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2015年1月21日 (水)

EF58初の廃車機

EF58で最も早く廃車となったのが竜華機関区の21と28号機。どちらも1978年3月17日に廃車となった記録が残されている。
当時、自分はEF58にそれほど興味がなく、たまたまこの2両を撮れたのは親戚のいる和歌山へ何度もDF50を撮りに行ったことの副産物にすぎない。和歌山駅や和歌山駅の南側にあった操車場でDF50を撮っていると、阪和線の貨物列車を牽いてくるED60、61やEF15に混じってEF58を見かけ、退屈しのぎにカメラを向けていたというのが実態で、この2両を撮れたのは全くの偶然だった。

そんないい加減な撮り方をしていたから、撮ったといってもろくな写真ではない。パンタグラフこそ上がってはいるものの、足回りにはホッチキス状の柵が写っているし、写真としては最悪の部類で数に入れるのもはばかれるほどだから、公にはEF58を全機撮影したなどとは自ら口にするのは恥ずかしいし、仲間内でそんな話題になっても積極的には発言を控えた。質の悪い写真なのに「撮ったことがある」などと誇れるものではない。

この2両に次いで質の悪い記録しか残せなかったのが長岡の72、105号機。当時の機関車配置表にチェックが入っているから撮影したのは間違いないが、その後ネガを見ても印象に残っていないから、パンタグラフが上がっていないものしか残っていないかもしれない。

さて、この21号機は初めて撮影した1977年の翌年、昔行った竜華機関区を再訪したらラウンドハウス内に留置されていた。廃車の通達から2週間後のことだったから、まだナンバープレートなども外されていなかった。
関西本線や城東貨物線に蒸気機関車が現役だった頃には何度か行った竜華機関区だが、蒸気機関車が消えてからはこの1回のみ。架線のないラウンドハウスに電気機関車が収まって、蒸気機関車の煙を抜く排煙口の下に止まっている姿が面白かった。

現在この場所は久宝寺の高層マンションが建てられ、昔の面影は皆無となっている。

(写真、文:U)

Img073

Img077

メーカーズプレートは「改造」となっている。

そう言えば今日が「21日」だったのは偶然。

【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。


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コメント

こんにちは。
21号機は落成でいくとゴハチの長男でしょうか。
ゴハチ現役の時にまだテツを始めていなかったことが本当に残念でなりません。
私が生きているうちにドラえもんが現実ものになり、
タイムマシンでゴハチを撮影に行きたいと常に願っています。

投稿: ko-nomo | 2015年1月21日 (水) 23時12分

ko-nomoさま、コメントを2件お寄せいただきありがとうございました。このところすっかり鉄道撮影から遠ざかっていて、古いストックでブログをつないでいる有様です。
このEF5821号機はたまたま撮れていたもので、このころはその後EF58にはまるなどとは思ってもいないころのものです。「EF58ものがたり」によるとEF58で最初の落成車で最初に廃車になった機関車のようですね。もしもっと遅くまで活躍したとしても、小窓のこのタイプには目もくれなかったかもしれません。

読書の方は相変わらずです。自分は本を読むにもマイペースで読むときはしつこく1日に2冊読む日もありますが、読まないとなったら2週間ぐらい全く目を通さない日もあります。今は相変わらず中山七里に熱中していますが、ことに「贖罪の奏鳴曲」「追憶の夜想曲」「テミスの剣」「アポロンの嘲笑」「切り裂きジャックの告白」は秀逸です。楽しめると思いますよ。

投稿: U | 2015年1月24日 (土) 13時41分

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