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2015年10月16日 (金)

雨の東十条

Kさんの腰の軽さは相変わらずのようだ。
写真を拝見すると、ED75牽引の「レトロ小町」は客車が高崎の旧型車とあって、かつて東北で日常的に見られた普通列車をほうふつさせる。あまりにも素っ気ないデザインのヘッドマークが画竜点睛を欠くとはいえ、当時の光景を知っている者にとっては懐かしき被写体だったに違いない。一見、遠そうに思える秋田県内での運転だったが、東北、秋田、山形の各新幹線の最寄り駅からレンタカーを使えば比較的楽にアプローチできるし複数回の撮影も楽々。気軽な撮影旅行には適していた。たまたまこの日が休みだった自分は諸事情から参戦できなかったが、このイベントをそんな風にながめていた。

で、こちらは雨の中、1年2カ月ぶりの東十条へ繰り出した。前述の秋田県の大曲で行われた、あの有名な花火大会を見物するツアーの復路、583系で運転された臨時列車を撮るためだ。タイトルのように「雨の東十条」では場所柄、有名な歌謡曲「雨の御堂筋」のようなムードのかけらもないが、とりあえず以下に報告する。

583系はしばしば「わくわくドリーム号」で上京しているが、腰の重い自分がこの列車に注目したのは久しぶりに上野駅に入るから。つまり大宮以南、旅客線を走行するわけだ。したがって「あけぼの」などで散々通ったポイントが活用できる。そのうえ上野到着が午前7時52分と、日の出が遅くなってきたこの時期でも露出に問題はなく、どう考えても先行き不安なこの583系をとらえるにはまたとないチャンス。数日前からお気に入りの浦和駅ホーム、南浦和の電車区脇などを候補地として楽しみにしていた。

しかし当日、未明に起きたら外は雨。2、3日前からの予報通りだ。たまには良い方に外れてくれることもあるだろうと淡い期待をもって起床したが悪い予報はよく当たる。いったんは出かけるのを断念しかかったが、それにしても車で出かけなければならない所用があり、それならついでにどこか雨に降られても楽に撮影できる場所をと考えて選んだのがここ東十条。

コインパーキングに止めた車の中で撮影機器に機材用のレインコートを被せ、必要最小限の物だけを持ち出して撮影に臨んだ。ここでは2013年1月に臨時「あけぼの」に充当された583系を撮影済みだから、しゃかりきになって早くからスタンバイする必要もない。雨だし通過10分前に準備が整えばじゅうぶんだ。雨天時など、悪条件の時に使うための旧型500ミリとはいえども無駄に雨にさらすことを避け、ゆっくりとポイントに向かった。

しょせんは雨の中、結果はご覧の通り不可でもないが可でもない。ただただ(所用への)「行きがけの駄賃」にしかほかならなかったが、そろそろ実物撮影から遠ざかるであろう自分が拙ブログにアップする話のタネ1回分くらいにはなり得たかも…。

(写真、文:U)

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