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2015年10月20日 (火)

有意義な秋の休日

Tさん、Kさんとの「カシオペアクルーズ」撮影は楽しい休日となった。
本来、このチャンスに北海道行きを企てていたが体調不良も重なって断念、日帰り可能な上越線内での撮影行に変更したものの、むしろこのツアーの方に参加できたことをありがたく感じている。特にK氏の案内で行った撮影ポイントは当方の好みにも合致し、なおかつほとんど人が来なかったから、3時間半もの待ち時間もあっという間で短いほどだった。

残念なのは前の記事でK氏も書いたようにヘッドマークが取り付けられなかったこと。前に付くEF64は補機という位置づけだからなのかもしれないが、上野から長岡まで約5時間もの間、花形列車の先頭を務めるのだから物足りなさはぬぐえない。この列車が北海道に渡る際、JR北海道管内ではED79やDD51にもマークが付けられることを考えれば、自社の線内を走るEF64にヘッドマークを付けないとはサービス精神が欠けている感もある。ファンの多い首都圏内だけでも混乱がなければ良いと判断したのかも。JR東の考えそうなことだ。
さらに自分にとっての追い討ちは期待していた双頭連結器のEF64ではなかったこと。普段、配給運用に就かず長岡車両センターの片隅に待機していることの多い普通連結器の1051号機が登板することは予想できたが、ヘッドマークか双頭機か、どちらか一方でも実現できていたらもう少し満足感も高かっただろう。まあ、それを承知で撮影に行った自分の独り言だが。

逆に幸いだったのは次位のEF81。何の変哲もない97号機とあらば、補機のEF64が切り離される長岡以遠に追いかける必要もない。ヘッドマークが付いているとはいえ、3月に機関車が不足して81号機や95号機が「カシオペア」の先頭に立ったのだから、ごく普通のEF81ならばわざわざ撮りに行く必要もない。無駄な高速料金やガソリン代を使わずにすんだことは、いつもならファンに人気の高い81や95、あるいは133号機を充当させる気配りのある田端運転所の〝深謀遠慮〟と皮肉な受け取り方もできる。それらの機関車を充てなかったのは、きっと20日の上野着の際の混乱を懸念してのことだろうが、おかげで「カシオペアクルーズ」撮影後は3名の考えが即まとまり、関越道を上りつつ、途中でこの日運転されたEF64+旧型客車+EF64のプッシュプル列車とD51の「SLみなかみ号」へすんなり転向できたのだからありがたい。天候が回復した関越トンネル南側で良い光線下、2本の列車を〝捕獲〟することができた。

ともあれ古くからの友人と朝から夕方までほぼ1日、列車撮影を堪能し、諸々の話ができたことは良き時間だった。
国鉄時代の車両や列車が姿を消していく中、被写体に拘泥せず、こうしたひとときを持てることはありがたい。そう考えると今後も実物撮影に悲観的になることなく、機会あるごとに線路脇に立ちたいと願うばかりだ。「病は気から」と言うが、体調も幾分回復したようだ。
Tさんのコメントへのお返事も兼ねて、この場でお二方にお礼申し上げます。

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今年は北海道の夜行列車にばかりかまけていて復活蒸機の撮影は久しぶり。特にこのD51498を撮ったのは何年ぶりのことだろう。今回もそれが目当てで行ったわけではないが、やはり蒸気機関車の魅力は侮れない。

水上からの復路は下り勾配ばかりだから煙の期待はできないが、傾いた太陽に黒光りするボイラが印象的だった。

(写真、文:U)

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