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2015年9月

2015年9月30日 (水)

「スクランブル発進」で青森へ

連休があったので急きょ思い立って遠征を実施した。行き先は青森と言えば「はまなす」であろうことは想像通り。
考えてみればこの列車、来年のダイヤ改正で消えるとのことだが、そのころにはもう走行シーンが撮れなくなる。これからのシーズン、青森駅構内の歩道橋などから強引に暗い中、下りの発車を高感度で撮ることはできてもノイズだらけの画質の悪いものしか不可能。雪で大幅遅延などは例外だが、それも地元に住んでいない限りキャッチすることは絶望的。そう考えれば撮影チャンスはあと1週間程度と気づいて慌てて重い腰を上げた。

久しぶりの新幹線、往復のグランクラスは非常に快適。もともといつ落ちても不思議ではない飛行機に乗るのが嫌いだから、そういう恐れもない車中で心おきなく酒を飲めたのも嬉しかった。往復でワインをガブガブと9本(ミニボトル)も頂戴してしまった。

ところで今後、走行シーンが撮れなくなる「はまなす」。そうなると自ずと青森駅、函館駅、札幌駅などに人が集中するようになるが、すでに青森駅のホームには金属製の柵が設置されて下り列車の機関車を入れた写真を撮るのは難しそう。最終日に向けてどうなるのか、余計な心配をしてしまう。「北斗星」の最終日などよりも混乱する可能性もあるかもしれない。

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さっき帰宅したばかりでまだ画像データをハードディスクに取り込んでおらず、RAW現像はまだ先になるため、今回はもう1カ月以上も前になってしまった最後の上り「北斗星」番外編(あえて「番外」としたのは9月13日の記事を読んでくださればご理解いただけると思う)。

有名撮影地・蒲須坂に殺到したファンに対するサービスだったのか、かなりの低速で通過したため、急いでシャッター速度を遅めに設定し直した。また、あらかじめカメラのピクチャーコントロールをいじったうえで、後処理で少しばかり遊んでみた。「追憶の北斗星」といったイメージを醸し出したかったのだが…。

(写真、文;U)

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2015年9月28日 (月)

キハ40系再認識

20150922
かつては、このブログに出入りしている仲間達とともに撮影に出かけることが多く、若さも手伝って多くの刺激を受けたもの。特にゴハチをはじめとするSL,ELに対する拘りと見識は、当時自分にとっては経験がなく、大変に影響されたと思っている。もちろん良い影響であったことは間違いないが、個性豊かな連中だから、それぞれ確固たる意見を持ち、写真や車両に対する思い入れは半端なく当時からよく関心させられていた。

あれから随分時間が経ち、撮影に同行できる機会も減ってしまったが、今後は(というか近い将来かな)、また昔のように線路端にカメラを持って立っていたいと思っている。できればポジフィルムをカメラに装てんして撮影を楽しむ、なんて夢のまた夢か・・・

この歳になっても、平成生まれの若者鉄と同行すると色々な刺激を受けて面白い。先日の紀勢線にも同行願って、しばし撮影を楽しんできた。何のためらいもなく新しい車両たちにも目を向け考察する姿は、大いに参考になったが、やはり感覚の違いなのか、ここは年齢差なのか、二の足を踏むことも少なくなかったのもまた事実。こちらがまだまだ器が小さいということなのだろう。

そんな中、やってきたキハ40系列のDC。ここにはデビュー当時にはなかった国鉄色もどきとでも言えるかつての急行色の車両が3両在籍している。この塗り分けを間近で見て、日本の風景に溶け込む色合いだと改めて思った次第。パノラミックウィンドウで貫通ドアの付いた前面に、ユニットサッシが続く側面は、大好きだった急行型電車を彷彿とさせ思いのほか好感触を得た。景色の良い路線でこんな車両たちをゆっくり撮影するのも今後は有りなのかもしれない。

2015-09-22             JR東海:紀勢本線/高茶屋付近

(写真、文:K )

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2015年9月26日 (土)

特別に見える「トワイライトエクスプレス」

「北斗星」が消滅して撮影意欲が大きく減退してしまった。残る「カシオペア」を撮ろうと意気込んではいるが、その意欲もふくらんでこない。北海道のレンタカー店のご厚意で三脚や脚立を置かせていただいているから、いずれはそれらを回収に行かなければなるまいが今月は実現しそうもない。

あれこれと屁理屈をつければ、まだ線路脇の雑草、特に軌道内の草が枯れ始めていないのが大きな要因。昨年も9月半ばに行ってまだ背の高い雑草が目障りだった記憶が生々しい。まるで剃り忘れた女性の脇毛のようで、レールとレールの間にはびこる雑草は超望遠レンズの大敵。夏が終わってノースリーブから長袖に変わり、身だしなみを気にしなくなったかのようで見苦しいことこの上ない。来月になればそれも少しは枯れてくるだろうから、そのときは…と機会をうかがっている。

今月は月初めにちょっとした遠征に行っただけで終わってしまいそうだ。

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前回のKさんの「トワイライトエクスプレス」を見て国鉄色のDD51に違和感を覚えてしまった。「慣れ」のせいなのだろう。北海道の青いDD51にどっぷりはまっていたから、本来の姿であるにもかかわらず、まるでイベント用の塗装を施したかのよう。「珍しい!」という印象と、「何これ!」という奇異なイメージが入り交じって何度も写真を拡大して眺めてしまった。まさに自分にとっては「特別なトワイライトエクスプレス」だ。

いずれは関西のお仲間に会いがてら、撮りに行ってみたいとは考えているが、一度覚えてしまった違和感をどう払拭できるかが問題だ。

それにしてもKさんの機動捜査隊のごとき腰の軽さには恐れ入る。

(写真、文:U)

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【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にポインターを持っていって右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

【画像追加】

下はトランスエアロ航空のアムールトラ塗装のジャンボ機。ロシア・ウラジオストクの「タイガー・デー」に合わせたペインティング。旅客機にはあまり関心がないが、日本に飛来したら撮りに行きたくなりそう。日本の航空会社もアニメ塗装の機体ではなく機首にマッチする、こんなデザインを考えたら面白いと思うが。

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2015年9月24日 (木)

伯備線のトワイライトEXP

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自動車の窓を開けながら走ると、どこからかキンモクセイの香りが漂う季節になった。今月前半の長雨から一転、この連休(シルバーウィークと言うらしい)は、全国的に天候に恵まれた。

いつも当たらない天気予報を見ながら、どこかに行ってこの悶々とした気分を晴らそうと考え、久しぶりに東海地区をのんびり撮影しようと未明の深夜を出発したが、本当にヒョンなことから、一気に目的地が山陰地区へと走行距離が4倍に膨れ上がった。こんな無計画な撮影行は、長年の経験の中でも初めてで、我ながら無謀だとは自覚していたものの、心のどこかでは、馬鹿げたことをして自分を試し解放したいという気持ちがあったのかもしれない。

一応当初の予定であった紀勢線のDCを撮影しながら、山陰地方の伯備線を一気に目指す。当然のことながら世間は連休真っ只中、交通量もピークを迎えていることを想定するのは簡単だったが、思ったほどの交通渋滞にも合わず、名神道~中国道と流れた。今回の無謀とも言える計画変更の根源は、この連休中に伯備線にトワイライトEXPが入り、今後運転があっても、撮影チャンスは今回が最後かもしれないという思いだった。その思いだけで無心にハンドルを握り、岡山から鳥取の県境を越えた時には、我に返る気がして身震いも感じてしまった。

さて実際に現地に来てしまったものの、この錆びついた頭の中の伯備線では、撮影地など思い当たるはずもなく、行き当たりばったりでポイントを探すこととなる。直近の撮影でも、軽く10年は時間が経ってしまったから、本当にうる覚えで撮影地を巡るが、どこも同業者で賑わい活気がある。まあこれも想定内の事で、ロケーションには恵まれている伯備線だから、撮影者も分散して嫌な想いもしないだろうと踏んでいた。実際に、通りかかりの道から見下ろせる見通しの良いカーブへ向かうと、数人の撮影者がいただけでのんびりムード。こちらで撮影することにして列車を待った。

このトワイライトEXPの団臨は、山陽~山陰を巡るコースだそうで、この伯備線内のみDD51の重連運転になる。風光明美な山陰線内は残念ながら時間帯が撮影には不向きだそうで、DD51の撮影となるとこの伯備線内ということらしい。DD51自体もいつの間にか減少していて、お若いファン達には格好の被写体なのだろう。必死さが伝わって頼もしく思えた。

写真は、下石見信号所を抜け勾配をせり上がってきたトワイライトEXP。勾配がきついのか、2台のDD51からの黒煙が凄まじかったが、のんびりとした空気の中、秋の一日を楽しんできた。

2015-09-22 DD511186+1179 トワイライトEXP  伯備線/上石見信号所

(写真、文:K )

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2015年9月22日 (火)

ダイヤ改正以降の「カシオペア」は?

とっくに予想できていたことだが、最近になってやっと「カシオペア」「はまなす」の廃止が発表された。青函トンネル内の新幹線との電圧の違いから現状のまま走らせることができないのは「北斗星」「トワイライトエクスプレス」と同様なのだから、小出しに発表することもないと思われたのだが沿線自治体の要望や、あるいはJR東日本自体が新幹線開業後もなんとかして存続しようと模索した結果、正式発表がずれ込んだものと受け止めている。

ただし「カシオペア」の廃止については、JRの発表文を読むと今後も機会あるときに「カシオペアクルーズ」で北海道に乗り入れる可能性があるとも解釈できる。実際、知人からもその場合はJR貨物に運行を委託、EH800やDF200の登場が濃厚という話を聞いていたからなおさらだ。だいぶ以前に聞いたことなので真偽もふくめ、その後どうなったのか知らないが、まだ時間もあることだから未定なのかもしれない。いずれ分かってくるだろうが、もしもそう決まったら試運転も行わなければならないから性急に情報を漁る必要もない。たしかにJR東日本管内だけで「カシオペア」客車を使ってツアーするだけでは入線できる路線も限られてマンネリ化してしまいそうではある。

とにかく1日13往復しか走らない北海道新幹線。空いている時間もそこそこあるから在来線の列車が乗り入れる余地はありそうな気はする。

写真は5月25日撮影。

(写真、文:U)

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【ご注意】

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2015年9月20日 (日)

HM装着の貨物列車

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毎年恒例、JR貨物によるイベント告知HM取り付けが始まっている。毎年この時期に約1ヶ月の間特定の機関車にそれぞれ4種類の特製ヘッドマークを掲げて全国を走破するが、なかなかその雄姿を捕らえられずいつも難儀している。肝心のHMが、機関車片エンドにしか装着されないこともそうだが、特に今年は、悪天候が続き、ダイヤそのものが乱れて予想がつきにくい。

取り付けが始まってからすでに半月が経とうとしているが、未だに未撮影。それどころか線路端に立つチャンスすら逸脱している有様だ。毎年記録していることだから今年も注視していきたいが、果たしてどうなることやら・・

吹田機関区  EF6627

                     EF6633

富山機関区    EF81721

広島機関区    EF67101

今年はこの4台に装着されている。

そんな状況なので掲載写真は、昔撮影した52レ「スーパーライナー」。今回もこのHMを模したものがEF81に装着されているらしいが、こちらは現役の時代。バンバン上京してくるブルトレに負けず劣らずこの列車も輝いていた。

現在お若いファンが、機関車にニックネームを付け大人気のEF6627号機だが、私見ではやはり中途半端なことが否めない。国鉄色への拘りは素晴らしいが、だったら機関車の頭に載っている空調機はどうにかならないものか。あるとないとでは印象がまるで違う。塗装のみではなく、やるなら形態(外観)まで徹底的に拘ってほしかった。せっかくの努力が生煮えのようでどうにも歯がゆいのである。

1991-09-07           52レ     EF6631  東海道本線:小田原付近

(写真、文:K )

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2015年9月18日 (金)

疾走する最後の「北斗星」@静狩

参院での安保関連法案の委員会採決をめぐる動きで仕事が忙しく睡眠不足。家に帰っても入浴、食事後はベッドに直行という日々が続いた。普段、自由にできる時間が長い身としては、これで帳尻が合うはずだが、怠け切った体はなかなか言うことを聞いてくれない。ヘトヘトで正直、しばらくはパソコン画面から遠ざかりたい気分だから、今回は簡単にアップした写真の説明で簡単に終わらせようと思う。

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写真は8月22日の下り最終「北斗星」。海峡線で撮った後、レンタカーで先回りして途中で2回撮影した後、長万部~静狩でたまたま並走する幸運に恵まれてとらえたもの。

車で並走しながら撮影するのは簡単なようで実はそうでもない。手前に道路標識や電柱などもあるし、雑草も伸びていて下回りが隠れるところも多く、それらを考慮しながらシャッターを切るのは容易ではない。特に右目が利き目だと、列車の進行方向に対して左側(この場合は海側でなく山側。つまり反対側)を並走できるなら左目でフレームに飛び込んでくる物をあらかじめ捕捉しつつタイミングが計れるが、右側だとそうはいかない。「ここだ!」と思った瞬間にシャッターを切っても余計なものが画面の中に飛び込んでくる。理想的には列車の手前にそれらの物がない環境下で、雑草が少ない冬から春先が理想的だが、速い特急列車相手になかなかそんなことができる長い直線区間は都合良く見つからない。

後ろから迫ってきた「北斗星」に追い越されつつ撮影し、見られるコマはあまりなかったものの、以前から是非やってみたかった撮り方。ヘッドマークよりも、キャブに描かれた星のマークを2両とも入れることができたことに満足している。

(写真、文:U)

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〈追伸〉

Tさん、ご無沙汰しております。「あけぼの」消滅以降はなかなかお目にかかれず残念ですが、しっかり撮影は続けておられるようですね。

余計なことですが「たまたま清里に行って」「何の気なしに清里駅へ行って」「たまたま持っていたニコンで…」。

文章の字面だけではなく、とても楽しく読ませていただきました。今までの当ブログの記事中、最高傑作ではないかと…。

【ご注意】

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2015年9月16日 (水)

黄昏の成田線にて

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このブログ「ロクイチに集った仲間たち」の面々・・・

学生時代に知り合い、今思えば大変良い時代を共に送ってきた連中で、もうかれこれ35年を越えるお付き合いをさせて頂いている。学生生活を終えそれぞれが社会の荒波に揉まれ、それぞれが後に家庭を持ち反対勢力に抵抗しながらも、自分がこの趣味を続けてこれた事には感謝している。もちろん家族の理解への感謝でもあるが、ここに寄稿している仲間たちの鉄道写真に対する変わらぬ想いもその原動力になっていた。

近年、中々一緒に行動できることは少なくなってしまったが、それでも先月の「ラスト北斗星」の日は、久しぶりに顔を揃えられた。しょっちゅう出会う人、たまに線路端でご一緒する人、不幸にして何年も出会えなかった人、色々な顔ぶれだが、一度集まれば、心はロクイチを追って東奔西走した80年代のあの時代まで遡っていく。不思議なものだ。それぞれが同じ思い出を共有しているからこそ、何のためらいもなくスッと入っていける訳で、私の人生では、もうこれ以上こんな仲間たちは生まれないだろう。

この歳になったからこそ理解できる事もたくさんできたが、こういった仲間たちを改めて思うと、自分にとっては「大きさ」「深さ」を感じる。人生の味わいのようなことを教えてくれる連中だからだ。今後も、このブログを通じてでもいい、少しでも線路端に立ち、時間を共有できることを願っている。

で、写真の方は、この仲間たちとも散々出向いた成田線の初詣臨。1988年のJR化後初めての正月からゴハチ牽引の初詣臨が始まり、一時は年中行事になるほどであったが、ゴハチが退くと、それも自然消滅してしまい顔を揃えることはなくなってしまった。ここではゴハチの写真は仲間たちに譲るとして、今回は65P型牽引の時のもの。2001年撮影だから、運転開始から10年近く経ったということになるか。日没間際で、背景の山々は陰に入り真っ暗、そこを暗闇から築堤に夕日を目いっぱい受けて躍り出てきたEF65501の劇的なシーン。太陽の恵みを大いに感じたシーンでもあった。

こちらのブログでは、できる限り最新のものを心掛けてきたが、家主のU氏のリクエストもあり、今後は色々と過去のものも取り混ぜていきたいと思っている。お見せできるような大したものは残せていないが、今後ともご笑覧願えれば大変に有り難い。何とぞよろしくお願い申し上げたい。

2001-01-15    9848ㇾ     EF65501     12x8b 成田線:成田-下総神崎

(写真、文: K )

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2015年9月14日 (月)

風っこ八ケ岳高原号

相変わらずUさんの毒舌は健在ですね。(笑) さて、今回はこのブログにしては、ちょっと趣の変わった列車を。実は、カミさんとたまたま清里に一泊旅行に来ることになり、何の気なしに清里の駅に立ち寄った。ちょうど列車が到着する音がして、興味半分で線路脇からホームを覗いたところ、「ギエー。何じゃこりゃ!」ということに。DD16が風っこを牽引してまさに入線してきたところだった。これもたまたまNikonを持ってきていたこともあり、大慌てで入場券を買って駅の中へ。それで初めて「風っこ八ケ岳高原号」と判った次第。全く能天気なものである。「風っこ」の気動車が非常に綺麗だったのもびっくり。10分停車を堪能し、その後はホテルで一泊。翌朝は天気はイマイチだったものの、ちょうど佐久から軽井沢に抜けようとしていたので、小海の先の踏切で適当に走りもゲット。今やDD16も絶滅危惧種なんですね。(写真・文:TDsc_22681

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2015年9月13日 (日)

最後のブルートレイン撮影

パソコンのキーボードが不調で記事を書くのをためらっていたら、K氏がしっかりフォローしてくれて助かった。汎用品のキーボードにすれば簡単に解決できたのだが、折しも台風18号による大雨などで仕事が立て込み、買いに行く暇もないうえ、ズルズルと5日近くブログを見ることさえ許されなかった。もちろんほかに自宅に2台、会社に1台の個人用PCはあるが、やはり使い慣れたデスクトップで作業したい。例えてみれば操作に手慣れたカメラが修理中で、代用品を使ってまで撮影に行く気力が出なかったようなものなのだろう。

パソコンを「道具」とこだわりを感じさせる呼び方をするには違和感があるが、今最もふんだんに使っているアイテムであるのは間違いないから、その中で常用しているマシンが使えないと気分が乗らない。特にモニターの色に関してはRAW現像をするのに慣れたものが一番だ。

言い訳が長くなったが、K氏のリカバリーには本当に感謝している。8年前に鉄道撮影に復帰した「出戻りファン」としてはそろそろ近作のストックが底をつきそうだから、今後も是非、自分が撮影から離れていた時代の彼の作品に大いに注目したい。

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さて、こちらは相変わらずバカの1つ覚えで「北斗星」。これは最後のブルートレインとなった8月22日の植苗駅での上り。自分自身のブルトレ撮影としても最後のカット。
実は翌日もK氏のおかげで蒲須坂でこの列車を撮ったのだが、へそ曲がりを自認する身としてはJR化後に誕生した機関車が牽く列車をブルートレインなどと認めたくない気持ちが強く、あえてこの日の撮影を「最後」とさせていただくことにする。

とにかく「オーラス」のブルートレインは人の多い、罵声飛び交うような撮影地はご免こうむり、なるべく静かな場所で見届けることを望んだ。前日に北海道に入っていくつかの候補地を巡り、最終的にここにしたのはほかの場所がいっぱいだったことや、かぶることなく超望遠レンズを使えるからというのが大きな要因。通過2時間前には15名前後が集まったが、ギクシャクせずH氏やF氏とともに穏やかに見送ることができて満足だった。

北海道まで行って駅のホームからの撮影ということに関しても特に抵抗はなく、むしろいつもの自分の写真よりも客車がよく見えて最後の記録としてはここで良かったと思う。雄大なバックでもないが700ミリの画角で最後を飾れたし文句はない。いずれ「カシオペア」もここで狙ってみたいと思う。

(写真、文:U)

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【ご注意】

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2015年9月10日 (木)

消えゆく65PF

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先月「北斗星」の運転が終了し、アッと言う間に24系客車まで廃車回送されてしまったが、今度は、田端区のEF65にも動きが出てネット上を賑わしているようだ。

今週はじめ、ここのところ動きがなかったPF1106号機がEF81に連れられ旅だった。PF1106号機と言えば、いや現田端区の65PF達はみな元東京機関区でブルートレインの先頭に立ち、日夜東西を往きかった由緒ある機関車達だ。その仲間達にまで淘太の波が押し寄せるとは、本当に切ない思いでいっぱいになる。もちろん彼等もご多分に漏れず、前回記載したように工臨等の地味な運用をこなして余生を送っている訳だが、昔と変わらぬ美しいボディを目にするだけで、かつての栄光を垣間見ていたのは、自分だけではないはずだ。

機関車にとって、牽引する客車や貨車が無くなれば、無用の長物となってしまい、それもこれも同区のEF81で間に合ってしまうと言うことかもしれない。確かにJR貨物に売られ、厚化粧をまとい日夜黙々と貨物を牽いている元東京区の65PFも現存しているが、田端区の手入れのいき届いた綺麗な姿とでは同一に考えられないでいる。最後のブルートレインとともに消えていくブルトレ牽引のために生まれた65PFの旅立ち・・・本当に寂しく切ない。

写真は、おそらく同機にとって一番華やかだった頃の晴れ姿。大半はEF66にブルトレ運用は奪われたものの、この「瀬戸」や「出雲」では最後まで輝きをもって走破していたことを思い出す。

1997-05-28     16レ  EF651106  瀬戸

(写真、文:K )

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2015年9月 8日 (火)

異色の485系最後の活躍

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最近になって、ようやく来春ダイヤ改正にて「はまなす」「カシオペア」の廃止が発表になったようだ。やはり想像通りになってしまった思いだが、新幹線が延伸すると、在来線がかなりの影響を受けてしまうことは毎度のことだ。今回は、海峡トンネルを在来線と共有するという特殊性から、在来線はバッサリ裂かれてしまった感が強い。今年は春の「トワイライトEXP.」に始まり、先日の「北斗星」廃止と変化が目まぐるしいが、これらも全てこの来年の新幹線延伸開業の影響とみてよいことだろう。乗るのも、撮るのも忙しい昨今だが、来春の改正は、近年にない大きなダイヤ改正になると予想できる。

掲載写真は、やはり廃止と発表されてしまった特急「白鳥」。スーパー白鳥と写真のこの「白鳥」と2系統あるが、現在485系を使用しているのは、普通の「白鳥」の方。通常の485系とは、似ても似つかない前面で、デビューした当時は随分と怖い顔していると思ったものだ。大きく前面中央に485系とデザインされているのも斬新に思った。

今となっては、こんな個性豊かな車両たちも、来春は海峡線から消えて行くことになる。

2015-05                          JR東日本:津軽海峡線/新中小国にて

(写真、文: K )

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2015年9月 6日 (日)

DF200の写真2種

東武鉄道でC11207の運転が決まったことは、もうずいぶん前の話になってしまった。
それ以前から同社の関係者が、JRの関係各所にSLの運転に関する視察を行っていたという話も聞いていて、いつ発表になるかが関心の的だった。視察の結果、やはり営業運転は難しいとの判断から計画が頓挫してしまう可能性だってあっただろう。それらをクリアしてGOサインが出されたことは喜ばしいことだ。復活蒸機の中で2つのヘッドライトを付け、現役時代の地域性豊かな姿を色濃く残すC11207号機だっただけに、東武でそれが引き継がれ、さらにスノープローも装着されているならぜひとも見に行ってみたい。

さて、個人的なもう一つの関心事はSL運転に関する予備機。つまりC11が故障などした場合の救援役になるもう1両の機関車。おそらくDE10あたりを導入するのではないかと予想するが、仮にC11不調の場合はDE10の牽く客車列車もあり得るのかも。トラブルを期待するかのような書き方になって恐縮だが、ファン的な目線をもってすると、そんな場合でも良い被写体にはなりそうだ。牽引する客車も巷間、言われているようにJR四国に残存している12系だか14系となればなおさら。DE10による本線試運転だってあるかも。国鉄時代の塗装は塗り直されるかもしれないが、JR各線から客車列車が消えつつある昨今、これはこれで興味をもたずにはいられない。

JR北海道から東武へのC11207の輸送は船便になるとの話も聞いた。鉄道輸送した場合、通常の速度だと蒸気機関車の動輪が熱をもつこともあって低速でタラタラ走らせなければならないから、青函トンネルがネックになるのではないかと思われる。
だとしたら海上およびその後の陸上輸送にも興味が湧いてくる。

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「北斗星」や「カシオペア」など、北海道へ夜行列車を撮りに行った方の中には、合間に来る貨物列車の先頭に立つDF200の魅力にあらためて気づいた人も多かったようだ。

かく言う自分もその中の1人。ふだんは本命の列車しか撮らない自分が、寝台列車撮影を終えてからも貨物列車までカメラに収めるのは異例のことだ。本州なら同じ貨物でもEF210など撮ることはあり得ないのにDF200となると目の色が違ってくる。精査していないが、撮っていないのは事故で廃車されてしまった56号機と、なかなか遭遇しない52号機のみになったはず。
一度、これまでに撮影したDF200の気に入っている写真を並べてみたいと思うようになった。

今回は2種。お気に入りの黄金の海岸でタテで撮った1号機と、初めて満足な角度で撮影した重連(次位は回送扱いだが)。どちらも1号機、重連であることが事前に察知できていた。
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上は2015年5月19日。下は2015年8月4日、稀府~黄金で撮影したもの。

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2015年9月 4日 (金)

そして田端区EF65PFの動向

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ここ最近の悪天候続きで撮影の意欲を削がれている今日この頃。「北斗星」がひと段落したことも大きいが、次のきっかけを探すにもこのお天気では中々計画実行とはいかないでいる。早く空高い秋晴れのもと、出かけたいものだ。

前回の記事では、田端区のEF510のことを探ってみたが、今回はEF65PFについて考えてみたい。田端区には現在8両のEF65PFが在籍しているが、実際には稼働車は5両となっている。(1102/1103/1104/1115/1118)

定期運用はすでに無くなり、工臨などの地味な運用をこなしているのが現状だが、この65PFについて色々な噂が浮上している。その一つに全廃説があり驚嘆している。確かにここまで牽引する客車が無くなってしまうと、機関車自体不要になるのは至極当然の成り行きなのかもしれない。工事用車については、JR東海のような専用車が計画されているようだし、全廃は言いすぎでも、半減しても何らおかしくない状況であることは間違いないようだ。またJR貨物への売却説も一部にあり、今後の動向に目が離せない。

個人的には先日終了した24系を使って、ここの65PFの牽くブルートレインを見てみたかった。田端区のEF65PFは、どの機体も整備が良くて綺麗、撮影も楽しみなのだ。写真は、先月撮影した田端区65PF牽引の工事列車、通称ロンチキ。国鉄型電機もいよいよ終焉が近い。

2015-08       工9572レ    EF651103        新鶴見付近

(写真、文:K )

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2015年9月 2日 (水)

最後の下り「北斗星」@海峡線

もう少したてば「ブルートレイン」という言葉もほとんど使われなくなってしまう。それ自体が消滅してしまったのだから話題になる機会も減り、忘れられていくのは当然だろう。青い客車の夜行寝台特急を示す愛称は、今後も残る「カシオペア」や「はまなす」、それに「トワイライトエクスプレス」には適合しない。もしそれらをブルトレと呼ぶのなら、それは電気機関車やディーゼル機関車を蒸気機関車と同じく「カマ」と呼ぶ愚行と同様で恥ずかしいことだ。小うるさいと思われるかもしれないが、「ゲバ」だ「エロ光」だ「ゲキバ」だとか品性に欠けた言葉が当たり前のように使われる昨今、いい年のオヤジとしてはしっかりわきまえていきたい。

さて画像は8月22日の下り最終「北斗星」の牽引機ED7920。

この日の渡島地方は雨でかなり暗く、超望遠レンズで撮ったらハイビームでにじんでしまうと判断し、当初から流し撮りも選択肢の一つにしながら適当な撮影地を物色していた。そうして沿線を走っていたら、やがてあるところに長いレンズを使えそうなポイントを発見。線路からも少し離れていたのでヘッドライトのにじみも少なく「これはラッキー」とばかりに機材をセットし「北斗星」を待った。

しかし、これがとんだ失敗だったことに気づいたのは通過直前。内容については恥ずかしくて記せないが、とにかくここではダメ。慌てて函館方面に戻って足回りまで見える場所で流し撮りしたのが下の2枚。

それにしてもこの海峡線、流すにしても沿線は草が伸び放題。開けた場所がなくて、足回りまで見えるポイントが少ない。おまけに車を止めるやいなや列車が通過したから、上の写真は少々露出オーバーになってしまった。写真としてはこの後のコマの方が良いのだが、そちらはヘッドマークが空の反射ですっ飛んで「北斗星」の文字が判別不能なほど。

まあ、最後の最後にとんだミスをしでかしたが、しょせん天気も悪く、どこに行っても大した写真は撮れなかっただろうから深刻には受け止めていない。負け惜しみついでに言えば、特に前のパンタグラフが上がっているから、むしろこれはこれで良かったと強がっておくことにする。

(写真、文:U)

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ついでにアップするのは初めて撮影した政府専用機。8月21日の撮影。
下り「カシオペア」を富浦で撮影し、植苗付近に戻って撮影地を下見していたら遠くの空に日の丸を付けたジャンボ機が見えた。お仲間には飛行機好きも多く、話に聞いていたからこれが訓練飛行であることはすぐに気づいた。

植苗界隈からだと空港に急げば、飛行機が格納庫に入るまでに少しは撮影できるだろう。そう判断して駆けつけた。
適当に車を止めた場所が大当たり。そこにいらしたWさんという飛行機ファンが親切にあれこれ教えてくださって、離着陸訓練を目の当たりで撮ることができた。この飛行機、乗ったことはあるが撮ったのは初。ふだん飛行機には関心がない自分だが、夕方の上り「カシオペア」までの有り余る時間を有効に使えたのはありがたかった。

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最下段は航空自衛隊の空中給油機KC―767J。そばにいた飛行機ファンのW氏が「撮った方がイイですよ」と教えてくれた。じゃなかったら、こんな地味の飛行機にレンズは向けなかっただろう。なにぶん、知識がないもので、ほかに書くこともない。

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【ご注意】

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