久々のお召し列車運転
9月は「カシオペア」の長野入りや583系が数回上京、ほぼ完成した「四季島」が配属先に回送されるなど何かと話題が多く、それに伴って撮影地でのトラブルも増えそうな気配。毎度のことながらウンザリするニュースを耳にすることだろう。
そんな中、11日には山形県で開催される「豊かな海づくり」に出席される天皇・皇后両陛下のお召し列車が酒田→鼠ヶ関→鶴岡間で運転される。車両はもちろんE655系。昨日23日をはじめ、すでに足馴らしは行われているが、今後は本番に向け現地での試運転も本格化するはず。
酒田~鶴岡~鼠ヶ関は区間は短いながらも収穫に向けた稲穂が色づくシーズンで、それと絡めたり海をバックとした絵が撮れそう。地図を見れば分かるように鼠ヶ関~鶴岡間なら1日に2回、上下2本が確実に撮影可能だし、日曜日とあって場所取りも熾烈なことになるのは必至だから、10日にうかうか「カシオペア」を撮ってからの転戦では場所の確保が難しくなると、前日から乗り込むことを決めているファンも多いと聞く。久しぶりのお召し列車で、天皇陛下の生前退位問題なども気になるから、いろいろな意味で注目されそうだが、どうか平穏に終わって欲しいものだ。
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自動車メーカーのマツダが2017年後半から、初代ロードスターのレストアを開始するというニュースは昔、愛車としていた自分には魅力的なニュース。
1600CC で120馬力というエンジン性能も横幅1670ミリで軽量の同車にはベストマッチング。回頭性能が良く、福岡赴任時代に阿蘇山中のワインディングロードを走ったときの快感は今でも夢に見るほど。子供が生まれて泣く泣く手放したが、ドライビングの気持ち良さは27年来乗り続けているR32GTRよりも格段に上だ。
レストアするというニュースだけだから、もし手に入れるにしても状態の良い中古車を先に入手しておかなければならないのか、あるいはレストアした車が売りに出される可能性もあるのかは不明だが、とにかく心が動く告知であるのは間違いない。
さすがに3台も車を維持するのは非現実的だが現在、R32がかなりの高値で下取りできていることを考えれば、これが初代ロードスターを買い戻す最後のチャンスになるだろう。
でも、こういうことを書くとR32がへそを曲げて、不具合が生じるんだよね。
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またもや黄金での写真。数えてみれば20回前後は通った場所だし、2014年などは「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」「北斗星」と1日に3本も撮影できたケースもあったのだからコマ数だけは多い。
しかし天気に恵まれたのはそのうちの2~3割程度。ほとんどは駄作を残した勘定になる。日中、晴れていても夕方になると地平線付近に雲が湧いて夕日が遮られること夥しく、何度ガッカリさせられたことか。この写真は夕日を遮った雲の下から再び太陽が顔を出して一条の斜光が列車を照らしたときの「カシオペア」。この写真がここで最もフォトジェニックな光線状態となった。
(写真、文:U)
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