« ちょうど35年前の写真 | トップページ | EF58の形態分類 特殊機EF5824 »

2017年11月18日 (土)

トライXの素晴らしさを再認識

先日来、続けてきた35ミリモノクロフィルムのスキャン作業もほぼ一段落。おおよその画像の取り込みを完了した。ブローニーの取り込みはまだまだ着手する気にはなれないが、取り込んだ画像を見てトライXの優秀性にあらためて舌を巻いている。もちろん昔からそのシャープさと万能性は熟知していたが、後年使用したT―MAXなどよりもメリハリ豊かな再現性に今さらながら驚愕した。

若い頃、細かな粒子の写真に憧れて中判のブロニカやペンタックス6×7を使用したが、毎度同じ画角のレンズによる撮影に飽き飽きして、2、3年ほどでさまざまなレンズが使える35ミリ一辺倒となったが、それもトライXがあってのこと。ネオパンや後に富士フィルムとコダックから発売されたプレストやT―MAXでは超望遠で撮っても軟調で迫力を感じなかった。トライXのコントラスの良さと超望遠レンズの世界がマッチしていたのだろう。

久しぶりにフィルムカメラにトライXを詰めて撮影したくなったが、値段を見たら1本¥1200ほどもする。ステンレスの現像タンクなども値上がりして¥5000近い。こんなことになるなら引き伸ばし機をはじめとする暗室用品を廃棄しなければ良かったと後悔しても後の祭りだ。

今回アップするのは1980年2月に根府川で撮影した荷物32列車のEF5847。買ったばかりのペンタックス6×7で大事な大窓機を撮るのが不安で、サブカメラのオリンパスOM2に85ミリを付けて撮影した。モータードライブもワインダーも付けず1コマ撮り。相模湾からの朝日がほど良く照らし鉄橋や架線柱、枕木を浮かび上がらせたが、これもトライXならではのトーン。カラーで撮るのも良いが、白黒写真の味わいも捨てがたいものだ。

(写真、文:U)

Img2231_4

【お願い】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

 

|

« ちょうど35年前の写真 | トップページ | EF58の形態分類 特殊機EF5824 »

執筆者U」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1215589/72247087

この記事へのトラックバック一覧です: トライXの素晴らしさを再認識:

« ちょうど35年前の写真 | トップページ | EF58の形態分類 特殊機EF5824 »