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2015年6月19日 (金)

すでに沖縄では梅雨明けしたようだが天気予報によれば本州では、エルニーニョ現象の影響で前線が太平洋高気圧に押し上げられず梅雨が長引くらしい。過去の記録をたぐると関東・甲信では例年7月20日ごろ、遅い年では8月の頭まで続いたとの記録もある。週間天気予報も当たり外れが目立って撮影計画を立てずらく、遠征を計画している人には厄介な季節だ。

5月末、28~31日の北海道旅行では最初の2日間が天候に恵まれず最終日の午後のみ晴れたが、特に28日は前日までの好天との予報を信じて千歳から海峡線へと車を走らせたものの、朝になってみれば深い霧に見舞われて、考えていたポイントでの撮影を断念せざるを得なかった。津軽海峡はこの季節、霧の発生が頻繁になることは承知していたが、遠征となれば好天に恵まれたいのは人情、落胆はそれほどではないにしても遠距離ドライブの成果が結果につながらなかったことは残念だった。梅雨がないと言われる北海道だが、毎年6、7月はに降水量が増えるのは過去の記録からも明らか。実際には梅雨なのだととらえて撮影計画を練らねばならない。

また、日の入りが遅くなった今の時期、誰もが撮りたいのは下りよりも夕日に照らされた上りの「北斗星」「カシオペア」。自分もそちらに重きをおいて昨年から黄金や北舟岡で撮影してきたが、このもくろみは晴天に当たらないと18時すぎの通過というダイヤだから痛い目を見る。曇天なのに時おり、雲間から差す光を眺め、夕方になれば晴れるかもしれないなどと淡い期待を抱いて、そうならなかった経験は1度や2度ではない。だから次の渡道では曇天が当たり前と考えて下り列車をもう少し真剣に狙おうと考えている。

もちろん曇りの日と言えども今の時期、無闇に超望遠レンズを使えば陽炎で玉砕は確実だから少し短めのレンズを使ってでも、1回1回のチャンスを無駄にしな いよう心がけたい。「北斗星」消滅までいよいよ2カ月となれば、「(写真として)撮れたか撮れなかったか」は大きいのだから。

いよいよ安全確実、無難な発想で撮影に臨まなければならない段階に入った。

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前述の5月28日に撮影した「北斗星」。前夜、千歳入りして函館方面に向かい、車中泊して朝起きたら見事なまでの霧。午前1時ごろには月も見えたから期待が持てたのだが、そうは問屋が卸してくれなかった。
長いレンズの使用は断念して接近戦を考え、何カ所か回ってここに腰を据えた。

いやはや毛虫の多い所で撮影後、車に乗ったら髪の毛や袖の中から毛虫がワンサカ出てきて驚いたが、ブヨも多く自宅に帰って風呂に入るとき、鏡に映った姿を見たらまるで風疹のような状況。昨年も同じような目に遭ったから、しっかり虫除けのスプレーを噴霧して臨んだが、北海道のたくましい虫どもにはほとんど効きめがなかった。

けっきょく朝日には恵まれなかったが、霧に包まれた柔らかな朝の雰囲気は悪くはない。葉の裏側に毛虫がびっしりと付いているであろう、周辺の新緑も場を引き立ててくれた。

(写真、文:U)

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