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2015年8月10日 (月)

室蘭港の廃車体

4日から北海道に行って来た。さすがに「北斗星」廃止まで秒読み段階に入ったことに夏休みが加わり、多くの人たちでにぎわっていた。天気があまり芳しくない時期であることは承知していたが、もはやそんなことを言っている局面ではなく、ダメで元々と腹をくくって撮影に臨んだ。

まだ撮ってきた画像をじっくりと見る時間もなく、これからボチボチRAW現像してから掲載するつもりだが、今回は時機を逸してしまうとここにアップする意味が薄らいでしまう写真を優先したい。室蘭の陣屋町・崎守埠頭の留置線で解体される711系電車。7月29日の撮影。

この日はちょうど夕方の上り「北斗星」を伊達紋別の手前で撮影しようと向かっていたが、それまで時間もたっぷりあることから、その前に5月にここに引き込まれた711系や24系客車の様子でも見に行こうと思い立った。解体作業が開始されていることは人づてに聞いていたし、国鉄色編成の解体が終わっていることも知っていたが、まだまだ作業に取りかかっていない車両はあるはず。それに解体作業をこれほど間近で見られる機会は多くない。

到着したのは午前11時すぎ。ちょうど作業員が仕事に取りかかるところだった。
バーナーの火の粉が飛び交う中、スカート付近から解体が始まったが、当初はまさに野次馬的に眺めていたものの、作業が進むにつれ切ない光景に変わっていく。例えれば時代劇に登場する、さらし首のような公開処刑の雰囲気。この例えが最も相応しいのではないかと感じた。工場内の閉ざされた場での作業などと違って、道路から眺める家族連れなどもいて、衆人環視の中、徐々にバラバラにされていく様子はかなりのインパクトだ。その隣に順番を待つように並ぶ別の711系がそれを際立たせる。屋根にはカラスがとまり(2枚目の写真の屋根後方)不吉な光景に拍車がかかる。

暑い中、火を使って苛烈な作業をする方たちのことを考えれば、そんな感傷を抱くことは場違いなのだが、以前、仕事で立ち会った人体解剖の様子すら思い浮かべてしまった。

(写真、文:U)

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下は今回の旅行で立ち寄った際に、同じ埠頭の別の場所で見かけたDE15の廃車体。台車はすでになく、ウマとなる大きな木片がかまされているが当面、解体される可能性は低そう。このまま近くのタンク貨車とともにボロボロに朽ち果てていくのだろうか。

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