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2015年3月15日 (日)

雪中撮影

昨日、13時半着の全日空機で帰ってきた。欲張って上りの「カシオペア」を電化区間で撮ってから帰ることも考えたが、飛行機の便を変更してまで、架線の下でいじましく粘っても仕方がないと判断し予定通りの便に乗った。

天候には見放された旅だったが、最後はうっすらと積雪する中で日差しに恵まれたから締めくくりは悪くない。これまで自分としては「カシオペア」の下り列車で手応えがある写真を得られていなかったから、この日の収穫はそれなりに意味のあるカットとなった。
一方、その次の定期最終「北斗星」は、残念なことに全般検査出場直後とおぼしき1093号機が先頭についてしまい、個人的にはコントラストの強い絵となり、ただ単に最終列車の記録というだけのものになってしまった。
塗り直されて美しく青いDD51は遠景なら映えるが、アップで撮影すると積雪が日差しを反射して特にナンバーが読みにくい、朝夕の斜光が差す時間帯に来てくれると歓迎だが、日が高い「北斗星」のスジで撮るなら、もっと時間の早い函館付近で撮れば良かった。
もちろん最終列車の先頭にきれいな機関車を入れるという配慮があったのだろうから、それはそれで粋な計らいだったと素直に受け止めてはいる。

さて、こうやって8日間も続けて鉄道撮影をしたのは学生時代から数えて30数年ぶり。蒸気機関車が現役だったころは当然だったが、おかげで久しぶりに大量の画像を処理する作業が待っている。少しずつRAW現像していくつもりだが、本命の寝台列車以外にも183系気動車やDF200などもあって、少し時間が必要だろう。こういった作業を急いで短時間にこなすと、色の調整がうまくいかなくなって感覚がおかしくなってしまう。疲れ目でパソコン画面を見続けて色作業をするとロクでもない結果を呼ぶから、少しずつこなしていこうと思う。

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11日に撮った「カシオペア」。朝から雪の降る天気で撮影するのも億劫だったが、雪の中を走る北海道の夜行列車ももう撮ることはできないと(4月の降雪も考えられるが)奮起した。
前の記事でも触れたように200ミリほどで撮影したが、なんだか自分の写真ではないみたい。風も強く傘など何の役にも立たないから、機材を守るために大きめのゴミ袋を用意して、カメラやバッグをそれで覆いつつ1時間ほど寒い中でがまんした。

着雪でヘッドマークが見えないが、雪の激しさがよく分かって残念には思っていない。「一円玉」と揶揄する人もいるが、雪の中を走っているのだから当然のこと。マークが見える方がむしろ不自然だろう。
このとき、比較的近い長和に行った友人によると、現地は雪も降っておらず積雪もなかったというのだから、ほんの少し場所が離れるだけでも天気は大きく異なるものだ。

(写真、文:U)

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【ご注意】

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執筆者U」カテゴリの記事

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コメント

Uさん、長い撮影おつかれさまでした。
たしかに8日間の鉄道撮影ってすごいですね。
私も蒸機時代には周遊券一杯の16日間ですとかが日常茶飯事でしたが、その後は記憶にありません。
天候が優れなかった模様ですが、それに関係なくきっちり撮影できるUさんの充実した技術と機材がありますから、大きな成果が上がったと思います。
雪のDD51重連“一円玉”、雰囲気があって実にいいじゃないですか!

改正前後、私は所用で青函近辺におりました。
27年前の青函トンネル開業時と同じようなことをやってました。
進歩しないですね。

伊達紋別の呑み会には冬の魚を食べに参加したかったですが、今月は毎日撮影になってしまい残念ながらどうにも動けず、昨日伊達紋別を通過している際にとても残念に思っておりました。

投稿: 某I | 2015年3月16日 (月) 09時57分

Iさん、コメントありがとうございました。
もう本格的な鉄道撮影もこれでお終いと思って、長々と北海道に行って夜行列車を撮って来ました。イイ年をした社会人としては自慢できる話ではありませんが、仕事の方もひと昔前までの密度ではなくなり、部下に任せられる立場になったこともあってわがままを許してもらいました。

結果は記事で報告したとおり天候に恵まれず、仕方なしにいつもよりも短いレンズを使用する局面もありました。北海道まで行って、今回のような画角の写真を撮らなければならないことに忸怩たる思いはありましたが、「撮れないよりはマシ」というところでしょうか。

実はもう1枚、自分の〝芸風〟を逸脱した写真もあって、いずれお目にかけることになりましょうが、その節はどうかご笑覧ください。

ところで今回の伊達紋別は夏とは違う魚も出て、またもや酒が進みました。久しぶりのKa氏も参加され、昔話も交わすことができて楽しい時間でした。Iさんも北海道にいらしたのに残念です。

投稿: U | 2015年3月16日 (月) 21時59分

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