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2015年7月

2015年7月31日 (金)

元御召機の誘惑

今日で7月も終わり。東京は相変わらず暑い日が続いている。確か春先の3カ月予報では、今年は冷夏になると言っていたはず。見事に予報外れだ。夏は苦手だが、やはり夏は夏らしく暑い夏の方が好きだ。真っ青な抜けるような青い空に白い雲、朝夕の太陽の輝き、セミ時雨や蚊取り線香の匂い、日本の夏の風物詩と言えるだろうか。

そんな夏休みの始まりに、最近川崎界隈では珍しくなったEF81の工臨が走った。いわゆる羽沢工臨というヤツで、横浜の羽沢まで往復するスジだ。ここ数年この界隈の工臨は、田端区のEF65PFと決まっていたが、今回は、最初からEF81限定、それも元御召仕様の81号機と指定されているらしい。理由まではわからないが、夏休みでもあるから、田端区の粋な計らいで、サプライズを企てたのかもしれない。だったら、こういった鉄道ファンの心をくすぐる仕業は大変喜ばしい。

沿線には適した撮影ポイントが少ないためか、日の出前から撮影者がどこも集中していたようで、私が撮影したこの場所でも、最近では見られないくらいの盛況振りだった。お陰で最近ご無沙汰の面々ともお会いすることができ、厳しい暑さの中ではあったが、楽しい時間を過ごせたことは思いも依らなかった。撮影の方は、多少出遅れた感があり、いつものポイントは満員御礼状態だったので、いつもとは違う画角で強引に引っ張ってみた。一応太陽は顔を出しているが、例によって湿度が高くクリアではない空気感。ドヨ~ンとして朝もやが出ているようで、何とかカマに日を当てたいと思って熟慮してもこの程度。思いのほか長い編成に驚きつつ見送った。イヤ~暑い暑い!

2015-07-31    工9867レ  EF8181       東海道貨物線:新鶴見付近

(写真、文: K )

20150731_9767_ef8181

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2015年7月29日 (水)

黄金よりもゴールドな撮影地③

7月は道南地方、天気に恵まれなかったようだ。月はじめの土日こそ良かったようだが、それ以降は夕方まで晴れた日が極端に少なかったという。おまけに天気予報が外れる日も多く、自分も予定していた北海道行きを2度もキャンセルしてしまった。

今、北海道に来ているのは開き直った挙げ句。
本来、27から31日までの5日間を予定していたものの、台風12号などの影響で当初の予報が月末まで悪くキャンセル。しかしその後、27日の夕方になって29、30日が「曇り時々晴れ」や「晴れ時々曇り」に変わり、急きょ飛行機を取り直して駆けつけた次第。それとて夕方になればまた変わることもあるわけで、ダメ元のスクランブル出撃がどうなるかは運次第。
まあ、5日間の休みを自宅で無為に過ごすよりも、新型レンズの筆降ろしに来たと思えばいささかでも有意義というものだ。

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「黄金よりもゴールドな撮影地」と題した記事も取りあえずお終い。今回は5月31日の写真。

初めてのポイントでいきなり満足できる写真が撮れた。この撮影地はスペースが広く立ち位置は無尽蔵だが、自分としてはこのアングルが一番だと思っている。

前日の30日は上り列車を撮れるような天候ではなく、場所の下見に徹して探し当てたポイント。実際に霧の中を走る「カシオペア」をこの目で確かめて、ここでいけそうだとの感触を得て翌日は朝8時に現着。下り列車を撮ってから上り列車撮影のための立ち位置を決めるまでには、背の高い雑草をかき分けるなど、かなりの手間を要した。
光の当たり具合もじゅうぶんで、列車通過後ほどなくして太陽は後ろの山に隠れたから、かなりの斜光が降り注いだ。

最初にこの写真が撮れたおかげで、その後はさまざまなアングルを試す余裕ができたが、自分の中ではこれがここでのベスト。この長和~有珠で撮影可能なのもあと1週間程度ではないかと思われる。

この日の「北斗星」はDD51の1100号機が下りも上りも先頭。次位の機関車が不調だったのかもしれない。

(写真、文:U)

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2015年7月27日 (月)

E353系電車甲種回送

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この週末の天気も強烈だった。東京でも今年初の35℃越え猛暑日。昔の夏とは違い明らかに暑いしこの暑さは危険にさえ感じる。日差しが強すぎて身体には痛く感じるし、外に少しでもいると疲れてしまう。やはりこんな場面でも年齢を感じることになるとは、少しばかり寂しく思う。それはともかく読者の皆様もご自愛のほどを・・・

こんな盛夏の土曜日に新系列の特急電車の甲種回送があった。実を言うと、この週末は別の撮影計画を立てたものの、当日になって色々な理由(ただのこじ付けですが)で縮小し、こちらの甲種回送の撮影機会をもった。走行区間や日中の光線を考えると、撮影ポイントも限られ、おそらく同業者多数だろうと想像しながらこの第2国道橋に向かったが、すでに満員御礼状態。想像以上の方々で埋め尽くされていたのには驚嘆。大変見苦しい写真で恐縮だが、集団の一番端からシャッターを押してみた。もっともこの炎天下、とてもじゃないが何十分もこの場所で待つ自信もないし、待つつもりもなかったから仕方がないところではある。

定時間、比較的綺麗なDE10に牽かれて新系列E353系がやってきた。印象は、E657系やE259系の流れをくむJREデザイン。ブラックフェイスが精悍に感じたが・・

今後何編成増備されるのかわからないが、現在の「あずさ」「かいじ」使用のE257系置き換え用に登場したらしい。個人的には不恰好なE257系は好まないので、それに代わるのなら喜ばしいが、玉突きで今度はいよいよ185系「踊り子」が淘汰されるというので、複雑な心境になる。ここ数年でまた一つ国鉄型が消えて行くことになるのか。

「国鉄時代は遠くなりにけり・・・」てか。

2015-07-25        甲9880レ   DE101666   E353系  新鶴見付近

(写真、文: K )

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2015年7月25日 (土)

黄金よりもゴールドな撮影地②

ニコンの新型500ミリを発売当日の16日に入手しながら、今もって使用する機会に恵まれない。東北線の宇都宮開業130年記念列車も下りは仕事で撮りに行けず、上りは猛暑にギブアップ。

せっかく「北斗星」廃止前に間に合った蛍石採用の高性能レンズだが出番はもう少し先になりそう。メーカーが公表したMTF曲線は「曲線」どころか800ミリ同等の「MTF直線」。
従来の製品もニッコールレンズ群の中では高ランクに位置したはずだが、今回の新500ミリはおそらくそれをも凌駕するだろう。軽自動車に手が届きそうな価格だが、500ミリを自分の「標準レンズ」としてきたからには導入しないわけにはいかない。旧モデルも雨天用として今後もしばらく活用していくつもり。

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前回7月21日の記事で述べた「ファインダーをのぞかずして、意地汚くリモコンをセットしたカメラで撮れていた写真」。声高に「撮った」と言えるものではないが、これがここでの一般的なアングルと思われ、お決まりのカットを是非とも残しておきたかった。300ミリ。

黄金、北舟岡を圧倒するほどの斜光は周囲の風景をオレンジに染めるが、「北斗星」もしくは「カシオペア」通過後はいともあっさり闇に包まれる。車に機材を載せて現地を離れる頃にはヘッドライトを点灯しなければならないほど。天気に恵まれさえすれば8月上旬までなら撮れそうだが、台風12号の進路を見ればチャンスは限られつつある。

(写真、文:U)

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2015年7月23日 (木)

孤軍奮闘急行「はまなす」

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凸型機関車牽引のブルトレに別れを告げた翌週、今度は本州側に出向いてきた。

青函トンネルを通過する夜行列車が、不規則な運転日になると、その兼ね合いで専用機関車であるED79の運用も不規則になり、未だに定期列車の「はまなす」で機関車を廻すため、重連運用が増えるというのだ。この日は、週末と重連運用がうまく重なったので多少疲れを感じつつ青森を目指した。

前日の青森入りはいつものこと、早朝の出発に備えて早めに休んだものの中々寝付けないで出発の時刻を迎えた。ある程度覚悟はしていた天気予報だが、やはり予報に反して低く霧のようなものが立ち込めて視界が悪そうだ。昨晩の星空はどこへ行ってしまったのだろう?恨めしく見上げても何も始まらない。今まで何回こんな目にあったことか・・・

この時点でかなりやる気を損ねてしまっていたが、どんな天気でも「重連はまなす」とはやはり撮りたい被写体であり、折れかけた心を立ちなおすことに集中した。天気がこんなだから、まだ夜が明けやらぬ蒼い時刻に多少焦りを感じて撮影ポイントを吟味。しかしこんな時間から今まで見たことも無いくらいの同業者の方々・・・

この撮影者の数からしても、列車が姿を現わすまで単機牽引だなんて疑う余地は少しも無かった。定刻軽やかなジョイント音を響かせてやってきたのは、通常通りの単機牽引のED79であった。一瞬何が起こったのかわからなくなったが、気が付けば無心にシャッターを切っていた。こんなに悪いことが重なるのも珍しい。この想いが幸か不幸か次へのチャレンジへと繋がってしまうから、中々カメラを置く気持ちにはなれないのかもしれない。真新しい新幹線の高架橋を横目に快走するED79。あと何回出会えるかな・・・

2015-07    202レ  ED794  はまなす      油川付近

(写真、文: K )

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2015年7月21日 (火)

黄金よりもゴールドな撮影地①

昨年、上りの夜行列車群を撮ろうと通い詰めた北海道・黄金の海岸も今年は大勢のファンが跋扈するようになって自分好みの立ち位置を確保するのが困難になった。潮騒を聞きつつ、たおやかに列車を待ったのどけき記憶はすでに忘却。
元来、至近距離内に知らない人に立たれるのは苦手。人と人とのクリアランスも斟酌せずに所狭しと三脚を並べられるのは非常に心外。汗臭い奴もいるし耳障りの悪い言葉も漂ってくる有象無象の中での撮影は精神衛生にも影響を来す。はるか北海道に渡ってまで都会の通勤地獄のような群れなす人の中に身を置く忍耐は持ち合わせていない。

他方、5月以来、黄金に足を向けないのは夕方の光が苛烈ゆえ。とりわけ日没が易々と19時を回る夏至から7月上旬などは、日中の順光に少しばかり色が付いた程度の燦々たる陽光で、18時10分すぎの通過ではドラマティック性が希薄。5月後半の渡道ではより日没時刻に迫る撮影地を求めることに腐心した。

地図をながめ地形を考慮しつつロケハンを繰り返し選んだのが今回から3回続けてアップする画像の地点。写真を見ればどこであるか気づく人が数多なのは有名撮影地から丸見えの所だから。にも関わらず、ここでほかに撮影者を見たのは2回きり。それとてせいぜい2、3人。近接する海岸は広大ながら、これまで人の姿もなく、薄めのアルコールで潤いながら流木に腰掛け列車待ちするには絶好。黄金を凌駕する安寧の環境であることに異論を挟める偏屈者もありますまい。

日没に向かって午後4時半頃から徐々に景色が赤みを帯び始め、それに呼応して緊張感も高まる。今まで見ていた日中の光とは別もので、ここでようやく立ち位置を定める。

強烈というより、ほぼ正面から当たる夕日は鮮烈。青いボンネットをオレンジに染め、その反射が激しくてオートフォーカスを使うのは命取り。列車後方の森が露出アンダーとなって暗く沈み、その中を高速で接近するブルトレを照らす光は、夕日と言うよりも花道を引き揚げる主役を照らすスポットライトさながら。初めてここを訪れた5月末日は期待を超えた演出効果高い夕日に再生画面を見て、これで北海道での撮影も一区切りかと感じたものだ。

今回は6月20日撮影のタテの画像。恥ずかしながらこの日はリモコンでもう1台、カメラを操作した。ファインダーものぞかず、「撮った」のではなく「撮れていた」ような結果を期待する「二兎を追う」が如き意地汚い撮影を良しとしたくはないが、この後、北海道ながら現実的には梅雨と変わりない季節に突入し晴天が貴重となることを予測すれば命脈尽きつつある「北斗星」に「カシオペア」、たまには自らに課した禁忌を解いても良いだろう。

(写真、文:U)

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2015年7月20日 (月)

銀ガマの「北斗星」

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東京は梅雨も明け連日猛暑が続いている。日中では危険なほどの暑さで、こんな時の外出などは年々辛くなってきた。今朝も定番の新鶴見へ出てきたが、厳しい暑さで朝日が眩しい、ではなくて痛く感じてしまった。これからが夏本番なのに、ちょっと先が思いやられてしまう。

この連休、北斗星は運休で一息ついているが、残りが限られてきた日々をどのくらい撮影できるのか色々考えている。それこそアッと言う間に過ぎ去るだろうが、どこでどう撮るかを念頭に置いて大事に撮影していきたいと思っている。

今回は札幌へ向かう「北斗星」。大昔、ここで御召列車を撮影したこともある思い出多いポイントだ。その時に比べると、草木が伸びて電柱やビームも増えて撮影しづらくなってしまったが、宅地化が進む中、大きな森が昔と変わらず残存していて雰囲気がよく好んで訪れたもの。あいにく銀色のカマが来てしまったが、これも良き思い出に変わってしまうのだろう。

2015-05    8007レ EF510-509  北斗星   東北本線:古河付近

(写真、文: K )

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2015年7月18日 (土)

宇都宮線開業130周年記念号

皆さまご無沙汰しております。首都圏での「北斗星」の撮影でも色々と不快な思いもするようになってきた昨今、まあ今日も相当な人出が予想された訳で、このようなイベント列車への出撃自体もどうしようかと迷いましたが、EF8181牽引と予告までされてしまうと、とりあえず行ってしまうところが主体性のないところです。大宮以北の下りでタイガーロープもなくすっきり撮れそうな場所も思いうかばなかったので、とりあえずワンパターンのこの場所へ。ここも最終的には随分な賑わいになりましたが、蓮田~東大宮や東鷲宮~栗橋などはかなり激しいことになっていたようですね。まあ、曇りで被りもなかったことで撮れただけよしとしますか・・。明日の上りも暑いなか相当な混雑が予想されますが、まだ出撃するかどうかも決めていません。夏場は、鉄道にしろ航空機にしろ陽炎を考えると長玉を振り回すこともできず、何となくこのまま寂しくブルトレの終焉を迎えてしまいそうです。(写真・文:TBlog_2015718

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2015年7月17日 (金)

「はまなす」

日の出時刻が遅くなって北海道の非電化区間で下り「はまなす」の走行シーンをとらえるのは難しくなった。夏至の頃は午前4時前後に日が上り、東室蘭のすぐ手前あたりならギリギリ撮ることができたが、それとてスッキリ晴れないと無理。少しでも太陽が雲に遮られるとそれでお終い。道内に住んでいて何度もチャンスがある人ならともかく、道外から金と時間をかけて出向く人たちにはリスクの大きな賭けになる。

6月の渡道はちょうどこの夏至の頃を狙った。当初、島松~北広島で以前撮ったものと同じようなカットを晴天下で再チャレンジしようと考えていたが、千歳に夜着いてから車中泊までして頑張ろうという気力を振り絞れなかった。
考えた結果、北海道に入ったのは6月19日の朝。当日は無難に下りと上りの「北斗星」を撮影し、「はまなす」は翌朝しっかり睡眠を取った後、ホテルから出かけることとした。宿を確保したのは伊達市内。20日はまだ明けきらぬ午前3時半に出発した。

伊達紋別に泊まりながらも向かったのは電化区間。4時前に通った黄金のオーバークロスには架線のない区間で撮ろうという6、7名の猛者たちの姿があったが、こちらはそのままかねてから目をつけていた某区間へ直行する。
非電化区間で「はまなす」を撮ってみたいという思いはもちろんだが、日の出数分後ではやはり暗い。撮れるには撮れるだろうが高感度だからどうしてもザラザラした画質になってしまう。無理してそんな写真を撮るよりも、日が出て朝日に照らされたシーンの方が満足度は高いという結論だ。

そうして撮ったのが今回の写真。太陽が顔を出す海側に建物がなく、日の出と同時に朝日が線路を照らすであろう場所を求めながら立ち位置を定めた。こんな光でなかったら面白みのない場所だから、これとてちょっとした賭けだったが、思っていたよりも強烈な朝日が注いだ。「はまなす」の15分後に通過する下の貨物列車のようにもっと列車全体に日が当たれば良かったが贅沢は言うまい。うっすらと煙を上げ疾走する「はまなす」を堪能した。

(写真、文:U)

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2015年7月15日 (水)

夏季終業後のお楽しみ

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大型台風接近のせいか、今週関東地方は軒並み晴れわたり気温が急激に上がっている。連日30℃越え、今日は猛暑日にもなったとか。とにかくいきなり真夏がやってきても、身体がついていかず体調を崩しかねない。まだ梅雨明けもしていないこの時期からどうしたことだろう。しかし今日の東京地方は、快晴の上、強風が吹き荒れたためか、空には雲が見当たらず、真っ青な空から眩しい太陽が燦々と輝いていて、どこか気分は爽快だった。

夕方までこんな天気だと、仕事も早々に終えてカメラを持って出向きたくなる場所がある。新鶴見界隈の小倉陸橋だ。日の長いこの時期限定にはなるが、綺麗な光を受けてやってくる貨物列車が数本狙える。今日は、それにはおあつらえの天気だろうと、ぷらっと立ち寄ってみた。

メインとしたのは、大小色とりどりの海上コンテナを連ねたこの貨物列車。全国でもこの手のコンテナは珍しくなりつつあり、しかも愛知のEF64牽引だから貨物ファンには人気が高い。

線路際の草も夏らしくかなり生い茂っているが、強風にあおられてまるで草原の大海原を見ているよう。その波打ち際を、強烈な西日を受けてロクヨンが入ってきた。ここは、架線が高く、パンタが目一杯上がるのでカッコいい。いつもはお呼びでないスカ線も、こういう形での出演なら大歓迎だ。

2015-07-14   3077レ  EF641019      新鶴見付近(小倉陸橋)

(写真、文: K )

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2015年7月13日 (月)

曇天用撮影地

仕事柄、平日でも休みの取りやすい部署にいるおかげでしばしば北海道に行って「北斗星」「カシオペア」を追っているが、天気予報のチェックだけは怠らない。あてにならないことも多く、それを信じたおかげで痛い目に遭ったこともあるが、自然相手のことなのだから仕方がない。
そのため撮影に行くときは天気の良いときと悪いときの両方を想定して撮影地をいくつかピックアップしておく。天気なら文句なくここ、曇りならばここというように。

デジタルカメラが進歩して昔だったらカラー撮影を諦めていたような天候下でもそこそこ良い色が出るようになった。おかげで鉄道ファンの撮影行の頻度はフィルム時代よりも増えているのは確実。早朝から深夜まで画質の良し悪しはあるものの、昔に比べれば幅広く撮影が可能になった。

自分が鉄道撮影に復帰したきっかけはこのデジタルカメラ。会社の同僚から発売されたばかりのニコンD3を借りて薄暗い中、当時廃止間近の「銀河」をISO1600で撮ったら画質も良いし色も良い。早春の夜明け直後にこれほど撮れるならと、直ちに自分でもD3を導入した。以来、フィルム時代は端から諦めていたような天気の日でも撮りたい列車があるときは迷うことなく出かける日々が訪れる。

だから曇天なら曇天でなければ行かないような、しかし線形の良さそうなポイントを調べて、曇っても決してガッカリしないような所を見つけておく習慣が身についた。晴れたら逆光になったり周囲の建物の影が落ちたりしても曇りなら大丈夫という場所。要するに曇らなければ撮れないようなポイントだ。

今回アップしたのはそんなポイント。先月の22日の撮影分。
豊浦の「しおさい」で朝、目を覚ましたら完全な曇り空、晴れる可能性はゼロ。晴れたら行きたい所はあったが、曇りならばこそのこの場所を思いつくのにタイムラグはなかった。

現着したら動画撮影の方が1名。スチールカメラのシャッター音が入るのでなるべく人のいない場所を探し求めてやって来られたという。おそらくそういうことかと思って、その方とは少し距離を置いて機材をセットしたが、列車通過までの間におしゃべりする機会があって有意義な待ち時間となった。

1台のカメラにズームレンズを付けて手前まで撮り続けたが、列車の後ろに電柱を入れずにすむシャッターチャンスが3回ほどあり、そのうちの2枚をアップする。

(写真、文:U)

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2015年7月12日 (日)

寝台特急客車列車の終焉

意識して列車を被写体として撮ったのは1975年5月3日の上り特急「富士」。EF65P牽引のいわゆるブルトレを東海道線(正確には飯田線)の船町駅のホームからポケットカメラで撮ったのがファーストカットであった。

以来丁度40年、ついに客車寝台特急列車が姿を消すことになっており、仲間の皆さんの熱い思いを本ブログでも拝見しつつ、静かに最期を見送ろうと考えていた。

そこに今回、札幌出張が飛び込んできた。わずか1泊、北海道滞在時間27時間というとんぼ返りであったが、なんとか下りカシオペアを撮ることが出来た。鞄に忍ばせたカメラ1台とズームレンズだけの装備で、超お手軽ポイントしか選択肢が無かったが、DD51重連のその姿を記録できただけでも良かった。

(写真・文:K.M)

2015年7月11日 苗穂にて

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2015年7月11日 (土)

北斗星よ 永遠なれ!

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今回は、DD51重連北斗星のラストカットを掲載。

2006年にしてこの趣味にデジカメを導入してから、毎年季節を選びながらの渡道も今回でピリオドを打つ。そんな思いもあり、どこか心が重く感傷的になる。前日から、天気が良い方に外れ、気持ちも盛り上がってはいるはずなのに、何となく落ち着かずソワソワしていた。ラストは、どこでどう撮ろう?そればかり考えていた。

そんな状況の中、撮影地に選んだポイントは、今まで撮ったことのない場所。改正後の臨時ダイヤで初めて検討できる場所であり、日没の遅い時期限定ということになるだろうから、最初で最後に相応しいポイントに思えた。まさか、40人とも50人とも鉄ちゃんが集結していると聞いた北舟岡や黄金ではラストは迎えられないからかえって都合がいいというものだ。

真夏を思わせる日中の日差しも、16時を過ぎたあたりから斜光に変わり、いよいよドラマティックな写真が撮影できる条件は整い出して、どうブルトレ北斗星に立ち向かうか最終の決断を迫られてきた。そんな状況の中、胸ポケットの携帯が鳴った…U氏だった。

今回は同行出来なかったものの、やはり気にして連絡してくれたご様子。有難かった。落ち着かずにどう撮ろうかと浮ついていた気持ちが、彼の声を聞き少し収まった気分になった。このポイントについても、まるで今そこにいるかのごとく熟知していて、色々アドバイスを頂いて大変助かった。やがて、その時は迫り、最後はやはり自分らしく「ブラシ撮リ」にチャレンジすることに落ち着いた。

今まで積み重ねてきたDD51重連北斗星も、これで最後と思うと、寂しい気持ちで一杯になる。3月のトワイライトエクスプレスの時とは、比べられないほど悲しい。それは、今まで鉄道撮影の中心にいたブルトレがとうとう消えてしまうという事実に直面するからだろう。私にとってブルトレは、いつも憧れであり、最高の被写体であり、夢であった。ゴハチ現役時代にも東海道線や東北線のブルトレは、僕等の隠れたメインターゲットだった。ここのブログに出入りする方々と撮影した思い出話も数多い。カメラを構えながら、そんな事が今さらのように蘇ってきた。

かなり強い西日が、正面寄りに斜光で差し込んでいるから、光り輝いたヘッドマークを大きく、周りをブラシながら撮りたいと考えて、あまり細かい事にこだわらず、ピンが多少ズレても、気持ちが画面から伝わればそれで良い。左脳より右脳でシャッターで切る感覚で撮影することを心がけた。加速しながら迫ってきたDD51重連は、あっけなく目の前を通り過ぎて行ったが、やり切った充実感と安堵の思いで満たされ帰路に就くことができた。究極の自己満足と言えるが、思い出深い一枚になった。

2015-07-05                 8008レ      DD51重連       北斗星

(写真、文:K )

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2015年7月 9日 (木)

ブログ存続への不安

2週続けて北海道行きをキャンセルしたうえ、4日も7日も休みだったというのに「カシオペアクルーズ」すら撮りに出かけなかったという体たらく。天気が悪いこともあったが、鉄道撮影に対してどん欲さが薄らいできているのは確実。

特に7日の「カシオペアクルーズ」などは、以前あれほど好んで撮ったEF64の双頭連結器車がEF8198の前に付いて重連となったのに、ヘッドマークがないと知ってパス。天気もよろしくはなかったが、マークがなければいくら双頭機とはいえ魅力半減どころではない(マークなら何でも良いわけではないが)。むしろ沿線の人混みに身を置かないですんだことを喜んでいる。けっきょく、こうやって徐々に鉄道写真から遠ざかっていくのだろう。
次回「カシオペアクルーズ」は10月中旬、どんな行程になるのやら。そしてそのとき自分はまだ鉄道撮影に関心を持っていられるのだろうか?

このブログの存続も不安になってきた。

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さて次の渡道は今月下旬。天候が多少悪くても決行するつもりなのは近々、新機材を導入するから。まもなくこの趣味に終わりを告げようとしているのに、最後の悪あがきの如く、ちょっとばかし高価なアイテムをオーダーしてしまったのは「北斗星」廃止に間に合わせるためだ。

「趣味の花道」を飾る記念と思えば、良い買い物になるだろうけど…。

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6月20日撮影の下り(見れば分かるけど)「カシオペア」。

昨年5月に下見をしたら陽炎が酷くて撮影を断念していたポイントだが、この日は朝方、曇天だったため訪れてみることにした。上下線の間に黄色の花が咲いているのはたまたまだが、カッコウの鳴き声も聞こえるのどかな場所。
列車が通過する少し前になって雲が切れて日が差したが、それまで太陽が隠れていたせいか、500ミリでも陽炎は気にならなかった。
ただし、自分としてはもっと長い画角で撮りたかったから終日、晴れ間が出そうもなかった23日に再訪した。

この日は大阪のAさんとも親しいKさんが海峡線からここにいらして、お話しする機会を得ることができた。

(写真、文:U)

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2015年7月 7日 (火)

「復活海峡」の撮影

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客車を使用した「海峡」号が1日限定で復活するというので、それに合わせて渡道してきた。

津軽海峡線の快速「海峡」が廃止されてからは、もう13年も経つらしい。それだけでも懐かしく思うが、本当の目的は、それにかこつけて、北海道に渡り北斗星を狙うことの方だ。もっともこの週末は、カシオペアクルーズ号の運転もあり、往路のみだが撮影可能とあって、どこも撮影者で賑わっていたように思う。春の改正前なら、2往復が当たり前だったこの2本の列車も、交互の運転になって久しいが、1日で2列車撮影可能というだけで、どこか得をした気分になってしまうからゲンキンなものだ。

早朝から動き廻って、「海峡」号の運転時間に合わせて函館を目指した。この時点では、天気は予報通り不安定で、煮え切らない天気。降るなら降れよ!と言いたくなるような空模様に苛立っていた。実際、下りの「海峡」号の直前には、まるでスコールのような豪雨に見舞われてしまった。しかし午後からは一転、青空が見えてきて期待が持てる空模様に変わった。ならば、と、上り列車は順光線で狙える釜谷の丘で待つことにした。詳細な列車通過時刻がわからないまま、いつ来るかしれない列車を丘の斜面で待機することは、今さらながら辛い修行のようで、ここまで来てこんな事を相変わらずやっている自分自身にいい加減呆れてしまった。こんな時にも足腰の老化が如実にわかり、日頃の運動不足が理解できてしまうのも困ったものだ。

こんな状況の中、大分太陽も傾きかけてきた時間にようやくご登場。中々良い光線の中駆け抜けて行った。急行「はまなす」の間合いでの運転とは聞いていたが、しっかり座席車を8両編成に直して運転された事に少し感動。51系が無い現在、この14系編成で往年の姿が復活したことを素直に喜びたい。

2015-07-04    「復活海峡」号    ED7912    釜谷-渡島当別にて

(写真、文:K)

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2015年7月 5日 (日)

千歳空港到着直後の撮影地

K・M氏が久々に記事を寄せてくれた。

今週もまた北海道行きをキャンセルした自分も、「カシオペアクルーズ」を撮るならば行っていたかもしれないポイント。天気が芳しくないのと(晴れれば逆光だが)、牽引機が98号機という情報に、けっきょく出かけず終いだったが、久しぶりにK・M氏と顔を合わせる良い機会だっただけに残念。またのチャンスを期待したい。

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前の記事に書いたリモワのスーツケース同様、最近、買って良かったと思うのがニコンのD800E。昨年の今ごろ発売になったD810がつくりだす絵に違和感を持ち続け、遂にがまんならなくなって買い戻したわけだが、やはりその決断は正解だった。

D810に関する不満はこれまでも述べてきたが、今になって自分の身の回りでもD800あるいはD800Eの良品を探している友人が出てきている。個人の好みの問題もあり、一概にD810を否定するわけではないが、普通ならば新しい機種の方が評価が高いはず。なのに、その1代前のカメラの方が良かったと感じている人がいるのも事実で、少なくともそんな友人が3名いる。いずれもD800Eまたは800からD810に買い換えた人ばかりだ。

D800Eに戻した後、初めて使ったのが4月の北海道。やっぱり自分はこのカメラのもたらす絵の方がしっくりくるようで、以前にもまして使用頻度は高まった。昨年7月から今年の3月まで、D810の出番はほとんどなかったのだから、もっと早く決断していれば良かったと悔やんでいる。

まあこの5月、戻ってきたカメラで自分なりに納得いく写真も撮れたし、D810が値落ちしないタイミングで処分でき、遅すぎたとは言えないまでも、ちょっと遠回りしたことは間違いない。
愛機として永く使っていきたい。

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北海道に行くときはこのところ羽田発6時半の便を使うことが多い。もちろん千歳到着後に下りの「北斗星」ないし「カシオペア」の写真が撮れるからだが、時間的には間に合っても非電化区間まではたどり着けず、電化区間のお手軽なポイントでごまかしてきた。だから写真は撮れてもただ「撮影した」というアリバイめいた記録と、単なる自己満足にしかすぎない。以前からこのことに頭を痛めていて、どこかもう少しマシな場所がないかと考え、5月の渡道で本日掲載の場所に目を付け下見をすませていた。

晴れれば順光。何の障害物もなく何ミリのレンズでも使用可能。短めのレンズなら機関車は頭を振る。 問題は千歳到着後、レンタカーをピックアップしてここまで間に合うかどうかという点だった。 レンタカーを借りて営業所を出たのが8時40分。何とか間に合うにしても道央道をそこそこのペースで走らなければならないだろうとふんでいた。 ところが実際には通過20分ほど前の到着。インターから近いことも幸いした。ここで実際にカメラを構えたのは初めてだし、曇り空ながら陽炎を心配して400ミリで無難に押さえたが、架線下とはいえアングルとしては悪くはない。妥協して千歳近辺で撮影するよりも、一気にここまで来た方がはるかにマシ。心配なのは晴れたときにビームの影が落ちることのみ。

6月19日の撮影。

(写真、文:U)

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2015年7月 4日 (土)

カシオペアクルーズ 久しぶりの鉄道撮影

本ブログもご無沙汰してしまっていたが、鉄道写真の撮影自体も昨年10月下旬にEF65501を撮ってから冬眠に入り、気が付いたら夏至を過ぎ夏に入る季節になってしまった。

皆様活発に、終焉を迎えた特急寝台列車などの撮影に出かけられていて、その素晴らしい作品の数々を拝見し羨ましい限りである。

先般のUさんのコメントを拝見し、初めて今日カシオペアクルーズが走ることを知り、半年振りの鉄道撮影に出かけてきた。といっても手軽な近場の南浦和。正確な運転時刻も知らず、10時ころ上野発というツアー広告の記載だけを頼りに赴いた。

機関車もEF510なのかEF81なのかも不知のまま待つと、EF8198けん引で軽快に東北本線を下っていった。

(写真・文:K.M)

2015年7月4日 南浦和にて

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2015年7月 3日 (金)

4日の「はまなす」はED79単機牽引

前の記事で4日青森着の{はまなす」がED79の重連ではないかと書いたところ、どうやらそうではないらしい。お仲間の方が指摘してくださった。
それによると1日に「カシオペア」を牽いて青森に着いたED79をそのまま留置、「海峡」で函館往復した後、5日の「カシオペアクルーズ」に充当するもよう。

したがって明日朝の「はまなす」は通常通りとのこと。情報弱者である筆者の推測でお騒がせしたかも。

Kさん、急いで書かなければならない内容のため、せっかくの新着記事に被らせてしまって申し訳ありません。

写真は6月19日、東室蘭で撮ったDF200の連番、2,3号機の並び。
この場所、北海道に行くと毎回のように時間つぶしのために寄っているが、赤いスカートの初期車が、しかも連番で並んだのを見たのはこれが初めて。

(写真、文:U)_dsc85301

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長岡区EF64の話題

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長岡区のロクヨン(EF641000番代)の話題は、一頃より聞かなくなった。寝台特急「あけぼの」が運転されていた今年の年末年始輸送を境にフェードアウトしてしまったかのよう・・・現在の長岡区のロクヨン達は如何されているのだろう?

最近になって高崎区のEF6438が廃車となり、代わりに長岡区からEF641052がやってきたと聞きかじった。おそらく今後、工臨やイベントへと借り出され、また元気な姿を見せてくれると思うが、もともとロクヨンという機関車は、山の機関車だから、どちらかと言えば地味な機関車であり、縁の下の力持ち的な存在。65Pのような生まれながらのスターではなく、目立たぬ機関車という感覚だった。だからこそこのロクヨンを好むファンの方々も数多いと理解している。

重連を組み山間部をひた走る、ロクヨン本来の姿は、かろうじて中央西線で見ることができるが、ここでは、JR貨物のロクヨンの独壇場になっており、長岡区とは無縁ではあるものの、これだっていつまでも続くとは考えにくい状況のようで、次のダイヤ改正では何らかの動きがあるかもしれない。個人的には今年こそは山にこだまするブロアの響きを聞きに行きたいと思っている。

では長岡区のロクヨンの現在はというと、今回掲載した写真のような配給列車中心になってしまった感がある。新車の甲種回送や、譲渡や廃車前提車両の回送列車の先頭に立ち、毎月のように我々の前に元気な姿を見せていて、やはり目立たず黙々と仕業をこなすといった、非常にある意味似合った仕事のように思える。一時期とは言え、HMも誇らしげにブルトレの先頭に立っていた彼等だが、今も国鉄色のまま地道に歩んでいる姿は感動的ですらある。そんな彼等には静かにエールを送ってやりたい。

写真は、1年前の横浜線用E233系の配給列車。横浜線用E233系はすでに出そろい、現在は盛んに南武線用のE233系が配給されている。今後も数回運転があると聞いているが、また撮影できるチャンスがあるだろうか。

2014-07    配9873レ    EF641031        E233系

(写真、文:K )

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2015年7月 1日 (水)

4日は青森が熱い!

さて今週末の4日(土)は青森~函館で臨時列車として「海峡」が運転される。同日に青森車両センターが一般公開され田端のEF8181や高崎のEF6019やDD51895、ED75777,ED79,DD14、583系なども展示されるという。このため2日夜から3日にかけてと、展示会終了後の5日にEF8181+EF6019+DD51895が3台連結して回送されると耳にした。またこれまでの例からふまえて、同じ4日夕、上野を発車する「カシオペアクルーズ」牽引のED79が同日朝の「はまなす」で回送されて来るのではないかとの予想もある(未確認)。
だとするならば4日の青森周辺は202列車「はまなす」が重連で日中は「海峡」が往復撮影可能、おまけに青森車両センター公開と目白押しになるわけだ。これでEF8181がパンタを上げて、お召し装備で展示されたら凄いことになりそう。そしてそのまま1泊すれば翌朝、天気さえ良ければ「北斗星」「カシオペアクルーズ」「はまなす」もキャッチできる。時間を持て余さずに効率よく撮影を楽しめそうだという点で贅沢な土日となるだろう。
気になる天気も現段階ではまあまあのようで、このまま予報が外れなければ大いににぎわいそうだ。

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一昨年購入したリモワのスーツケースは毎回、旅行に使用しているがとても重宝している。飛行機内に持ち込めるサイズだが、レンズやカメラボディを入れて預けてもOK。もちろん衣類などが緩衝材としての役目を果たしてはいるが、それ以外に洗面用品やカメラ用のリモコン機器やバッテリーチャージャー、果ては一脚まで収まってしまう。自分が使っているのはアルミ製の「ステルス」というブラックの製品だが、見た目も洒落ていて4輪のキャスターも滑らかでとても使いやすい。米国運輸保安局が公認したというロック機能も堅牢で信頼性も高い。林五(はやしご)というところの正規輸入品は5年間の無料保証も付いているから安心。少し値が張るが買って良かったと思う。
実は以前から欲しかったのだが、その頃は近場で「あけぼの」ばかり狙っていたから遠征は少なく必要性は高くなかったし、何しろマイカーで動くことが多かったから機材の持ち運びにもあまり気は遣わなかった。ずいぶん前にアメリカに出張したときに購入したタムラックのキャスター付きカメラバッグが2個あってそれで全てがまかなえたこともある。

しかし撮影に飛行機を使う頻度が高くなってからは布地のタムラックでは預けるのが心配。リモワ、PROTEX、あるいはゼロハリバートンなどを比較検討し、実際に銀座の林五のショールームへ足を運んでこれに決めた。妻からはスーツケースにそんな大枚をはたくなんて理解できないとも言われたが使いやすさは抜群。傷が付いて下地が見えてくるプロセスも昔使った金属製ブラックボディのカメラを彷彿させて風格満点。実は何から何まで詰め込んで飛行機に手ぶらで乗るために、もう一つ、二つ上の大きなサイズも欲しいくらいだ。
自分の年齢から考えてこれはもう一生モノになるのは間違いなく、鉄道撮影をやめても事あるごとに使いまくるだろう。

(注)ただしニコンなどのカメラメーカーは撮影機材をキャスター付きのバッグ、スーツケースに入れて持ち運ぶことは推奨していない。カメラメーカーが販売しているバッグにキャスター付きの製品がないのが、それを裏付けている。

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5月26日に有珠~長和の有名撮影地付近で撮った「北斗星」と貨物列車。長いレンズを使いたかったのは山々なれど、この400ミリでさえよく見ると陽炎が出ているのだからやむを得ない。廃止が秒読みを迎えている段階で見られもしない写真を撮るのはバカバカしい。玉砕覚悟で超望遠を使う蛮勇は、この年齢になると口先だけでしか誇れない。

今、この写真を見て気がついたのだが、この場所バックに空しか写らない。スキーのアルペン競技の写真などで言うところの「空抜き」というイメージ。偏光フィルターでも使って空の青さを強調したら「北斗星」は真っ青になってしまうのだろうか?

(写真、文:U)

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