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2015年2月21日 (土)

辟易した貨物機へのHM取り付け

JR東日本の東京駅開業100周年記念Suicaは500万枚もの申し込みがあったとか。1枚¥2000だから単純計算してこれだけでザッと100億円、ボロい話だ。
こうしてみると最初の騒動が返って世間の注目を浴びさせるきっかけにもなったとすら思え、「転んでもただでは起きない」とか「ケガの功名」などという言葉がちらつく。同時に「柳の下の泥鰌(どじょう)」という言葉も浮かんでくるが果たして…。

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かつてウンザリしたのがデッキ付き貨物用電機へのヘッドマーク取り付け。旅客用でもないEF12やEF15、あるいはED16などに無理矢理マークを付けたイベント列車が仕立てられた時期がある。「つばめ」や「はと」牽いた往年のEF57にはマークを取り付ける台座があるし颯爽たるイメージもあるが、それまで地味に活躍してきたEF15などに強引にヘッドマークを付けても違和感が強すぎる。

国鉄末期からJR発足後しばらくの間、味噌も糞もマークを尊ぶ風潮が強まって、こういった妙な列車が走ったものだ。

自分の古いネガを見るとそんな写真が出てきた。1980年8月3日に吾妻線で走った高崎市制80周年記念のミステリー列車。デッキの手すりに針金を使ってヘッドマークを取り付けたのだが、茶色のボディに白っぽいマークの似合わないこと甚だしい。この日は雨まじりの悪天候だったからモノクロしか撮っていないが、晴れてカラーなら夏場でもあり、茶色のボディに白いデザインではマークの文字はすっ飛んでしまったのではないかと想像する。
同じようにデッキの前にマーク付きでもDD51にはマッチするのだが、強い先入観なども手伝って貨物用の電気機関車にはしっくり来ない。

このときは物珍しさや1号機の牽引だったから雨の中を出かけたが、その後に走ったED16や八王子のEF15を使った「スイッチバックの旅」(中央線・初狩駅へのイベント列車」などは見に行く気も起きなかった。
この風潮は自分を徐々に鉄道撮影から遠ざけるにじゅうぶん事足りるきっかけとなっていって、そういう意味でもこの写真を撮影したときのアホ臭さは今でも強く残っている。

(写真、文:U)

Img1221

↓こちらの姿の方が自然

Img1172

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