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2016年3月

2016年3月30日 (水)

DF200の仕様変更車試作

今後もたまには鉄道撮影に出かけることもあるだろうが、とりあえず書棚の「鉄道ファン」「レイルマガジン」を整理しグルニエに収納、代わって趣味の主役となる模型を陳列した。雑誌のバックナンバーに目を通すことも、もうあるまいという判断で、いっそ廃棄しても良かったのだが、スペースに余裕が生まれたから取りあえず温存することにしたが再び日の目を見ることはないだろう。そのうち業者に引き取らせようと思っている。

作業中、ふと手にした「とれいん」が「北斗星」が走り始めた頃の特集だった。写真を見ると静狩や沼ノ端の線路際の樹木がまだ低く、時間の経過がよく分かる。
面白いのは「北斗星」の乗車ルポ。森岡園恵さんという「とれいん」誌のチーフカメラマンが体にタオルを巻きながらシャワーを浴びている、鉄道雑誌としては画期的な写真を載せていること。なかなか気品のある女性で、最近の鉄道アイドルと称する小便臭い小娘がわざとらしいアンニュイな演技で、窓外を眺めるポーズよりはるかに魅力的。「とれいん」はその後も小田恵子さんという、これまた雰囲気のある女性をレポーターに起用していたが、今はどうしているのだろう。作業の手を止めてしばし見入ってしまった。

いずれ自室のデスクトップパソコンもほかへ移動し、模型の工作ができる環境を整える予定。生来の不器用者だからハンダ付けなどの金属工作は不可能だが、プラスティックの模型なら何とかなるだろう。比較的安価だし、失敗しても痛手は少ない。

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巷では余剰となった函館のED79がダイヤ改正以降、続々と苗穂に送られて解体されることを憂うブログが散見されるが、新幹線開業で昇圧化され、2度と使われることのない機関車を早々に処分するのは当たり前。廃車されクズ鉄化した自動車をいつまでも放置する業者が近隣住民の迷惑となるケースを考えれば分かるだろう。

ほかに転用する場所があるならともかく、少なくとも北海道内で使い途などないのだから、ファンのわがままといった意見に聞こえてしまう。
自分自身、20日に撮影したED7914号機の解体が始まったとしても所詮は機械。使い途が無くなれば解体するのは当然で、いじましく取り置きしても、まさにわが家のグルニエを占拠していた無用の諸々と同じではないか。サッサと片付けるに越したことはあるまい。JR北海道としては鉄道ファンの感傷などに頓着する必要などない。

イイ年をしたと思われる人物がただただ情緒的に、運行取りやめ→廃車→解体のスムーズな流れに異を唱える記述は滑稽そのもの。金に余裕があるなら、残骸となるナンバープレートなどの「遺骨」でも拾っていればイイ。

同じように田端で使わなくなった2両のEF510も明日、富山へ追い出される。EF65PFに引かれ田端を10;07→高崎11:49、その後、4月3日にはEH200で高崎操を15:32に出て長岡、新潟経由で新たな配置区に向かうらしい。

ここで思うのは次のダイヤ改正では何が行われるかということ。機関車ファンにはもう、どうでも良い些末な動きしか発生しないのか。

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そんな中、ファンが大挙して押し寄せそうなネタを見つけた。

JR貨物の平成28年度計画によれば、「関西線のDD51形式ディーゼル機関車の老朽置換としてDF200形式仕様変更車を試作」とあるし、別項には「今年度から開始する愛知機関区稲沢派出で行うDF200形式機関車用エンジン整備の品質確保及びEH800形式機関車の初期故障防止に、特に注力していく」ともある。

この正式発表で名古屋、四日市地区にDD51狙いのファンが集中、以前からの噂が現実となる。

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もう撮れないと思ったから18日の夜は三脚と脚立を担いで函館の駅に行った。ホームは凄い人。きっとDD51とED79の両方が撮影できるというのが理由だろう。ホームの外からでは青森方の機関車は撮れない。
この日は機関車の正面には立たなかった。何度か撮影したし、長いレンズが使えないから、お遊びのつもりで斜め後ろから引っ張った。

しかし函館はやはり明るい。さまざまな光が集まって明るすぎる。夜間撮影にはもっと暗い長万部などが適していただろうが、それは自分の芸風とは異なる。ホテルから至近の場所だからこそ時間を割いただけ。

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上は1月10日撮影のDF200の試作機901号。関西線で使用される「仕様変更車」は当然、ほかのDF200と明確に見分けられるよう、塗装などを変更するのだろうか。

(写真、文:U)

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2016年3月27日 (日)

ニコンD5とEF64

昨日、ニコンD5とムサシノモデルのEF64(13㎜)を引き取ってきた。

まずはD5。
当初、CFカード用のボディの予約がXQDカードのものを上回っていたようだが、レキサーが自社のXQDを半額ほどに下げた2月から、CFからXQDへと変更する人が増えたようで著しい品薄になっているらしい。発表前から頼んであったため、どうにか1台は入手できたが、しばらくはこんな状態が続くのでないかとの観測が流れている。
さっそく本日、所用のついでに市川の駅で貨物列車を試し撮りしてみたが、もうISO1600は当たり前に使える。おかげで超望遠レンズを使用しても被写界深度を稼げるために、編成の後部も、あまりボケずにすむ写真が撮れる。ISO12800あたりまでなら、じゅうぶんいけそうな画質に感じるが、日が落ちてきたらマイカーでも撮って試してみたいと思う。
それにしても惜しいのは「カシオペア」がDD51で運転されている時に発売が間に合わなかったこと。カメラのモニター画面を見るだけで画素数が2000万に向上したことも明確に分かるのだから、あと2週間早く出ていたらと思うと残念でならない。

ムサシノモデルのEF64は相変わらずの、凄絶とも言える作り込み。自分が購入したのは福島機関区に配置されて米沢との間、板谷峠の補機に使用されていたころのバージョン(8号機)。前面の窓につらら切りのプロテクターがあって厳めしい。ディテールも塗装も言うことなし。床下もかなりの部分まで再現されていて、普通に眺めるだけでは見えないのがもったいないほどだ。
茂木社長も悪い人で、茶色塗装の37号機を見せてくれたが(見なきゃ良かった)、これがまた素晴らしい色。ご自身が塗料を調色したとのことだが、実物よりも実物らしく見えると言っても過言ではない。長岡に配置されていた当時、双頭連結器の1000番台ほど魅力を感じなかった自分が、資金繰りに難渋するのを覚悟で、その場で13㎜バージョンを追加注文してしまった。鉄道模型にそれほどの造詣はもちあわせていないが、これは「名作」と言うべき逸品。ムサシノ製EF64の各タイプの中でもピカイチで、興味のある人は直ちにオーダーを入れるべき名品だと感じる。
それにしても金属製モデルは将来、作ることのできる職人がいなくなり、先行きは真っ暗だから、今は多少無理をしてでも買える範囲で買っておくべきだろう。特にムサシノモデルの製品を上回る製品は考えられそうもない。

今年はこの後、イモンのC5711、ムサシノモデルのEF651118、EF65500番台が出てきそうで、EF6437の飛び入りには頭を痛めそうだ。

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遂に北海道新幹線が開業し、本州と北海道の間は在来線の旅客列車が消滅した。「カシオペア」撮影の合間に江差線(海峡線)で撮った列車をアップする。これらの列車を撮りに行くたび、木古内から先はとうに廃止されているにもかかわらず、どうして「江差線」と言っていたか不思議だった。第三セクター化されるまでの短期間だから、そのままの名称が残ったのだろう。

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これを485系というべきか迷うところだが、前面に「485」と書かれている以上、そうなのだろう。とにかく最後の485系定期特急となったわけだ。もちろん「カシオペア」などの撮影ついででなければ、わざわざ撮りに行くことのない車両だが、何だかんだ言いつつもけっこう撮影機会は多かった。

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どの列車に転用されるか知らないが、今後あまり縁のない被写体になるのは間違いない。「なくなるから撮った」だけのもの。ただし、D800Eの発色には緑の車体はマッチしているように思える。

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北海道への運用がなくなり、首都圏でEF64や65を駆逐することになるであろう機関車。新鋭のEH800よりまマシなご面相だが、これまたわざわざ撮りに行くことはないだろう。

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幌付きの顔は悪くない。ほぼサイドからの光が陰影を作ってイイ感じ。わざわざ撮りに行くことはないが、家族旅行などで北海道に行ったら朝夕の斜光が注ぐ時間帯を選んで撮ってみるのは悪くない。

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ニコンの新しいプロストラップ。個人的には前のデザインの方が好き。

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(写真、文:U)

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2016年3月24日 (木)

青いDD51最後の順光撮影

それにしても毎度不思議に思うのは廃止となる列車に向かって「ありがとう!」などと声をかけたり、プラカードを掲げる奴がいること。列車に乗ったり撮影したりするのはこちらの勝手。まったくもって個人的な思いであって、それを声にするなど薄気味悪い。無機質な鉄の塊に魅力を感じるのは人それぞれ自由だが、いったい何が「ありがたい」のか??? 

駅のホームなどパブリックな場所で「さようなら」だとか「ありがとう」などと書かれたプラカードを掲げたり、大声を張り上げる姿は世間一般には不気味な光景にしか映らず、マスコミの餌食になって一部のオタクぶりが針小棒大に拡散され、それがファン全体への偏見となる。

ヤメテオクレ。

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さて、「カシオペア」1本だけとなって以来、撮影エリアを以前より南へスライドし、函館(海峡線をふくむ)から静狩までと絞ったが、この間にも有名な撮影地は数カ所存在する。できる限り人と肩を並べて撮影に臨まなければならないような所は敬遠したものの、覚悟していたよりもファンが少ないのは意外だった。しかし、それでも普段あまり北海道にご縁のない方々が多数、押しかけるのは確実で、不快な思いをしないですむポイントで穏やかに最後のDD51を見届ける環境は自分にとって必須だった。

本日アップしたのは16日の東山駅でのもの。前回の写真を撮った後に先回りし、結果的に順光下でのDD51最後の「カシオペア」となった。
以前の記事にも書いたとおり、函館~長万部間では晴れると機関車の正面に日が当たるのはここしかない。ダイヤ改正で廃止になる鷲ノ巣駅手前の直線、静狩のオーバークロスはギリギリ機関車前面の4分の1程度には光が当たるが遅延したらアウト。長万部以東に行けば順光になるポイントは多々あるが、太陽が高くなってしまう。少しでも低い位置から日が当たることも条件の一つだ。

実は1997年の函館スキー旅行で順光になるのはつかんでいたから1月の渡道で下見し、先月は実際に撮影して確かめていた。まず間違いなくここなら誰も来ないだろう。静かに撮れるし次の撮影地に移動するため道央道の森ICも近いという利点も大。ED79区間で撮った後は曇れば小沼湖畔、晴れれば東山と決めていた。

難点は線路際に各種の標識があって撮りにくいこと。列車のサイドに日が当たる側はそれが特に顕著。安全に超望遠レンズを使うなら立ち位置は自ずと限られてしまうが、順光の魅力には抗えない。

2月に訪れたときのように雪があれば最高だったが、春の到来を予感させる雰囲気も満更ではなかった。

(写真、文:U)

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2016年3月21日 (月)

朝日が照らす「カシオペア」

終わった…

このひと言に尽きる。
2008年から鉄道撮影に復帰してEF64の「北陸」「あけぼの」と北海道の青いDD51を中心に撮り続けてきた趣味生活もこれでお終い。蒸気機関車が全廃したとき、EF58人気が高まって各種イベントが乱発され、お祭り騒ぎの様相を呈した時期と過去2回、撮影から遠ざかったことがあるが、いずれも復帰を果たした。しかし、さすがに次のターゲットに枯渇してしまう今回は、本当に「終わった」という感慨がひとしお。気が向けば復活蒸機や私鉄の古い車両を撮りに行くこともあるだろうが、自分の気の済むまで何度も撮影に行くような情熱は湧いてこないだろう。

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今回も函館に5泊して16、18、20日と3回ほど「カシオペア」を撮ったが、最後だからといってありきたりな場所に行くことは自分の性格からしても、やはり潔しとはできなかった。

撮影同様、満足できるまでRAW現像にも没頭しなければならないが、とりあえず1枚をアップする。16日早朝、茂辺地~上磯での撮影。日の出の方角や地形、周囲の建造物などを検討し、あたりをつけていた場所。このポイントが気に入り毎回通ったが、ダイヤ改正前最終運転日の20日も奇跡的に朝日が照らし、ご一緒したH氏、K氏も満足できたご様子で何よりだった。もっと西の有名撮影地に集まったファンも多かったがようだが、日の出からの時間と列車の通過時刻を考えたら、この界わいよりも奥地に行くのはリスクが高いと判断したうえで狙いを定めた。

しばらくは撮影に行く予定もない。慌てる必要もないのだから、じっくり現像して少しずつアップしていきたい。

(写真、文:U)

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2016年3月19日 (土)

最後の上野発の夜行列車~下りカシオペア

初めて上野発の夜行列車に乗ったのは1975年12月18日の急行「津軽」。夕張線で最後まで残った本線蒸気機関車列車を撮りに行くために渡道したとき。ボックス席に座り、秋田で朝を迎え、青森からは当然青函連絡船に乗り継いで追分に向かった。なぜ早く着く八甲田でなく奥羽本線経由の津軽を選択したのかは工程を組んだ高校の先輩に聞かなければわからないが、有名な歌の歌詞・題名(津軽海峡・冬景色・・・上野発の夜行列車♪)に妙にマッチしてしまっている。もちろんこの歌がリリースされたのは1977年1月だから、この時はまだそんな考えで選んではいないんだが。

あれから40年余、蒸機・連絡船はおろか夜行列車自体が最後を迎えることになってしまった。ブルトレブームと言われた頃、東海道本線で朝待っていれば7~8本の寝台列車が撮れ、合間にEF58の荷物列車や団臨など来て、今から思えばなんと贅沢な時代だったのか。

無くなるからといって今さら人混みの中で撮る気にもなれず、昨夏の北斗星は一切撮りに行かなかった。今日は朝から雨で、二日酔いで寝坊したのでのんびりしていたが、まあ最後の下りくらいはどこかで軽く撮ろうかと南浦和に行ってみた。

撮影位置に三脚を据えてしばらくすると、なんとTさんとお会いした。鉄道撮影地で知り合いの方と偶然会うなんて何年振りのことだろう(それだけ撮影から遠ざかっていた証)。光線の具合やカブリの心配などしつつ、Tさんと話をしながら待ち、無事に最後の上野発の夜行列車をカメラに収めることができた。

(写真・文:K.M)

2016年3月19日 8009列車 南浦和

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2016年3月18日 (金)

函館にて

15日の夕方、千歳に着いて現在、函館に宿泊中。函館便を使えば良かったのだが、千歳のレンタカー店に脚立や三脚を預かってもらっているから、今回はそれを回収する必要があって新千歳空港を利用した。それに20日の上り「カシオペア」は電化区間で撮らざるを得ないから帰りは千歳発が便利だ。

函館まで片道約300㎞、15日は夜遅くホテルに着いたが16日は見事なまでの天候に恵まれたから疲れは吹っ飛んだ。下り「カシオペア」を3回撮影したが、いずれも申し分ない天気。特にED79の牽く朝の一発目はこちらに来る前から入念に地図を見て撮影地を選んだが、ドンピシャリ狙い通りのカットが撮れ今回の旅行の良いスタートを切ることができた。

二発目のDD51区間も順光。ここは前々回に下見をして前回も訪れたが思ったような成果を上げられず、今回やっと思惑通りの写真になった。ありきたりのフレーミングの写真だが、函館から長万部の間ではこれだけ順光になる場所はほかにはあるまい。そういう意味ではまずまずの手応えを感じた。

三発目は某所で。2回目の撮影を終え道央道で(「カシオペア」に)先行したが、インターを出て近い場所ということを念頭に前回の旅行で下見をすませていたところ。一昨年、ひょっとしたら撮影できるのではないかと目星を付けていた所だが、そのときは夏で気温が高く陽炎を忌避した。以来、「北斗星」が走っていた時期も何となく来ることがないままになっていた。ダイヤ改正でファンが多くなって不快な思いをするのを避けるべく温存していたが、初めてここで「カシオペア」を撮って超望遠派としては中毒になりそうなアングルだ。本日18日も再訪問したほど。おそらく最終日もがら空きだろうとふんでいる。

こう書きながら撮った写真を掲載しないのは、ここに載せてしまうと20日に混乱を来す可能性を回避したいため。鉄道ファンの方々の情報収集力は凄いから写真を見ただけで場所を探し当ててしまうだろう。
まあ、自分の好みであって誰でも満足できるわけではないから、あまりもったいぶるのは失礼だが、今回のダイヤ改正で自らの鉄道撮影の頻度も低くなってアップする写真も払底するだろうから、このブログを少しでも延命させる措置と受け止めていただければありがたい。

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さて、9日の記事で偉そうに函館の朝市よりも自由市場の方が値段も安いと紹介してしまったが、実はさらに安く海産物が手に入る場所があった。市内の中島町にある「中島廉売」という商店街。魚屋さんや八百屋さんが軒を並べ、「朝市」や「自由市場」よりも圧倒的に安い。とにかく安い。ホタテなど朝市の価格がバカバカしくなるほど。ジャガイモなどの野菜も安価だから、ここの価格を見てしまうと今滞在しているホテルの眼下にある函館駅前の「朝市」など誰が行こうか。
明日は天気も悪く撮影もほとんどしない予定。「中島廉売」に繰り出して、自宅へ送る品を見つくろうと考えている。

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下の485系は1月の撮影。その下の「カシオペア」は一昨年、小幌~礼文で撮った。2枚とも「お古」では失礼だから、昨日撮影した485系も。20日は天気が回復傾向だから、ここで朝の1回目を撮れれば幸いだ。

(写真、文:U)

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2016年3月16日 (水)

伊豆箱根ものがたり号

最近、首都圏では魅力的な被写体が少なく出動回数も激減していたが、久しぶりに長岡のEF64牽引のチャンスとあって、機関車の番号に拘わらず出撃しようと決めていた。番号も1031号機と判るとスイッチが入り、自然と2時過ぎには目が覚め、3時過ぎに家を出た。場所は、宮原、浦電横と考えたが、少しでも明るさを稼げるし、コインパーキングにきちんと車を停めることのできる東十条に決めた。しかしながら、一番の気がかりは、人が集まり過ぎ、この場所は申し訳ないがマナーもわきまえない初心者も集まるであろうこと。現地には420分に到着したが、先着の方はわずかにおひとりだけで、かえって拍子抜け。安心してポジションを確保し、明るくなるのを待っていると後ろからUさんにお声をかけられた。昨年11月の水上合宿以来だったのでお久ぶりだったが、通過までの間、一人で暇をもてあますことなく過ごせたのは幸いだった。さて、翌日は土地勘のない東海道筋であり、混雑するポイントは避けたかったが、一番撮っておきたかった真鶴を目指した。通過の約4時間前に到着し、何とか場所は確保したが、フェンスに脚立をロックして場所取りだけされている方がなかなか来られず、周囲の方々とやきもきしながら待った。先着の方々は徹夜組のようであり、その気迫にはただただ敬服するばかり。幸いトラブルになることもなく、当初の場所で撮影できてよかったが、最終的にはかなりの人数に膨れ上がった。Uさんは、「若者が喜ぶようなネタ」とおっしゃられるが、真鶴のホームには女性のマニアの方も複数見受けられたし、後からブログを拝見しても、ありとあらゆる年齢層の方々が白昼堂々と首都圏を駆け巡ったEF641031牽引のばんものを待ち受けていたようで、まさしく老若男女が楽しんだということだと思う。背景のマンションは邪魔だが、何とか光線も適度なうす曇り程度で、満足できた結果が得られたと思う。撮影後は、圏央道経由で高崎線内へ先回り。恐らく混まないと狙ったターゲットのポイントに余裕で到着したが、案の定先客さまはおひとりだけ。4時半過ぎの通過とあって、ドン曇りでかなり暗くなり、さらにハイビーム攻撃をモロに食らったが、さすがにナノクリスタルコートのレンズが耐えてくれた。それにしても、通過直後に手前を上り普電が通過し、危うく被るところだったので間一髪命拾いした。(写真・文:TDsc_53231

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2016年3月15日 (火)

久々の双頭機

本日から北海道。18時半に新千歳に着きレンタカーをピックアップして一路函館に向かう。ちょっと強行軍だが16日に「カシオペア」を撮ってからはのんびり過ごせるから、きついのは最初だけ。天気予報もまずまず。残尿感のない旅にしたいものだ。

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12日、「伊豆箱根ものがたり号」の回送列車を撮りに東十条に出かけた。昨年10月以来。

前の記事にも書いたように、この手のイベントものにノコノコ出かけていくような年齢でもないが、昨年1月の臨時「あけぼの」以来、久しぶりの双頭連結器付きEF64でもあり、休日と重なったことも重い腰を上げる要因となった。

当初、東神奈川も考えてもみたが、今回のスジだと機関車の正面に日が当たらない。土曜日の朝とはいえ時間帯から判断しても列車密度は高く被りも怖い。場所取りも熾烈を極めそうなことから穏当に東十条に車を向けた。

「あけぼの」撮影で勝手知ったる場所、天気予報も問題はない。朝日こそ望み薄だが正面がちのアングルで決めてやろうと立ち位置を定めた。

(写真、文:U)

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2016年3月13日 (日)

僥倖(?)

次の北海道行きを終えれば当面、鉄道撮影の頻度が低くなるのは間違いないことだが、それはそれでホッとしていることも認めなければならない。これからも撮りたい車両が残れば、自らの性格から考えてもまだまだしつこくダラダラと撮影を続けていくことだろう。撮りたくて撮りに行くのだから「苦行」ではないはずだが、実際は年齢的に考えても今までのように日の出前に起床して、場所を確保したうえで撮影に臨むことがつらくなってきているのも事実だ。

12日、横浜から伊東に向けてEF641000番台牽引の「伊豆箱根ものがたり号」が運転され、その送り込み回送を撮るべく久しぶりに東十条に出向いた。こういうイベントものに参戦するのも恥ずかしい年齢なのだが、前夜調べてみると牽引機が双頭連結器の1031号機とあっては外すわけにはいかない。どうせ、ちゃちなヘッドマークだろうと想像はしていたが、マークが付かないEF64はどこか間延びした印象もあって、そんなものでも付くだけマシと午前3時半に起床した。
現地でTさんともお会いできたし、マークもギリギリ及第点。好きな、正面アップのアングルにも満足したが、やはり疲れるのも現実。帰宅後、昼食を取ってから2時間近くリビングでまどろんでしまった。本当はこの時間を使って北海道行きの下調べをしたっかたのに睡魔に立ち向かうほどの余力は残っていなかった。

実はこの前々日の10日夜から11日にかけてはほぼ徹夜で仕事をこなし、11日も帰宅してから2時間しか仮眠できなかったからなおさらだ。若者が喜ぶようなネタにノコノコ出向いて討ち死にし、この疲れを北海道まで引きずらなければ良いと心配になっている。

したがって今度のダイヤ改正で「カシオペア」が今までのような頻度で北海道に渡らず、しかも牽引機がDF200になるのならある意味、助かる面もあるというわけだ。もちろん、嫌々撮影を続けてきたわけではないが、体力の衰えは気力の減退にも直結する。良いタイミングで好きな被写体が消えることは老体に安寧をもたらすから、哀しいかな僥倖ともとらえている。

(写真、文:U)

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【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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2016年3月11日 (金)

583系の「ニコニコ超会議号」

はたと気づいたらEF510の牽く「カシオペア」を撮る機会はもうなくなってしまった。1、2回くらいは行っておこうと考えた時期もあったが、撮っておきたい撮影地もないし、わざわざ遠出するほど魅力を感じる機関車でもないから、そのうちにと、のんびり構えていたら機会を逸してしまった。

まったく悔いはない。ありきたりな写真ばかりだが近場での撮影ならほどほどこなしたし。
で、田端に残った2両のEF510は31日には高崎に移され、JR貨物への移籍の途に就くらしい。なかなか迅速な手配だ。

それよりも自分としては15日からの渡道で、どのように行動するかを決めることの方が肝心。人の多い場所は避けたいが、むしろ素直に有名撮影地で最後の姿を手堅 く押さえるのも悪くはないとも考えている。今になって行ったことのないポイントを選んでも、ぶっつけ本番で後悔するのは怖い。静狩や大沼などの人気の高い所はそれなりに安定した絵が撮れるのは間違いないから、締めくくりに変な色気を出さず安全パイを切っても良さそうではある。迷うところだ。

さて「特別なトワイライトエクスプレス」や「カシオペア」に代わって今後ますます注目を浴びるのが583系。今年はすでに何度か首都圏に姿を見せて いるが、4月28日発の「ニコニコ超会議号」にも使用されることが発表されている。すでにチケットは完売のようで、大阪発が28日の20:00~20:30発、海浜幕張着が 翌29日の10:00~10:40分着とのこと。日の出も早くなる時期、撮影にも適したスジになりそうだ。

(写真、文:U)

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2016年3月 9日 (水)

北舟岡の「北斗星」

何度も同じことを書くようで恐縮だが、「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」がなくなり、「カシオペア」のみとなるにあたって懸念していたのは運転がない日の過ごし方。日がな一日、DF200や特急を撮るのも飽きるのは目に見えていたし、男1人で冬の観光地を巡る気も起きない。
昨年、「北斗星」と「カシオペア」が交互に走っていた頃は豊浦の「しおさい」をベースに昼間は温泉に浸かり、自室で酒を飲んでいたが、「カシオペア」のみとなってからは丸々1日、そうして過ごすのも飽きるのが分かっていた。もちろん「しおさい」がリニューアル工事で昨年末から今年の2月いっぱい閉鎖されていたこともあるが、とにかく豊浦では時間を持て余してしまう。そこで最近はベース基地を函館に変更した。

これが大当たり。当初は時間つぶしに苦労するかと思ったが、五稜郭の駅や海峡線などで楽しく暇もつぶせるし、なにしろ昼間から飲み屋に事欠かないのが嬉しい。穴場と言えるほどの店は知らず、駅前の観光客が多い居酒屋や朝市の食堂で過ごすのたが、それでも東京に比べれば味も値段もそこそこ満足できる範疇。
先日の旅では海峡線で485系の上り「白鳥」を撮ってから市内に戻り、昔スキー旅行で行きつけにしていた朝市の「茶夢」という店に13年ぶりに顔を出し大将の顔を拝み、15時から駅前の居酒屋に移って18時には出来上がって早々とベッドに入っていた。翌朝、「カシオペア」撮影のために3時半には起きなくてはならないから、これくらいがちょうど良い。毎日午前3時半起床ではとても続かない。こうやって1日おきにのんびり過ごせるローテーションは、考えていたよりも体に優しく返ってありがたいというのが今になっての感想だ。

何しろこの日は渡島当別以西で下り「白鳥」を撮ったが、ホテルを出発したのは9時。したがって久しぶりに朝食にありつく余裕さえあったほど。朝、ホテルで新聞に目を通しながら、まともに食事などしたのは鉄道撮影だけを目的とした旅では何年ぶりのことだろう?

午後、酒をがまんするか、飲み始めを遅くすれば市電の撮影にも行けるが、興味のない被写体よりも酒が勝る。新幹線開業を待つ函館駅のスナップなどをとも考えたが、後で見ることもない写真よりも飲み屋のカウンターの方が魅力的なのは自明。鉄道撮影と観光を兼ねたような、肩の力が抜けた旅はなかなか贅沢だ。

ここで2点ほど。
函館は日本有数の人気観光地だからホテルの宿泊料金も金曜、土曜の夜は高くなる所がある。そのうち少なくとも駅前の「ロワジールホテル函館」は避けた方が良い。休前日の料金も高くなるし部屋にもガッカリさせられる。今どきあんな部屋に泊まるくらいなら、駅から少し離れるだけでもっとマシな所は山ほどあるはず(休前日の料金も上がらない)。「カシオペア」や「はまなす」の夜間撮影に行こうという人は駅の近くであることを益とするかもしれないが部屋は狭くて古く、値段ほどの満足感は得られない。もっと安い料金で快適なホテルはいくらでもある。

もう一つは駅前の朝市について。全国的にも有名だし新鮮な魚介類はあるが総じて値段は観光地料金。少し離れたところにある「はこだて自由市場」をお勧めする。地元の人も客をもてなすときには、こちらで買い物をすると聞いた。駅前の朝市よりも小規模だが実際、値段は安め。魚以外の食料もあるし朝市にあるような食堂もある。天気の悪い日は駅前から市電で二つ目と三つ目の電停の中間だから、どちらかで下りれば近いはず。ただし休日は休みだから要注意。

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夕日が当たる上り列車の撮影地として黄金とともに人気を博した北舟岡を通過する「北斗星」。
2013年7月に畏友H氏が撮った素晴らしい「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」に刺激され、何度か訪れたが遠く及ばない粗製濫造ばかり。そのうちの1枚。

噴火湾に面するこの駅はカモメが舞い、夕日が美しく、鉄道ファンのみならずホームの駅名を入れて記念撮影する女性旅行客などの姿も目立ち、隠れた人気スポットだった。

しかし黄金で撮るか北舟岡にするかは、いつも難しい判断だったことを思い出す。
と言うのもここは黄金に比べると通過時刻が8分程度遅い。このわずかな時間差が露出に大きく影響し、夕日の鮮やかさを左右する。通過時刻の早い「トワイライトエクスプレス」はともかく、18時すぎの「カシオペア」「北斗星」ではかなり悩まされたものだ(それ以前の「北斗星」のスジでは夏至の頃でも北舟岡での撮影はほぼ無理。2015年3月の改正以降での話)。

天気予報では晴れと出ていても列車通過直前、日が沈む頃に出てくる雲に何度泣かされたことか。

そんな思い出も早、過去の話だ。

(写真、文:U)

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2016年3月 7日 (月)

テレコンで学んだこと

昔、蒸気機関車がまだ現役だった頃、中学生だった自分はケンコーのテレプラスという、今で言うテレコンバーターを携えて北海道に行ったことがある。交換レンズと比べると圧倒的に安価で、焦点距離を3倍(2倍と3倍の2種類があった)にすることに惹かれ、なけなしの小遣いをはたいた。写真のことなどほとんど分からなかった時分。これを標準レンズに付ければ150ミリになると、うかれて津軽海峡を渡ったのんきな時代が忘れられない。

しかし結果は惨憺たるもの。画質はひどいものだし、ほとんどの写真にピントも合っていない。幸いだったのは当時、走行写真よりも機関区での撮影に重きを置いていたから被害は少なかったが無駄な出費に、2度とこういう怪しいアイテムなど使うものかと失敗を胸に刻んだ。

しかし技術の進歩は著しく、今やこのテレコンバーターなくしては自分の趣味活動はあり得ない。1・4倍は常用、1・7倍も適宜使用している。長いレンズを何本も持参できない公共交通機関での撮影行などはもちろん、今や車を使うときでも無駄な荷物は省いて500ミリとテレコンの組み合わせがほとんと。800ミリなどの単玉はここ数年、出番がない状況だ。

しかしそれでも2倍のテレコンはまだダメ。旧製品よりもずいぶん進歩はしたが、パソコンでとことん拡大してみると合格点は与えられない。数年前にニコンが2倍のテレコンをリニューアルして飛び付いたが、非球面レンズを使った定価¥75600(税込み)の新製品も使ってみると当時の1・4倍や1・7倍の画質には及ばなかった。またしても無駄な出費をしたわけで、たった1度、それも試し程度に使っただけで今も押し入れの片隅に眠ったままになっている。自らの基準を下げて久しぶりに使おうと思っても、1・7倍を装着して撮った写真をトリミングした方が画質が良いのだから持ち出すまでには至らない。今後、気温が上がって陽炎の影響が顕著になれば尚更だろう。

そもそも2倍のテレコンなど、200ミリなどに装着して400ミリ換算にして使おうとするような奴はいまい。DX機なら200ズームに、(2倍テレコンより遙かに優れている)1・4倍で420ミリになるのだから不要。使用するとしたら400ミリ以上の大口径レンズでなければ意味はない。それも状況を考えずに、ただ焦点距離を伸ばそうというだけでは致命的な失敗につながり、迂闊に手を出したら大やけどする。

では自分はどうしているかと言えば、例えば500ミリだけしか持参していないときに1000ミリの画角が欲しい場合、1・7倍を使って850ミリとして、それで撮影した画像をトリミングする。この方が十中八九、2倍テレコンを使った写真よりも断然、結果は優れている。被写界深度の上でも有利だし。

このことは先日、雑誌によく写真を掲載されている方のブログで2倍テレコンを使った画像を拝見し痛感した。ご本人は2倍のテレコンに満足して賛辞を寄せていたが、よく見ると画質はズタズタなのだ。プリントもせずにパソコン画面だけで判断しているから画質の劣化が目立たないものの、原寸大に拡大したら惨たんたる結果であることを気づいていない。のんきなものだ。これを見て、使ったことのない人が自分のような無駄な出費をしなければ良いと思った次第。余計なことだがベテランでさえこの始末なのだから。
ほかにもテレコンを使う際のコツはあるが、ブログのネタも尽きかけているので追々。

下の写真は言わずと知れた島松~北広島で撮影した「北斗星」。これをノートリミングで撮ろうとしたら1000ミリは欲しい。500ミリに1・7倍で850ミリからトリミングしたが、風の強い曇天とはいえ8月に1000ミリなんかにしていたら陽炎で見るも無惨な結果になっていただろう。もちろん事前にこの日の予想最高気温を調べ、体感温度を考え、さらに事前の列車でテストを繰り返したうえで撮影に臨んだが、もう少し気温が高ければ躊躇なく700ミリ(1・4倍装着)からトリミングしていた。それでも地上からあまり高くない連結器回りには陽炎がうっすらと立ち上っている。

そう言えばここでは1度も「カシオペア」を撮っていないことを思い出した。

(写真、文:U)

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2016年3月 5日 (土)

この会社、凄すぎるぜ!

3日の新聞でこんな記事を目にした。

             燃料なくなり列車停止               
               JR北海道 

2日午後7時5分ごろ、北海道白糠町のJR根室線古瀬―白糠間で、新得発釧路行き普通列車のエンジンが止まり、停車した。JR北海道が車両を点検したところ、燃料タンクに燃料がなかった。乗客4人にけがはなく、タクシーで目的地へ向かった。
 JR北海道によると、この影響で列車4本が運休、釧路発札幌行きの特急1本が約2時間半遅れた。同社が原因を調べている。

続報を探したら、どうやら燃料補給を忘れていたという、見事なまでの凡ミスが原因。車で言えば「ガス欠」。ミスもここまでいくと極まれり。挙げ句の果ては「(乗客は)タクシーで目的地へ向かった」という、鉄道会社としてこれ以上ない赤っ恥。暴風雪にでも見舞われて列車に閉じこめられていたら暖房も効かず、4人の乗客はどうなっていただろう。
北海道新幹線開業に向けお祭りムードが高まる中、一方では燃料補給を怠って列車が立ち往生してしまうという企業体質。新幹線など扱えるのか?「ブタに真珠、ネコに小判」という言葉がちらついた。

この会社、凄すぎ! 

(写真、文:U)

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2016年3月 3日 (木)

「カシオペア」の再渡道へ向けた動き

何となくほぼ1日おきに書いているこのブログの記事。実は前回の2日はとても書けるような体調ではなかった。未明からの激しい腹痛で朝起きてみると高熱。幸いインフルエンザではなかったが、食事ものどを通らずパソコンを起動する気力すらなかった。そこで写真だけアップして記事なしでも良いと思い、夕方になってやや体調が戻ってからパソコンをのぞいてみるとTさんが寄稿してくれていてホッとした。特に1日おきという義務を自分に課しているわけでもないが、続けてきたことが途絶えるのはやはりちょっとした挫折感を伴う。おかげで体調不良も一気に好転した。

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今回、北海道に行ったら函館駅のホームには上り「カシオペア」を撮ろうと大勢の人が集まっていた。21時ごろにもかかわらずその数30名ぐらい。ダイヤ改正後は、これまでほどの頻度で北海道に渡って来なくなるから、こうなることは当然予期していたが、真冬の夜の駅にこれほどの多くが集まるのはやや想定外。皆さん熱心なことだ。
かく言う自分はほろ酔い加減でカメラも持たず、冷やかし半分、野次馬に徹したのだが、おそらく20日の夜などは大騒ぎになるのは間違いあるまい。

ただ、21日に東京に戻ったカシオペア客車は、24日には大宮入りしてEH800、DF200牽引のための準備や新幹線用無線機などの搭載工事を施すようで、引き続き北海道に渡る機会があるのは確実。「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」のように2度と見られなくなるわけではないから、その点は慌てる必要はなさそう。撮っておくならED79やDD51、それにEF510などの機関車をメインにしたアングルの方が肝要かと思われる。

ちなみに24日は尾久発9:40ごろで大宮到着が10:00ごろというスジらしい(あくまでも未確認情報)。皆さん、牽引機が気になるのだろうナ。

一方、海峡線も485系などの特急を撮ろうというファンが目立った。ウンザリするほど写真を見かける渡島当別~釜谷のSカーブを見下ろす高台などはこの期に及んでも15名ほどが三脚を立てていた。地元ファンの方によると新幹線開業前後には、在来線でお別れのマークを付けた列車を走らせるという情報も流布されているらしい(もちろん第3セクター化される当日も開業記念のマークが付くらしい)。キハ47もそろそろ引退してもおかしくない時期。ヘッドマークが付くなら撮っておくのも悪くはないが、「カシオペア」の運転がいったん打ち切られる日(20日)と、ダイヤ改正当日にはズレがあるから、自分としては会社を休んでまで両方撮りに行くことは不可能。

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函館駅構内に留置されている3両のDD51。ずいぶん前から置かれているようだが撮影したのは今回が初めて。ナンバープレートが外されていて何号機かは確認できない。区名札差しに差されている白い票をアップで撮影すれば何号機であるか書かれているかもしれないが、もはや動くことがなさそうな機関車にそこまで拘っても仕方がない。

状態は良好で日本海側を走る電気機関車などよりもはるかにきれいだ。

(写真、文:U)

※なお、この記事は3日に書いたものの筆者の都合で公開は4日になってしまった。また、後日判明したが留置中のDD51は札幌方から1142号機、1083号機で一番手前は不明。7日の臨時貨物で留置中のホキ×14とともに陣屋町に回送される。

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2016年3月 1日 (火)

D-ABYI

東京でもちょっと寒いと震えあがっているのに、足繁く北海道遠征を敢行されるUさんの行動力にはいつもながら感服するばかり。またUさんの毒舌ぶりも絶好調でいつも大変楽しく拝見しているが、色々と人生経験豊かなUさんだからこそ何を書かれても一言一言に重みがあるというものだ。さて、Kさんの投稿が年明けから殆どなく、心配して先日メールを差し上げたが、色々と大変なご事情のようだ。早くブログにも復帰されることを願うばかり。さて、かく言う小生はというと、近場で土日に8009レと8010レをチマチマやっているくらいで、なかなかこのブログのお仲間の皆さまにお会いするチャンスもなくて残念だ。その中で週末に必ずチェックを入れているのが、ルフトハンザ716便の使用機材。ルフトハンザのB747-8Iの中でのスター的存在は、このワールドカップ塗装のD-ABYIとレトロ塗装のD-ABYT。まあ、強引に田端のEF81に例えるならド派手な塗装の95号機とローピン塗装の81号機といったところか。このD-ABYIのサイドにデカデカと書かれている、「Siegerflieger」とは「勝者のフライト」という意味らしいが、何ともドイツ人らしい。なかなか週末にD-ABYIは入ることは少ないものの、たまたま先週末に運用に入ったので早速羽田までスクランブル発進してきた。第2ターミナルの展望デッキには、重装備の超望遠レンズを手にした航空マニアが多数来られており、こちらも気合が入るというもの。北風を期待したが、あいにく南風でRW23RW16Lの運用であり、残念な限り。まだRW34Rでの離陸シーンを京浜島から撮影できておらず、陽炎が出る季節になる前に是非リベンジをしたいところ。派手なロゴも誇らしげにドヤ顔で威風堂々と離陸していくB747-8Iは惚れ惚れするほど美しかった。(写真・文:TDsc_51041

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