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2015年8月18日 (火)

黄金残照

今のご時世、こんな言葉は死語かもしれないが「女々しくも」あと1回、「北斗星」を撮りに北海道へ渡る予定。
もう、良い写真を撮りたいとか、好きなアングルでなどということに縛られず、ただただ最後のブルートレインを見届けさえすればじゅうぶん。1975年12月14日に現役蒸気機関車が最後の旅客列車を牽いたのを、同じ室蘭線に高校をサボって見に行ったのと同じような心境だ(仕事はサボるわけではないが)。自分自身としてすでに撮りたい写真をほぼ撮り終えたという達成感はあるから、趣味生活の節目に立ち会えさえすればいいと思っている。

もちろん写真は撮るが、早くから撮影地に乗り込んだり無理して長いレンズを使うようなことはせず、撮れるところで撮るという姿勢で臨みたい。毎回、旅行前にあれこれと計画を立てるが、今度はフレキシブルに行動しようと、今もってプランは白紙。悪く言えば行き当たりばったりになりそうだ。

天気を見ると台風が2つ、南方海上に発生して北上中だが、「北斗星」最終日以前には北海道への影響はなさそう。それどころか18日時点の週間天気予報では曇りが優先ながらも、お日様のマークも見られるから、前回8月初旬の旅よりも条件はいくらか良さそう。もちろん今シーズンの予報は外れることが多く楽観できないが、天気が悪いことを覚悟して出発するより気分的にはるかにマシだ。

ところで、ひと頃よりも日没は早くなったというのに相変わらず黄金、北舟岡は人気のようで、噂によると本日からの上り「北斗星」運転再開に際して昨晩からすでに脚立が置かれている場所もあると聞いた。気の早い人がいるようだが、海の反射を受ける黄金はともかく、それより西では晴れても上り列車の撮影はかなり難しいだろう。

今回はその黄金で夕日が雲に遮られながら、前述のごとく海面の反射と一条の光に救われた「カシオペア」。フィルム時代、ベルビアで撮ったようにバックが暗く落ちて斜光を受けるよりもドラマティックなライティングとなった。
最近、強烈な後ピンにも関わらず見開きになっている写真が掲載されている、ここの撮影地ガイドを本屋で立ち読みしたが、思えばこれを撮った1年前はまだ閑散としたものだった。

(写真、文:U)

 

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【ご注意】

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