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2014年10月23日 (木)

スキャンじゃなくて 複写という手

Uさんの最新北海道シリーズが始まりました。
最初からスカっと気持ちのいい写真でたまりませんね。
さて、私はと言いますと、その前の週に渡道しておりました。
C11 207号機が北海道で走るのはもう最後になりますこと、それからあれだけ長い間撮影してきました函館山線の蒸機にお別れしてくるためです。
(もちろん、朝夕は室蘭本線でのブルトレ兼務でありました)
私の山線の蒸機撮影歴はたかだか43年ちょっとなのですが、自分の中では走る蒸機を撮っている線区としてはもっとも長いことになるんです。
計算してみると、2番目はわずかな差で43年弱の肥薩線、3番目は41年の山口線でした。
もっとも、肥薩線は43年弱などと偉そうなことを言っても、1973年から2012年までの39年間がすっぽりと空いています。

前段が長くなりました。
予定稿を書いております今晩は地方にいるんですが、予定されていた飲み会が中止になってしまい、はっきり言って暇なんです。
だから、ダラダラと書いております。すいません。

今日書こうと思いますのは、少し前にUさんやK.Mさんが問題にされましたスキャンの話です。
お二方のポジスキャンは、Uさんは画質重視で1枚当たり十分に時間をかけるやり方、K.Mさんは能率重視で1枚当たり時間をそれほどかけずにどんどん進めていくやり方というように大きく違います。
Uさんはオリジナルの画質を極力維持したい、K.Mさんはせいぜい雑誌の見開き程度で使えればいいから、それなら1枚でも多く進めていきたい、そんな意図が見えてきます。
どちらのやり方も、写真のご活躍どおりの理に適ったやり方だと思います。
が、ここで、スキャンにはもう一つ方法があることを書いておきたいと思います。
ドラムスキャナーを使用して本格的なスキャンをする場合は別としまして(CMYK分解だけではなくRGBもです)、いわゆる市販のフラットベッド式スキャナーを用いるのであれば、画質は同等かそれ以上か、時間は一瞬という方法です。
それはどんな方法か。
要は、ポジなりネガなりを写真に撮ってしまえばいいんです。
つまりは複写、デュープです。
スキャニングというアナログ作業を挟むのであれば、いっそのこと、レンズの性能が卓越しているデジタル一眼レフで撮ってしまえということです。
フラットベッド式スキャナーには厳然として限界がありますから、これで十分に対抗できるんです。

やり方を書きます。
ライトボックスと等倍まで接写可能なマイクロレンズを用意します。
ボディはフルサイズデジタルでないと等倍になりませんから要注意です。
ライトボックスはできれば色温度5000Kのものがいいですが、RAWデータでホワイトバランスを取るのであれば、またモノクロネガの場合はそれは不要です。
それからガラスが必要で、無反射ガラスでもいいのですが、変に歪んだりするケースがありますから、普通の綺麗なガラスでもいいかもしれません。
で、ライトボックスの上にポジやネガを置き、上からガラスで押さえ、それを上から撮影する。
それだけです。
その際の露出はポジやネガの濃度にもよりますが、ISO400でf8の1/60前後になりますから、三脚やコピーディバイスなどを使わなくても手持ちでパッパカ撮れます。
その際のボディですが、ニコンだったらD800(E)やD810のような暴力的に凄い画素数のカメラの方が結果がいいことになります。

でもね、私なんかはカメラは画素数16MpixelクラスのD4にレンズはマイクロ60mmF2.8を付け、ライトボックスは長年使ってきたクリエイトの5000Kを再活用し、問題なく使えています。
モノクロネガの場合などはそれでA4判見開き、つまりA3サイズの商業印刷程度はまったく問題ありません。
(カラーポジでは原版を4色分解した方が結果がまるでいいです)
それよりも、RAWで撮影しますから、その恩恵による画像処理の容易さを考えるとめちゃくちゃ楽です。
だいたい、350dpiで1200%程度で5分くらいかかっていた時間が、たったの1/60秒になってしまうんです。

写真はそのD4+マイクロ60/2.8で撮影した、EF30けん引特急富士のPKRです。
コダクロームの落ち着いた階調が、D4のViモードによってベルビアっぽくなってるんです。
写真って楽しいですね。

私が初めて九州へ渡った1971年当時から、関門間のEF30ブルトレにはもうヘッドマークがありませんでした。
ED73 1000番台やDF50なんかには付いてたんですけどね。
それが1985年3月の全国ブルトレヘッドマーク復活によって蘇ったんです。
EF81の進出、EF30前灯のシールドビーム2灯化などが進み、2両しかないEF30原形機のブルトレなどは非常に厳しい状況にありましたが、針の穴を通すようなこんなチャンスもありました。

(写真/文:某I)

Ef30_6

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