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2016年7月 8日 (金)

カシオペアクルーズ@近場

2日の下り「カシオペアクルーズ」。逆光にならない曇天、補機のEF64が双頭連結器で2エンド側から撮れるとあれば捨て置くことなど不可能。久しぶりに早起きして、ほぼ新品のニコンD5を担ぎ出した。

上越線内に行っても撮りたいポイントはないし、撮影後に所用も控えていたため遠出は困難。大宮以南の勝手知ったる複複々線で撮る方がアングルも自在で安上がり。

カメラを構えたのは毎度おなじみで新鮮味のない場所だが、EF64の顔つきが良く見えると判断した。

おあつらえ向きの曇天下。無理をすればISO400でも撮れたのだがD5をそんな低感度で使うのは宝の持ち腐れ。陽炎を懸念していつものような長いレンズは避け、ISO1600でシャッター速度と被写界深度を稼ぎ400ミリの一脚使用。800分の1でF8。

結果から確認できたのはD5はこれくらいの感度で使用するべきだということ。低感度域はD800Eに任せれば良い。それとてD5がTIFFで120メガもあるならば、よほどのことがない限り出番は激減しそうだ。

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終盤を迎えても参院選が盛り上がらない。原因は分かりきっている。「直ちに消費税を上げるべきだ」と主張する政党がないこと。既存の政党は現に納税し年金を受給する有権者、すなわち現在世代の利益を優先し、今回、消費税を上げなければ困ることになる将来世代は票をもたないがゆえに、その利害を代弁しない。

数年前、内閣府の研究所が年金、医療、介護の3制度について現役期に払う保険料負担と引退後に受けるサービス受益の予想される収支を計算したとの記事を見かけた。それによると、社会保障からの受益が生涯収入に占める割合は1950年生まれはプラス1・0パーセント、60年生まれはマイナス5・3パー セント。以降の世代はすべてマイナスで2015年生まれに至ってはマイナス13・2パーセントに達すると出ていた。つまり現在の高齢者は払った以上に受け取れるが、現役世代はすべて払い損。若い世代になるほど損失はふくらむ一方なのだ。

原因は言うまでもなく少子高齢化。経済発展もなく人口構造が「騎馬戦型」から「肩車型」になってきたためだ。もちろん先ほどの計算には1000兆円を超した国の借金の返済は含まれていない。将来世代はこれも払わせられることとなる。

目の前の利益を優先する今の大人が財布の中身を守ろうとすればするほど、そのツケは将来世代の肩に乗っかっていく。そんなことにも気づかずに電車内でのどかにスマホに興じている学生や子どもたちの稼ぎを、われわれは先食いしている構図だと言っていい。18歳選挙権がスタートしても彼らの目には大人に たかられ、むしり取られている仕組みが映っていない。利益代表となる政党の選択肢もなく、こうしてみると何だか子供を虐待している親のようなイメージすら漂う。

(写真、文:U)

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