« むらさき芋との出会い | トップページ | DD51重連 北斗星 »

2015年12月14日 (月)

最後の時を迎える客車列車

早いもので今年もあと3週間を切った。昨年の今ごろは年末年始に走る臨時「あけぼの」が、日の出の関係で定刻ではほぼ撮影不可能だから少しでも遅れないかと変な期待をしたり、平日の19日(金)に東京駅開業100周年で運転される「富士」をどこで撮ろうかなどといったことが関心事だった。

しかし今年の冬の臨時列車はめぼしいものが何一つなく、寒い屋外でお目当ての列車を待つような機会はなさそう。年を重ねてそんな「苦行」をしないですむのは助かるが、趣味を「没収」されてしまうような印象はやはり寂しい。暇と天気を見計らって、(近場では)本当はあまり関心のないEF510の「カシオペア」でも記録しにいくのがせいぜいになりそうだ。聞くところによれば田端のEF510も「カシオペア」塗装機の2両と青い514号機の計3両となってしまったから、首都圏で日常的に見られる客車列車もいよいよ見納めを迎える。好き嫌いはさておき、客車だけで12両もの長い編成の列車を記録する残り少ない時間を大事にしたい。久しぶりにかつてしばしば通った浦和方面に数回、足を運んでみるとしよう。

その「カシオペア」、春以降も噂(あくまでも噂)では北海道に乗り入れる可能性は残っているようで、編成は短縮されそうな様子だが、EH800、DF200の牽引で走る機会があると囁かれている。いずれ「四季島」にとって代わられることにはなるのだろうが、それまではそうやってほそぼそと継続される気配もあるという(これまでのような頻度ではないらしいが)。これが事実なら興味津々だが、新幹線の走行の妨げにならないよう、特に青函トンネル内での立ち往生だけはしないことを願うばかりだ。

人様の噂話を基にして詮索するのは無責任だが、そうなると個人的な関心は細々と存続する「カシオペア」の上野~青森間の牽引機。3両のEF510が今後もJR東に在籍し続けるのか、そうではなくやはりほかのEF510同様、貨物会社へと移籍するのか。だとしたら残る可能性はEF81ということになる。常識的に考えればEF510を3両だけ残すよりもEF81で運用した方がメンテナンスの上でも合理的で理にかなっているはずで、可能性としてはこちらが濃厚ではないかと考える。とにかく素人の詮索はほどほどにして、方針が明らかにされるのを楽しみに待ちたい。

なお高崎に疎開中のEF510は27日に新潟方面に移動すると聞いているが(真偽は未確認)、いずれにしても出撃はあり得ないだろう。

***************************************************************************

昨年12月に「富士」を撮った場所は機関車を入れて7両の編成ではやはり物足りない。

これは2008年6月に、ふと思い立って出かけたときのカット。日の入りが遅い時期だから曇天下の18時半ごろでも何とか撮影できた。320分の1、ISO2500という芸当はフィルム時代ならほぼ無理な状況だが、買ったばかりのD3が新たな撮影領域をもたらしてくれた。このわずか3カ月前に鉄道撮影に復帰して、ここで何度か下りの「富士」を撮っておくことができたのはギリギリ良いタイミングだったと思う。なにしろ東海道本線ではこれが最後の長大編成の客車列車となったのだから。
そろそろここで真面目に185系でも記録しておこうと考えている。

この日は10日前の撮影時よりも暗く、本来なら700ミリがベストだが、無理をしないで500ミリにして被写界深度、露出を稼いだ。初出。

(写真、文:U)

_dsc16541_2

|

« むらさき芋との出会い | トップページ | DD51重連 北斗星 »

執筆者U」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1215589/62947823

この記事へのトラックバック一覧です: 最後の時を迎える客車列車:

« むらさき芋との出会い | トップページ | DD51重連 北斗星 »