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2016年9月 5日 (月)

ニコンとキヤノンの頂上対決@リオ

9月になっても撮影に行く気力が湧いてこない。お召し列車や「カシオペア」の信州入りなど、その気になれば比較的、ネタも多いというのに腰が軽くならないのは年齢のせいか、それとも夏バテが原因か?いっそ天気とその予報のせいにしてしまおうか。

8月の暑い頃は「9月になったら…」と考えていたが、月が変わったら「10月になれば…」と先送り。どんどん線路から離れていく気配濃厚だ。

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山形県で開催される「豊かな海づくり」のお召し列車は乗務員訓練、試運転ともに順調らしい。ファンの期待も熱を帯びてきたようで今朝、鉄道が主たる題材ではない地元の方のブログを見ていたら、試運転で場所の下見をした方が地権者の承諾を得て本番時の場所を確保し始めているという報告を見つけた。どうやら鉄道ばかりを撮っているグループではなく、普段は地元の花鳥風月にカメラを向けている写真愛好家の集団らしい。

そもそも昔はお召し列車と言っても、それほど早い段階で現地に乗り込む必要はなかった。それが個性的な車両が減って行くにつれ撮影対象が減り、最近では滅多に走らなくなったお召し列車が運転されると知れば大挙して押しかけるのは当然のこと。公式行事でピカピカに磨かれ、日の丸を付けて走る姿を撮りたくなるのはファンだけの心理ではないだろう。

昨今は老若男女、携帯電話のカメラで何でも撮ってやろうという時代だから、こういう人たちまで参戦するのは不思議ではないものの、本番までまだ1週間近くあることを考えると、そのドン欲ぶりにはビックリさせられる。

とにかく、どうせまたつまらないトラブルが勃発するのは明らか。そんな場に居合わせるのはご免蒙りたいものだ。

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リオ五輪での「裏番組」とも言える「ニコンVSキヤノン」の勝負はニコンに軍配が上がったと言えそう。帰国したカメラマンたちと飲む機会があって大まかな話を聞いた。

そこまでの表現がふさわしいかどうかはともかく、「圧倒的」に差が出たのが高感度域でのシャドウ部分。例えば室内競技をISO3200以上で撮るようなケースで、うつむいた選手の顔などを見れば明らかだという。見る人が見ればニコンで撮ったかキヤノンで撮ったか指摘できるだろうと言われ、さっそく某所に展示されたリオ五輪の写真を見てきたが、この目でも確認可能。ザラザラした感じのキヤノンに比べるとニコンはその傾向が弱い。

また、好みの問題ながらも日本人選手の肌色が美しかったという指摘もあった。
新聞のような紙質の良くない媒体に向けた写真を撮っているカメラマンが言うくらいだから、雑誌などもっと質の良い紙の場合はさらに顕著なはず。

連写性能は連続12コマのニコンD5より14コマのキヤノンEOS1DX MarkⅡが勝っていたかと思いきや、AFと併用すると14コマ全てにピントが合うわけではなく、キヤノンを使ったカメラマンはわざわざ秒12コマに落として取材したという。カメラ雑誌を見てもAFの合焦性能はニコンの評価が高く、それを裏付けた証言。ニコンが秒14コマになれば結果は同様なのかもしれないが、秒14コマと秒12コマの違いに拘らず、スペックを現実的なところに押さえるニコンの企業体質の表れなのかもしれない(それからしてもニコンは5000万画素クラスのカメラは当面、出さないのではないかと予想する)。

NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」の綿密な商品テストに遠く及びもしない、短期間での感想ゆえ鵜呑みにするには早計だが、キヤノン使いのカメラマンによる「今回、キヤノンがこれほどまでに(ニコンに)差をあけけられるとは思ってもいなかった」という言葉が印象に残った。

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2014年春に大岸での撮影。上はホームにカメラを設置してリモコンで撮ったもので、下はおとなしく400ミリでファインダーをのぞきながらの撮影。

カメラから目を離して撮ることを潔しとしない自分が、こんな邪道をやったのは、大岸のホームが列車をほぼ正面からとらえることができ、なおかつ安全にカメラを設置できる数少ない場所だから。500ミリに1・7倍テレコンを装着した。

おかげでサイドからは400ミリしかなく、自分には珍しく短いレンズでのカットを残すことができた。

(写真、文:U)

_dsc20500

_dsc40652_2

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