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2014年11月26日 (水)

EF58 16号機

前の記事、UさんのEF58 31号機ですね。
当時、庫に行くと綺麗な形式写真を撮れる場所でパンタを上げてもらったものですが、あんな姿こそ庫の日常で、なぜかグッときてしまいます。
下転のEF58は最後は定期仕業がなかったですから、臨時仕業が少ない時期は検修庫横の機留線にダンゴにしておくことが多かったですよね。

そして、またまた出ました!
「DD51前付きなら行くべきだった」ですよー。
いいですね、Uさん独特、DD51の撮影を極めるフレーズです。
でもね、蒸機とDLの組み合わせを考えた時、DLが前という方が自然なんです。
1970年代前半、各地の蒸機は次々とDL化されていきましたが、DL転換した乗務員のハンドル訓練は本務機の蒸機の前付けが当たり前でした。
言いたくはないですが、それに慣れさせられていたため自然に思えてしまうんです。

そこで、この前の週末に山口に行かれたというHさんの話にも触れておきましょう。
どうやら電気式速度計の不具合のようで、DD51が前付きになったとのことです。
代弁すれば「あの頃あれだけやられたのに、40年も経ってまたかよ!」でしょう。
速度計が検出した速度データはATSの速度照査で必要ですから、当然先頭で走ることはできないんですが、まさかご自身でお出掛けになられた時に喰らうとは思ってもみなかったことでしょうね。
でもね、もっと凄いハマリだってあるんですよ。
暦上は三連休でしたから、誰だって振替休日の月曜まで運転があると思うじゃないですか。
えー、少なくともあたしゃあそう考えました。
25日から近くで業務があったこともあり、行きがけの駄賃を狙った私が悪かったんです。
C57 1号機の写真がちょっと必要でしたし。
なので、朝一の飛行機で着いて、レンタカーでルンルン気分でしたね。
が...「来ねえじゃん!」
そりゃ、来るわけないですわね。
Hさん、どうか私に免じてご溜飲を下げてくださいまし。

で、せっかくですから、その業務場所の近所の写真でいってみましょうか。
山陽本線大竹-岩国間です。
これを撮った頃は将来この近くに仕事場ができるなんて思いもしませんでした。
今まだその業務滞在中なんですが、パソコンにスキャン画像がありましたからアップしますね。

EF58重連の荷37列車、前ガマはいつぞや話題にしましたEF58 16号機です。
16号機の末期は大窓の上に装備した左右一体式のひさしが特徴です。
広島工場独特の工事として、パンタグラフはPS22Bに変わっています。
でも、加修された点はその2か所に側フィルター化程度で、大窓はもちろんのこと、KW3Dワイパーも標識灯も原形です。
さらに、前面窓下手すりと前面踏板がなく、側面では屋根昇降段も蹴り込み工事をしていません。
左右一体式ひさしとPS22B形、フィルター以外はことごとく原形なんです。
水切り、PS14A形時代はもちろん素晴らしい姿でしたが、この姿も私は変わらずいい感じだと思ってました。
だいたい、旧車体で落成した装備改造機で、先代車端梁に雪掻器取付座がないのもすごくかっこいいんです。
あ、後ガマは同じ装備改造機のEF58 23号機で元は大窓だったんですが、荷37列車が重連になった1978年10月改正時には残念なことに前面窓がHゴム化されていました。

(写真/文:某I)

Ef58_16ef58_23

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