6月の485系リバイバル列車
酩酊しながらJRのリリースを見ていたら、ちょっぴり気になるものを見つけた。
JR東日本が6月に485系を使用したリバイバル「ひばり」「つばさ」「あいづ」などの列車を走らせるという。すでに青い寝台客車が消え去り、イベント列車を仕立てるとしたら、こんなものになるだろうと考えていた矢先。特別な趣向もなく、お手軽で誰もが思いつく町内会の祭りの焼きソバの屋台のような企画。親近感すら抱く。
しかし、薹の立った自分のような年齢になると、子供だましのようにも見えてしまうのも、これまた正直なところ。
現役から引退する解体目前の車両を使って、極論すれば「ゴミで一儲けしよう」という魂胆に映ってしまうのだ。ひねくれ者ゆえ、暴言はお許し願いたいがティーバッグで1回、紅茶を入れ、さらに貧乏ったらしくもう一度、紅茶を絞り出すようなイメージ。
だが、やるからにはメインとなる「乗り鉄」ばかりではなく、「撮り鉄」連中も喜ばせて欲しい。いつぞやの田端機関区で行ったEF8181の撮影会のように、お召し装備を期待して金を払ったファンをがっかりさせたようなことは繰り返して欲しくない。少なくともシールのヘッドマークなどで誤魔化すような、中国製インチキ商品のようなことは願い下げだ。
(写真、文:U)
| 固定リンク
コメント