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2016年8月30日 (火)

「北斗星」最後の静狩跨線橋で

毎年この時期に書いていることだが、ことしも日が暮れると秋の虫の声が聞こえる季節になった。浴室の窓を開けて湯に浸かるのは風流な気分。秋に向かう2週間がせいぜいの短い贅沢だが、目を閉じて虫の声を耳にリラックスできる時間がいとおしい。

ブログにアップできる写真も払底したから、これまであまり書くことのなかった撮影時の記憶を中心に展開したいと思う。再掲になる写真もあるかもしれないし、個人的な感想に不快感を抱く方もいるだろうが、そこはブログというものの性格上、目を瞑っていただくより仕方あるまい。

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昨年8月上旬に撮影した写真。これが静狩の跨線橋で撮る最後の「北斗星」となった。
天候に恵まれず5日間の旅行中、晴れたのは2回だけ。流し撮りをしたり、曇天用のポイントを念頭に撮影計画を練った中で、この日の午前中だけは晴れるという予報から、ポピュラーながら大好きな静狩跨線橋を選択した。

「北斗星」の通過は8時37分ごろだが着いたのは8時。どうせ最も線路寄りはあいているだろうとの予測をもとに、豊浦の宿で朝風呂に浸かってからのんびりと朝食を取って7時半に出発。現着したら先客は6、7人、お決まりの立ち位置で200~300ミリ程度で構える人ばかり。自分が立とうと考えていたポジションには、やはりどなたもいなかった。
北海道の朝8時台とはいえ夏。超望遠域は陽炎で使えないと判断して買ったばかりの新型500ミリ単体で迎撃することにする。迷ったのはカメラボディ。陽炎を危惧して画素数の少ないD4Sにするか、「北斗星」撮影ではほぼ最後の訪問となるであろう、お気に入りのこの場所で、より高画素の D800Eを起用するべきか。通過までさほど猶予がない中で下した判断はD800E。これまで何度もここで撮影して、個人的には満足できる絵もあるのだから、最後は高画素で勝負するべきだと玉砕覚悟の賭に出た。この決定には10カ月前、D810で撮った写真の画質が不満で、わざわざD800Eを買い戻したという経緯も大きな材料となった。
早切りは禁物。D800EのバッファメモリではRAW14、15コマが限界。遠目の位置でシャッターを切っても陽炎で使えまい。なるべく列車が近づいてから切り始めることを念頭にファインダーをのぞく。

それにしても周囲の皆さん、さほど長いレンズではないのに、こちらよりもかなり遠目の位置から連写を開始。このポイントは遙か遠くから列車が見え始めるため、心情的に早くからシャッターを押したくなるのは理解できるがそれにしても…。大量に撮って、後でその中から気に入った画像を選択するというのだろうか。前もってどの位置で切りたいと、狙いをつけて撮影に臨んでいるのか甚だ疑問。「撮った」のか「写っていたものから拾うだけなのか」? こういう方々が連続撮影枚数が稼げると考えてフラッグシップ機に飛びついても「豚に真珠」「猫に小判」。案の定、その中の1人(D4使用の方)が列車が手前に来た時にはタマ切れで、「アッ!」と大声を出したからムー ビーを撮っている人が迷惑そうな表情をしていた。こういうケースによく居合わせるが、せっかく北海道まで来てご愁傷様としか言いようがない。(しかしD4でタマ切れを起こすとは、いったい何枚の写真を撮ったのだろうか?)

こちらの出来はほぼ狙い通り。かなり拡大すると陽炎の影響も見られるとはいえ、この季節にこの場所で500ミリという長めのレンズを使ったにしては及第点。ただし線間に伸びた雑草が見苦しく、今になってこの写真を見るたびに、今夏DF200牽引の「カシオペア」をここで撮った人たちも、きっと目障りに感じたのではないかと想像している。

(写真、文:U)

_dsc10201
話は全く異なるが本日のNHK、番組欄を見たら朝の6時から夜の10時まで、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」以外はほぼ台風情報。公共放送としての在り方は理解できるものの、それにしても大地震のようなケースでもないのにあまりにも極端な気もする。

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