携帯・デジカメ

2016年11月11日 (金)

新型200ズームへの期待

先ほど、いつもお世話になっているカメラ店の方がニコンの新型70~200ミリを届けてくれた。今日はあいにくの天気のうえ、この後、歯科と眼科に通院しなければならないから、試し撮りする時間はなさそうだが、手にした感じでは110グラム軽量化されたことがよく分かる。
数字としては大したことはないと思っていたものの、実際に触れるとその効果はリアルだ。年老いた自分にはとても効果的。来週、仲間たちと行く秋の旅行のSL撮影から本格使用することとなるだろう。

このレンズ、28~70ミリと同様にカメラメーカーの売れ筋製品だから、開発にも相応に力を入れたはず。超望遠ばかりに傾注してきた自分もその意気込みを感じずにはいれれない。
何より客車列車が激減し、機関車を入れてせいぜい7両以下の編成のものばかりになったら、超望遠レンズの出番が減るのは必至。9月に関東鉄道を撮影しながら、今後は200ズームでもっと編成側面を入れた写真を撮るようになるとの予感も手伝って購入を決断した。すなわち、フレームの端近くに機関車の前面がくるような短い画角で撮るような構図では、画面周辺部の色収差が今よりも気になる可能性は高い。蛍石の使用でその傾向を抑えたという今回の新製品への期待が高まるのは当然というものだ。

アップしたのは10月21日に撮影した「ばんえつ物語号」客車の高崎への回送。この日、2度目の撮影だが当日はほどほどに気温が高く、陽炎の不安もあって400ミリから200ミリ付近までズームダウンしながら連写した中の広めの写真。上述のように編成の短い列車をこういうアングルで撮ることが多くなりそうで、200ズームの出番は間違いなく増えるだろう。

(写真、文:U)
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2016年7月21日 (木)

スマホ更新

風邪をこじらせ体調不良。これまでの疲れが一挙に出てきたらしい。仕事こそしているが家に帰ると即ベッド行き。年齢的に無理ができないという事実に直面している。

少し時間が取れそうな状況になって週末から週明けの「カシオペア紀行」でも撮りに行けるかと考えていたが、どうやら難しそう。伝え聞くところでは次回の牽引機は133号機だというから、1度くらいは見に行ってみるかと思っていたが、炎天下に身を置ける健康状態にまで回復しそうもない。

そんなわけで以前、大阪に単身赴任中、H氏に連れて行っていただいたときの「日本海」。東日本大震災のあった月、27日の撮影。

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ところで丸4年間使用したスマホが不調でiPhoneに機種変更した。「猫に小判」でどうせ、機能の何百分の1しか使いこなせないのだが仕方がない。携帯電話などへのこだわりなど一切ないから、巷で言うとろこの「ガラケー」でも良いのだが人並みに…。

かような事情でここ半月ばかりの携帯メールが見られない。もし返信の必要なメールをいただいていたら、お手数ですが再度送信くださいますようお願いします。

(写真、文:U)

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2016年5月 3日 (火)

お召し回送

K・M氏がこのブログに本格的に復帰してくれるはこびとなった。正直、ホッとしている。古いネガをスキャンする気になかなかなれない自分としては、デジタルカメラで撮った近作でつないでいる次第だが、青いDD51が夜行列車牽引から撤退した今、力を注いで撮影するような被写体もなくブログの閉鎖、あるいはPW制化も視野に入れていた。
そんな矢先だからHa氏やK・M氏の参加、復帰を非常に心強く感じている。お二方とも貴重で素晴らしい写真を多々撮ってきているから、このブログもかなり傾向が変わって上品にリニューアルできることだろう。
また、余裕ができればK氏やH氏からの寄稿もありそうだから、自分自身も非常に楽しみにしている。

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先ほど仕事が一段落したので職場で記事を書いている。今夜(2~3日未明)は20台近い大型テレビに囲まれたメインデスク。

CMやニュースなどをモニターするための席だが、どうしてこんなくだらない番組ばかりなのだろう。芸人がものを食って騒いでいた り、女を装ったデブが闊歩していたり、学芸会に出てくるような、「お遊戯」を繰り広げる自称「アイドル」を気取ったガキどもがゾロゾロゾロゾロ…。

見ている奴がいるのかネ???

こんなことを書くと、思い上がった匿名希望の人たちからの批判が来るのかもしれないが、これはブログ。新聞やテレビ、書籍と違って金を頂戴しているわけではない。個人が考えていることに口を挟まれても、大きなお世話。そんな輩のことまで視野に入れて迎合する媒体ではない。そこまで配慮しなければならないのなら、そもそもブログなんか始めちゃいない。

だから、(自らの)このスタイルは変えない。不快なら読みなさるな。痛くも痒くもない。

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先日、カメラ販売店の人と雑談していたら、キヤノンの5000万画素機、EOS―5Dsの販売が思っていたよりも伸びていないという。特に鉄道写真を撮っている人たちは高画素であることが災いしているのか、想像していたよりも鮮鋭な画像とならず、原寸大に拡大するとブレが気になってしまうとのこと。5Dsからもっと画素数の低い機種や、差額を出して1DX系に買い換える人も少なくないらしい。早めに見切りをつけて高く売れるうちに売り、それらに乗り換えているらしい。やはり思っていた通りだ。

以前にもそんな予想を記事にしたし、あらためてその原因を記すのもバカバカしいからやめておくが、けっきょくはネコに小判…のようで、一口で言えば高性能すぎたようだ。
とりわけ運動写真や乗り物写真のような動きの激しい被写体では、ミラーショックが限りなくゼロにならない限り、高画素機をむやみに使用するのは失敗のもと。ただでさえ駅のホームなどでの三脚使用が禁止されつつある昨今、手持ちで撮ることが増えれば当然のことだ。カメラのスペックだけに目を奪われて飛びついたら大やけどする。

どうやらニコンはそれらのことを傍観しつつ新機種を開発しているもようだが、自分としてはD810から買い戻したD800Eをしばらくは使うつもり。

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下の写真は2011年10月31日のお召し列車運転終了後の米子への回送。A氏やH氏に同行させていただいた。紋章や国旗などがたたまれてしまって、こんなことならどちらも撤去してくれた方がスッキリしたのに、返って目障りな印象を持った。

この写真、モニターで借りていた当時の最高画質を誇ったニコンD3Xで撮影したものだが、今や2400万画素など当たり前の時代。感度もISO100が基準で高感度性能もそれほ どではなかった。それでも飛び付いたおバカさんを知っているが、先日売り払おうとして愕然としたと語っていた。買い取り価格¥50000にも満たなかったという。売り時を誤ったことが大きいにせよ、普通の(状態の良い)D3の方が高く売れる傾向にあるという。

(写真、文:U)

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2016年3月 7日 (月)

テレコンで学んだこと

昔、蒸気機関車がまだ現役だった頃、中学生だった自分はケンコーのテレプラスという、今で言うテレコンバーターを携えて北海道に行ったことがある。交換レンズと比べると圧倒的に安価で、焦点距離を3倍(2倍と3倍の2種類があった)にすることに惹かれ、なけなしの小遣いをはたいた。写真のことなどほとんど分からなかった時分。これを標準レンズに付ければ150ミリになると、うかれて津軽海峡を渡ったのんきな時代が忘れられない。

しかし結果は惨憺たるもの。画質はひどいものだし、ほとんどの写真にピントも合っていない。幸いだったのは当時、走行写真よりも機関区での撮影に重きを置いていたから被害は少なかったが無駄な出費に、2度とこういう怪しいアイテムなど使うものかと失敗を胸に刻んだ。

しかし技術の進歩は著しく、今やこのテレコンバーターなくしては自分の趣味活動はあり得ない。1・4倍は常用、1・7倍も適宜使用している。長いレンズを何本も持参できない公共交通機関での撮影行などはもちろん、今や車を使うときでも無駄な荷物は省いて500ミリとテレコンの組み合わせがほとんと。800ミリなどの単玉はここ数年、出番がない状況だ。

しかしそれでも2倍のテレコンはまだダメ。旧製品よりもずいぶん進歩はしたが、パソコンでとことん拡大してみると合格点は与えられない。数年前にニコンが2倍のテレコンをリニューアルして飛び付いたが、非球面レンズを使った定価¥75600(税込み)の新製品も使ってみると当時の1・4倍や1・7倍の画質には及ばなかった。またしても無駄な出費をしたわけで、たった1度、それも試し程度に使っただけで今も押し入れの片隅に眠ったままになっている。自らの基準を下げて久しぶりに使おうと思っても、1・7倍を装着して撮った写真をトリミングした方が画質が良いのだから持ち出すまでには至らない。今後、気温が上がって陽炎の影響が顕著になれば尚更だろう。

そもそも2倍のテレコンなど、200ミリなどに装着して400ミリ換算にして使おうとするような奴はいまい。DX機なら200ズームに、(2倍テレコンより遙かに優れている)1・4倍で420ミリになるのだから不要。使用するとしたら400ミリ以上の大口径レンズでなければ意味はない。それも状況を考えずに、ただ焦点距離を伸ばそうというだけでは致命的な失敗につながり、迂闊に手を出したら大やけどする。

では自分はどうしているかと言えば、例えば500ミリだけしか持参していないときに1000ミリの画角が欲しい場合、1・7倍を使って850ミリとして、それで撮影した画像をトリミングする。この方が十中八九、2倍テレコンを使った写真よりも断然、結果は優れている。被写界深度の上でも有利だし。

このことは先日、雑誌によく写真を掲載されている方のブログで2倍テレコンを使った画像を拝見し痛感した。ご本人は2倍のテレコンに満足して賛辞を寄せていたが、よく見ると画質はズタズタなのだ。プリントもせずにパソコン画面だけで判断しているから画質の劣化が目立たないものの、原寸大に拡大したら惨たんたる結果であることを気づいていない。のんきなものだ。これを見て、使ったことのない人が自分のような無駄な出費をしなければ良いと思った次第。余計なことだがベテランでさえこの始末なのだから。
ほかにもテレコンを使う際のコツはあるが、ブログのネタも尽きかけているので追々。

下の写真は言わずと知れた島松~北広島で撮影した「北斗星」。これをノートリミングで撮ろうとしたら1000ミリは欲しい。500ミリに1・7倍で850ミリからトリミングしたが、風の強い曇天とはいえ8月に1000ミリなんかにしていたら陽炎で見るも無惨な結果になっていただろう。もちろん事前にこの日の予想最高気温を調べ、体感温度を考え、さらに事前の列車でテストを繰り返したうえで撮影に臨んだが、もう少し気温が高ければ躊躇なく700ミリ(1・4倍装着)からトリミングしていた。それでも地上からあまり高くない連結器回りには陽炎がうっすらと立ち上っている。

そう言えばここでは1度も「カシオペア」を撮っていないことを思い出した。

(写真、文:U)

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2016年2月 5日 (金)

南浦和の朝日

ニコンのD500の発売が当初の予定から4月下旬に延期された。予想していた通り。

なにしろ発表された時点で厚手のカタログも準備されておらず、「変だな」とは思っていた。ニコンが言うには注文数が多くて生産が追いつかないというのだが、本当にそうだとしたらメーカーとして「読み」を誤ったのは恥ずかしい。D300以降、DXのフラッグシップ機を待望するユーザーが多かったのは周知のはずだし、1日でも早くキヤノンのEOS7Dに対抗できるカメラを切望していた声を理解できなかったはずはないから、おそらく別の理由だろう。

個人的に考えるのはD5の注文が思っていたよりも多かったのではないか。夏のリオ五輪に向けてマスコミ各社が注文を入れ、それがD500の生産を圧迫したのではないか。マスコミの中ではD4Sが発表されるときにニコンが、次のD5には力を入れると囁いていたから、D4Sの導入を見合わせD5を待っていた社もあると聞いている。

そのD5はカタログに3月31日まで期間限定のネーム入れサービスについてしっかり印刷までしたから、発売を延期できないはず。それにマスコミには早く納品しなけなければ、夏の五輪、全米陸上に向けてカメラマンの習熟期間が短くなってしまう。

もちろん自分は今さらDXのD500には飛び付くつもりもないから影響はないが、卒業式、卒業旅行、入学式など、春のセレモニーに間に合わないとなるとガッカリする客も多いだろう。鉄道ファンにしても「カシオペア」撮影に使うことができず残念に思う人も少なくはないはず。うがった見方をすれば、最初に述べたようにろくなカタログも準備できなかった(準備しなかった)のだから、最初から3月に発売するつもりはなかったのではないかと思うのだが、勘ぐりすぎか?

そう言えばニコンは昨年も24~70ミリズームの発売も延期したばかり。2度あることは3度あるのか?(D4の発売時も延期があったから、もう常習犯と言われてもおかしくはないが)

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2010年10月の撮影。485系になったとはいえ「あけぼの」の前に、まだ「能登」が走っていた時代。この時期はビルの合間から差す朝日が強烈でよくここに通ったものだ。上がったばかりの太陽光線は建物のすき間から一瞬だけ列車を照らすから、この前後のコマでは列車は日が当たっていない。かなり強烈なオレンジ色の光は、機関車のクリーム色を黄色に変えてしまうほどだった。

北海道モノや「カシオペア」のネタが続いてしまったから無理矢理、昔の写真を掲載した。

(写真、文:U)

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2016年2月 3日 (水)

キヤノンEOS―1DX MarkⅡ発表

昨日、キヤノンからEOS―1DX MarkⅡが発表された。予定通りのフルモデルチェンジで、夏のオリンピックには各報道機関がニコンのD5または、このEOSを主力機種として活用することだろう。
これでニコンとキヤノンのフラッグシップ機が出そろったわけだが、どちらも発売はまだ先。現段階ではカタログで分かるスペックでしか両機を比較するしかない。

連写性能は秒12コマのニコンに対してキヤノンは14コマ。
高感度性能はD5の常用102400(拡張3280000)という数字に対してキヤノンは常用51200(拡張409600)。
画素数はD5が2082万画素でEOSが2020万とほぼ拮抗している。

と、主な数値上の比較ではほぼ五分五分。

しかしニコンの拡張感度3280000は実際の使用は難しいとしても数値だけは驚異的。昔の自動車の馬力競争のように数値だけを重んじる大衆の目には、この数字はギミックと分かっていながらも魅力的に映ってしまうことだろう。ユーザーに与えるインパクトでは今回、ややニコンの宣伝戦略が優勢のようで、後から1DX MarkⅡを発表したキヤノンは製品紹介ではニコンに勝る秒14コマという連写性能を1番にアピールし、高感度性能についてはカタログ上での真っ向からの勝負を避けているようにも見える。

まあ、いずれにしても世界で最高峰の2機種。どちらが上か下かなどという比較はあまり意味はない。ともに素晴らしい製品なのは間違いがないが、前述の性能だけではなく、地味なところを見ると、それぞれの進化が真面目に行われていることに気づく。いろいろあるがここではそれぞれ1点ずつ示しておきたい。

まずはニコン。
自分としては今回のD5で気づいたのがバッテリーの低電力消費設計。電源回路の高効率化でバッテリーの長持ちが図られたようで、撮影後に撮った画像をチェックすることが頻繁なデジタルカメラでは大変ありがたい。冬場の撮影で3、4日の日程ともなるとバッテリーチャージャーを持参するかどうか逡巡することが多いから、こういう進化は非常に実戦向きで助かる。もちろんD4から同じタイプの電池が継続して使えるのもさすが。ワイヤレストランスミッターなどを付けると、さらに電池の消費も増えるだろうから、こういう比較的目立たないところへの配慮は使用する段になってじわじわと理解されるだろう。

一方のキヤノンは新開発のAFの測距点を全点でF8に対応したことが魅力的。特にエクステンダー(ニコンではテレコンバーター)使用時にはこの機能の恩恵が身にしみるカメラマンは多いと思われる。超望遠レンズは最近、軽量化が図られてはいるが、その重量から言っても何本も持参できないし、そうした場合、荷物を少なくするためにもエクステンダーはとても便利。だから性能アップには当然、力を入れてもらいたいと願うカメラマンは多いわけで、きっとこうしたところも見極めた上での全点F8対応はこれまたさすが。

どちらのメーカーのユーザーも、きっと発売を心待ちにしていることだろう。

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その一方で感じるのはデジタルカメラへの愛着の薄さ。こうして4年ごとに新機種になるから、いくら惚れ込んだ愛機でも、買い換えるためには下取りに出して行かなくては元手を作れない。
フィルム時代なら気に入ったカメラを大事に長く使ったものだが、今や何十万もするカメラであってもほぼ3~4年ごとに手放していかなくては新機種を導入するのが難しい。

D5が出ると知って発表前にD4を下取りに出したが、思い起こせば4年前、発売日に手元にやってきたD4を携えて払暁の東十条に「あけぼの」を撮りに行ったものだ―などと感傷に浸っているゆとりもなく、右から左へ処分して行かなくてはならない今という時代には「これで良いのか?」という反発も湧く。
そろそろ「道具」として永く愛着を抱けるような、そんなカメラが出てきて欲しい。

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「カシオペア」が運転されない日にはこんな被写体で時間をつぶした。3月に消滅する485系の「白鳥」。下は昨年10月に青森側で、上は1月に雪の降る中、北海道側で撮影した。あれほどの勢力を保った485系も、この「白鳥」が定期列車としては最後の特急だと知って驚かされる。

(写真、文:U)

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2016年2月 1日 (月)

心動かされるオリンパスのカメラ

最近、買い物などのついでに家電量販店に立ち寄る機会がある。リビングのテレビの調子が悪く、今すぐ見られなくなるというわけでもないのだが、そろそろ買い換えも視野に入れて大きさなどを検討するためだ。もともとテレビを見る時間が圧倒的に少ないわが家としては、大きなものは不要なのだが、50インチの4Kでも¥200000を切るのを目の当たりにしてしまうと、これくらい大きくても悪くないと感じてしまう。現実的に考えれば無駄であるのは承知しているのに、かつての値段を知っているから妙な欲が出てしまうのは凡人の極みで恥ずかしい限り。部屋の雰囲気を壊さない程度のサイズにするのが利口なのだが…。

ほかに店頭で気になるのがデジカメ。ニコン、キヤノン以外のカメラに触れる機会が少ないこともあって、それ以外のメーカーのものを見るのが楽しい。ソニーやパナソニック、リコー(ペンタックス)もなかなか面白い製品を出していて、手にとっていじくり回してみるが、そんな中で最も気になるのがオリンパスのカメラ。特にOM―DシリーズのE―M1とE―M5MarkⅡ。なにしろスタイルが最高。フィルム時代、1眼レフメーカーとしては後発だったオリンパスが満を持して発売したOM1とOM2のデザインが踏襲されている。昭和48年、OM1(発売時はM1と称していたが、その後ライカのMシリーズに抵触するとクレームがあってOM1に変更された)が発売され、そのスタイリッシュなボディに飛び付いたことを思い出す。コンパクトで性能的にもニコンやキヤノンのフラッグシップ機にも劣らないうえ、システム展開も幅広く、蒸気機関車末期の中学生時代から大学を卒業するまでOM1、OM2を使い続けた。

やがて大口径超望遠レンズを使うためにニコンに移行したが、オリンパスのこの2機種はデジタルカメラが全盛を迎えた今でも状態の良い中古品を手に入れたいと、銀座に出るときなどはカメラ店をのぞいたものだ。
しかし今回、「のぞいたものだ。」と過去形にしたのは、前述の2機種がこのOM1、OM2のスタイルを正統に継いでいるから、今になって撮影に用いることのないフィルムカメラを入手するよりもデジタルで使えるなら、E―M1とE―M5MarkⅡを買う方が賢明であると判断したため。
加えて、その気持ちを煽ったのは最近発売されたM、ZUIKO DIGITAL ED300㎜ F4というレンズの凄さ。知人がサンプル品で撮った画像を見せてくれたが、とんでもない素晴らしさ。マイクロフォーサーズだから焦点距離は35ミリ換算で倍の600ミリになるが、6段もの手ブレ補正が機能するから、手持ち撮影も楽々こなせる。中途半端なAPS―Cサイズのカメラよりも割り切って、こちらを買った方が良さそう。とにかくぶっタマげたレンズで、自分の知る中で最高に優れたレンズではないかと思う。

ニコンやキヤノンの重いカメラに重い超望遠レンズを携えて撮影に行くのも良いが、この組み合わせは機動力を駆使できるから、自分の年齢を考えたときにかなり魅力的に映る。画素数がアップする新型機にも期待したいから、ただちに導入には踏み切れないが、300ミリとのセットに手を出しそうな気配は濃厚だ。

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今月の渡道は月末の予定。先月の旅行で晴れれば順光になる、雑誌等でまだ1度も見たことのないポイントを見つけたから、そこを攻略したいと考えている。
「カシオペア」の北海道乗り入れが途絶えるまであと少し。ほかにももう1カ所、記録しておきたい場所があるが、望んでいるような天気に恵まれるかどうかが最大の焦点。

(写真、文:U)

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〈追伸〉:今回はカメラとレンズのことを書いたが、そんな矢先、友人がニコンのレンズとストロボの値上げの知らせを教えてくれた。ニコンのHPにも出ているが400ミリ F2・8や800ミリ F5・6などは約¥120000ほど。テレコンバーターの新型1・4倍は¥10000ほどの値上がりとなる。3月1日から実施される。

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2016年1月22日 (金)

D5の価格について思うこと

昔、フィルム時代のカメラとして高嶺の花だったハッセルブラッド。レンズシャッターの500CMのボディが当時¥350000ほどで、ニコンやキヤノンのフラッグシップ機ですら足元にも及ばないほどの価格。学生だった自分にはもちろん手の届くものではなかったが、レンズの描写力なども含めてあこがれの的だったことは間違いない。プロのカメラマンのステータスでもあって、ファッション写真の分野などではこのカメラを使っているかどうかで、その力量が判断されたという逸話すら残っているほどだ。

それが今やデジタル一眼の時代となっては¥500000という機種もザラ。3月に発売されるニコンのフラッグシップD5などは実勢価格¥750000になりそうだというのだから物価の上昇を考えても驚きを禁じ得ない。昔の物価を単純に今と比べるのはおかしいとは分かっていても、ハッセルだって軽く2台は買えてしまう。

もちろんデジタル時代のハッセルも手が届かないほどの価格に上がっているが、それにしても¥750000という価格は軽自動車にも手が届きそうな金額で、カメラの高性能化を差し引いて考えても、ある種の「とんでもなさ」を感じてしまう。Dの一桁機を主力機種としている新聞をはじめとする報道機関にしても、組織に属するカメラマン全員にD5を2台ずつ貸与することは、よほど体力のある会社ではないと難しいだろう。リオ五輪を前に送信手段、事前取材への予算、渡航費などにも金がかかる状況を考えると、4年に1度のモデルチェンジ(マイナーチェンジは2年に1度)などを繰り返されていては、たまったものではない。マスコミの中でも今度のD5は五輪取材に行くカメラマンだけにしか配備しない社があると聞いている。
もちろんメーカーはマスコミに対してそれなりの優遇をするとしても、考えてみればほぼ使用することのない動画機能までもふくんだ高価格のカメラを、現場が要望するまま2~4年ごとに更新するようでは会社の財務、経理部門としては見識を疑われる。当然の話だろう。

カメラメーカーはこのようなサイクルで、フラッグシップ機のモデルチェンジをこれからも繰り返すのだろうか?オリンピックのたびごとに新型機を発表していけば次の冬季五輪を終え、いよいよ東京五輪となったときに発売されるD6(仮称)は¥800000にも届いてしまいそう。新聞の購読費の値上げなどを考えなくては、東京五輪を乗り切れるかどうか危うい一方で、無闇に上げたら読者がネットに流れてしまう恐れもあって難しい選択となる。

今回のD5の価格にはそんな思いをもってしまった。「カシオペア」の終焉に間に合わせようと自分も早々に予約を入れたクチだが、これまでD3、D3S、D4、D4Sほか、さまざまなデジタル一眼を使ってきた者としては、これまで1度も使ったことのない動画機能だけでも外して価格の高騰を抑えて欲しいものだと切に思う。

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お分かりの方も多いかと思うが、長万部の国道5号のオーバークロス上から2014年4月に撮影した「トワイライトエクスプレス」。今年の年賀状用写真の候補の1つになったカットだ。
ニコンD4Sで850ミリ換算では、まだこの位置(上の2枚)では列車が大きく写らないから当然トリミングした。ピッタリのサイズは1400ミリ以上が必要だと考えるが、そんな画角にしたらいくらまだ寒い4月の北海道とて陽炎で酷い画像になってしまっただろう。さっそく翌5月にDX機のニコンD7100を1050ミリで再挑戦したが、やはり画像素子が小さくなるDX機では、いくら画素数がアップしてもFX機のD4Sを凌駕するまでには至らない。ほぼ同等の結果だった。

ここは無理なトリミングをせずにFXで中央のようなヨコ位置でとどめる方がクレバーというもの。DX機に過度な期待は禁物。850ミリでは下の写真がほぼノートリ。

(写真、文:U)

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2016年1月 7日 (木)

ニコンがD5を発表

年明け早々、ニコンがD5を発表したが発売は3月。「カシオペア」消滅の日に間に合うかどうかは微妙だが、何はともあれすでに予約は完了させた。テストで使ったという知人によれば性能的にはD4Sよりもさらに進歩して特にAF性能は素晴らしいらしい。ISO102400にまで上がった常用感度も現実的にはISO8000まではじゅうぶん使えると言うから、発売日が間に合いさえすれば下り「はまなす」の青森駅発車程度ならそこそこの画質で撮影できるだろうと期待している。
何はともあれ、3月に入って1日でも早く発売して欲しいものだ。

スペックについてはカタログ等で見られるが、記録媒体がコンパクトフラッシュとXQDのそれぞれ2枚ずつのスロットとなり、これは後で有償にて交換ができるという。

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北海道のDF200が2月以降名古屋地区に転属し、四日市周辺で稼働しているDD51の後釜に就くようだ。そのため一時期、DF200とDD51の重連で試験運転が行われると聞いた。3月以降、いよいよDD51の姿を見る機会も激減しそうだ。

久しぶりの電化区間での「カシオペア」。

(写真、文:U)

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2015年10月25日 (日)

穀倉地帯を行く583系「あおもり号」

Tさんの記事で過分なお言葉を頂戴したが、撮影に当たって実はそれほど綿密な計算は立てていない。さらに言えば先日のTさんのEF641001の写真、自分はヨコでフレーミングしたがやはりタテで撮るべきだったと悔やんでいる。

少しでも旧型の茶色い客車を入れようとヨコにしたのだが、おかげでかなり窮屈な写真になってしまった。トリミングすることを前提に、架線柱に挟まれた非常に狭隘な位置でシャッターを切ったものの、EF64の表情としても圧倒的にタテで狙った方が良い顔をしている。妙な色気を出して客車なんぞ見せるべきではなかった。明らかな判断ミス。架線のない北海道の非電化区間や、(架線が)あってもパンタグラフを気にしないでも良い「北斗星」「カシオペア」などのDD51ばかり追いかけていたから、久しぶりの電気機関車撮影にとまどってしまったのが敗因。

それに気がついたから次のD51をタテで構えたのは当然の成り行き。前回アップした写真は、そんな前段があったからこその結果で、決してほめられたものではないというのが実態だ。

ただTさんのご指摘にあるよう、自分の場合、撮影時に後でトリミングしたり色の補整をすることを計算に入れてフレーミングや露出を決めているのは事実。
写真というものは撮るだけが全てではない。自分で現像、プリント作業まで経験したことのある、フィルム時代を知っている端くれとしては暗室作業のような「後処理」までを考慮して撮影に当たっている。トリミングやRAW現像、レタッチなどの作業を忌避する人もまだまだ多いようだが、デジタルの時代になってそれを否定するというのは時代遅れも甚だしいし、そんなことを平気でブログに書く感覚が自分には理解できない。

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この1枚を仕留めるために9月の初旬、能代まで車で出かけた。「秋の東北」という景色の中で、先行き短い583系を記録しておくことは自分にとって必須の課題で、ありとあらゆる方法で稲の色づき具合を調べてから決行した。

一昨年、同じく9月にここで定期「あけぼの」を撮影したが、そのときはすでに稲刈り直前。色づいた稲の黄色がくすんだ印象があったから、今回の583系「あおもり号」は良い時期に良いダイヤで走ると知って虎視眈々、狙っていた。

この日はパンタグラフの故障でここの通過は所定よりも約40分遅れ。オンタイムなら秋田駅で20分、八郎潟駅で8分停車するから最初に羽越線の道川~下浜の下山踏切で1回目を撮ろうと現地入りしたのだが、居合わせた方に遅延情報を教えていただき急きょそこを放棄し本命の能代方面に向かった。遅れを取り戻すために秋田の20分停車は短縮されると考えたからだ。

結果は予想通り。「あおもり号」は鶴岡通過時点の約70分遅れ(秋田駅に立ち寄って確認)を40分近くにまで縮めたから、秋田ではほとんど止まらなかっただろう。この判断は我ながら的確だったことになる。

定刻ならもう少し足回りに日が当たったかもしれないが、実は定刻だったら霧で見通しが悪く、この40分遅れはまさしく僥倖。ケガの功名ならぬ「ケガの光明」(「わくわくドリーム号」はさらに遅いスジだから太陽はもっと高くなってしまう)だった。故障の発生で普段は使用しない直流用のパンタグラフが上がっているのも珍しいという。

トリミングを否定する人にとっては300ミリがドンピシャのフレーミングだが(実際、自分も数年ぶりに300ミリの単玉を持ち出した)、少しでもレンズ中心部分の美味しい領域を使おうと、やや短めの280ミリ(ズームレンズ)からトリミングした。その効果のほどはパソコン画面上ではほとんど見分けがつかないが、このようにフレームの端にまで肝心な被写体となる列車が及ぶ場合は、その辺のことにも気をつかう必要がある。

(写真、文:U)

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【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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