大森付近で撮影した2コマ
どうあがいて、もはや自分が熱中できそうな車両はわずかしかなくなり、それも定期的に走るような存在ではないから、そろそろ鉄道撮影も潮時だ。今年、撮影に出かけた回数はわずか21日。そのカウントには家族で旅行に行ったついでに撮ったものもふくまれるわけで、DD51の夜行列車を撮りに北海道へ通っていた頃の情熱などみじんも残っていない。JR30周年記念のEH500による「カシオペア」の話を聞いても、走る時間帯を考えれば関心も高まらず、そもそもあんな時間帯に走らせて、何が記念列車なのかとしらけている。
そんなことはともかく、鉄道撮影に行く機会が激減する今後を見越して自室の棚から鉄道雑誌の多くをグルニエや納戸に移し、模型を陳列するための模様替えを行った。ほとんどは蒸気機関車の16番模型だが、プラモデルの戦闘機が並ぶ姿も見栄えが良い。好きなF4ファントムやロッキードのF104などを並べ、一見、模型店のショーウインドウの如くに改装して悦に入っている。今後、写真集など豪華本以外の雑誌はさらに駆逐して、部屋の棚の大部分を100両ほどの模型やニコンFなどフィルムカメラの陳列スペースにしてギャラリー化したいと考えている。
**************************************************************************
小池都知事が「排除」という言葉でずっこけ、またしばらくあの安倍の間抜けヅラを見る機会が長引くと思うといたたまれない。せめて11月1日の首班指名で引っ込んで欲しいと思うが、どうやらそれも難しそう。人様のことを顔で判断するのは恥ずかしいことだとは知っているが、彼の顔を見るとどことなくEF66の100番台のように、とらえどころのない不気味さを感じる。それも日を増すごとに濃くなっているように思えて、日本をおかしな方向に舵取りしているような肌寒さが漂う。
ともあれ小池知事の迂闊な言葉遣いには詰めの甘さを感じたし、政治家にとって重要な、言葉のチョイスに関する配慮の欠落は致命的。総選挙の結果は「自滅」という以外の何者でもない。けっきょく、一皮むけば中身は安倍と同じで、日本の政治家はどいつもこいつも似たりよったりだということを白日の下に晒した。リーダーがあれでは仮に「希望の党」が過半数を獲得していたとしても、今の状況にほとんど変化は生まれなかっただろう。
鉄道好きな前原さんも道化を演じてしまった。素直なお坊ちゃんがオレオレ詐欺に遭ったようなイメージで、哀れで同情したい気もするが、一方でそんな連中と付き合ってカモにされた世間知らずの坊やという印象。前回、民主党代表に就任したときも偽のメール問題で辞任に追い込まれたのだから、権謀渦巻く政界で人のホンネや事の真贋を見極める術が足りないのだろう。前述の狡知に長けた2人のヒールの前ではあまりにも影が薄かった。
*************************************************************************
EF65500番台のブルトレはろくに撮影していない。一通りの写真は撮ってはいるが、どれも毎度おなじみの場所で同じような絵柄ばかり。いずれもEF58撮影の合間に撮ったものが多く、カラーで残っている画像も少ない。
特に「みずほ」の写真は思いの外少ない。東京に早朝、到着する「瀬戸」や「出雲」よりも少ないのはヘッドマークが地味だったから。ほかの「さくら」「はやぶさ」「富士」などに比較すると、簡素なデザインに映った。この写真を撮った後、牽引機は徐々にEF65PFへと交代したのだが、P型がスノープローを付けたまま使用されたのにPF型では外された。検修の際の手間を省く狙いがあったと言うが、PよりもPFが好みだった自分としては大いに落胆し、ならばP型時代にもっと撮っておけば良かったと悔やんだものだ。
上とは別の日、1978年11月3日に撮影した荷物31列車のEF5860。当時、ここは高いフェンスもなく非常に撮りやすい場所だった。
(写真、文:U)
【ご注意】 アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
「鉄道」カテゴリの記事
「模型」カテゴリの記事
- 反面教師(2017.09.26)
- キハ183在庫一掃(2018.03.08)
- 大森付近で撮影した2コマ(2017.10.24)
- 下関のEF5831(2017.09.26)
- 久しぶりの鉄道模型店(2017.09.20)
コメント