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2015年5月27日 (水)

ロクヨンセン根府川を行く

20150526_3074

関東では、ここのところ連日晴天が続いている。梅雨入り前の貴重な晴れ間を有効に使いたいと思うのは誰しも思うところ。鉄チャンにおいてもしかり・・・

今回は、快晴が見込まれる東海道線に出向いて来た。AM4:30には太陽が上がるこの時期、まだ誰もいない根府川のホームに立ってみた。今でこそこの根府川駅は、すぐそばにある白糸川橋梁に風対策のフェンスが設置されたため、列車撮影には向かなくなってしまったが、かつてここは、鉄チャンの聖地とでも言うべき、東海道線の有名撮影地であった。少なくとも、ここのブログに登場する方々にとっても思い入れがそれぞれ強い場所だと思う。ブルトレの撮影には、まず根府川と思ったし、ゴハチの荷物列車をはじめ、臨客や甲種回送時には、お仲間と連れ立って何度となく通った場所。富士山バックの「竹倉」と並んで、おそらく一番通った撮影地だろうと思う。

高校生の頃、友人と二人、この駅のホームにある待合室で一晩夜明かししたことがある。もちろん、翌日のブルトレを撮影するためだ。当時は、自宅から初電で根府川を目指しても、ブルトレの1本目(いなば・紀伊)には間に合わず、この方法しか選べなかった。夕方に根府川に着き、対面のみかん山から「さくら」「はやぶさ」「みずほ」をやり、日が暮れてから、待合室でナイターを聞きながら眠れぬ夜を過ごした。真夜中でもひっきりなしに通過する貨物列車の振動音は今でも身体が覚えているほど、もの凄い轟音だったことを思い出す。こうして今同じホームに立ちながら、当時のことが蘇り、波の音の合間にチャイコフスキーの「アンダンテ・カンタービレ」が静かに流れだした。(何て言ったら、またU氏に冷やかされるか・・)ホームにまたがる跨線橋も、その待合室も当時と変わらないで残っていたことが、そんな気持ちにさせたのだろうか。あれから40年、随分時間が経ってしまった・・

話が大分それてしまったが、この現代においては、東海道本線にEF641000番台が走る時代。ゴハチ末期の頃、山から下りてきたEF62が東海道線を疾走したが、それを思わせるようなロクヨンセンの運用だ。この愛知にいるEF64も今回のダイヤ改正で運用が減少し、少なくとも現在国鉄色をまとっているカマの活躍も限られることは容易に想像がつく。写真は、トンネルを抜けカーブを切って朝日を浴びた檜舞台に躍り出るところを捕えたもの。強い朝日が一層ロクヨンを凛々しく見せていた。

2015-05-26    3074レ    EF641019     東海道本線/根府川

(写真、文 : K )

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