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2014年8月

2014年8月30日 (土)

北海道で上り「北斗星」①

28日、田端のEF8181がお召し列車牽引当時の塗装になって戻ってきた。撮影こそしていないがちょうどその日、衝動的に乗ってみたくなった東北新幹線のグランクラスの車窓からこの目で確認した。秋田の工場から帰ったばかりで、田端運転所構内にパンタを下げて止まっていたが、遠くからでもほかのEF81との色の違いがはっきりと分かった。
しかし定期仕業をもたない田端のEF81、今後走行シーンを撮るのはなかなか難しそう。もちろん黒磯往復などの乗務員訓練などに当てられるだろうが、せっかく往年の姿を再現したのであれば、そんな中途半端な列車よりも実際に客を乗せる、例えばブルトレの団臨などに優先的に充当して欲しいものだ。

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前回の記事に書いたように5月、北海道で初めて上りの「北斗星」を撮ったものの、非電化区間では帰りの飛行機に間に合わず、新千歳空港に近い島松付近での撮影となってしまった。天気も悪く満足にはほど遠い結果だったから、次は日没の遅い夏至のころに来て日の光を浴びたシーンを狙いたいと思うようになった。

そうして6月20日に撮ったのが下の写真。
このポイントは4月から通っていた所で、海側からの夕日を遮るものは何もない。「トワイライトエクスプレス」では機関車の前部にうまく光が当たらず最も良いのは「カシオペア」。それより1時間遅い「北斗星」が撮れるかどうかは天気次第だが、超望遠のこのアングルが好きでどうしてもここで撮っておきたかった。

首尾は上々。強いて言うなら光が強くてDD51の青い車体がオレンジ色に染まり過ぎた嫌いがあるが、もう少しDDの青さが際立つ写真は薄い雲に遮られた翌日、押さえることができた。

(写真、文:U)

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【ご注意】

アップした写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

 

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2014年8月28日 (木)

上り「北斗星」への序章

耳にしている噂が本当なら田端のEF8181は今朝、ローズピンクになって戻ってきている頃だ。Hゴムを除いてお召し列車牽引当時の姿になったというから、これまた注目を浴びること間違いなし。9月6日の撮影会以降、最初にどんな列車の牽引に当たるかが気になるところだが、いっそ10月頭の「カシオペアクルーズ」にでも充当されれば面白いと思う。

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秋の臨時列車は種類こそ豊富だが、正直言ってどれもあまり関心が湧かない。日本旅行が募集している10月中旬の青森~大阪~新潟の夜行寝台列車ツアーも、ヘッドマークは「日本海」や「つるぎ」を真似たものらしく、ノコノコ出向くまでもなさそうだ。

かろうじて磐越西線で11月1日に運転される開業記念列車あたりか気になるところだが、そんなものに行くくらいなら、「カシオペア」こそ運転休止期間だが北海道へ行った方が楽しめそうだ。

お若い方々が団臨やイベント列車に興味を持つのは鉄道ファンの成長過程としてある意味、至極真っ当なことだが、やがては定期列車の記録の方が価値あるものだと気づくだろう。自分がたどってきたように。

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そろそろ「あけぼの」から北海道ネタへ回帰しようと思うが、今回は取りあえずこの写真。ことし5月に北海道で初めて撮影した上り「北斗星」。北広島~島松のポピュラーな場所。写真を見ると下り列車も面白い絵になる可能性はあるが、しょせんは電化区間。
取りあえず「初モノ」ということで撮ってはみたが、非電化区間で撮りたくなったのは当然の成り行き。そのために翌月の夏至のころに渡道することになる。

(写真、文:U)

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2014年8月26日 (火)

夏の遠征は中止

この夏はどうも天気に恵まれない。「あけぼの」が臨時運転されている期間も晴れた日は少なかったように思うが、羽越線や奥羽線でも同じような状況だったらしい。お盆の頃に遠征を計画していたH氏も天気が思わしくなく計画を中止したという。

そのため、I氏が記事で触れたD810も出番がなく、購入後1カ月半経ったというのにまだ300コマ程度しかシャッターを切っていない。もちろんD800Eよりも撮影感度域が広がって、ISO1600でも使えるのだろうが、そのへんはこのカメラの守備範囲ではなくD4Sの領域。

また、前のD800Eは4月発売で季節的にもタイミングが良く、超望遠レンズを使っても朝夕、陽炎が出る時期ではなかったが、今回のD810は真夏の発売だっただけにそんなことも考慮して慎重に使わざるを得なかった。
したがってIさんの記事に呼応するようなレポートが書ける段階ではなく、しかも長時間露光やクロップの1・2倍を使うと希に輝点が目立つ不具合発生(初期ロットに起きている現象。自分の個体には発生していないがニコンのHPに発表されている)で昨日、銀座のニコンに預けてきている。すぐに直してもらえたのだが、ほかにも診てもらいたいところがあるので現在は手元にない。
本格的なデビューは9月6日にローズピンクのお召し塗装に戻ったEF8181が展示される、田端運転所の撮影会になるだろう。

天気の話に戻ると、今週半ばから行く予定だった青森行きを取りやめた。いくらあてにならない天気予報とはいえ、出発を数日後に控えた今になっても曇りや雨の日が多い予報ではさすがに行く気も萎える。被写体が早朝の上り「はまなす」とあればなおのこと。油川の日の出直後のギラギラとした光線が期待薄となれば行く意味はない。天気予報を無視して強行してみたら案外、そんな天気に当たる場合もあるが、晴れなかったとはいえ7月には「はまなす」マークの「北斗星」も撮っていることだし無理はやめた。おそらく来年は撮れないだろうが、もう未練はない。

そういうわけで次の遠征は9月の最初の連休までお預け。次回は函館をベースに夜行寝台列車を狙う予定だ。

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冬の朝日を浴びた「あけぼの」の推進回送。思えば推進回送を撮影したのはこれを含めてわずか3回だけだった。

(写真、文:U)

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2014年8月24日 (日)

D800E/D810考

なーんて、またまたタイトル大上段に構えちゃってすいません。
大した話じゃないんで、どうかお気楽に読んでくださいまし。

D800E/D810 7360×4912=有効36.3Mpix
D4/D4S        4928×3280=有効16.2Mpix

お気楽になんて言っておいて、のっけから数式っぽいものですいません。
D800系とD4/D4Sの画素数の比較です。
今回のD810を含め、D800系の圧倒的な画素数は、デジタル写真を変えてしまいました。
画面を2分の1にしてしまっても、それでもD4系より多い画素が残るんです。
それって凄いことですよね。

たとえば、600mmを持っていくのに苦労する現場で、それをD4に付けて撮影するなら、D800系に超軽い80-400mmかなんかを付けてブラブラ行けば済んでしまいます。
400mmの画角面積を半分にすると600mmの画角面積になりますから、半分トリミングしちゃえばいいことになります(半分とは、横位置で撮影したものを縦位置にする、あるいは縦位置を横位置にするくらいの荒療治です)。
簡単ですねー。
模写はさすがにズームの80-400mmより単玉600mmが上ですが、それでもトリミングしてもなお画素数でD800系はD4に勝ってますから、ほぼ変わらない結果になるでしょう。
(あ、新しい80-400mmは旧タイプより相当改善されたんです)
要は、いわゆる旧35mmサイズのデジタル一眼レフでこれほどまでの圧倒的な画素数があれば、細かいことをごちゃごちゃ気にしなくても、適当なレンズでひょいとシャッターを切ってしまえば相当なものが撮れてしまうということなんです。

そして、正統にノートリで使った場合、D800系の解像はフィルム時代の4×5に匹敵します。
今のこの時代になりますと、匹敵するどころか、印刷での分解やレタッチまで含めたら、D800系の圧勝となります。
私のところにはまだリンホフカルダンなどという大きな4×5があり(バックボードを変えれば5×7や8×10もいけます)、今でもクライアントのご希望によっては年に一度くらいそれで撮影しなければならないこともあるんですが、次はもう説得してD810でも使いましょうかね...
4×5で流し撮りなんてこともかつてのフィルム時代にはよくやりましたが、それこそ、そんな酔狂な撮り方はもう絶対に必要ありません。
4×5で苦労して針の穴を通していたものが、ちょちょいのちょいと撮れてしまったりするんですから。
あ、もちろんしっかりとちょちょいのちょいと撮らなければ、決して傑作は生まれませんのでご注意でございます。
(お前が一番注意が必要だろうってのは、どうかなしで...)

それとね、お断りしておきますが、D800Eがどうのこうのとまるで自分の機材のように偉そうにのたまっておりますが、私はD800Eを持っているわけではありません。
画素数が必要な時にちょいと拝借してくるだけなんです、すいません。
といいますのはね、ふだんは1枚あたり3メガピクセル以上の画像データは必要ないんです。
1.6メガピクセルあれば十分足ります。
かえって、毎日のDLや処理の時間を考えたら、3メガピクセル以上の画像データなんて時間的にやってられません。
2.4メガピクセルのD7100だって時間的に厳しいでしょうね(絵は抜群に綺麗ですけど)。
A4サイズの印刷物の左右完全見開き(A3ってことですね)や、全倍写真プリントなんか1.6メガピクセルでもパキっといきます。
ご自宅のプリンターに惑わされたりしないでくださいませ。
逆に言えば、プリンター出力が最終目的でしたら、間違いなくD800E/D810が有利だと思います。

あと、画像処理で暗部を出したり、トビを救ったり、トーンを大幅に変えたりなどという激しめのレタッチをした場合、直る度合や事後の綺麗さなどは、D4対D800EではD4の圧勝です。
D4もD4Sも受光体に無理が一切かかってないですからね。
いくらD800Eがフルサイズだからといっても、レタッチの幅はAPS並みということです。
(ま、D800系のレタッチがけっこう荒れてしまっても、あれだけの画素数がありますから、それでカバーできてしまうってケースも多いとは思いますが)
その辺の処理でのいわば「伸び代」がD810ではどれくらい改善されてるのかも興味あるところです。
そこいら辺は今後のUさんレポートを楽しみにしましょう。

写真はD800Eで撮影したボーイング747-400Dです。
原版は機体全体を画面一杯に収めた構図で、それを機体全長の機首側3分の1ほどを切り抜き、さらにそれを左右半分の1200ピクセルにリサイズしたものです。
つまり、この画像をクリックしていただいた拡大画像は、面積比で原版の36分の1でご覧いただくことになります。

(写真/文:某I)

747400d

 

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2014年8月23日 (土)

狙っていた写真

22日、JR各社から秋の増発列車が発表された。
今年はC57180が検査のために工場入りする関係上、浮いた「ばんえつ物語」の客車を使い、ED75やDLなどが牽く列車も設定されているし、甲府や横浜から水上へ向けたEL、SL牽引の列車などが目玉となりそう。退屈しない秋になりそうだ。

その一方、北海道方面の夜行列車に時刻変更や運休などが設定され、新幹線の函館開業に向けた準備が本格化する。

時刻変更は「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」の札幌到着が1時間前後遅くなるほか、「トワイライトエクスプレス」については大阪着が4時間も遅くなる。また「はまなす」も運休する日が設定されているほか、上りの青森着が6時台になって、東北新幹線の上り始発列車に間に合わない日があるようだ。

ファン的な関心は時刻変更によって、これまでとは違う目新しい場所で撮影できるもので、上りの大阪行き「トワイライトエクスプレス」がそれに当たる。新潟県北部での走行シーンが撮れそうなダイヤだし、細呂木などは順光になりそう。
しかしそのほかの「カシオペア」や下り「トワイ」、上り「はまなす」は定刻よりも遅いスジになるものの、冬の日の出時刻を考えたら、ほとんど変わり映えはない。

さて、反対にこれらの列車が運休となる日は新幹線に関する試験が行われると推察できる。どんなことが行われるかは不明だが、貨物列車まで運休にしてしまうかどうか、あるいは貨物に限っては試験を兼ねてEH800で運転されるのか注目したい。

もう一つ気になるのは2月までしか運転日が発表されていない点。「トワイライトエクスプレス」についてはすでにダイヤ改正での廃止が決まっているが、「北斗星」「カシオペア」についても何らかの変化を予感する。JR東はすでにこの2列車についてダイヤ改正以降の去就を決めているはずで、現段階での発表は時期尚早として伏せているものの、新幹線開業に向けた試験がさらに本格化する3月以降、今のまま運転されるとは考えにくい。

先般、青森県や岩手県が第3セクターの収入維持を訴えて国交省に「北斗星」「カシオペア」の存続を申し入れたらしいが、夜行列車そのものを存続させるより、廃止に伴う収入減の補填策を考える方が現実的。未来永劫、夜行列車が残るはずもないのだから、そういった方向で妥協案を模索していくことになるだろう。

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前回と同じ場所で撮影した「あけぼの」の写真。今年の3月10日撮影。

例年なら3月になると雪をまとった「あけぼの」はほとんど見られなくなるのだが、ことしはこの翌日も盛大に着雪があった。
2013年夏からこのようなアングルが撮れるようになって、冬になったら是非ここで雪を付着させた双頭機の「あけぼの」を撮りたいと狙いをつけていたが、3月にもなってそれがようやくかなった。
完璧に晴れたら列車に向かって左側が暗くつぶれて、コントラストが高い見苦しい写真になる。条件として下の3つが揃った日を待望していた。

①曇りの日
②上越国境に降雪がありながらも定刻で運転されている日(遅れると雪が溶けかかって緩くなってしまう)
③双頭機、できれば2エンド側が上野に向いていること

定期列車廃止を目前にしてギリギリ、願っていたような写真を押さえることができた。人から見ればどうと言うことのない写真だろうが、自分としては5指に入る「あけぼの」の1シーン。

(写真、文:U)

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2014年8月21日 (木)

好きだったポイント

前々回の記事でこの夏、「あけぼの」の撮影地を「巡礼」したと記したが、その中で今回行けなかった南浦和のお気に入りアングルでの写真をアップする。
今夏は交換用と思われるレールが置かれていて、機関車の足回りの一部を隠してしまうために敬遠したのだが、少し見上げるようなアングルで迫力がある絵が撮れる良いポイントだった。

下の写真は昨年の8月9日の撮影。ほぼ1年ほど前のもので、これより少し前に線路際にあった標識が撤去され、正面方向から撮影してもそれが機関車のスノープローにかからないようになった。
こういう角度が好きで、ここで双頭機の牽く「あけぼの」をしつこく狙い続け、定期列車として最後の上り列車もここで迎え撃った。

(写真、文:U)

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2014年8月19日 (火)

今夏最後の「あけぼの」撮影

夏の臨時「あけぼの」は17日の撮影が最後となった。
当初、この日の撮影は予定に入れていなかったが、急きょ妻の実家へ行くことになり、しかもそれがなるべく早い時間がベターということで、ならば「行きがけの駄賃」とばかり〝朝練〟することにした。

天気予報は前の晩に見てはいたが、どうせ外れるだろうと思って朝起きてから自分の目で空を見ると一面の雲。予報通り晴れるなら脚立不要の浦和に行っても良いと思ったが、この天気でこの暗さなら東十条の方が良さそうと判断した。

コインパーキングに止めた車に妻を残して1人で撮影地に行くとけっこうな人出。まるで1、2月の早朝のような暗さの中、線路沿いの道路には三脚が並んでいた。
露出が厳しいので見た目、ゆっくりした速度で撮れる位置にスタンバイしたがちょうどヒマワリが咲いている。もちろん切るわけにはいかないからレリーズのケーブルでヒマワリの茎をそばの柵にくくり付けてフレームに入らないように準備する。
王子寄りの踏切のそばで撮影するというK氏が車で通りかかったのはそんなタイミング。久しぶりだがお元気そうで何より。撮影後、雑談でもしたかったが実家に行く都合上、それが出来なかったのは残念だった。積もる話しもいろいろあったが、そんなわけで申し訳ないことをした。

高崎線沿線にお住まいのMa氏もいらしていたが、この日の空模様では露出が厳しく、わざわざこちらまで南下されたようだ。

ともあれこれが自分にとって今回最後の「あけぼの」撮影となった。翌18日も休みで撮影は可能だったが、双頭機で締めくくりたかったから出撃は見合わせた。

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故郷へ帰省していた人や旅行に出ていた人が戻って来ていつもの混雑が始まる。ふるさとがない東京生まれの自分にとって、盆暮れの静かな都内はとてもありがたいもの。先週は平日に2度ほど〝朝練〟に行ったが、帰りも道はスイスイ。移動にかかる時間が少なくて気分が良い。

電車通勤も人が少ないという面にばかり目が行くが、むしろそれよりも自分が使っている電車の遅れが少ないという恩恵もある。本来はダイヤ通りに走るのが当然ではあるから、それをあらためて「恩恵」などというのはおかしなものだが、通勤時間がいつもより10分も短縮されるから、電車通勤している身にはそう感じてしまうのも無理はない。
また、滅多に電車内でスマホなどを見ない自分だが、先週の出勤時に模型に関する調べものをしたら、つながる速度も心持ち速くなっているような気もした。

こんなことで、盆休みを体感するというのも今風ではある。

(写真、文:U)

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2014年8月17日 (日)

臨時寝台特急「あけぼの」も明日で終了

Uさんの「あけぼの」のご登板回数も少なかったようですが、小生も結局5回しか撮れていません。というか、撮りに行っていません。まず、言い訳①としては、到着時間が早過ぎて、平日では始発電車に乗っても到底頭に陽が当たるまともなポイントの場所取りには参戦できないこと②やはり平日だと時間が早過ぎてそれから会社で仕事をする元気が湧かないこと③猛暑の間は毎日5時からやっているワンコの散歩が、朝練に行ってしまうとできないこと③ウチの会社にはお盆休みはないこと、とか何とか言って、結局最終的には、既に昨年までに主だったポイントで一通り納得のいく写真は撮り尽くしている感が強く「編成も短いし、今更・・」という感が否めなかったことがサボった最大の原因ではなかったかと思います。新しいレンズでも試してみたかった通い慣れた西日暮里に、悪あがきでこの週末2日間行ってやや高いアングルからトライしましたが、今朝の1030号機は天候が霧雨寸前の真っ暗なコンディションでモアモアして抜けが最低で納得のいく写真はとれませんでした。昨日の1051号機は、AFがダメダメで、ピンが合っていません。それにしても、この何回からの撮影のなかで、D7100AF追随性能には大いに懸念ありという印象を持ちました。(仕方なく今朝は、久々に置きピンでやりました・・)かつて7Dではかなり信頼できる確度でAFが喰い付いてくれ、AFで心配する局面はよほど暗くてハイビームを食らう時ぐらいでしたが、D7100 + 200-400 Zoomでテレ端で使うと、かなりのコマのピンの取りこぼしに見舞われています。いやはや、そもそもD7100は、信じられないほど連写性能が劣悪で、連写スピードと連写可能枚数とも7Dの比較にもならないですし、コストをかけてニコンへの乗り換えを断行したものの、所詮ニコンはDXの安カメラでは駄目なのでしょうか?個体の欠陥でしょうか?それとも、腕が悪いのでしょうか?やはり、FXモデルの購入は必須なのかと、かなり落ち込んでいます。「あけぼの」終了にて、次回は田端撮影会まで休業となりそうですが、その後の対象となる被写体を考えると、あまりこの期に及んで出費はしたくないというのが貧乏人の本音です。(写真・文:TBlog_20148171_3

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2014年8月16日 (土)

撮影地巡礼

 そろそろ臨時「あけぼの」の運転もお終いになるので15日は〝朝練〟に出かけた。
撮影地として選んだのは浦和駅ホーム。高架化されてからここで何度「あけぼの」を撮影したことか。北浦和方から勾配を上ってきて機関車が少し傾いたところを超望遠レンズで切り取る。その構図が好きで当ブログにもしょっちゅう画像をアップしてきたが、それももう「あけぼの」に関してはお終いになりそうだ。

 2008年に鉄道撮影に復帰して以来、EF641000番台の「北陸」「あけぼの」に入れ込んできたが、ここは北浦和の旧ラオックス前、南浦和駅そばの電車区脇、東十条と並んでお気に入りの場所となった。高架工事完成前から目を付けていて、完成したら間違いなく超望遠レンズ向きのポイントになると期待していたが、実際に行ってみたら予想を上回る好撮影地だった。上下線の間に架線柱が2本立っているが、これがなければ短いレンズが使えもっと人が来ただろうから、考えようによってはそれがあって良かったとも言える。

 さてそんな浦和のホーム、この日は4時台に着いたものの2番目。
天気次第では東十条へ転じることも考えていたが、思っていた以上に良い空模様となったから、ここに来たのは正解。家から来る間、所々に大きな雲があって東十条に向かうことも考えたが、もしそうしていたら失敗することになっていただろう。この季節の東十条は晴れたらひどい光線状況だから。

 静かなお盆の早朝、近隣の寺からの鐘の音が響く中、双頭1030号機に牽引された臨時「あけぼの」が上って行った。
 露出もまあまああるから初めてD810をISO400以上で試してみた(ISO640)。先行の普通電車を撮ってみると影の中から日なたに飛び出した瞬間はかなり明るい。思い切ってインジケーターが示す適性露出よりも1段少々アンダーに切り詰めた。

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 この夏、あと2回ほど「あけぼの」は撮影できるが、晴れたし牽引機も双頭連結器の1030号機とあって、この日の撮影で気分的にはほぼ完遂したと感じている。

 4日に北浦和、12日に東十条、そして今回と、これまでよく行った撮影地を「巡礼」したが、南浦和だけは線路際にレールが置かれていて、撮影できなかったのが心残りだ。

(写真、文:U)

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2014年8月14日 (木)

ニコン新機種の噂

ニコンD810購入に当たってD800Eを下取りに出したが、そのときにD7100も売ってしまおうかと考えたことがある。D810をクロップで使用すればDX機の存在意義が薄れてしまうからだ。
実際、北海道でD800Eを1・5倍のクロップで使用して撮った画像を、D7100で撮ったものと比較してみたら画質はD800Eの方が勝っていたという現実を目の当たりにして、そういう考えに及んだ。

結局そうしなかったのは、まだ900コマしか撮っていなかったのと下取り価格の安さ。D7100をさらにクロップで1・3倍にすると、FX機の倍の画角が得られること、それにニコンの今後の商品展開を考えると、どうもFX機の方に重点が置かれそうに感じたことがある。すなわちDX機は低価格のものが中心になりそうな気配だから近い将来(この1年ほど)、D7100を上回る性能のDX機が出るとも思えず、もしそうなら今手放す必要もないと判断したからだ。

そんな矢先、アメリカから帰国したカメラ好きの同僚によると、向こうの雑誌にニコンは秋にFX機をもう1機種投入するという話が載っていたと教えてくれた。
興味があって詳しく聞くとその内容は価格が日本円で¥200000~250000程度、画素数1800万~2400万、連写性能はD810を上回りAFがD4S並みになるというから、もしそれが本当なら人気を博したD700の後継版というとらえ方もできる。画素数が2400万になればD4Sのそれを越えるわけだが、高感度性能がどのレベルになるかが見どころだ。なかなか魅力的なミニD4S版といったところで、画素数だけは「下克上」の可能性すらあり得るとのことだった。

この噂が本当かどうかは疑問だが、キヤノンがそろそろEOS7Dの後継機を出すらしく、それに対抗する戦略と考えれば否定しきれる話ではない。
まもなく鉄道車両で撮りたいものがなくなるから、この機種が出たとしても静観するつもりだが、必要じゅうぶんで程良い性能は人気を博すのではないかと予想する。

※あくまでも噂であるということをお断りしておく。

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久しぶりの田端運転所撮影会。巷ではEF8181がローズピンクになるという話で持ちきりだから、今回はそれが目玉となるのだろう。個人的にはパッとしないローズピンクよりも今の色の方が好きだが、いったい何のための塗装変更なのだろう。そのうちEF5861、DD51842とともにお召し装備で撮影会でも行うのだろうか。

予定では28日に田端に戻るらしく、その後10日を経ずして撮影会となるため、ピカピカの状態を期待している。

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かつて高崎線内で撮った「あけぼの」。
現在、お盆で都内の道路が空いているのに〝朝練〟をサボりまくっている。あと4回ほど上京してくるが、2回撮影できれば上々だろう。年々、腰が重くなっていくことを痛感するこの夏。

(写真、文:U)

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2014年8月12日 (火)

苦し紛れの撮影地選定

今夏2回目の「あけぼの」撮影。

今朝は午前4時に家を出ていったん大宮付近まで行き、電車を利用してある駅のホーム先端を下見した。以前から目を付けていた場所だが、実際に足を運んだのは初めて。しかし考えていたような絵は撮れそうもなく、急いで車で東十条へと南下した。
この時期の東十条は晴れると光線状態があまり良くないが、今朝は曇りでISO1600だったがまあまあの条件。盆休みに入ったようで向かいのホームで電車待ちをしている通勤客も少なかった一方、撮影者は多かった。
通過15分ほど前に着いたが、自分の好む立ち位置は誰もおらず毎度おなじみのアングルで撮影した。この角度なら編成の短さも目立たないですむし。

(写真、文:U)

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2014年8月10日 (日)

今夏の臨時「あけぼの」

4日に横浜線でニコンD810を使ってみたが、D800Eほどの驚きがない。画素数はほとんど変わらないものの、ローパスフィルターはないし処理エンジンも進化したからもっと画質が向上しているかと期待していただけに当てが外れた。メーカーももカタログで「ニコン最高画質」とうたっているから大いに楽しみにしていたが、むしろD800Eの方がそのインパクトが強かったくらい。夏の炎天下、陽炎の影響も微妙にあるのだろうが、それにしても D800Eを初めて使ったときほど強烈な驚きがないのは肩透かしを食らった思いだ。新型センサーのチューニングの問題なのだろうが。

また、AFの速さ、連写性能の向上など機能面では進歩を遂げているというが、写真にそれらがどれほど反映されているかと言えば疑問だ。速くなったというAFもD4S並とは感じず、今のところ進化を体感できるのは連写性能とシャッターの振動が軽減された2点のみ。D800Eがそこそこで下取りでき、差額が懐の全く痛まない程度で済んだから良かったが、残念ながら期待を越えるレベルには及ばなかった。

もうひとつ、810を買った知人はボディ側のレンズを取り付けるマウント部に最初から傷があって、新品とは思えない状態だったという。入手してそのまま撮影に出かけなければならなかったため時間もなく、交換してもらわず我慢したということだが、Made in Thailandとなって検品に隙が生まれたのだろうか。

速度の速い列車を撮らない、例えばSL撮影専門の人ならD800EをD810に替えるメリットはないと断言する。購入を迷っている人はD810よりも、まだ市場に出回っ ている価格のこなれたD800Eを買うのが見識とも言えそうだ。

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あれだけ執拗に撮影した「あけぼの」も臨時運行になってからはかなり関心が薄れた。編成の多寡に関係なく長いレンズを使用して圧縮した写真ばかり撮ってきた自分が、今になって7両に短縮されたことを理由にするのは筋違いだが、定期時代に較べるとやはり物足りなさは否めない。わずか2両の減車だが、かつて足繁く通った北浦和で6日に撮った写真を見るとその印象は思っていた以上に強い。ことしのゴールデンウイークに運転された際は、7両と短くなったことを活用して尾久のホームで撮った以外は機関車のアップばかりだったから、あまり感じなかったのだが、今回久しぶりに北浦和で撮ったらそれをはっきりと感じた。下の写真がそのときのもの。、後ろに客車があと2両連結されているかいないかで、その印象は大きく異なる。リバイバルで特別運転されたブルートレインのようだ。

そんな気分も作用して今回の臨時運転にはまだ1回しか行っていない。休みと天気がうまくマッチしないこともあるが、せっかく1030と1032の2両の双頭機が充当されたのに、われながら勝手なものだ。台風11号の影響で今後の運転がどうなるか分からないが、来週は1,2回撮影に行こうと思う。

(写真、文:U)

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【ご注意】

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2014年8月 8日 (金)

横浜線撮影

前回の記事に書いたように4日は遅延した臨時「あけぼの」をパスして横浜線に行って来た。
退役する205系がお別れのヘッドマークを付けて23日まで運転されているためだ。
惜別のヘッドマークを見ると横浜線に登場したのは1988年。誕生から40年以上も活躍している車両が存在するのだから、ここに投入される以前にほかの路線で使われていたにしても、まだ26年しか過ぎていないのだいう見方の方が勝る。加えて鉄道撮影から離れていた10年間は見かける機会が少なかったせいもあって、自分の目にはまだまだ新鮮に映る。

ところでこの横浜線、「横浜」という洒落た街のイメージとは違って沿線には緑も多く、その乖離を今も咀嚼できていない。東横線沿線で育った自分にとって、当時まだC58の貨物列車が走っていたこともあり、子どものころから首都圏のローカル線といった印象が強かった。
本格的に鉄道撮影をするようになってからも、大倉山の親戚の家に行くたびに、何を撮るでもなく時間が空くと線路際に行って次から次へとやって来る旧型電車などを写したもので、そんな経験も線名との違和感を払拭できない一因となっているようだ。
さらにもうひとつは、首都圏では山手線や中央線が最も新しい車両を優先的に投入する路線で、その次が京浜東北線や総武線、最後に横浜線、南武線の順だったから、その順位が一層、この路線名と都市名のギャップを際立たせたのだろう。

とにかく自分は横浜→港町と単純に連想してしまうから、この路線名は今もって釈然としない。

それはさておき結果的に横浜線の写真は節目節目で押さえてきた。4日に撮った画像と、それ以前のものをアップする。

(写真、文:U)

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ついでに先日、ある方から模型を頂戴したD511038の現役時代。

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2014年8月 6日 (水)

総武本線に寝台列車が走ったんです。

去る7月20日に走ったアレです。
「そんなもん、誰でも撮ってるだろうよ」とお思いでしょうが、すいませんちょっとお付き合いくださいまし。

実はこれを撮影した日曜日、撮影後すぐに千歳での所用に備えまして、すぐに羽田に向かったのですが、その直前の出来事だったものですっかり忘れておりました。
(あ、「千歳での所用」などとかっこつけてますが、その日の夜に伊達紋別で飲み会がありまして、UさんとHaさんに呼び出されたから早出をしただけなんです...)

さて、話はその伊達紋別飲み会当日の午前中のことです。
総武本線が開業何年だかを迎えたそうで、そのイベント列車が走ったんです。
それが振るっていて、なんと24系寝台車を使用して、実際に寝台を営業した上で、まず市川-佐倉間、次が千葉-青森間を走るというのです。
冷静に考えれば、ただそれだけのことで、「だからどうしたんだ」と言われてしまいそうですが、私は総武線にはちょっと愛着があったんです。
総武線は昔から寝台車にほとんど無縁でした。
そりゃそうです、総武線の先には房総半島しかありませんから夜行列車は不要なんです。
なので、たとえばちょっと錦糸町客貨車区(古っ!)に冷改を施行するオハネ17が疎開留置されていれば、わざわざ通りすぎた電車を降りて戻ってまで見にいっちゃうようなバカっぷりだったんです。
そこに今回24系が走るものですから、無視しよう、無視しよう、きっと当日は何か仕事が入るだろうなどと思う反面、心の半分は「撮る?」なぁんて気持ちだったんです。
そしたら、当日は仕事にはならずに飲み会移動だけ。
仕事でもないただの移動なのに朝早い便は嫌で、ゆっくりめの便を押さえていたのですが、何と新小岩(信)から市川への回送が撮れてしまうじゃありませんか。
「それじゃ、編成が縦に曲がる小岩にでも行ってくっか」となりました。

24系編成は電源車を含めて6両だそうです。
所属の青森車両センターからは夜駆けで、この日の朝新小岩(信)に到着しています。
けん引機は、上り千葉発の列車の先頭にEF64 1001号機を付ける関係から、佐倉行きの下りはDE10のけん引で、後部にEF64 1001号機がぶら下がります。
おそらく、新小岩(信)で機関車まで含めて組成を完了した段階で話し合い、乗り心地を考えて後EF64はノッチ投入をしないということで落ち着いたはずです。
本務機DE10と後機EF64ではあまりにもパワーが違いますから、EF64がノッチ投入、進段するたびに後ろから編成にゴン、ゴンとショックが伝わることになるからです。

場面は小岩です。
新小岩(信)発車の10分ほど前に現場に着くと、予想どおり撮影者カオス状態でした。
100人じゃきかなかったでしょうね。
そりゃそうです。ここで回送を撮影したら、すぐに緩行電車で移動することで、本八幡でも、下総中山でも、船橋でも、東船橋でも本列車が撮影できるんですから。
新小岩(信)では2017MのN'EXが通過すると出発信号が開通し、このN'EXが轟音とともに小岩を通過していく頃には、もう信号場構内を動いているはずです。
そして、下り緩行が発着していき、これでカブリの要素はなくなったかに見えました。
やがて、遠くにDE10の赤い姿が見え隠れします。来ましたねー。
でも、信号場構内を出てすぐに上り10‰こう配、一旦新中川橋りょうでレベルになったのち、再び小岩に向かって上り10‰こう配があり、発車直後のDE10は13ノッチで思いっきり力行しているはずですが、まったくスピードに乗りません。
(あ、DE10のマスコンは14ノッチまでありますが、14ノッチは禁断のノッチとして使用不可なんです)
それはそうです。
24系編成はオハネ25/オハネフ25が5両回送扱いで換算3.0両×5=換算15.0両、カニ24が換算5.0両、そして最後部には96t(換算10.0両)のEF64ですから、ちょうど換算30.0両。
こんな短い編成ながら、編成重量は300tありました。
上り10‰こう配での均衡速度はいいとこ40km/hそこそこでしょう。
実際には30km/h超しか出ていなかったと思います。
ちなみに、山口線下り田代トンネル内の連続上り22‰こう配でのC57 1号機の均衡速度は27km/hですからね。

DE10は新中川橋りょうを渡って再び上り10‰こう配を力行してきますが、そこに新小岩方遠くに次の下り緩行電車が見えてしまいました。
DE10はわりとその辺まで来ていますが、緩行電車はまだ先です。
さぁ、カブるのか、カブらないのか。
ただ確実なことは、ホームの中ほど、下り緩行電車が停車する場所も撮影者カオスでしたから、その皆さんだけは間違いなくカブるということです。
当然の人情として、その皆さんはホーム端で待つ皆さんの合間へと押しかけます。
罵声と悲鳴が飛び交う酷い空間と相成りました。
そして、下り緩行電車がDE10を何とかかわした瞬間、安堵する間もなく、今度は後ろから上り快速電車です。
15両編成は長く、また運の悪いことに先の方で速度制限があり、ブレーキをかけています。
カブったか、抜けてくるのか。
罵声と悲鳴はまだまだ続いています。
一般の方々がたくさんいらっしゃるんだから、そこは何とかならないものですかね。

と、E217系の陰からDE10が見えました。抜けそうです。
DE10を見ながらピンを追い始め、E217系がEF64をクリアした瞬間にシャッターです。
危ねー。
150m先でミッション終了なので、さっさと現場を避けますが、現場ではそれからさらに罵声と悲鳴がヒートアップして最高潮を迎えているようでした。

その日やっと一息つけたのは、その後新千歳へ向かう777のシートに着席した時、いや伊達紋別でUさんとHaさんと乾杯した瞬間でした。

(写真/文:某I)

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2014年8月 5日 (火)

北浦和ゴールド

臨時「あけぼの」の運転が始まった。どうやら今のところ1051号機と双頭1030号機が交代で運用に当たっているようだ。
そこで休みの4日は久しぶりに〝朝練〟に行こうと張り切って3日は早々に就寝した。しかし未明の2時半に起きてネットを見ると大幅遅延。午前3時の段階でようやく長岡に停車中と分かった。約1時間遅れだ。どうやら人身事故の影響らしいが、このまま行くと高崎以南で朝の通勤ラッシュとなり、上野着は早くとも9時は過ぎそう。そうなったら気温も上昇しトップライトで陽炎も出るだろうから、ろくな写真は撮れないと早々に断念して再びベッドに潜り込んだ。

8時に起床し「あけぼの」の居所を探るとまだ水上。予想は的中、このままだと上野着は軽く10時を越えるだろう。〝朝練〟棄権の判断は正しかったようだ。
しかし久しぶりにカメラを持ちたい気分は抜けず、横浜線にお別れのヘッドマークを付けて運転されている205系H1編成を撮りに行くことにした。ちょうど13時頃に橋本から戻ってくるスジに充当されているらしく、それを長津田付近で撮ってから田園都市線で検査に入る車両を引率する「TOQi(トークアイ)」に回れば効率が良い。ある方から情報を提供していただき、せっかくだから喜んで活用させていただくこととした。

考えてみればことし機関車を撮影しない鉄道撮影は初めて。たまには家のそばで、こういうのんびりした鉄チャンも良いものだ。

この日の写真は次回。古い横浜線のネガをスキャンして複数枚、アップする予定。

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以前撮影した「あけぼの」。
11月初頭、遅くなった日の出の光が、さいたま新都心のビル群に当たり始め、沿線のマンションからの反射光で「あけぼの」が黄金に輝いた。

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(写真、文:U)

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2014年8月 3日 (日)

おぉ、D51 1038!

なぁ~んと、この前々の記事にありますが、IMONさん製D51 1038号機 1/87をもらっちゃった人がいるんですねー。
IMONさんの番号別シリーズは井門さんご自身の個人的な思い入れを端緒とし、お気持ちを込めて製作の陣頭に立たれての製品ですから、当然のことながら凄いことになっているわけです。
その素晴らしさは、間近で拝見したら、きっと鳥肌が立ってしまうほどでしょう。
D51 1038号機は私もお気に入りのカマでしたから、うらやましい限りであります。
1038号機というナンバーが懐かしく、この機関車のことをちょっと書いてみますね。
(なんか、最近そういうパクリ記事が多くてすいません...)

D51 1038号機は九州生え抜きのカマでした。
鹿児島本線、長崎本線、日豊本線などで戦中、戦後九州の貨物輸送を根幹の部分で支え、晩年は吉松機関区に配属されていました。
根幹の部分で支えなどと偉そうに書いてますが、もちろん私が知っているのは晩年の部分だけです。
1038号機、九州生え抜きというだけありまして、門デフを装備していました。
九州のD51はC55やC57のように門デフ率がそれほど高くありませんでしたから、門デフD51としてなかなか貴重な存在でした。
1038号機という1000番台の番号からもおわかりのように、このカマは戦時形です。
戦時形D51は装備改装後もカマボコドームや舟底テンダなどいかつい格好が特徴です。
でもね、本来はいかついはずの戦時形D51なのに、1038号機は門デフのおかげでどこか優しいイメージなんです。

それを最初に感じたのは、まだ肥薩山線にD51が走っていた頃でした。
大畑ループでの撮影を終えて吉松機関区を訪れると、その1038号機はいました。
吉松機関区所属のD51たちは、吉松にいながら肥薩線は走りません。
なぜなら、肥薩線人吉-吉松間を走るためには重油併燃装置と集煙装置、それにメインロッドの強化が必要なんです(いつか170号機の記事で書きました)。
このため、ここを走るD51は人吉機関区所属機に限定され、吉松機関区所属機は吉都線仕業だけを受け持っていました。
で、吉松では両機関区のD51たちは顔を合わせます。
人吉機関区のD51にも1058号機や1151号機といった戦時形がありました。
いかつい戦時形にプラス、鹿児島工場式集煙装置や680リットル重油タンクで武装した姿は、近くに寄るだけでその迫力にビビったものでした(年端もいかない中坊だったもので...)。
ですが、門デフの1038号機は同じ戦時形D51でありながら、とても優雅なんです。
その時は人吉のカマの留置場所が1038号機と離れていたため並びを撮れませんでしたが、印象の差はものすごく大きかったんです。
1038号機はすぐ近くに人吉の重装備D51たちがいたおかげで、その存在が際立っていたといっていいでしょう。

1972年3月に肥薩山線からD51は去り、1038号機はそれから2年後の1974年4月まで走り続けました。
肥薩山線があるのにまさか吉都線を撮りに行けないことは当然なんですが、今考えてみれば、その後は1038号機の運用を追った撮り方をしてもよかったはずです。
でも、そこらの中坊にはできなかったんですねー。
そのうち、高校受験やら日豊本線での大事件(急行“日南3号”けん引機のC57化です)があって、1038号機は普通に何度か出会っただけに終わりました。
本当はもっと撮っていなければダメな機関車だったのに、です。

写真は夜の吉松機関区で特徴ある門デフと側面プレートが光線に浮かび上がった1038号機です。
1972年7月の撮影で、翌日に日豊本線霧島を越えるC61+C57+C55の三重連を控えた夜だったと思います。
側面プレートはタブレットキャッチャー取り付けのため、左右ともキャブの前方にピョンと飛び出していたことが特徴です。
これ、今なら24mmを付けて線路面と同じ高さから切り取ってくりゃカッコイイと思うんですが、広角レンズを持っていない中坊にはムリでした。
しかしまぁ、下手ですねぇ。
でも、どうか皆さま、中坊がこの撮り方をしただけでも勘弁してやってくださいまし。
向こうに見えているのは前面の形式入りプレートが自慢の鹿児島機関区所属C57 72号機ですね。

(写真/文:某I)

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2014年8月 2日 (土)

「あけぼの」再来を機に撮影再開

皆さま大変ご無沙汰しております。別にブログだけご無沙汰していたのではなく、そもそもカメラを触ったのも6月はEF8181代走「北斗星」だけで、7月はゼロ。というのも病状が悪化していた父が5月下旬についに他界し、葬式だの納骨だので、バタバタしていて落ち着いてカメラを持って出撃することすらできないでいました。さて、Uさんの相変わらずの北海道通いも含めたエネルギッシュな行動力と鉄道写真へのストイックさは舌を巻く限りで、いつもブログ上で楽しませていただいておりました。また、最近時々登場されるI氏もご活躍のようですし、Ha氏の行動力もご健在のようで、「あけぼの」の復活となっては私も早起きして出撃しない訳にはいきませんでした。昨日(81日)は偶々休日出勤の振替休日が撮れたので、1051号機だの何だのは一切気にせずにとりあえず順光で狙えるワンパターンの蕨のSカーブへ。5時前に現地到着したのに既にかなりの方々が陣取っておられびっくり。最終的には1213人になったでしょうか、大盛況でした。今朝(82日)は4時半に現地着。すると、見慣れたお顏が。Ho氏である。GW以来であるが、相変わらず元気にやっておられるようで、時間まで楽しくお話しをさせていただいた。今日は結局8名程だったでしょうか。ご一緒させていただいた皆さまお疲れさまでした。それにしてもHo氏の345分現地着とは、何というバイタリティーであろうか!当方はまだまだ母親のケアが必要なので、泊りがけの遠出は無理ですし、相変わらずの定番撮影地でのワンパターンですが、陽の長いこの時期に撮っておきたいものを悔いのないように追いかけておきたいと思っております。線路端でお目にかかった際にはよろしくお願いいたします。(写真・文:TBlog_2014821
Blog_2014822

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2014年8月 1日 (金)

新たな物欲

前回の記事で「断捨離」などという言葉を持ち出したものの、舌の根も乾かぬうちに新たな物欲がフツフツと湧いてきてしまった。

と言うのも、ある方から「モデルスIMON」の87分の1、12ミリのD511038などを頂戴した。もっぱら80分の1の13ミリあるいは16・5ミリを集めてきた身としては、この年齢になって他のゲージの模型に脇見をするつもりもなく、そのできばえに感心しながらも(IMONのSLを)黙殺し続けてきたのだが、手元に届いたそれを見て考えを変えざるを得なくなった。

とにかくプロポーションが良い。ディテールに関しては小さい分、80分の1にはかなわないが、それを補ってあまりあるほどのスタイルの良さ(逆にディテールをゴチャゴチャ付け過ぎるとその良さが破綻してしまうと思われる)。12ミリの狭軌感は当然だが、そのシルエットの良さに舌を巻いた。
特にそれを強く感じたのは乗工社のC59。16番でもC59とC60を持っているが、87分の1のそれは横からの見た目が抜群。現役時代、呉線で垣間見ただけのC59だったが、こんなに伸びやかな機関車だったのかと再認識した。

で、こうなると物欲を抑えきれない自分、あとは一気。来年発売予定になっているIMONのC5711号機(重装備)を予約、さらに店頭に残っている北海道型D514号機にも食指が動きそう(何とか我慢するつもりだが)。ただでさえムサシノモデルの16番金属製電気機関車にはまっているのに、ますます模型の世界に足をすくわれそう。「臭いものに蓋をする」ではないが「欲しいモノに蓋をして」12ミリを無視してきたのに…。

ただしよく考えてみると今後16番で金属製蒸気機関車の完成品を発売できるところはもうなさそう。天賞堂も最近はプラスティック製やダイキャスト製ばかりだし、出しても¥400000を越えるなら、今こそ87分の1に乗り換えるタイミングとも言えよう。
井門さんのことだからいずれC58も企画すると思われ、発売されたらC58ファンの自分が複数買うのは火を見るよりも明らかなのだから、そうなるとこの先12ミリを拒絶する理由はどこにもなくなる。

遅かりし決断ではあるがこれからは12ミリ、13ミリ、16・5ミリの気に入った車両を集めていくことになりそうだ。

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このところ北海道での撮影を続けているが、お気に入りの静狩跨線橋は3月以来行っていない。毎回、そこを通る度に風景の良さを再認識させられるが、すでに何度も撮影した場所だけにしばらくご無沙汰している。有名地ゆえ常にファンを見かけるが、この夏は特に大勢の人が集まっているだろう。

前回の旅行ではとんでもない光景を見た。撮影ポイントに沿った跨線橋上の国道に車を止めているいい年のファン。この場所を知っている人ならご存知かと思うが、ここはトラックなど大型の自動車もそこそこのスピードで行き来する。しかも長万部方から来るとカーブになっていて見通しが悪く、ここに駐車するのは危険行為にほかならない。跨線橋の手前から必要な機材だけ持って徒歩で上がって行くのが当然のマナーだ。

こんな奴が現れるようになって、撮影に制約が出なければ良いのだが。

(写真、文:U)

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