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2015年11月 2日 (月)

長編成撮影に好適だった静狩

これまで何度もアップしてきた長万部~静狩で撮った「カシオペア」だが、ここは長い編成を撮るには良いポイントだった。個人的には家族でニセコへスキーに行った際など、早朝にホテルを出て撮影に行くにも車で約1時間ほどと比較的近く、スキーを楽しむ前に楽々ホテルに帰ることが可能な範囲ということも大きな魅力だった。加えて長いレンズが使用可能でDD51のアングルとしても圧縮効果が顕著で自分好み。晴れると早朝の光線が美しく、国道を挟んだ海岸から聞こえる波の音も心地良かった。ここで300ミリから1200ミリまで様々なレンズを試してみたものだ。

反対に短い編成には不適。7両編成の「スーパー北斗」や普通列車などをここでお決まりの構図で撮影すると物足りないほど。かつて国鉄色でリバイバル運転された183系(スラントノーズ車)の4両編成をここで撮影したがスカスカ。そうと知っていたら正面をアップで狙えば良かったと悔やんでみても後の祭り。もう少し海寄りの立ち位置で構えればいくらかマシだったのに、長いレンズを使う、線路に近い所に立ったからその印象はなおさらだった。

来年のダイヤ改正で「カシオペア」が北海道に渡らなくなれば、ここに来る機会は激減するだろう。改正後も長い貨物列車はこれまで通りのようだが、地味な色彩の貨車ではあまり食指が動かない。これほどの素晴らしい撮影ポイントがありながら、撮りたい列車が走らなくなるのはただただ残念に思う。

下の写真は昨年3月24日にニセコにスキーに行った際、未明にホテルを抜け出して出かけたときのもの。1987年5月の初訪問以来、これまで何十回と行ったが、ここは何度訪問しても飽きない。特に秋から早春にかけての風景が気に入っていた。「北斗星」通過の8時40分前後になると日が高くなって長いレンズでは陽炎の心配が出てくるが、6時台の「カシオペア」や続行の「トワイライトエクスプレス」通過時の朝日は列車を引き立ててドラマティック。
このときは道路の築堤に雪が積もっていて、いつもなら草が伸びて立ち入ることができないやや低い位置から700ミリで撮影することができた。写真をアップするに当たって、そのときのメモを見たら、後からやって来た人物が立ち位置を決めるのに、めまぐるしくガサガサと動き回って非常に落ち着かない中での撮影となったことを思い出した。

(写真・文:U)

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