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2015年2月14日 (土)

名撮影地、山崎

NHKの朝の連続テレビ小説「マッサン」を見ているが、サントリーの山崎工場をモデルにしたシーンが何度かあった。ドラマの中では鴨居商店となっている同社の創業者が日本初のウイスキー工場を山崎に建設したのは、電車の中から見える立地にこだわったというシーンもある。乗客へのアピールまで考えていたというのだからその着眼点は大したもの!当時、そんな発想をする人はいなかったのではないかと思う。
たしかに自分も大阪に行く際、新幹線の中からいつもこの工場に目が向いてしまうのは、ここが名撮影地という理由だけではないだろう。森の中に立つシックな工場の外観がまるで大きな教会のように映り、何とも荘厳な印象だ。関西では六甲山が見える芦屋付近とともに車窓からの景色として好きな眺めだ。

前述したように有名な撮影地でもあったが、同じく古くから有名な京都・山科よりも撮影には適していたと思う。昭和51年にC571が走ったときには不幸な事故もあったが、その後もここを訪れるファンは多い。
最近は高槻との間に島本という駅が設置されたし、昔のようには線路のそばに近づくこともできなくなったが、それでもまだまだポイントは多く、特別な列車が走るとここを撮影の際の有力候補地と考える傾向は引き続き健在だ。

かく言う自分もEF58牽引の団体列車や特急電車など様々な車両を記録したが前回、2009~2011年の2年間の大阪赴任中もA氏らと何度も行った。通過する列車も様変わりして被写体の魅力は低下してしまったが、そのぶん近くを走る阪急京都線などにも目を向けるようになって、昔とは異なった別の楽しみ方を見つけることができた。

下の写真は1980年9月のEF5853最後の運用。たしか「但馬ビーチ○○号」という臨時の急行だったが(その回送だったかも?→後にRDO3様のコメントにより「但馬」ではなく広島への臨時列車だと判明)、山崎という「舞台」にふさわしい堂々たる編成だった。

(写真、文:U)

Img0941
【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

 

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コメント

こんばんは、初めてコメントさせて頂きます。

思わず懐かしい記事にて、当時の記録を引っ張り出してみました。

53号機の最終運用は、1980年9月29日施行の臨A390仕業で、向日町~8205レ~広島○ヨ~9204レ~向日町でした。
14系ハザ11Bで、復路が呉線経由だった記憶があります(当時の友人が遠征しておりました)。

アップされている百山のシーンは、回8205レでの姿ですね。
私自身は、下りは岸辺と甲子園口、上りは百山逆アングルで撮影をしておりました。


69号機が米原貸出(転属?)されたり、25系ハネ転属回送があったりで改正前の話題が多かった時期ですね。

大学時代だった当時を思い出し、コメントさせて頂きました。
長文にて失礼いたしました。

投稿: RDP3 | 2015年2月16日 (月) 23時23分

RDP3さま、当時のことをよく知っておられる方からのコメント、当方としても大変参考になります。列車の記録についてはどうにかメモを残してあるのですが、運用となると大雑把な自分はどちらかというと無頓着で、これもどうやら「但馬ビーチ」ではなさそうですね。たしかに考えてみれば海水浴客の臨時急行なのですから、9月の末に設定されているはずもありません。このくだりは削除しておこうかと思います。ありがとうございました。

ところで貴兄のブログも拝見しました。その中で今年1月3日の遅れ「あけぼの」の列車後方からのカットに、尾久のホームで撮影している私の姿が小さく写っております。
あの日、同じEF5853の列車を記録している方と35年の時を経て、こんなそばでまた同じ列車を撮っている偶然に、何とも言えない感慨を抱きました。

投稿: U | 2015年2月17日 (火) 12時09分

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