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2018年3月 8日 (木)

キハ183在庫一掃

久しぶりに天賞堂の「銀箱」を買った。中身は真鍮製C58の郡山式集煙装置付きバージョン。かつて宮古機関区に配属され山田線で使われたタイプだ。自分としては同様のタイプをかつて珊瑚のキットを元に金岡工房で作っていただいて、素晴らしい出来栄えに満足しているが、C58ファンとしては天賞堂のC58のモデルは販売される度に買ってきたから今回も予約を入れておいた。

SLブームが本格化する以前に無煙化された線区の、しかも人気の低いC58。さらにその中でもかなり特殊なスタイルをした郡山式集煙装置付きを商品化(と言っても数は多くはなさそう)するとは、ある意味「暴挙」とも言えるほどのことではないかとタマげた。鷹取式や多度津式など、箱形をした集煙装置を付けたC58は関西でも多く見られたから、それなりに知名度はあるものの、この山田線仕様はここだけのスタイル。製品化を聞いたときの驚きは、こんな値段(消費税込み¥456000)でファンの少ないC58が売れるのだろうかということもふくめてかなりのものだった。

高価であるのは間違いない。1988年に出た最初の金属製C58が¥85000だったことを思えば実に5倍の価格だ。韓国の人件費も上がったし、もちろんディテールなどもかなり豊かにはなっていて特製品もかくやとおもわんばかり。毎日眺める度に「発見」があるといっても過言ではない。だから一方で、従台車の灰箱開閉テコなどは走行を考慮して相変わらず省略されているのは量産品としての限界だろうし、ボイラの太さも前回の金属製品から細くなっていて、同じ天賞堂のプラスティック製と並べると細すぎるのが明らかであることも目についてしまう。

金属製の鉄道模型の将来を考えたとき、もう16番の蒸機モデルは天賞堂しか作れまい。キットを組み立てるなど神業のごとき技術もない自分としては、物足りない点よりも素晴らしいところをめでつつ、末永く大切にしていこうと思う。

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鉄道撮影に復帰後の2008年以降に撮ったキハ183系の写真もこれでお終い。在庫一掃というところ。

思えば2013年から北海道にはずいぶん通ったが、スラントノーズの183系に遭遇した頻度は決して高くなかった。夜行寝台列車が目的で行っておきながら、「あれもこれも」という撮り方は自分の性分に合わないし、そんなに間口を広げても決して満足な絵は撮れまい。撮れる範囲で押さえられた写真で個人的にはじゅうぶん満足している。

今回のタテの写真は千歳空港から飛行機に乗るまでに少々、時間的猶予があったので寄り道したときの写真。2015年夏の撮影、時間が余ったが、ほかにやることもなく、さりとて羽田から車を運転して帰宅するから酒も飲めない。「じゃあ」というわけで撮影に臨んだ。スラントノーズ車が札幌で折り返して来ることは下の写真を虎杖浜で撮ったから知っていた。虎杖浜の松田水産でタラコなどの海産物を買った後、札幌行きを見に行ったら予想よりも長い6両編成。「ならば」と言うわけで沼ノ端に向かった。

基本的には架線のある区間で気動車を狙いたくはなかったが、パンタグラフが付いていてもあまり違和感を持たないスタイルのスラント車だから良しとしたい。

(写真、文:U)

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追記

おそらくこのブログもあと、1~3本の記事で更新できなくなると思われます。最後に寄稿される方は記事あるいは写真が途中で 掲載できなくなる可能性がありますのでご注意ください。

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