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2017年10月15日 (日)

消え去りしもの DD54

今も昔も「無くなる」ものに対して「撮って(乗って)おきたい」という気持ちが働くのは当然である。無くなってしまってからでは後悔・禍根を残すことになりかねず、何とか無理してでも出かけて記録に残すことを特に初期のころは繰り返してはきた。

ただ昨今の様に「葬式鉄」とかいう変な言葉で表現されたり、異常なまでの大騒ぎで大混乱の中で事件が起こったりということは以前は無かった。自分自身も、今引退していく車両たちは概ね新製時に試運転を撮っていたり、その全盛期を経験していることが多いので、「最終運転」や「サヨナラ・・・なんたら」には敢えて出かけることは控えるという行動がほとんど。特に違和感を覚えるのは、サヨナラ運転時に駅のホームで大きなプラカード(?)を掲げて、涙ながらに「ありがとう~~」などと叫んでいる輩。。。。まあ人に迷惑かけなければ趣味の範囲で何をやろうと自由ではあるが、あれが「鉄道愛好家」などとの世間の誤解が広まるのがいかがなものかと案じている次第。

さて、高校時代、国鉄蒸気機関車の終焉を北海道で見届け、EF57やEF58、EF59を撮っていた1976~7年頃、そろそろ最後の活躍となっていたのがDD54やDF50などの特徴あるディーゼル機関車。DF50はまだ山陰線や紀勢線、四国で広く見られたが、DD54は播但線・福知山線に限られて稼動両数も少なくなってきていたので夏休みにセノハチに行く途中で何度か撮影に行った。赤くゴッツイ車体は迫力があり、走行中の音も大きくて印象に残る機関車の一つであった。

(写真・文:K.M)

1977年 和田山・播但線にて撮影

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コメント

「葬式鉄」の件、同感です。私が鉄道ファンだった頃(約40年前)はSLダイヤ情報とakaさんの情報誌しかなく、撮り逃した列車がかなりあります。今ではネットの情報で鉄道ファンが集まりすぎ、異様な雰囲気を醸し出しています。

以前にもUさんが異常な盛り上がりを疑問視されていました。「ありがとう!!」と大声を張り上げたり、プラカードまで持ってくる連中もいますが、相手はしょせん機械です。スポーツ選手やタレントの引退興行ならまだしも。傍から見て滑稽なことでしょう。同類項とは思われたくないですね。

DD54、懐かしいです。私もよく福知山線、播但線に撮影に出かけたものです。貴殿ともどこかでお目にかかっているかもしれません。
C57が播但線で活躍していたころは、DD54は敵役で前補機についてがっかりしたものです。しかし、廃止が迫ると痘痕も靨でミーハー的に撮影しました。長谷の大カーブでも撮影されたのですね。
今でも長谷の大カーブは変わりませんが、通過する車両は随分変わりました。

投稿: 元鉄道ファン | 2017年10月15日 (日) 23時21分

元鉄道ファン様
いつもコメントをいただきありがとうございます。私のショウもない写真・記事にお言葉をいただけると励みになります。
私がいつも(周りの人から色々鉄道のこと、なんで面白いの?とか)聞かれると答えるのは「所詮趣味ですから」というフレーズ。何が面白いのか、なぜそれに熱中するのかに理屈や理由は不要ですよね。好きだから追いかけているし、それが何故なのかなんて野暮な質問です。人に迷惑かけなければ(広い意味で)、まあ勝手にやっているし、やればよいとは思ってます。
しかし、所詮の趣味だからこそ拘りも大きく、狭い「鉄道趣味」の中でも(主観的に)変な輩と同類に括られるのは心外であります。まあ向こうも同じようにこっちを見ているのかもしれませんが、、、
私も鉄の塊の機械(機関車)が好きですけど、大衆の中で叫んだり涙流すなんて考えられません。あの行動も、やはり最近の映像ニュースやネットにアップされることを想定して「目立つ行為」を目的としているんでしょうかね?しかも(我々のEF58のように)何十年も追いかけて撮影してきたものならともかく、何かのブームに乗った「俄かマニア」であろうことは想像に難くありません。

元鉄道ファン様、akaさんの情報紙をもとに活動されていたのであれば少なくとも何回かは至近で三脚を立てていたことは確実かと思います。こうしてネット経由で再び交流が出来て嬉しく思います。引き続き宜しくお願いいたします。
(K.M)

投稿: K.M | 2017年10月16日 (月) 23時13分

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