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2014年10月25日 (土)

素人の浅知恵

今年は何度か北海道に出かけたが、撮影地で列車待ちをするときに考えるのは来年以降のこと。

新幹線の函館開業で夜行寝台列車が全てなくなり、蒸気機関車の運転も行われなくなれば、鉄道ファン、とりわけ「撮り鉄」と言われる人たちにとって北海道という地への注目度はかなり低下するだろう。
蒸気機関車が現役を退いた後も廃止となるローカル線、C623の復活、急行を含む夜行の寝台列車など、被写体にふさわしい列車が常に存在してきたが、これからはそんな「役者」が枯渇する時代を迎える。

もちろん雄大で季節感の色濃い四季折々の風景は、今後も良い素材に変わりはないが、それでもカメラを手に北海道に渡る鉄道ファンの数が激減するのはほぼ確実。道東の釧網線などでSLの運転は継続されるというが、年間を通じて今までほどの人出は期待できまい。
鉄道ファンの落とす金など微々たるものかもしれないが、函館線の「SLニセコ号」や「函館大沼号」はそこそこの収益を上げていたというから、新幹線の函館開業とうまく組み合わせられればと良かったのにと残念に感じてしまう。

そこで思うのは、客室に少し手を加え豪華な内装にしたうえで道内に夜行列車を復活させたらどうなのかということ。新幹線で函館に着いて、道北や道東に向かう寝台(あるいは個室)列車があれば利用する客がいるのではないかと思うのだが、しょせん素人の浅知恵か?
季節列車でも良い、「乗り鉄」「撮り鉄」双方には歓迎されるような気もするが、機関車の確保や保守、リネンの問題など現場の負担を考えれば現実的ではないのだろうか?

ただ単に移動することだけを目的とした列車だけでなく、行程を楽しめるような長距離列車は広い北海道にこそふさわしい気もするのだが。

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先日の北海道撮影旅行は編成全体を入れるフレーミングに頓着しないことを決めて出かけた。

1日の日照時間が短くなって非電化区間での撮影地は限られてきたから、もはや少ない選択肢の中で絵をつくらなければならない。すでに撮りたいスポットでの撮影はほぼ完了したから、ならば再訪となる地で編成が切れても、長いレンズを使って機関車主体に圧縮した写真にスイッチした方が自分の芸風にそぐうのではないかと考えたからだ。

かようなわけで今回以降、アップする写真の中には機関車中心の絵が混在していくことになる。
いずれにしても、せっかくの紅葉などを無視した荒唐無稽な長ダマ撮影には違いないのだが。

(写真、文:U)

_dsc52851
_dsc52661

【ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。


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