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2015年7月17日 (金)

「はまなす」

日の出時刻が遅くなって北海道の非電化区間で下り「はまなす」の走行シーンをとらえるのは難しくなった。夏至の頃は午前4時前後に日が上り、東室蘭のすぐ手前あたりならギリギリ撮ることができたが、それとてスッキリ晴れないと無理。少しでも太陽が雲に遮られるとそれでお終い。道内に住んでいて何度もチャンスがある人ならともかく、道外から金と時間をかけて出向く人たちにはリスクの大きな賭けになる。

6月の渡道はちょうどこの夏至の頃を狙った。当初、島松~北広島で以前撮ったものと同じようなカットを晴天下で再チャレンジしようと考えていたが、千歳に夜着いてから車中泊までして頑張ろうという気力を振り絞れなかった。
考えた結果、北海道に入ったのは6月19日の朝。当日は無難に下りと上りの「北斗星」を撮影し、「はまなす」は翌朝しっかり睡眠を取った後、ホテルから出かけることとした。宿を確保したのは伊達市内。20日はまだ明けきらぬ午前3時半に出発した。

伊達紋別に泊まりながらも向かったのは電化区間。4時前に通った黄金のオーバークロスには架線のない区間で撮ろうという6、7名の猛者たちの姿があったが、こちらはそのままかねてから目をつけていた某区間へ直行する。
非電化区間で「はまなす」を撮ってみたいという思いはもちろんだが、日の出数分後ではやはり暗い。撮れるには撮れるだろうが高感度だからどうしてもザラザラした画質になってしまう。無理してそんな写真を撮るよりも、日が出て朝日に照らされたシーンの方が満足度は高いという結論だ。

そうして撮ったのが今回の写真。太陽が顔を出す海側に建物がなく、日の出と同時に朝日が線路を照らすであろう場所を求めながら立ち位置を定めた。こんな光でなかったら面白みのない場所だから、これとてちょっとした賭けだったが、思っていたよりも強烈な朝日が注いだ。「はまなす」の15分後に通過する下の貨物列車のようにもっと列車全体に日が当たれば良かったが贅沢は言うまい。うっすらと煙を上げ疾走する「はまなす」を堪能した。

(写真、文:U)

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