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2015年8月

2015年8月31日 (月)

気になる田端区EF510の動向

20150830_8010
今日で8月も終わり。近頃は随分と秋めいたから、夏休み前半の猛暑のことを忘れがちだが、今年の夏も厳しい暑さだった。今月はそのような暑さの中でも、時間を見つけては相変わらず川崎界隈へコンスタントに撮影に出ていた。そして週末は「北斗星」を中心の東北線に出向くことが多くなった。今さらながら、自分の中で撮りこぼしていたポイントを廻った感じの行程で、必ずしも思うようには撮影できなかったが、気持ちの上では何か気が済んだといった開放感が得られたので今は納得している。

8月最後の、そして夏休み最後の日曜日、秋雨前線にたたられた関東地方ではあったが、ちょこっとカメラハイクへ出向いて来た。今月いっぱいで田端区のEF510の青ガマが全て休車になるとの噂を耳にしたので、運よく8010レに充当されて最後の輝きを見せているEF510を狙いにヒガジュウへ行ってきた。先月出向いた時には、北斗星狙いのファンで線路沿いは埋め尽くされていたが、今日は、天気が悪いからか、はたまた「カシオペア」だからなのかわからないが、ファンの姿は4~5人程度。この露骨なまでの差に少々びっくり。ファンの心理というものは、やはり「無くなるもの」に心が動くようだ。ちょうど閉店セール○割引きで、多くの客が群がるような心境に似ているのか・・・

さて田端区のEF510-500番台。しばらく延命することが決まった「カシオペア」用の509、510号機の2台を残して9月からは513~515号機の3台は休車になると聞きかじった。前例に漏れず、JR貨物への新たな職場を求めて転出していくと考えられるが、どのタイミングで動くのかは未定。今後の動向に要注目だ。

2015-08-30      8010レ  EF510-513 カシオペア

(写真、文:K)

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2015年8月29日 (土)

ブルートレインとの決別

前夜にKさんから蒲須坂で全員集合のメールを頂戴したものの、自分なりにどこで最後のお別れをするかはある程度心に決めていたので、大変申し訳なかったのですが、我儘を通させていただきました。お仲間の皆さまにも合流できずに大変申し訳ありませんでした。北斗星の終焉というよりは、自分にとっては20系の頃からの憧れの存在だったブルートレインとの決別。ラストランはEF81牽引の頃から数えきれないくらい通い詰めた東鷲宮~栗橋の定位置で、ゆっくりこの目で見送ろうと思っていました。(正確には、夜行寝台への憧れは、小学校1年生の時に広島に赴任する親戚が乗る呉線経由の急行「安芸」の見送りに東京駅で見た10系寝台の鮮烈な美しさを目の当たりにして以来ですが・・)これまでも南浦和などでも上り「北斗星」の撮影は何度もしてきたので、最終日は最悪ムービー1台でもいいから最期の晴れ姿を撮れれば十分という気持ちでしたが、無用のトラブルを避けるために一応5時には現地入りしていつものポジションを確保。(到着時には車中泊の方がお立ち台に駐車されていてビックリしましたが、交渉したら快く移動をしていただき大きなトラブルもなくお別れができました)数えきれない程の人たちの前で長いホイッスルを鳴らして、誇らしげにかつ寂しげに最後の北斗星は上野を目指して力走してゆきました。普段私が閲覧している皆さまのブログを拝見すると、やはり皆さま、ラストランは撮影は二の次で、ご自身の満足のいく場所でゆっくりお見送りをされた方が多かったようですね。Uさんのおっしゃるように、まだ寝台特急やDD51重連という意味では「カシオペア」も残っているので感傷に浸っている場合ではないのでしょうが、私は「女々しくも」まだまだ到底心の整理はつかない状態です。長いこと休業していた撮り鉄の趣味に本格的にカムバックしてきて、偶々Uさんの作られたブログに20098月にこのブログに初投稿させて頂いてから、早いものでもう6年が経過しました。その間、「北陸」、「あけぼの」のラストを見送り、そしてついに「北斗星」のラストに立ち会うことになってしまいました。20系にしろ24系にしろ、ブルトレは、客車としての本当に素晴らしい美しさと、寝台特急としての独特の気品を兼ね備えておりました。まあ、撮影ばかりに夢中で、実際には「北斗星」には乗れず終いで終わってしまった点は悔やまれます。この場所で撮った「北斗星」の想い出の数々・・。それにしても、EF510の見栄えや存在感の悪いこと、EF81とでは比べるまでもありませんね。さて、私の場合、次はいつ線路端に立つことやらわかりませんが、イベント列車やラストラン等の落ち着かないシチュエーションではなく、できれば、のんびりお仲間の皆さまと三脚を並べて歓談しながら、年に何度かでも鉄ちゃんを楽しみたいと思っております。(写真の一部は再掲・文:T)

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2015年8月28日 (金)

次の北海道行き

このところめっきり涼しくなって自宅で夕方、風呂に入っていても窓から聞こえるのはセミに代わった秋の虫の声。まだ残暑は戻ってくると油断してはいないものの、ゆるやかに秋の気配が漂ってきた。

「北斗星」フィーバーが去って北海道も平静を取り戻しているだろうと思われるが、9月はまだ海峡線で「カシオペア」が撮れるし、電化区間なら「はまなす」も撮れるから、ここで気を抜くわけにはいかない。次の渡道は下旬と定めて準備に入ろうかというところだ。

行ってみたいポイントはまだある。札幌近郊の複々線区間は首都圏で言えば浦和界隈のように長いレンズに向いていそうだし、函館口でもちょっと面白そうな場所を見つけた。250キロ前後も離れた2箇所だから一度の旅で無理して両方に行かず、交互に攻めていきたいと考えている。

とにかくDD51が「カシオペア」の牽引を降りるまで、まだまだ手はゆるめない。考えてみたら1度のダイヤ改正で「トワイライトエクスプレス」「北斗星」「カシオペア」といっぺんに消滅しなかったことは、趣味人生が延命したわけで、それをラッキーととらえて渡道を続ける所存。

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今回は8月4日撮影の「北斗星」。狙っていた曇天下、島松~北広島のアップダウンで撮ることができた。もっと気温が低い方がベターには違いないが、気温が低いなら何も無理して電化区間で撮影しないから、自分にとってある意味珍しい1枚となったのは確かだ。もう少し遠目で撮りたいが、さすがにこの時間帯では陽炎で無理。それも夏場だと言うことを考えれば上々の結果とは言えるだろう。

(写真、文:U)

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Kさん、23日は大変お世話になりました。北海道帰りでヘトヘトだった自分を乗せていただき、蒲須坂で最後の撮影を終えることができました。お話ししたように最後は短いレンズで鶯谷の跨線橋から、ほかの列車と並ぶ最後のブルートレインをと考えていましたが、きっとそんな写真を撮っても満足しなかったことでしょう。お仲間の方々との撮影も締めくくりに相応しいものとなり感謝しております。

【ご注意】

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2015年8月26日 (水)

ラスト北斗星で想ったこと

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今週から東京でも随分と気温が下がり、一足早い秋を思わせる日が続いている。まるで、週末の「北斗星」ラストを待ってから季節が移ったように思えてならない。

臨時になったとはいえ、今春からは「カシオペア」と交互に運転されていたブルトレ「北斗星」も、いよいよフィナーレとなってしまった。我々の年代だと、ブルトレというとどうしても東海道線スジの九州ブルトレをイメージしてしまうが、JR化後の27年間という長きに渡り、青函を渡ったブルートレインとしての功績は多大だ。一時的ではあるが、3往復で運転されたり、スキー列車や、夢空間列車として札幌以遠までの運転だったり、列車自体のバリエーションも多かったことも特徴だろう。個人的には、外観はブルートレインでも、リゾートトレインに近いイメージを持っていたことも事実だ。行先が札幌ということもあるが、個室寝台客車を連ねた豪華な編成で、食堂車でフルコース料理を嗜むといった、東海道線のブルトレとは一線を画す印象であった。

そんな「ラスト北斗星」の当日、普段はなかなか重い腰を上げないA氏も参戦となり、いつになく気合いの入った撮影行きとなった。未明に自宅を出発、それぞれ待ち合せながら、U氏らとともに迷うことなく栃木県の蒲須坂へ。天気に恵まれない日和だったから、少しでも自由度の多い撮影地ということなのだが、いずれにせよ、こんな日には相応しい泣き出しそうな天気であった。

通過時間が近づくと、どこからかヘリコプターの音、上空を旋回し列車が近いことを示していたが、ファインダーに現れたEF510は、いつにも増して悲しげに見える。それもゆっくりゆっくりと我々多くのギャラリーを前にして進んできた。かなり長い汽笛を鳴らし、まるで港から出航する船の汽笛に思えて寂しさを誘う。いつになく線路から離れて撮影しようとしていたためか、ファインダーを通して列車を追う事ができたが、ひとつひとつシャッターを切りながら、本当にブルトレも見納めか~、何て思うと目頭が熱くなってしまった・・・

撮影後、某I氏も加わり近くでしばし朝食をとることにしたが、たわいのない雑談の中でも、皆が皆、申し合わせたのではなく、ラスト北斗星が無事に上野まで到着することを待っている気持ちが伝わりとても嬉しかった。ブルトレに対する思い入れは人それぞれだけど、言葉にしなくてもどこか通じているこんな仲間達を私は誇りに思いたい。

メインカットは、後日のU氏にお任せすることにして、私からはゆっくりと築堤を行くシーンを掲載。

2015(H27)-08-23    8008レ  EF510-515 北斗星  蒲須坂付近

(写真、文 : K )

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2015年8月24日 (月)

黄金のタテ

北海道での「北斗星」撮影を完了、残るターゲットは2月までの運転が発表された「カシオペア」1本だけになる。引き続き北海道行きは繰り返されるものの、3日行っても中1日空いてしまうから撮影効率は今までと比べるとガクッと落ちてしまうことは覚悟しなければならない。それに現地に行ってから天候や事故などで運休することもあるわけで、そうなる不運にも腹をくくったうえで出かけることになる。

さて最後の「北斗星」撮影はまずまずの首尾。政府専用機の離着陸訓練など、ジャンル違いだが思わぬものまで撮影できたし、これまで頭の中で考えていた撮影方法なども実行できて一段落といったところだ。数日したらそれが脱力感となっていくのは蒸気機関車が引退したころと同様、やがては新たな被写体を模索することになるのだろうが、当時と比較するとそんなターゲットはかなり少ない。おそらく模型の世界にその癒しを求めていくことになるだろう。

21日から3日間、撮影で疲労困憊。極端な睡眠不足もあって今回の記事は短いが、写真は今年の北海道で最も気に入っているカット、黄金のタテ位置アングルを掲載する。
この立ち位置は末期は前に人が立って撮影できなくなっていったが、比較的最近まで空いていることが多く、早くから現地に行かずとも確保することができた。機関車の「顔」とその「表情」を重視する自分としては一般的なヨコの構図よりも好き。5月17日撮影のこの写真は何度も通った撮影旅行の成果としては3本の指に入る。

(写真、文:U)

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2015年8月20日 (木)

西日暮里にて

2015

いよいよブルトレ「北斗星」もカウントダウンの1往復半。東京口では、明日21日(金)の上りと下り、そして23日(日)の上り列車を最期に永年の歴史に幕を閉じる。

寝台列車というより、在来線では客車列車、長距離列車そのものが無くなり、鉄道ファン、とりたて機関車ファンには激震が走る出来事となる。1列車~2列車と名乗っていた「北斗星」も過去のことになったが、一つの列車で、機関車が3回も変わって目的地を目指す列車は、もう今後現れないことだろう。長い間列車に揺られ、旅情を味わうことは出来なくなってしまうのだろうか。そう思うとどこか寂しさを感じ、空虚な想いを募らせてしまうのだ。

西日暮里界隈・・

EF57が撮りたくて、よく出向いた思い出多きポイント。ここで一度は「北斗星」を撮りたくて出かけてきた。景色は随分と変わってしまったが、当然ながら当時と線路配置は変わらない。何と言ってもここでは、尾久からの推進回送をゆっくり眺めてから撮影したいところ。国鉄時代さながらの光景だ。北の玄関口上野発着のブルートレインは、東海道口に負けず劣らず数多く走っていて魅力的だった。この場所へ立つと、20系に始まり14系~24系へとブルトレ見本市状態で、見ているだけでも楽しかったことが今更ながら甦る。そのブルトレラストランナー「北斗星」。最後の最後まで無事に走り切り、有終の美を飾ってほしい。

2015-07  8007レ 北斗星    JR東日本/東北本線:尾久付近

(写真、文 :K )

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2015年8月19日 (水)

北斗星の編成美

北海道までは足が伸ばせないものの、上野口のEF510牽引北斗星(特に下り)は自分なりにできるだけ足繁く通ったつもりだ。7月の梅雨明け以降は35℃を超える猛暑の連続だったので長玉の使用はなかなか難しくなってしまったが、そんなことも言っていられなかったので、できるだけ陽炎の影響を受けづらく長大編成を楽しめるアングルで撮影した8月3日と8月9日の下り北斗星。両日とも浦和近辺では36℃以上の猛暑だったが、沿線は熱心なマニアで埋め尽くされていた。(写真・文:TBlog_20158191_3Blog_20158192

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2015年8月18日 (火)

黄金残照

今のご時世、こんな言葉は死語かもしれないが「女々しくも」あと1回、「北斗星」を撮りに北海道へ渡る予定。
もう、良い写真を撮りたいとか、好きなアングルでなどということに縛られず、ただただ最後のブルートレインを見届けさえすればじゅうぶん。1975年12月14日に現役蒸気機関車が最後の旅客列車を牽いたのを、同じ室蘭線に高校をサボって見に行ったのと同じような心境だ(仕事はサボるわけではないが)。自分自身としてすでに撮りたい写真をほぼ撮り終えたという達成感はあるから、趣味生活の節目に立ち会えさえすればいいと思っている。

もちろん写真は撮るが、早くから撮影地に乗り込んだり無理して長いレンズを使うようなことはせず、撮れるところで撮るという姿勢で臨みたい。毎回、旅行前にあれこれと計画を立てるが、今度はフレキシブルに行動しようと、今もってプランは白紙。悪く言えば行き当たりばったりになりそうだ。

天気を見ると台風が2つ、南方海上に発生して北上中だが、「北斗星」最終日以前には北海道への影響はなさそう。それどころか18日時点の週間天気予報では曇りが優先ながらも、お日様のマークも見られるから、前回8月初旬の旅よりも条件はいくらか良さそう。もちろん今シーズンの予報は外れることが多く楽観できないが、天気が悪いことを覚悟して出発するより気分的にはるかにマシだ。

ところで、ひと頃よりも日没は早くなったというのに相変わらず黄金、北舟岡は人気のようで、噂によると本日からの上り「北斗星」運転再開に際して昨晩からすでに脚立が置かれている場所もあると聞いた。気の早い人がいるようだが、海の反射を受ける黄金はともかく、それより西では晴れても上り列車の撮影はかなり難しいだろう。

今回はその黄金で夕日が雲に遮られながら、前述のごとく海面の反射と一条の光に救われた「カシオペア」。フィルム時代、ベルビアで撮ったようにバックが暗く落ちて斜光を受けるよりもドラマティックなライティングとなった。
最近、強烈な後ピンにも関わらず見開きになっている写真が掲載されている、ここの撮影地ガイドを本屋で立ち読みしたが、思えばこれを撮った1年前はまだ閑散としたものだった。

(写真、文:U)

 

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2015年8月16日 (日)

最新鋭機EH800の撮影

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記事掲載が前後してしまったが、先週末は2日半かけて東北を廻ってきた。

今回は、東北出身の友人との同行で、彼と本格的に撮影旅行するのは初めてではないだろうか。親子ほど年齢が離れているが、中々バイタリティのある若者であり、今さらながら自分も大いに刺激を受ける人物だ。実際、彼と出会った頃は、世間でよく見る鉄道好きの鉄チャンに見えたが、この3年で随分しっかりした写真を撮影するようになった。自分のもっているものは全て与えるつもりで今まで接してきたが、アッと言う間に追い付き追い越されてしまった感がある。自分もそうであったように、思うように撮影でき、アイディアが湯水のごとく湧き出てくる感覚が現在の心境なのだろう。ちょっとしたことに感動し刺激され、それを考えるだけでなく、失敗を恐れずすぐに行動に移す。まさにこれが現在の彼の姿なのだろうと思う。そんな彼を見ていると、昔の自分とダブってどこか嬉しくなる。この趣味の良いところは、それぞれの生きてきた時代を問わず、一つの共通の目的のために一緒に努力して結果を見い出し、そしてそれを共有できることだろう。これからもできる限りこういった輝いた時間を持ち続けて行きたいと改めて思った。

そんな彼との小旅行、目的の一つは、EH800の撮影であった。EH800も増備が進み、現在はすでに12台にまでなっている。今後新幹線が延伸すると、EF500型は大きな影響を受けるだろうが、このEH800も、いよいよ本格始動となり、新幹線と肩を並べて真新しい高架線を闊歩する姿が見られるはずだ。新たなシーンを想像するだけでワクワクするではないか。

2015-08-08    3096レ EH800-10    JR津軽線/蟹田-瀬辺地

(写真、文: K )

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2015年8月14日 (金)

黄金のオーバークロス

日の入りが早まって、北海道の非電化区間で上りの「北斗星」「カシオペア」の走行シーンを撮ることは難しくなった。特に先日の旅行は天候にも恵まれず、黄金や北舟岡では午前中から熱心に場所取りをしていたファンの労苦もあまり報われなかったようだ。

夏休みに入ってとにかく人が多かった。黄金の浜などはもの凄い人だかり。好きなアングルでの撮影などは到底不可能。マナーもへったくれもない、国道から踏切を渡らず直接、線路を横断して来るような、程度の悪い中高生の坊やたちも多かったらしく、警察沙汰も起きたとか。人気列車の末期にはどこにでも見られるような現象だが、こういう場所には近づかないに限る。教育水準の悲惨な、生涯うだつの上がることのない、最下層のガキどもに不快な思いをさせられるよりも、こういう状況になることを予想して以前から「逃げ場」として利用していた同じ黄金のオーバークロスが活きた。

駅を挟んでほんの少ししか離れていないから日当たりに関してもほぼ大差はなく、しかも長いレンズでないと撮れない立ち位置とあって海岸の喧噪とは別世界。どちらか好きかと言われれば文句なしに海岸の方だが、そちらはすでに満足いくまで堪能したから、このときのために担保しておいたこちらのポイントを活用した。

もともと編成などはほどほどに写っていれば満足で、機関車重視のアングルが好きだから客車の側面がほとんど写らなくても拘りはない。5日間の旅行中、2回ほどこの場所に立った。

このところ立て込んでいてまだ先日の画像の処理が進んでいないため、今回アップするのは5月29日の撮影分。この日は朝から海峡線や大沼に下り列車を撮りに行ったものの霧に泣かされた。上り列車の時間帯になっても霧はしつこく、撮影は困難かと思われたが、直前になって日が差し、オレンジの夕日が青い車体をスポットライトのように浮かび上がらせた。

(写真、文:U)

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2015年8月12日 (水)

威風堂々「北斗星」到着!

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ひと頃の猛暑は和らぎ、盆休みの週に入った。暑さが和らぐとはいっても、連日の30℃越え。やはり日中動き回るのはかなり堪える。早く落ち着いてほしいと思う今日この頃・・

今日は、旧友とともにカメラを持って都内に躍り出た。旧友とはもう35年来の親友。日頃なかなか出合えなくなってしまったが、こうして決まった時期に約束を交わしカメラを持って出られることに感謝。お互い身体もオンボロになり昔のように動けないが、それでもこうした時間を楽しみ、こんな輝いた時間を今後もずっと持ち続けていけたら本当に嬉しい。

今回は私の希望で上野駅へ出向いた。上野駅13番線ホーム。言わずと知れた長距離列車発着のホーム。現在長距離と言えるのは、「カシオペア」と「北斗星」のみになってしまったところが寂しいが、それもあと5回で消滅してしまう。車止めのついたズン止まりのホームは、昭和の時代から続く上野駅の象徴的光景の一つだ。上野東京ライン開業の影響からか、以前にも増して殺風景に感じた地上ホームだが、ここで一度は「北斗星」を記録しておきたくて数年ぶりにホームへ急いだ。予想通り多くの鉄道ファンが今や遅しと列車到着を待っていたが、車止めの周りに群がるファンの大半はチビッコファンで、その真剣な眼差しに、かつての自分がダブっていった。昭和40年代は、夜行列車も華やかな時代。橋上ホームとこの地上ホームをカメラぶら下げ往ったり来たり。そんな自分が目の前のチビッコ達を見て甦った。

「トーサンバン接近!」

かつてと同じ未だ薄暗い構内に響き渡り、いよいよ「ドラマの始まり」が近い事を告げる。この頃になると、思い思いのファンがホームの先端から列を描き、カメラやビデオ、そしてスマホを向けていた。私にはそんな光景が勇退をする列車に対してエールを送っているように見え感動的だった。

2015年8月11日 9時25分 8008レ 寝台特急「北斗星」 定時到着。

東北本線:上野駅13番線ホーム

*なお、8/21~23の3日間は、13~15番線は入場規制するとのこと。ご注意下さい。

(写真、文 : K )

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2015年8月10日 (月)

室蘭港の廃車体

4日から北海道に行って来た。さすがに「北斗星」廃止まで秒読み段階に入ったことに夏休みが加わり、多くの人たちでにぎわっていた。天気があまり芳しくない時期であることは承知していたが、もはやそんなことを言っている局面ではなく、ダメで元々と腹をくくって撮影に臨んだ。

まだ撮ってきた画像をじっくりと見る時間もなく、これからボチボチRAW現像してから掲載するつもりだが、今回は時機を逸してしまうとここにアップする意味が薄らいでしまう写真を優先したい。室蘭の陣屋町・崎守埠頭の留置線で解体される711系電車。7月29日の撮影。

この日はちょうど夕方の上り「北斗星」を伊達紋別の手前で撮影しようと向かっていたが、それまで時間もたっぷりあることから、その前に5月にここに引き込まれた711系や24系客車の様子でも見に行こうと思い立った。解体作業が開始されていることは人づてに聞いていたし、国鉄色編成の解体が終わっていることも知っていたが、まだまだ作業に取りかかっていない車両はあるはず。それに解体作業をこれほど間近で見られる機会は多くない。

到着したのは午前11時すぎ。ちょうど作業員が仕事に取りかかるところだった。
バーナーの火の粉が飛び交う中、スカート付近から解体が始まったが、当初はまさに野次馬的に眺めていたものの、作業が進むにつれ切ない光景に変わっていく。例えれば時代劇に登場する、さらし首のような公開処刑の雰囲気。この例えが最も相応しいのではないかと感じた。工場内の閉ざされた場での作業などと違って、道路から眺める家族連れなどもいて、衆人環視の中、徐々にバラバラにされていく様子はかなりのインパクトだ。その隣に順番を待つように並ぶ別の711系がそれを際立たせる。屋根にはカラスがとまり(2枚目の写真の屋根後方)不吉な光景に拍車がかかる。

暑い中、火を使って苛烈な作業をする方たちのことを考えれば、そんな感傷を抱くことは場違いなのだが、以前、仕事で立ち会った人体解剖の様子すら思い浮かべてしまった。

(写真、文:U)

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下は今回の旅行で立ち寄った際に、同じ埠頭の別の場所で見かけたDE15の廃車体。台車はすでになく、ウマとなる大きな木片がかまされているが当面、解体される可能性は低そう。このまま近くのタンク貨車とともにボロボロに朽ち果てていくのだろうか。

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2015年8月 8日 (土)

叶わなかったブルトレ乗車・・・

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果敢にチケットを取ろうとチャレンジしたが、とうとう手にする事が出来なかった。最後の最後で乗車しよう何て考えた方が浅はかだったのか・・・

下り北斗星の撮影に出向き、何気なく最後部のオハネフ25にもカメラを向け、シャッターを切った時、窓の外をぼんやり見つめる若者の姿が写りこんだ。通路側の折り畳みの腰掛を出し、窓の縁に身体を寄せながら、走行音に浸り何も考えず車窓を楽しんでいるご様子。これぞ近年自分が忘れてしまった鉄道旅行の醍醐味だった。特に客車の走行音は独特であり、電車のそれとは微妙な音のズレがあって何とも良い雰囲気を醸し出している。台車の真上に陣取っている写真の彼は、正に乗り鉄さんだろう。

「・タタッタ・タッ・タタン」「・タタッタ・タッ・タタン」・・・・・・・

最後部だから、前からやってきて真下で終わるジョイント音。ロングレールに入れば、しばしの静寂が訪れ、またポイント通過が始まると、どこの駅だと、暗くなった外に目をやり、夜行列車を楽しんだもの。そんな経験はもうできない。

こんな写真から、乗車時の想い出が蘇ってきた。ちなみに私の最後のブルトレ乗車は、2008年1月東京→熊本の「はやぶさ」だった。

2015-06         8007レ 北斗星       東北本線:古河付近

(写真、文 : K )

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2015年8月 6日 (木)

渡道中

4日から渡道中。相変わらず天気予報は全くといって当てにならない状況が続く。当てにならないなら当てにすまいと、開き直って現地に入ったが、いずれにしても上り「北斗星」「カシオペア」撮影の時間帯はスッキリとした空にはほど遠く、このまま非電化区間での撮影は終了となりそうな気配が濃厚。

昨日5日は某撮影地でIさん、Oさんにパッタリ。ランチビールを堪能し、たっぷりと日焼けしてしまったが、非常に楽しい時間だった。

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今回は前回7月末の北海道旅行で撮った像をアップ。電化区間ながらここ富浦駅東方の踏切は手軽で気に入っている。

(写真、文:U)

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2015年8月 4日 (火)

真夏のひまわり畑にて

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この写真で「暑さ」が伝わるだろうか・・・

とにかくこの夏は、危険ランクの気温がこれでもかというくらい続く。東京でも、毎日が厳しいのに、内陸部はさらに気温が上がって恐ろしいくらいの気象状況だ。最高気温37℃~38℃は公表値で、実際は道路上などは40℃を越えているのではないか。車の室外温度計は、平然と44℃と示している。何かの間違いであってほしい。

さてこんな天気が続くのなら、自宅で大人しくしていれば体力も温存できるはずなのに、そうも言ってられないで出かけてしまうのは、根っからのおバカさんだからか。諸事情で朝一と夕刻には出向くことのできない小塙の丘に炎天下の日中に立った。諸事情と言っても単に自分の事情。本線の夜行列車を諦めれば、もっと好条件で撮影は可能なのだが、天秤にかけるといつもこうなる。

小塙の丘に咲く「ひまわり」も今が旬。この猛暑の中、一面に咲き渡るひまわりを見ていると、一瞬だが日本の夏の豊かさを感じることができた。ひまわりを撮影する場合は、やはりこちら向きに撮影したいところ。太陽に合わせて向きを変えていくと聞いたが、今日は太陽を背に咲いていた。フィルム時代とは違って、たとえ逆光でも色はある程度出るし黒潰れも少なく撮影できるから、それを見越して、水蒸気で汚い空を入れずに真上に上がった太陽を意識せず完全逆光で撮影してみた。

汗が背中をつたうのがわかり、カメラが焼けてボディが熱く持ちづらくなってきた頃、踏切が鳴りだした。静かに丘を降りてきたのは、ツートーン色のキハ40の2連。このツートーンは、偽物と言えばその通りだが、そんな事に拘る時代でもあるまい。それよりも、こんな炎天下で見ても、この国鉄配色のキハは、日本の風景に溶け込むと改めて思った次第。来年もこんな光景に巡り合えることを期待してこの地を後にした。

2015-08-01        334D  キハ401007+1003    JR烏山線:小塙付近

(写真、文: K )

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2015年8月 2日 (日)

新緑と青

紆余曲折の結果、1泊2日で北海道に行ってきた。7月29、30日の2日間。
天気には恵まれなかったものの、懸案だった新型500ミリを使い、その性能向上ぶりを確認することができた。
ひと口で言って「イイ」。従来型でもじゅうぶんすぎるほどの性能だが、それをも凌駕するキレの良さ。特にテレコンバーター1・4倍との相性は抜群。700ミリの単玉と言っても過言ではないほど。1・7倍のテレコン装着でもそれを実感できる。蛍石使用の成果なのだろうと思われるが、空気が澄む秋から冬場に「カシオペア」狙いで渡道する機会が待ち遠しくなった。

ところで話は変わるが、どうやらニコンはこの後、標準系ズームの主力である24~70ミリ F2・8を手ブレ補整機能付きの新型にするというし、さらに望遠系で何と200-500mm f/5.6 ED VRという全くの新製品を出すらしい。
特に後者はニコンとしてはかなりの廉価で¥200000を切るとの噂もある。この話がもし本当ならシグマなどレンズメーカーの超望遠系ズームは値が下がりそうな気配もあり、面白くなりそうだ。

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夏休みの千歳空港は家族連れで混雑。それは承知していたが不快だったのは中国人客。みやげ物屋でいわゆる「爆買い」する姿がそこかしこで見られた。

帰りがけ空港に着いて家族が好きな「じゃがポックル」を買おうとしたらほとんどの店で売り切れ。この商品が出始めの頃、北海道でしか買えないとあってこんな現象が見られたが、とっくにそんなブームは過ぎて、最近ではいつ行っても売り切れていることなどなかった。人気商品には違いないが、今さらガツガツ買い込むようなものでもなく、空港に着くまで、よもやこんな状況になっているとは考えもしなかった。

何とか入手したが空港で騒々しく中国語で会話する観光客の手提げ袋を見ると「じゃがポックル」が満載。家族5人なら30箱ぐらい買っている連中も相当数。やっと見つけた店で話を聞いたら、ここではお一人様2箱までと中国語で但し書きしているにもかかわらず、何度も店にやって来ては買い込んで行ったいうのだからあきれてしまう。帰国後、転売している奴らもいるらしい。いずれ中国の農薬入りジャガイモでも使ったコピー商品が生まれるかも。ネーミングは「じゃがポックリ」か。
店にしたら良いお客さんなのだろうが、日本人観光客にしたら不愉快きわまりない傾向。

ちなみに手荷物検査を終えた後の国内線搭乗口ロビーのショップには、いつものように普通に「じゃがポックル」が並んでいた。
夏休み中、新千歳空港で帰りにこれを買おうと思っている人はターミナルのショップで売り切れていても、中国人が少ない国内線搭乗口近くの店には残っているはずだから慌てる必要はない。

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今回は自らの「芸風」とは異なる、お遊びの写真。5月31日に撮った下り「北斗星」。

この写真、5月のゴールデンウイーク明けに、自宅で風呂に入っていたときに窓から見える庭木を見ながらコンテを立てたもの。すなわち「青」と「緑」を中心にした組み合わせができないかという発想だ。「カシオペア」ではこの絵はダメ。青い「北斗星」でなければ成立しない。なるべく新緑とブルー以外の色を排した絵柄にしたい。そのために撮影地をいろいろ考えたが、とどのつまりは自分の知る限り、そんなポイントは思い浮かばなかった。

この場所は上り列車の撮影地を探していたときに偶然、見つけた。タテで500ミリ。
上り勾配で排煙を上げながらの通過だったのは誤算だったが、折からの雨でそこそこバックの緑も際立った。

コンテ通りとはいかなかったが、「青」と「緑」というテーマには近づけたと思っている。

(写真、文:U)

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