテールは昔、高嶺の花だったカツミの16番製品、シュパーブラインを凌ぐほど。模型店なのに、人間国宝が作った作品を展示している博物館のような有様だ。
もちろんもっと大きな16番やHO製品はさらに凄い。天賞堂の奈良運転所所属のD51や北海道のC57、イモン製のC57などは伝統工芸品的様相。価格も消費税込みで¥400000前後と高級デジタル一眼が買えてしまうプライスタグだが、ここまで作り込む必要があるのかとあきれ返りそうな緻密さ(イモンの製品はそこまでくどすぎず、ほどほどのところで実感的)。絶対数は少ないとは言えメーカーが市販する量産品ととらえれば正気の沙汰ではない。きっと天賞堂の主力は今後、もっと安価なダイキャストやプラ製品に移るのだろうが、そうした中、真鍮製が¥500000に手が届く状況を考えれば、これが最後の精密SLモデルとなる気配すら感じてしまう。
鉄道模型の、特にディテール面の充実ぶりに目を見はったひとときだった。

さて、こちらの関心はその天賞堂から発売予告が出ているC58。これまで同社は真鍮製のC58を3回発売してきたが、次なる製品は秩父鉄道や釜石線で走っている363号機や239号機と現役時代の関東や東北で活躍した5タイプ。その中で心が動いてしまったのが郡山工場式集煙装置を付けた山田線仕様。C58ファンとしても、こんなマニアックなものをよくもまあ売り出すことにしたものだと仰天した。以前、某工房に特製品としてこのタイプを製作していただいたが、メーカーが作るとは思いもよらなかったからこそのオーダーだった。おそらくベテランのSLファンでもこのスタイルのC58を見たことのある人は限られるはず。できれば未塗装で欲しいが、塗装済みでも良いかと検討に入った。

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この夏は多くの方々が嘆くように「カシオペア」の運転日が天候に恵まれなかった。とりわけお召し牽引機のEF8181が充当された日は、わざわざ時間をつくって撮影に訪れた多くのファンを落胆させた。
現段階で11月下旬の秋田行きツアーまで発表されているが、今後は日の入りが早まって下り列車を撮るのも苦しい季節。ヘッドマークなしで回送されることが多い返却も早朝や夕方とあれば、線路がますます遠くなりそう。青森や盛岡付近まで撮影に出向くことも視野に入れなければならないのかも。写真は8月5日撮影。

(写真、文:U)

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2017年2月 9日 (木)

「造形村」のファントム

ここ数日、頭から離れないのがファントムの模型のこと。と言っても1月26日に記事にしたアシェット・コレクションズ・ジャパンの32分の1モデルではなくプラモデルとして発売された「造形村」というメーカーの製品。縮尺48分の1のモデルだ。
このメーカー、鉄道模型をかじっている方なら聞き覚えがあるだろう。以前、プラスティック製のDD54を16番で発売した京都の会社だ。航空機などのモデルはすでに何種類も出していて、好評を博しているといい、昨年暮れにF4Jファントムが新発売となった。
先月末、完成見本の写真を「モデルアート」という雑誌で見かけ、目を奪われたのがコトの発端。航空機には素人の自分が見てもなかなか良くできていて、当然のように欲しくなり入手を検討、以来10日間ほどはそのことばかり考えていた。まるでガキ。

で、どうなったかと言えば¥7500だから鉄道模型に比べれば懐の痛み具合は軽いものの、自分では完成まで持っていけそうもないという根本的な理由で断念。組み立てよりも塗装が難関で、とても歯が立つシロモノではない。プラモデルの完成度は塗装の巧拙で決まる。鉄道模型を少しかじった程度の自分では蒸気機関車のようにほぼ1色の塗装ならともかく、各部の塗り分けが複雑すぎてマスキングからして、とても無理。購入してもお蔵入りは目に見えているから賢明な判断をしたと言える。

ここまでは良かった。

ところが、それでもなお「モデルアート」の写真が頭から離れない。挙げ句、今度はこれを製作してくれる模型店があることを知ってしまったのだ。鉄道模型でもキットを精密に作ってくれる工房があるのだから当然と言えば当然だが、金属模型の工房よりも数は多く、どの店を選ぶかということに悩む羽目となった。

イイ年をしたオッサンが仕事そっちのけで、こんなことを書くのはみっともないことこの上ないが、もう定年も見えてきた今、恥もかき捨て。退職後はどうせ毎日、趣味や遊びのことばかり考えるしかなくなりそうだからこの期に及んで格好をつけても無駄。最後は家の近所の代行製作までしてくれる模型店で商品を購入、即オーダーしたのだった。

すでにほかの製品の注文が入っていて、工期は2カ月ほどだが完成は9月という。鉄道模型の特製品よりもかなり早いからビックリしたが、とにかくもう今から楽しみで仕方がない。マニアの目から見れば一部に欠点はあるようだが、ここしばらく頭の中はこの製品のことでいっぱいになっていたという、相変わらず愚かな日常を報告する次第。

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来週と再来週末は北海道。もちろん「カシオペア」撮影のためだ。
どこで狙うかは現段階で未定。ただし2回ともありきたりの場所にしようと思う。DD51時代のように何が何でも超望遠レンズで撮ろうという拘りはないから、来週などは自らの標準レンズである500ミリすら持参するのをやめて、北海道の海産物でもしこたま買って帰ろうかと考えているくらい。出発間際になって考え直すかもしれないが、DF200の「カシオペア」は先月の渡道で満足な絵が撮れた気になっているから、本当にそうなる可能性もなくはない。

DF200という機関車、自分にとって不思議な存在で、決して好みのスタイルではないのに、しばらく見ないとなぜか撮ってみたくなる。「カシオペア」の牽引も当初はそれほど関心がなかったが、一度撮影したらリピーターになってしまった。

(写真、文:U)

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2017年1月26日 (木)

ファントムの模型

これが最後の運転になるとの噂の真偽はともかく現在、関西に行っている583系は、秋田への復路、関東を通過するらしい。最後だから撮りに行くというわけではないが、その日はちょうど休みだし、天気予報が好転したこともあって、前の晩に深酒しなければ出かけてみたいとは思っている。どこで撮るのが良いのかまだ決めていないが、5年ほど前にまだ現役だったEF651118(レインボー塗装機)の工臨が走るということで行った場所が最有力。昔、電車の窓から見て、長いレンズが使えるのではないかと目星を付けていたのに、そのときは来るべき列車が大幅遅延して、後に予定もあったことから撮影を断念した経緯がある某所。おそらく滅多に人が来ないのではないかと思われるが、それよりも583系の復路のスジが明るい時間帯かどうかの方が気になる。まあ、ダメならダメで仕方ないが、先日の北海道旅行後にファインダーの清掃を終えたD5には良い被写体となりそうだ。

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アシェット・コレクションズ・ジャパンから発売された「週刊 航空自衛隊 F-4EJ改をつくる!」を定期購読することにした。毎週発売される、雑誌に付いている部品を組み立てて32分の1の模型を完成させていく仕組みになっているが、プラモデルのように塗装の必要がないのは楽。110回に渡って頒布され、全てのパーツが揃い完成にこぎ着けるまでには2年ほど掛かかって、その頃には定年を迎えているかもしれないという気の長い話だが、組み立ても簡単そうで徐々に作業できる点がありがたい。トータルで¥200000にも及びそうだが、一度に払う必要もないからどうにかなるだろう。
ただし途中で飽きたら全てがパーになるから、コツコツと時間を割いて作業することが肝心。自分の性格を考えると一抹の不安はあるが、完成した姿を思い描いて楽しみたい。

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1月10日にアップした「カシオペアクルーズ」の後のコマ。ここまで引っ張ると間延びした感じになる。個人的には前にアップした2種の画像の方が絵的な迫力は上だと見ている。午後、順光になれば貨物列車にはこのくらいのシャッターチャンスが良いが、旅客列車にはイマイチ。まあ、それでも超望遠でここまで圧縮できるSカーブは少ないと思われるから、貴重な場所ではあるのだが。

(写真、文:U)

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2016年10月 3日 (月)

EF6437

気がついてみれば9月は記事2本だけ。皆さんが頻繁に更新してくれるとは言え、さすがに心苦しい。身の回りで諸々あったとはいえ、多くが瑣事ばかりで、間隙を縫って近場で「信州カシオペア」にも参戦したことを振り返れば怠慢とのそしりは免れまい。

今回の報告はまず模型から。
9月24日、ムサシノモデルのEF6437がようやく手元に届いた。16番製品はすでに3月に発売されていたが、13ミリ版は注文した人が他におらず、JR化後のATS―Pアンテナの追加装備や、もともとあったSアンテナの位置変更、各軸箱への発電機装着、一体圧延車輪など、台車回りの製作で時間がかかったようだ。つまりムサシノモデルとしてはこちらの要望で製作を受け負ってしまったものの、37号機の13ミリ版は唯一の注文で、そのためにだけ余計な作業をする羽目になってしまったらしい。

しかし、それだけに満足感は大。3月に店頭で16番製品を見て思わず注文を入れたほどのできばえに加え、ワンオフに近い限定的製品の魅力も付加され半年待った甲斐は十二分。ナンバーが実物と異なって銀色であっても、むしろその方が高級感があって好ましい。実物通りよりも模型としての見栄えを優先して考えるべきとのポリシーもうかがえる。

とにかく、買うつもりもなかった37号機を眺めて日々、悦に入っている。
なお、箱に入っていた説明書によると今後の予定品としてEF64の1000番台が挙げられている。双頭機と茶色の1001号機は是が非でもゲットしたい。

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さて、実物の37号機は「カシオペア」を牽いて2度、長野入りし、自分も10日の中央線、30日の篠ノ井線(回送)に参戦した。重い腰が上がったのは皆さんの記事に刺激を受けたから。そういう意味でも仲間の方々とやってきたブログの存在はありがたく、さらには車に同乗させてくださったMさんのおかげでもある。この場を借りて皆様にお礼を申し上げる次第。

10日の上野原。当然、曇りを期待してスロープを下りてくるシーンを超望遠で狙おうという魂胆。しかしこういう時に限って天気は晴れ、陽炎メラメラでとてもではない。久しぶりの鉄道撮影ゆえ玉砕を避け、無難に350ミリと、消極策で臨まざるを得なかった。ブランクが空いたために撮影の勘も鈍り、取りあえず失敗しないことを優先した。凡庸なアングルで不満足な結果となった。

(写真、文:U)

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左は3月に購入した同じくムサシノモデルのEF648(13ミリ)。これを購入した際に16番の37号機を見て、その場で注文を入れた。
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左は以前の記事に書いたイモン製C5711で87分の1、12ミリのHOゲージと呼べるもの。スノープローは別売品を装着。本来は大きめの「架線注意」のプレートも、自分の好みで小型のものに交換した。
いずれもいい加減な撮影なので、後日じっくりフォーカス合成で撮り直す予定。

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2016年6月30日 (木)

87分の1 C5711購入

 相も変わらず慌ただしい。5、6月と遂に一度もカメラを携えて線路際に立つことはかなわなかった。ターゲットの好き嫌いはともかく、仲間の成果を見ながら、再び線路際に立てるチャンスが待ち遠しい。

 そんな中、以前から予約を入れておいたイモン製の87分の1、C5711(重装備)を入手した。80分の1、16番を主体としてやってきた自分としては、正式なHOゲージの蒸気機関車を自費で購入したのは初。16、5ミリ、13ミリに12ミリが加わることに、いささかの懸念を感じつつ入手したが、やはりシルエットやプロポーションは16番の蒸機を凌駕している。今後、C58やD52の好きな機番が製品化されれば、こと蒸気機関車に限ってはイモン製になびきそうな気配が濃厚だ。

 さて、このC5711、かつては「かもめ」牽引の花形機だったが関西に転じてからは重油タンクや集煙装置を装備し、スタイルに大きな変化が生じた。C57のスマートさが好みの人には台無しとも言える装備改造だが、なぜかこの11号機に関しては悪評を聞かない。今回の製品広告にも「重装のプリマドンナ」とか、「鷹取式集煙装置と重油タンクを背負った姿は日本一美しい重装備機関車と言えそうです。」とあるほど。本当に衆目の一致するところかどうかは不明だが、11号機が昔から鉄道模型の特製品でよく作られてきたのは間違いない。新宿の「ターミナル」で製作されたモデルを店頭や「鉄道ジャーナル」の広告で見た古いファンも多いだろう。「鉄道模型趣味」や「とれいん」などにもキットなどからの改造例がしばしば発表されてきたし、天賞堂が16番で、ムサシノモデルはOJで素晴らしい製品を発売したのも記憶に新しい。D51の499号機と並んで人気を2分する重装備のSLであることを否定する人はいまい。

 関崇博氏の切り取りデフレクタの分類による、小倉工場が改造した通称「門デフ」機として思い当たる重装備(集煙装置と重油タンクの両方を装備しているもの)機は自分の記憶ではC5711が唯一(集煙装置のみならば門デフのC5859が多度津式を一時装備していた時期がある)。そんな観点からも希有な存在だったわけだ。

 いつになるか分からないが、 いずれ写真をアップしたい。

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 古くから「言わぬが花」とか「沈黙は金なり」とか言われるように、あえて本心をさらけ出さない奥ゆかしさが日本人の美徳とされる。ところが「うまい話には裏がある」という見方の方がしっくりくる品性卑しきわが身としては、誰が何を言っているかが気になって仕方がない。

 参院選。7月10日が投開票日。こういうタイミングを見計らったように政権はいろいろとぶち上げる。GDP500兆円を600 兆円に拡大、同一労働同一賃金、最低賃金の引き上げ、低年金者に月30000円給付、出生率のアップ、保育と介護の受け皿を各50万人分拡大、介護離職年10万人をゼロに―などとどれも耳に心地よいものばかりだ。

 政権はとりあえず庶民の医療費に直結する春からの診療報酬は全体を0・84%に引き下げる8年ぶりのマイナス改定とし、野党の攻め口を封じた。ただ、選挙での支援を期待する医師、薬剤師への技術料や人件費に当たる本体部分はしっかり0・49%プラスにし、陣営を固めるのにはぬかりがない。加えて消費税10%への引き上げを再延期したから、全部で税金5~6兆円をつぎ込んで万全の選挙態勢が整った。

 問題はそれ以外のことだ。公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の年度運用実績は例年なら6月末から7月上旬に公表されるが、今年は参院選後の7月29日に先送りとし、政権の方針で国内外株式の運用割合を倍増させた結果、2015年度は5兆円超の赤字の見通しとなる。つまりトヨタグループでさえ2年半かかるもうけを1年ですってしまったわけで、これを選挙前は黙っていようということだ。

 年金については給付抑制を強化する年金制度改革法案が国会に提出された。物価や賃金の伸びより年金給付を低く抑える制度「マクロ経済スライ ド」は04年に導入されたが、デフレ下では適用されないため15年度しか実施されていない。これを18年度から変え、デフレ下で見送った分を翌年度以降に繰り越して景気が回復した局面でまとめて給付抑制するようにする法案。しかし政権は選挙前に高齢者から反発が出るのを避けるため、成立は秋以降へ先送りする方針を決めている。

 さらに今秋からは介護保険をめぐり高齢者に負担増を求める検討が本格化するはず。介護サービスを利用する際の自己負担1割を原則2割へ引き上げ、要介護度が低い人への掃除や買い物など家事援助や通所サービスを介護保険から除外するといった内容だ。影響は大きく政治問題化が必至だが、政権は選挙前まで口を閉ざす構えのようだ。

  われわれは毎度「やること」に目を奪われ「やらないこと」に気づくのが遅れる。気づいたときには後の祭り。しかし政権が「本当はやるけど今はやらない」としている物事こそ核心ではないか。目には見えていないものを察知して投票に赴く必要がある。

 忙中、初めて国政選挙に1票を投じるはずの息子とそんな雑談を交わした。

(写真、文:U)

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2016年3月30日 (水)

DF200の仕様変更車試作

今後もたまには鉄道撮影に出かけることもあるだろうが、とりあえず書棚の「鉄道ファン」「レイルマガジン」を整理しグルニエに収納、代わって趣味の主役となる模型を陳列した。雑誌のバックナンバーに目を通すことも、もうあるまいという判断で、いっそ廃棄しても良かったのだが、スペースに余裕が生まれたから取りあえず温存することにしたが再び日の目を見ることはないだろう。そのうち業者に引き取らせようと思っている。

作業中、ふと手にした「とれいん」が「北斗星」が走り始めた頃の特集だった。写真を見ると静狩や沼ノ端の線路際の樹木がまだ低く、時間の経過がよく分かる。
面白いのは「北斗星」の乗車ルポ。森岡園恵さんという「とれいん」誌のチーフカメラマンが体にタオルを巻きながらシャワーを浴びている、鉄道雑誌としては画期的な写真を載せていること。なかなか気品のある女性で、最近の鉄道アイドルと称する小便臭い小娘がわざとらしいアンニュイな演技で、窓外を眺めるポーズよりはるかに魅力的。「とれいん」はその後も小田恵子さんという、これまた雰囲気のある女性をレポーターに起用していたが、今はどうしているのだろう。作業の手を止めてしばし見入ってしまった。

いずれ自室のデスクトップパソコンもほかへ移動し、模型の工作ができる環境を整える予定。生来の不器用者だからハンダ付けなどの金属工作は不可能だが、プラスティックの模型なら何とかなるだろう。比較的安価だし、失敗しても痛手は少ない。

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巷では余剰となった函館のED79がダイヤ改正以降、続々と苗穂に送られて解体されることを憂うブログが散見されるが、新幹線開業で昇圧化され、2度と使われることのない機関車を早々に処分するのは当たり前。廃車されクズ鉄化した自動車をいつまでも放置する業者が近隣住民の迷惑となるケースを考えれば分かるだろう。

ほかに転用する場所があるならともかく、少なくとも北海道内で使い途などないのだから、ファンのわがままといった意見に聞こえてしまう。
自分自身、20日に撮影したED7914号機の解体が始まったとしても所詮は機械。使い途が無くなれば解体するのは当然で、いじましく取り置きしても、まさにわが家のグルニエを占拠していた無用の諸々と同じではないか。サッサと片付けるに越したことはあるまい。JR北海道としては鉄道ファンの感傷などに頓着する必要などない。

イイ年をしたと思われる人物がただただ情緒的に、運行取りやめ→廃車→解体のスムーズな流れに異を唱える記述は滑稽そのもの。金に余裕があるなら、残骸となるナンバープレートなどの「遺骨」でも拾っていればイイ。

同じように田端で使わなくなった2両のEF510も明日、富山へ追い出される。EF65PFに引かれ田端を10;07→高崎11:49、その後、4月3日にはEH200で高崎操を15:32に出て長岡、新潟経由で新たな配置区に向かうらしい。

ここで思うのは次のダイヤ改正では何が行われるかということ。機関車ファンにはもう、どうでも良い些末な動きしか発生しないのか。

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そんな中、ファンが大挙して押し寄せそうなネタを見つけた。

JR貨物の平成28年度計画によれば、「関西線のDD51形式ディーゼル機関車の老朽置換としてDF200形式仕様変更車を試作」とあるし、別項には「今年度から開始する愛知機関区稲沢派出で行うDF200形式機関車用エンジン整備の品質確保及びEH800形式機関車の初期故障防止に、特に注力していく」ともある。

この正式発表で名古屋、四日市地区にDD51狙いのファンが集中、以前からの噂が現実となる。

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もう撮れないと思ったから18日の夜は三脚と脚立を担いで函館の駅に行った。ホームは凄い人。きっとDD51とED79の両方が撮影できるというのが理由だろう。ホームの外からでは青森方の機関車は撮れない。
この日は機関車の正面には立たなかった。何度か撮影したし、長いレンズが使えないから、お遊びのつもりで斜め後ろから引っ張った。

しかし函館はやはり明るい。さまざまな光が集まって明るすぎる。夜間撮影にはもっと暗い長万部などが適していただろうが、それは自分の芸風とは異なる。ホテルから至近の場所だからこそ時間を割いただけ。

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上は1月10日撮影のDF200の試作機901号。関西線で使用される「仕様変更車」は当然、ほかのDF200と明確に見分けられるよう、塗装などを変更するのだろうか。

(写真、文:U)

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2016年3月27日 (日)

ニコンD5とEF64

昨日、ニコンD5とムサシノモデルのEF64(13㎜)を引き取ってきた。

まずはD5。
当初、CFカード用のボディの予約がXQDカードのものを上回っていたようだが、レキサーが自社のXQDを半額ほどに下げた2月から、CFからXQDへと変更する人が増えたようで著しい品薄になっているらしい。発表前から頼んであったため、どうにか1台は入手できたが、しばらくはこんな状態が続くのでないかとの観測が流れている。
さっそく本日、所用のついでに市川の駅で貨物列車を試し撮りしてみたが、もうISO1600は当たり前に使える。おかげで超望遠レンズを使用しても被写界深度を稼げるために、編成の後部も、あまりボケずにすむ写真が撮れる。ISO12800あたりまでなら、じゅうぶんいけそうな画質に感じるが、日が落ちてきたらマイカーでも撮って試してみたいと思う。
それにしても惜しいのは「カシオペア」がDD51で運転されている時に発売が間に合わなかったこと。カメラのモニター画面を見るだけで画素数が2000万に向上したことも明確に分かるのだから、あと2週間早く出ていたらと思うと残念でならない。

ムサシノモデルのEF64は相変わらずの、凄絶とも言える作り込み。自分が購入したのは福島機関区に配置されて米沢との間、板谷峠の補機に使用されていたころのバージョン(8号機)。前面の窓につらら切りのプロテクターがあって厳めしい。ディテールも塗装も言うことなし。床下もかなりの部分まで再現されていて、普通に眺めるだけでは見えないのがもったいないほどだ。
茂木社長も悪い人で、茶色塗装の37号機を見せてくれたが(見なきゃ良かった)、これがまた素晴らしい色。ご自身が塗料を調色したとのことだが、実物よりも実物らしく見えると言っても過言ではない。長岡に配置されていた当時、双頭連結器の1000番台ほど魅力を感じなかった自分が、資金繰りに難渋するのを覚悟で、その場で13㎜バージョンを追加注文してしまった。鉄道模型にそれほどの造詣はもちあわせていないが、これは「名作」と言うべき逸品。ムサシノ製EF64の各タイプの中でもピカイチで、興味のある人は直ちにオーダーを入れるべき名品だと感じる。
それにしても金属製モデルは将来、作ることのできる職人がいなくなり、先行きは真っ暗だから、今は多少無理をしてでも買える範囲で買っておくべきだろう。特にムサシノモデルの製品を上回る製品は考えられそうもない。

今年はこの後、イモンのC5711、ムサシノモデルのEF651118、EF65500番台が出てきそうで、EF6437の飛び入りには頭を痛めそうだ。

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遂に北海道新幹線が開業し、本州と北海道の間は在来線の旅客列車が消滅した。「カシオペア」撮影の合間に江差線(海峡線)で撮った列車をアップする。これらの列車を撮りに行くたび、木古内から先はとうに廃止されているにもかかわらず、どうして「江差線」と言っていたか不思議だった。第三セクター化されるまでの短期間だから、そのままの名称が残ったのだろう。

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これを485系というべきか迷うところだが、前面に「485」と書かれている以上、そうなのだろう。とにかく最後の485系定期特急となったわけだ。もちろん「カシオペア」などの撮影ついででなければ、わざわざ撮りに行くことのない車両だが、何だかんだ言いつつもけっこう撮影機会は多かった。

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どの列車に転用されるか知らないが、今後あまり縁のない被写体になるのは間違いない。「なくなるから撮った」だけのもの。ただし、D800Eの発色には緑の車体はマッチしているように思える。

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北海道への運用がなくなり、首都圏でEF64や65を駆逐することになるであろう機関車。新鋭のEH800よりまマシなご面相だが、これまたわざわざ撮りに行くことはないだろう。

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幌付きの顔は悪くない。ほぼサイドからの光が陰影を作ってイイ感じ。わざわざ撮りに行くことはないが、家族旅行などで北海道に行ったら朝夕の斜光が注ぐ時間帯を選んで撮ってみるのは悪くない。

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ニコンの新しいプロストラップ。個人的には前のデザインの方が好き。

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(写真、文:U)

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2015年12月19日 (土)

模型誌も購読中止

そろそろ予約してあったムサシノモデルのEF64が発売されそう。ホームページでサンプルの写真を見ると相変わらず素晴らしい完成度。元来、一般型のEF64に対する関心は1000番台ほどではなかったのに1日も早く手元に届くことが待ち遠しい。予約したのは13ミリバージョンの初期車。当初、福島に配置され板谷峠で活躍した前面窓にプロテクターがある8号機。厳めしい表情が特色で、いずれムサシノモデルが生産するEF71もこのタイプでお願いしようと思っている。
とにかく何度も書いてきているように同社の精巧な製品のおかげで、これまで手を出さなかった電気機関車の模型が着々と増えている。続いてEF651118、EF81も入線する予定だ。

これとは別にそろそろ発売されそうなのが久々の蒸気機関車C5711。自分としては初めての87分の1モデルでプロポーションは16番の製品を凌駕するはず。以前、友人から頂戴した同じ87分の1のD51を見ていると、そのシルエットは特に貴婦人の愛称があるC57だけにさらなる期待を抱く。集煙装置に重油タンク、スノープロー付きという、ベテランのSLファンにとっては貴婦人のスタイルを台無しにしたタイプだが、繊細なボイラーは本来のHOゲージ製品として表現されるだろう。ただ、87分の1では16番よりもディテールが希薄だから、ただただ精密な模型に憧れてきた自分としては物足りない部分もある。87分の1では今後は好きな機関車だけコツコツと集めるとして、あまり深入りしないよう心したい。

ところで鉄道雑誌とともに模型誌も買わなくなって久しい。手先の不器用な自分としては金属工作など無理だと判断しているから、模型誌の製作記事を見てもそれは異次元の世界。キットの組み立てなどとうの昔に諦めている。
なのにこれまで何十年も模型誌を購読してきたのは豊富な広告のおかげ。早い段階で各模型店の発売予定商品をキャッチして予約を入れるためだけに他ならない。鉄道模型はいったん買いそびれるとなかなか再生産はしないケースが多いし発売数も少ない。だから少しでも早く情報をキャッチしようと模型誌を買い続けてきたのだが、もはや模型店のHPを見れば事足りる。スペースが限られる広告よりも詳しく記載されているのだから雑誌の広告よりも遙かに便利で情報量が豊富。申し訳ないが鉄道雑誌同様、こちらの購読もやめることにした。なにしろ自分としてはもはやムサシノモデル、天賞堂、珊瑚、モデルスIMONの製品しか関心がないのだし。

要するに工作ができない人間が模型誌を買っても広告しか必要な情報はなく、それにしても今やインターネットで見ればじゅうぶんだというご時世になったというわけだ。

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いずれも未掲載の北海道での写真を羅列

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今宵は中華街で鉄道の友人10人ほどで「忘年会」。

 

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