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2015年11月

2015年11月29日 (日)

晩秋の山口遠征

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年の瀬の迫る中、山口まで遠征に出てきた。

今回は、以前から自分自身の中でできる限り早い時期に撮影旅行に出ようと考えていたものが実現したといった方がよい。正直な話、撮影ポイントはどこでもよかった。目的は別のところにあるのだから・・

撮影旅行だから、写真はその結果として残っていくものだが、それ以外の何をどう撮るかを一緒に考え行動し、よりベターなものに繋がるように努力することに今さらながらチャレンジしたかったと書いておこう。先日の畏友たちとの旅行がそうであるように、将来振り返った時にしっかりと心に刻印されている旅行にすることが今回の一大目標だった。

熟慮の結果、晩秋の広島~山口に出向いて来たが、天気の方は思うようにいかず煮え切らない空に終始してしまった。まあそれでも、たまに雲の切れ間から指す日の光に一喜一憂して、楽しい旅となったことは今こうして考えても良かったと思っている。

取り急ぎ今回の写真は、「トワイライトEXP山陽」を掲載したい。煮え切らない天気を逆手にとって、ブルトレ時代の有名ポイントに向かってみた。ここに立ったのは、おそらく19年ぶり。記憶の中の光景より色々と障害物が増えていたが、それでも、かつてこの地で早朝から寝台列車を待った日のことを思い出しながら撮影できたことは、どこか自分自身誇らしく思えた。

2015-11-29      9023レ トワイライトEXP山陽

                         JR西日本/山陽本線:小野田-厚狭

(写真、文:K)

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2015年11月27日 (金)

EF651118

記事を書こうとして「仲間」に「お」を付けて「お仲間の方々」とするのが果たして相応しいのかどうか迷った。「仲間」であれば自分も含まれるわけだから、その頭に「お」を付けるのもどうかと思う。こんな些細なことにひっかかって書き始めるまでに30分も時間を浪費してしまった。挙げ句、このブログのタイトル通り「お」を付けず、あっさり「仲間」とすることにした。

どうでも良いことだが…。

で、仲間たちとの水上旅行から早くも1週間。とても楽しい時間だったために、心の中にポッカリと穴があいてしまったようで、例えて言うなら「祭りの後」といった気分だ。これからせわしい年末になるまで少しの間、空疎な思いに駆られそう。昨年は北海道通いが続いていたし、東海道線にEF65501の「富士」が走って、そのことでずいぶん気が紛れていたが、今年は魅力あるターゲットもなく日々茫洋と過ごしそう。どのみち、もうすぐ鉄道撮影から離れざるを得ないのだから、今のうちから心の準備を始めるのに良い機会なのだが…。

そんな中、これからはこの機関車の撮影に少しばかり力を傾けてみようと考えていた田端のEF651118が廃車回送された。当初は廃車の予定ではなかったのに、10月17日の故障で再起不能となって解体先の長野に運ばれて行った。
せめて最期を見届けようかと思ったが、天気も芳しくないし、後部に赤い反射板が取り付けられる姿では見るに忍びない。おまけにナンバープレートも外されていると知ってパスすることにしたが、いずれにしてもこの突然の廃車は残念この上ない。外観からは分からなかったが、国鉄時代に製造された機関車ゆえ、やはり内部の傷みは激しかったのかもしれない。

2008年まで10年間のブランクを明けて、鉄道撮影に復帰した最初に撮ったのが、この機関車が牽く「銀河」。同年3月のことだ。ニコンからD3が発売され、その高感度性能に魅せられ、春先の早朝にもかかわらず川崎駅近くの踏切に1番乗りしたことを思い出す。
先代のレインボー機1019号機はEF65PFでも初期車。前面に通風口があって個人的にはあまり好みではなく、2代目のこれに代わってから、いずれはしっかり撮ってみようと狙っていた。

しかし振り返ってみると、この機関車を撮る機会はあまり多くなかった。工臨の仕業が多く、客車を牽く機会が少ないことが最大の要因。単機と見間違いそうなスカスカの工臨列車に重い腰を上げる気力は湧かなかった。したがって2008年からこの機関車を撮ったのは10回にも満たない。工臨と言えども機関車の正面をアップで撮るなど、もう少し工夫して記録しておけば良かったと、毎度のことながら後になって悔やまれる。

下の写真は2012年7月15日の撮影。鉄道撮影から遠ざかっていた自分としてはEF65PFが甲府まで入線するなどということに違和感を持ったが、行きつけだった北浦和のトンネル出口で長いレンズ(換算700ミリ)を構えてみた。例によっておちゃらけたヘッドマークには辟易するが、考えてみればこの機関車がマークを付けたシーンを撮ったのはこの列車に使われたときだけ。
「ゲッパ」といった呼び方をする、品性のかけらもない下衆が多かったことを思い出す。

(写真、文:U)

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2015年11月25日 (水)

若き血が燃えた日々

お仲間たちの記事でも記載があるように、この週末の三連休はブログに登場する仲間たちとともに鉄道撮影を伴う温泉旅行が実現した。

この手の旅行は、独身時代以来の数十年ぶり、本来鉄道撮影の旅行や遠征なら多々行ってきたものの、撮影よりも慰安や親睦を目的とした旅行はお初ではなかろうか。所帯をそれぞれが持ち、激務にさらされながらの日常生活から一転、いきなり昭和のあの輝かしい時代にフィードバックしてしまったかのような感覚に何度見舞われたことか。実際この顔ぶれが集まると不思議とゴハチの撮影に東奔西走していた頃が蘇る。

実現したと書いたが、これは私自身の想いで、いつも皆で旅行ができたら・・との想いは常にあったが、現実問題中々困難であることには変わらないし、日程を合わせることが厳しい年代でもあることは自分を含めて理解はしていた。仕事や家庭の外部勢力に立ち向かいながら、趣味道楽のために時間を作ってくれたお仲間たちにもう一度感謝申し上げたい心境だ。

旅行実現のためならば、行先は問わず二の次だったが、(結果論ではあるが)水上というSL撮影も可能な場所で良かったと思っている。やはり我々は線路端で集い、そして線路端で本領発揮する連中であることを改めて感じたところだ。普段はやる気を見せないお仲間も、線路端に立ちカメラを構えだすと豹変してしまう。これが鉄ちゃんの性というものだろうが、こんな行動一つがとても嬉しくまた懐かしくも感じてしまった。心を一つにしてゴハチの撮影をしてきた仲間たちが、今こうして再び一つになった。こんな充実した輝いた時間はそうそう持てないが、また次に向けて新たな一歩を踏み出していきたいと考えている。

掲載写真は、みんな揃って線路端に立ち撮影したSLみなかみ号。逆光線だが、それらしく撮影できて気に入っている。

(写真、文:K )

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2015年11月23日 (月)

ロクイチに集まった仲間に出会ったころ

Uさんが書かれているとおりこのブログのお仲間中心に水上で非常に楽しい2日間を過ごしてきた。

私は所用で少し遅れてジョインしたが、鉄道沿線でこのメンバーが揃ってカメラを構えるというのは恐らく30年ぶりではないだろうか。

あの頃、EF58を中心に本当に良く一緒に撮影に行ったものである。今回の小旅行では各自持ち寄った当時の写真をスクリーンに写し部屋で大映写大会を深夜になるまで続けた。私もほぼデジタル化を終えているので200コマ近い素材を映し出したが、映像が出た瞬間に皆さんから「場所・日付」がまるでイントロ当てクイズのように飛び出し、続いて誰とどうやって行ったか、その時のエピソードなどが溢れ出てくる。

歯に衣着せぬ某プロカメラマンの講評(酷評?)や当時の失敗談を40年近く経った今もいじられたり、まあ言葉ではうまく伝えられないような楽しく、心地よい一晩であった。みんなもう50歳代半ば、高校生時代あたりからの付き合いだからこれまでの人生の7割以上も共に同じ趣味で集い、そして何よりも凄いと感じるのが、今でもこうして繋がっていられていることである。

そんな仲間と出会ったあたりの写真を今回はご紹介する。

(写真・文:K.M)

1979年2月13日 回8110レ 田町駅にて

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2015年11月22日 (日)

ありがたく楽しき時間

1泊でこのブログのお仲間たちと水上に行って来た。気心の知れたほぼ40年近いお付き合いの面々に加え、前途洋々たる若者が1名というメンツ。とにかく楽しい2日間だった。

詳細についてはKさんたちに報告を委ねたい。弁解すれば、楽し過ぎて昨晩、うっかり薬を飲むのを忘れてしまったためにある病気の症状が表れ、帰宅した今になって目が腫れ上がるわ耳鳴りがするわで、パソコンを見るのがしんどい。このまま8時前にはベッドに入るつもり。

幹事役のKさんはじめ皆様方に大変ご迷惑をお掛けしましたが、久々に、時間が止まって欲しいと強く感じるほどの楽しい2日間でした。心よりお礼申し上げます。

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取りあえず、お仲間の1人から注文があった5月31日の上り「北斗星」、7月29日の記事にアップした写真の3コマ前の画像を掲載する。

(写真:U)

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2015年11月20日 (金)

新たな出会いを求めて

Ford
先日行ったわたらせ渓谷鐡道だが、同行した友人のリクエストもあり、足尾にある歴史館に立ち寄ってみた。

ここには、足尾銅山がまだ現役だった頃の車両たちが復元されて保存管理されているという。友人曰く、ここのガソリンカーは貴重であり、是非走っている姿を見てみたいとのことだった。メイン列車として行程を組んでいた「トロッコ列車」の合間をぬって、足尾の街外れにある足尾歴史館へ。

観光客はそこそこ来館している様子だったが、お目当てのガソリンカーの姿はなく、半信半疑で裏庭に廻ってみると、大事そうにカバーを掛けられたガソリンカーらしき車両がプラットホームに鎮座していた。

ほぼ諦めモードで様子を伺っていたところで、館の中からこの車両たちを管理していると思われる方々が我々に気づいて話しかけてこられた。撮影したい旨を伝えると、何と特別に運転して頂けることになった。私自身は、何が何だかわからずに蚊帳の外状態だったが、とにかくお披露目運転をして頂けることになった。

トロッコ列車発車までのほんの数十分ではあったが、歴史館の裏庭に敷かれたエンドレスレールの上をゆっくりと走り出した。自分にとっては、予期せぬ出来事となり、第一印象をあえて言うと、昔田舎の遊園地で子供たちと乗った乗り物的印象。しかし、そんな車両たちにカメラを向けて撮影していると、不思議と興味が湧いてくる。それに、運転をすることを許可して下さった管理者の方々や、実際に運転する運転士さんのこの可愛らしい車両への愛情がひしひしと感じられ、ここを離れる時にはどこか愛くるしく感じるようになった。

今年はブルートレインが消え、自分にとっての今までの撮影の核のような部分が消えてしまった。その代わりになるような被写体は、気持ちの上でもなかなか見つからないが、逆に言えば、何かを求めてこんな山奥まで来なかったら、この日感じたどこかアットホームな暖かい充実感はなかったろう。この歳になって、日ごろからもっと視野を広げなくてはと改めて思った。

Ford_2

フォード製のガソリンカー。おでこのNo.14とは、現役当時この車両は13台あったそうで、コイツは当時の復元だから14台目ということらしい。ボンネットの中には、フォード自動車のエンジンが載り、運転席をみると、なぜか丸いハンドルが付いていた。何とも・・・

2015-11         栃木県日光市   足尾歴史館にて

(写真、文: K )

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2015年11月18日 (水)

今年もまた病院通い

昨年はこの時期から年末にかけて、ある病気のせいで病院通いをする羽目になったが、今年も全く同じ場所が別の病気になってしまった。年齢を考えるとやむを得ないことだが、こうやって医者にかかる頻度がだんだん高くなっていくのだろう。

そのようなわけでウォーキングなどを習慣化して健康管理に努めている。パソコンの使用も仕事以外はなるべく控えているから、症状が安定するまでは無理をせず記事も短めにとどめておきたい。このブログの「カテゴリー」にも近々、「ヘルス」とか「健康」などといった項目を加えるつもりだ。

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そろそろニコンの新型フラッグシップ機が発表(発売ではない)されそうな気配。来年はオリンピックイヤーでもあり、間違いないところだが、新型のD5(もちろんこのネーミングかどうかは不明)はかなり進化しそう。聞き及んでいるスペックはいくつかあるが、もう少したてばその全容が明らかになるだろう。
鉄道撮影から遠ざかりそうな自分にはもはや無用だがもちろん…。

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昨年撮影した「トワイライトエクスプレス」。この場所も黄金同様、気に入って何度か通ったものだ。

(写真:U)

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2015年11月16日 (月)

油絵描写

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この週末は、学生時代の同期とともに栃木~群馬を廻ってきた。

彼が筋金入りの鉄チャンであることは、誰しもが認めるところではあるが、自分とは昔から少し違ったスタンスで写真を撮っている。鉄道写真を中心に撮影していることは間違いないが、どちらかというとその興味の範囲も私からすれば圧倒的に広く、鉄道車両であれば、対象はその全てといっても過言ではない。また動植物、建物や、人物も重要な被写体のようだ。また近年(ここ15年くらい)は、毎日朝練と自ら称して貨物列車の記録撮影を断行している。この毎日というところがポイントで、平日はもちろん土日も関係なく撮影する。最近は仕事も忙しくなり、かえって朝練がしやすくなったと涼しい顔で語っていた。

そんな旧友との遠征、年に何度かご一緒願っているが、今回は彼のリクエストもあり、「わたらせ渓谷鐡道」へと出向いて来た。例によって東北線周りで、「カシオペア」の撮影、そして東武鬼怒川線でスペーシアを撮るというオプションを付けてから足尾を目指した。

朝からの暗い雨模様の天気も、午後からは青空になり、晩秋の「わたらせ渓谷」を堪能したが、そのメインとしたトロッコ列車もたくさんの観光客で賑わい活気があった印象。ただ客車列車の車両たちの老朽化が激しいようで、いつDCに置き換わってもおかしくない状況のようだった。

トロッコ列車は観光列車だから、絶景ポイントは人が散策するくらいのスピードでゆっくりと走ってくる。掲載写真もそんなポイントらしく、真っ赤に染まったファインダーの中にゆっくりと顔を出した。目の前の光景があまりに雄大過ぎて、どう構えようか迷う。空を入れるべきか、渓谷を大きくフレーミングすべきか。今回は第一印象に逆らわず、イーゼルに立て掛けた油絵風に・・・

2015-11-15          8722レ  DE101678 トロッコわたらせ渓谷号

(写真、文:K )

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2015年11月14日 (土)

最後の「はまなす」撮影

 最近、年齢による衰えもあってウォーキングを再開した。春先も近所の遊歩道をたどって毎日10000歩程度歩いていたが、夏の暑さが去って9月下旬から再び歩いている。ジョギングしている人とすれ違うと、自分のやっていることは単なる自己満足にしか見えないが、それでも秋になってからは日々13000歩はこなすようになった。公園の紅葉した木々が美しいことが今さらながら新鮮で、天気の良い日にヘッドフォンステレオでクラシックを聴きながら歩くのは最高。本日も雨の中だったが傘を差して2時間ほど歩き回った。

そんな道々、カメラを持って色づいた木々を撮影する方々をよく見かける。年配の方が多いが中には若いママさんたちも。そんな人たちの機材に目が行ってしまうのはやはり自分も興味があるからだろう。
圧倒的に多いのがニコン、次いでオリンパスとキヤノンがほぼ同等。正直、ほかのメーカーは見ない。いずれもわりと本格的な装備でそれ相応の高価なレンズやアクセサリーも使用している。中には池のカモ親子を撮るために300ミリの大口径レンズなどを持参している女性すら。ネイチャーフォトという分野なのかもしれないが、それらの老若男女を見ながらのウォーキングもなかなか楽しい。

ちょっと対抗意識が芽生えて先日、かく言う自分も久しぶりにカメラをと、所有している中で最も軽いパナソニックのルミックスを携えたのだが、家を出て少し歩いたところでやっぱり断念。わずか400グラム程度だというのに、そんな物を持って歩くと重量バランスが悪くなって坂道を上がるのに息切れしそう。一定程度の速度で歩くのに邪魔になるのは間違いない。

あんな重い超望遠レンズを複数携えて「北斗星」などを狙って北海道に通っていた頃が嘘のようだ。

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自分にとって最後となるであろう「はまなす」の走行シーン。

現地入りして沿線をあちこち下見して回ったが、なかなか都合の良い「特ダネ」的なポイントは見つからない。今ごろになって撮影地ガイドで有名な西田沢などのありふれたアングルで撮るのは絵画の「贋作」のようで恥ずかしいから(大半の人はそう思っていないだろうが自分は「モノマネ」だと考えている)必死になったものの、日の出が遅くなった時期だし運転される時刻から考えると終着の青森付近しかないのは当たり前。そうなると線路際に住宅地は迫るし、防風用のフェンスがあるわで、あとはレンズの使い方と立ち位置を工夫するしかない。

最後の最後に消去法で選んだのがここ。北海道の黄金に似たアングルを想定していたが諸々の障害物があって、そうは問屋が卸さなかった。慣れない場所で慣れない列車を撮っても一朝一夕にオリジナリティを求めるのは難しい。700ミリ。

(写真、文:U)

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【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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2015年11月12日 (木)

ロクヨンは重連に限る!

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季節が駆け足で進み、紅葉前線も随分と北から南へと見ごろを迎えているようだ。

さて、今回は中央西線。毎年この時期に一度は足を運んでいた中央西線だが、今年はどうにも出向けそうもない状況だ。色づいた山々の中で撮影したいポイントがいくつもあるので、楽しみにしていただけに残念だ。それに今年は、季節臨の運転がこの時期まだ始まっていない。いつもならいよいよ石油輸送が活発化するこの時期だから、ちょっと注視して見守っている。

西線の貨物列車と言えば、私は今でもEF64でも0番代のイメージが強く、この地で1000番代が来ると違和感を覚える。やはり自分の中では、1000番代は上越線を走ってこそしっくりくると思うからなのだが、もはやこういった古い懐古趣味は不要の時代なのだろう。何でも有りの時代だからこそ、東海道線をロクヨンが走ることが日常となったわけで、機関車運用に拘りなどないということだ。ただ趣味人としては、その拘りこそ原点であり、最も大事にしていきたい気持ちとも思っている。

ただこの中央西線には、現在も重連運用が多数残っていて、全国唯一のロクヨンセンらしい姿が拝めることもまた事実だ。山間駅での小休止の後の重連貨物列車の発車シーンなど、2台のロクヨンのブロア音が響き渡り、かつて上越線で経験したシーンがそのまま残っていることに感動を覚える。「ロクヨンは山の機関車だ」ということに今更ながら気づかされ、そして「ロクヨンは重連に限る!」と思わされる光景なのだ。

2014-11   中央西線:藪原付近

(写真、文: K )

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2015年11月10日 (火)

自室の模様替え

趣味関連の書籍があふれかえっている自宅2階の自室。ほかにも鉄道模型、カメラなどもそこそこの数があるから、床が抜けてしまいそうな心配をしても、あり得ないこととは看過できないほど。そろそろ不要なもの、あるいは保有し続けても2度と手に取らないようなものの処分を考えなければならない。
特に月刊誌は最近、その内容や写真に関心を引くものがないため、しばらく購入していないが今後、鉄道撮影からも遠ざかっていくのは確実だし興味ある車両もなく、そんなものを買い続けても無駄。もう鉄道雑誌のお世話になることもあるまい。バックナンバーもふくめて思い切って本棚から撤去して、空いたスペースに模型を飾ろうかと思っている。

そうなるとどこに何を飾るかということを考えるのが楽しい。好きな16番の蒸気機関車模型を目の高さの位置にディスプレイして、ちょっとしたレイアウトセクションを作ってみても面白そうだ。
まずは不要になりつつある「鉄道ファン」「鉄道模型趣味」「とれいん」「レイルマガジン」の数千冊にも及ぶバックナンバーを、年内には自室から撤去することが先決。場合によっては処分しても良いとすら考えている。

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10月24日の「みなかみ号」。場所の選択ミスで非常に狭い空間しかない場所で流し撮りをしたが、われながらよく撮れていたものだと感心するほどの悪条件下だった。

このEF65500番台。ヘッドマークがないと様にならない機関車だが、こんなデザインのマークでは魅力半減もいいところ。まるで幼稚園の遠足列車だ。いっそ往年のヘッドマークでも合成した方が引き立つが、それにしてももっとマシな図柄にならないものだろうか。あまりにもレベルの低い図案だ。

(写真、文:U)

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2015年11月 8日 (日)

ブルトレで原点回帰

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この週末は珍しく?自宅にこもり古い写真をゴソゴソやっている。毎年この時期になると、今年撮影した画像を振り返り、PC上の画像を整理して来年を展望している。しかしどうだろう?自分にとっての来年のメインターゲットは何になるのだろうか。自分を奮い立たせてくれるような、魅力的な被写体を見つけられれば良いのだがどうなることやら。それには、どうにかきっかけを見つけて、とにかく現場に立たなくては始まらないだろうと思う。世間でいうところの「ネタ」には振り回されずに、自分の楽しみのために撮影を続けて行きたいものだ。

今年は、不幸にもブルートレインが消滅という衝撃的な年となってしまった。最後までブルトレとして君臨していたのは「北斗星」だが、これだって平成生まれのJRのブルトレ。我々の年代だとやはりブルトレは東海道に限る。このイメージはどうしても拭えない。こうして過去の画像を振りかってそんな思いがふつふつと湧いてきた。そして、そのブルトレ撮影の影にゴハチの存在があった。いや、このブログのお仲間たちは、その逆でゴハチの影にブルトレだと思うが、いずれにしろ、その一つ一つが時間とともにかけがえのない物になった。近い将来何かしらの形で、僕らで精魂こめて撮影してきたものの集大成をまとめたいと考えているが、これからそれに向かってどんな形で実現できるのか皆で考えていくことも楽しい時間だろう。それにはお仲間みんなが元気で今と変わりなく現役鉄チャンでいて欲しい。

雨の日曜日、そんなことをふと思った非鉄の一日でした。

掲載写真は、そんな事を考えながらゴソゴソやっていた中からの過去の画像。ご存知真鶴を進入する「はやぶさ」。現在のここ真鶴は、宅地化が進み撮影地としては死んでしまったが、当時は、駅から直近であるにも関わらず撮影しやすかった。直近といえば、根府川の方がはるかに有名だったから、こんな真鶴で撮影していても、誰一人撮影者を見かけなかったもの。牽引機がEF66に代わり、反面順光になる時期に好んで出かけていたことを思い出す。

1986-10-19     4レ はやぶさ   EF6643   東海道本線:真鶴

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2015年11月 6日 (金)

好みを分かってくれている友人

この前のKさんの記事を読んで感じたのは、いよいよ長いレンズの出番は激減するだろうということ。デジタルカメラが全盛となって以前よりも300,400ミリクラスの画角は手ごろになってはきたが、それとは反対に長いレンズで撮りたいような長編成の列車、特に長い客車列車が壊滅状態になってしまっては如何ともし難い。

かつて自分が長いレンズを導入したのは機関車を圧縮して撮ることが好みだということと同時に、長大編成の列車を撮影した場合、編成の後部が画面の上部やカーブに残るクネクネ感が面白いと思ったから。だからそんな画角で撮影できるポイントをあれこれ考えて出かけたことを思い出すが、それにしたって編成が機関車を入れて7両程度では、なかなかそんな写真は撮れない。そもそも電車にはほとんど興味のない自分、これで「カシオペア」が消滅すれば、日本でごく当たり前に撮影可能な長い編成の機関車牽引の列車は配給仕業がせいぜいになってしまう(貨物列車はあまり眼中にない)。どう考えたって長いレンズを使う場面が減ってしまうのは確実だ。

今回の写真、10月17日撮影の「カシオペアクルーズ」だが、本当はブログにアップするのは控えるか、もう少し間を置いて掲載しようかと考えていたが、ちょうどこの記事にマッチするものなのでKさんの写真から間もないが厚かましく掲載させていただくことにした。
前述の「編成の後部が画面の上部やカーブに残るクネクネ感」というのは正にこういうアングルのことで、この撮影に際してKさんがここに連れて行ってくださったことは、さすがに当方の好みを熟知してくださっているおかげにほかならない。この場所に着いた途端、「さすがKさん、よく分かってくれている。ありがとう」と感じたものだ。

記事の最初の部分とは話が変わってしまったが、友人と連れ立って撮影に行く場合、自分としては長いレンズで撮りたいのに、お相手の方が200ズームが適しているような所を好むようではガマンを強いられる。反対に、同行の人にとっても私のような500ミリ以上でないと物足りないと感じるような変人が一緒では行動が制約されてしまうだろう。
この趣味も長くやっているとお互いの好みが一致しないと人と同行することが億劫になる。そういう意味では自分の身の回りには同じような好みの友人が多いのは実にありがたく居心地が良い。

(写真、文:U)

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2015年11月 4日 (水)

ロケーション再考察

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このブログのお仲間たちの作品には、ご承知のように望遠レンズで撮影したものが多い。それも500mm以上の超望遠レンズの世界が繰り広げられていることが多く、読者諸氏も、実際に撮影地に出向いてみて、度肝を抜いたこともあるのではないだろうか。

昔のようなフィルム時代とは違い、APS-C規格のカメラでは、実際のレンズの長さよりも長く構えることができるようになったが、その反面、何でも長く構えたのでは、その魅力も半減させてしまうことも事実。また普通よりも気象条件の影響を受けやすいこともあるから、超望遠の世界は、思いのほか条件が厳しく、使用にも制限がかかることになるわけだ。

ここのブログの主であるU氏をはじめ、某I氏、そして今まで登場されていないが、H氏などは、鉄道写真界に超望遠の世界を取り入れた第一人者ではないかと私は今でも思っている。プロカメラマンにまで影響を与えたその作風は、個々に思い入れが強く、また確かなものだから、どれも他を寄せ付けない厳しさがあり、孤灯の存在感がある。彼等はフィルム時代から、この超望遠の世界に着目しており、数々の素晴らしい作品を残してきているはずだ。今後このブログにおいても過去に撮影した作品が発表され日の目を見ることを期待して待ちたい。

そんな凄腕のお仲間たちが身近にいるわけだから、私などが影響を受けないはずがない。このブログでは、反対に短めに拘って掲載してきたつもりだが、今回は、思いっきり長めで撮影したものを載せてみた。

超望遠の世界は、その撮り方によっては普通のありきたりの撮影地を劇的に変化させてしまい、パワフルに、そして時にゴージャスにしてしまう。超望遠に拘るのなら、もう一度撮影地の再考察が必要だと最近つくづく思い返しているのだ。

2015-11   E351系 スーパーあずさ

(写真、文 : K )

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2015年11月 2日 (月)

長編成撮影に好適だった静狩

これまで何度もアップしてきた長万部~静狩で撮った「カシオペア」だが、ここは長い編成を撮るには良いポイントだった。個人的には家族でニセコへスキーに行った際など、早朝にホテルを出て撮影に行くにも車で約1時間ほどと比較的近く、スキーを楽しむ前に楽々ホテルに帰ることが可能な範囲ということも大きな魅力だった。加えて長いレンズが使用可能でDD51のアングルとしても圧縮効果が顕著で自分好み。晴れると早朝の光線が美しく、国道を挟んだ海岸から聞こえる波の音も心地良かった。ここで300ミリから1200ミリまで様々なレンズを試してみたものだ。

反対に短い編成には不適。7両編成の「スーパー北斗」や普通列車などをここでお決まりの構図で撮影すると物足りないほど。かつて国鉄色でリバイバル運転された183系(スラントノーズ車)の4両編成をここで撮影したがスカスカ。そうと知っていたら正面をアップで狙えば良かったと悔やんでみても後の祭り。もう少し海寄りの立ち位置で構えればいくらかマシだったのに、長いレンズを使う、線路に近い所に立ったからその印象はなおさらだった。

来年のダイヤ改正で「カシオペア」が北海道に渡らなくなれば、ここに来る機会は激減するだろう。改正後も長い貨物列車はこれまで通りのようだが、地味な色彩の貨車ではあまり食指が動かない。これほどの素晴らしい撮影ポイントがありながら、撮りたい列車が走らなくなるのはただただ残念に思う。

下の写真は昨年3月24日にニセコにスキーに行った際、未明にホテルを抜け出して出かけたときのもの。1987年5月の初訪問以来、これまで何十回と行ったが、ここは何度訪問しても飽きない。特に秋から早春にかけての風景が気に入っていた。「北斗星」通過の8時40分前後になると日が高くなって長いレンズでは陽炎の心配が出てくるが、6時台の「カシオペア」や続行の「トワイライトエクスプレス」通過時の朝日は列車を引き立ててドラマティック。
このときは道路の築堤に雪が積もっていて、いつもなら草が伸びて立ち入ることができないやや低い位置から700ミリで撮影することができた。写真をアップするに当たって、そのときのメモを見たら、後からやって来た人物が立ち位置を決めるのに、めまぐるしくガサガサと動き回って非常に落ち着かない中での撮影となったことを思い出した。

(写真・文:U)

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