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2014年5月

2014年5月30日 (金)

トワイライトEX廃止の余波

トワイライトEX廃止ニュースは「カシオペア」の存続に関しても連鎖した。
昨日の朝日新聞朝刊社会面や東洋経済の電子版などにもその話が掲載されている。どちらも北海道新幹線の函館延伸に伴い、電圧の昇圧化の問題や線路の夜間保守作業、、第3セクターに支払う通行料金の話や車両の老朽化などを主な原因に掲げているが、そうなるといったん報道された2016年度以降の「北斗星」の臨時列車すら危ぶまれてくると思うのは取り越し苦労か。

何だか定期列車→臨時列車→廃止というプロセスが、いきなり定期列車→廃止となるような気配を感じるのは自分だけではないだろう。
とにかくファンとしては後顧の憂いなく、撮れるうちに黙々と記録していくしかない。

そんなわけで今年の夏の北海道は撮影者が増えるだろう。大沼、静狩や大岸周辺などの有名撮影地はなおさらで、万が一「カシオペア」まで廃止が発表されたら凄いことになりそうだ。
優雅に休みを取れる人は、北海道の行き帰りに臨時の「あけぼの」や北陸線内でトワイライトEXなどを撮るというスケジュールも立てられるし、道内ではC11の運転もあるだろうから密度も高い。

そう言えば蒸気機関車の晩年の地が室蘭本線周辺であったように、夜行列車やDD51もここが最後の(本格的)活躍地になりそうな因果を感じる。本当の意味で「ブルトレ(夜行寝台列車)最後の夏」という年になるだろう。鉄道ファン、とりわけ「撮り鉄」にとって風雲急を告げるときが来たようだ。

(写真、文:U)

_dsc18763

なお、ここでは北海道の夜行列車を中心に取り上げたものの、もちろん本州内での記録も忘れてはなるまい。

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2014年5月28日 (水)

JR西がトワイライト廃止を発表

本日(28日)、JR西日本から「トワイライトエクスプレス」の廃止が発表された。車両の老朽化が主な要因としてあげられているが、来春の北陸新幹線開業の影響(在来線一部区間の第3セクター化など)も考えられる。
関西ではこれで客車を使った夜行寝台列車が完全に消えることになり、敦賀のEF81などはその去就も気になるところだ。

ただ、このために即トワイライトエクスプレス用の客車を廃車にするとも思えず、将来JR西日本が運行する予定の豪華列車が完成するまでは、山陰、九州方面などに団体あるいは臨時などで走ることもあるのではないかとの期待は残る。

また来春までの運転スケジュールも今までとは変わって、特に年末年始には運転されないし、10、11月の連休などにも間引かれるなど、乗車や撮影にも注意が必要となってくる。
さらに運転時刻が変更される日も予告されていて、こちらは4半期ごとの臨時列車運転案内に気をつけなければならない。

(写真、文:U)

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2014年5月27日 (火)

EF67 1号機 有終

今朝、EF67 1号機が最終仕業を終えました。
2号機、3号機がすでに廃車、解体され、1号機はEF67形式基本番台の最後の1両になっていましたが、
検査期限切れにより、ついに運用から離脱してしまいました。
この機関車は1982年に瀬野八EF59重連補機を1両で置き換えるべくEF60 104号機を改造した、直流モーターの制御を根底から覆したチョッパ制御機でした。
当時は八本松駅構内で高速貨Aの走行中自動解放を行なっていた関係から、貫通扉とデッキがあるNo.1側にとても特徴がありました。
EF67として32年間活躍しましたが、種車時代を含めると、車齢は実にジャスト50年になるんですよね。
そこらのイベント用機関車などではなく、いつも本気勝負の貨物機として50年間第一線ですから、それはそれは凄いものがあります。

で、です。そういう難しい話はどうでもいいんです。
今朝、私は偶然広島におりました。
あ、偶然と書くとわざとらしいんですが、このカマが今朝終わっちゃうことは昨日の業務中までは知らなかったんです。
ところがなんと、昨日に充当された仕業が明けるとおしまいというではありませんか。
最終のひと山は後△1050列車~単577列車で、1050列車は広島貨物ターミナル発7時21分です。
それなら、せっかく少しばかり仲良くなったEF67 1号機の最後を見届けねばなるまいと、早朝広島発の電車に乗ってひと駅、天神川駅のホームに出かけました。
(こんな駅を40年前に作っていてくれたら、広機に通うのに便利だったのになぁ...)
そんな時間帯に広島で通勤電車に乗るなんて、まるで昔のY.Mさんみたいだななんて思いました。

さて、電車が広島タの横をすり抜けますと、EF67 1号機はもう西機待線2番でパンタを上げています。
この辺りは架線高が高く、バビュンと上げたPS22B形が実にかっこいいんです。
かくして、本務機EF210-129+コキ24両編成の後部にEF67 1号機はいつもと変わらない姿でぶら下がってきました。
最後の後補機の姿です。
ほんとはノッチ入れてる瀬野八で撮りたかったし、戻りの単機も撮ってあげたかったけど、
午後は別件の撮影があって朝のうちの飛行機に乗らなくちゃならなかったのよ、ごめんね。
でもね、ケツにしがみついて、やがて始まる上り22.6‰こう配のために力を溜めている(別に溜めてないけど)キミはめちゃくちゃかっこよかったよ。

(写真/文:某I)

Ef67_1

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2014年5月26日 (月)

さて6月は…

「あけぼの」の定期列車が廃止となってから、臨時で走ったゴールデンウイークを除いて東京近辺での撮影は全く行っていない。もちろん今までもその傾向はあったが、私鉄や黒磯訓練のEF81などを折に触れて撮ってきた。しかし今年は特にその傾向が強く、北海道以外にカメラを持ち出す機会がなくなってしまった。
ネタはそれなりにあるのだが、どうもやる気が出ず休日もダラダラと家で過ごすことが多くなっている。

それでもさすがに6月の「カシオペアクルーズ」は休みを取った。正式な話は聞いていないが、多分ことしも上越線内はEF64とEF81の重連だと予想しているからこれは外せない。日の当たり具合から考えて曇らなければ撮りづらいダイヤだが、とにかく人があまり集まらないところを探して出かけようと考えている。
この列車、今年は北海道の洞爺まで運転されるから、特に帰りの海峡線は撮りやすいし貴重なのだが、時期が時期だけに長いレンズを使うと陽炎が怖く、そこまで遠出をする意味があるものか逡巡している。短いレンズで当たり前の写真を撮っても満足しないことは目に見えているし…。

もうひとつは6月15日のEF641001とEF65501のプッシュプルで東京~横須賀を走る旧型客車使用の「YYフェスタ号」。
お祭り列車だから大の大人が目の色を変えて撮りに行くようなものでもないし、当日は仕事だから撮ろうと思っても好きな場所では撮れないが、会社の目と鼻の先を走ることもあって芸風の異なる写真なら仕事を抜け出して撮影可能。肩の力を抜いてコンデジで遊ぶのも悪くない。

東京駅に旧型客車が入るのっていつ以来だろうか?

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その「大の大人が目の色を変えて」撮ったのが2009年に走ったこの横須賀線開業120周年「レトロ横濱」号。
客車7両にプッシュする機関車が1両となれば、ちょっと長めの編成に見えるものだ。

(写真、文:U)

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2014年5月24日 (土)

「あけぼの」は今夏も運転

JR東の夏の増発列車が発表された。それによるとこの夏も「あけぼの」が臨時運転される。期間は7月31日青森発の上りから8月18日の上野発の下りまで3週間近くと長い。海峡線に「はまなす」を撮りに行く人たちの多くも、きっとかけ持ちで撮影することだろう。

そのほか、目立った列車としては9月28日に長野~富士見で運転される「ブルートレイン信州」や115系の横須賀色、湘南色を使った列車が挙げられるが、これらは自分の興味の対象とはならない。増発列車も年々、撮影対象になるようなものが減っているが、今後もし臨時で「あけぼの」が設定されなくなったら寂しい限りだ。

JR東日本の支社ではこれまで最も様々なアイディアでファンを楽しませてくれたのが高崎支社。しかし最近では高崎~水上、横川のSL列車ばかりになってしまい、電気機関車などを使った臨時列車が設定されないのは残念。かつて「あけぼの」を撮影したお気に入りのポイントでEF641001やEF65501などを撮ってみたかった。夏の増発列車としての設定はなさそうだから、団体列車などで運転されることを期待したい。

またSL列車もこのところ重連や後藤工場タイプのデフレクタや集煙装置を付けたD51498など、ファンの心をくすぐるような企画がなく寂しい。警備上の問題などもあるのだろうが、そろそろ何らかの工夫が必要なのではないだろうか。

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もっとここで撮影したかった道川~下浜での「あけぼの」。
ここは8月末から9月の10日頃までの光線状態が抜群で、晴れる日を狙って一昨年9月に訪れた。

臨時化された「あけぼの」はこの区間を通過する時刻が遅くなり、晴れると機関車前面に日が当たらないから、もうここに行くメリットが減ってしまったが、朝日を浴びたブルーのEF510が牽く貨物列車を撮るのも悪くなさそうだ。
ただしこのころ建設中だった後方の自動車専用道路のものとみられる橋脚は、工事が進んでもっと目立つようになっているかもしれない。

(写真、文:U)

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2014年5月22日 (木)

509号機の早期復帰を待望

前の記事でEF510―509のことを書いて、どのような現状なのか教えを乞うたら、ある方が詳しい状況を伝えてくださった。まずはこの場を借りてお礼いたします。ありがとうございました。

この方、旧知の方でたまに電話でお話しさせていただいているが、どうやら509号機の今後についてはまだはっきりと決まっていないらしい。廃車にするようなことはなさそうだが、しばらくは本線での運転は見られそうもないようだ。
衝突の状況や損壊箇所など詳しいことについて、ここでは控えさせていただくが、夏休みに入れば「カシオペア」にほぼ毎日、専用機が入るとの見通しが今年は危ぶまれそう。もしそうなら大変残念なことだ。一日も早い復帰を望んでいる。

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さてニコンのD800に後継機の噂が出ている。それによれば画素数は据え置きで、主な変更点は連写が5~6枚となって、AF性能がD4S並みになると言われている。

念のため販売店にオーダーをかけておこうか迷っているのは画素数に変化がないことが主な理由。

鉄道撮影で、しかも自分のように超望遠レンズばかりを使う人間にとって、D800Eの3630万画素は陽炎を気にしながら使いこなしていかねばならない。少しでもそれが懸念される条件下では、D800Eが使える環境でもわざわざ画素数の少ないD4などで撮っているのが現状。そんな状況でなのに、連写機能とAF機能がアップされるだけの新機種に大枚を払うかどうか悩ましいところだ。
クレバーな人間なら無駄だと思うのが当然だが、この先2、3年もしたらブルトレなど撮影対象も激減してしまいそうだから、買うなら今という選択も捨てきれない。

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上は5月11日撮影の下り「北斗星」。500ミリに1・4倍テレコンバーター使用の700ミリでの画角。

陽炎の影響が少ないポイントを探し求めて、「北斗星」通過まで防風林の影が下り線を覆っていた所に行き当たった。

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下は4月の北海道旅行でH氏、N氏、S氏とともに伊達紋別の居酒屋で食べた刺身の盛り合わせ。ホタテの子など美味しかった。このほかにカニまで出していただいて、驚くような料金だった。

P1010132

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2014年5月20日 (火)

EF510―509が事故?

カシオペア塗装のEF510―509号機が台枠にまで及ぶほどの事故を起こし、現在運転不能の状態にあるとの話を聞きかじった。教えてくれた方が2ちゃんねる情報と言うから信憑性はもうひとつだが、それによると事故が起きたのは少し前、4月ごろのことらしく、すでに知っている人も多いようだ。現在に至るまで修理のために工場入りしたとの話も聞かず、この先いったいどうなるのだろう。
6両しかない田端のEF510、万が一もう1両故障でもしたら「北斗星」ないし「カシオペア」にEF81が再登場することだって考えられる。

まあ造られたばかりの新しい機関車だからよもや廃車にすることはないだろうが、それにしてももう2カ月前後動いていないことを考えると、この夏の復活が気にかかる。今後の見通しなど、どなたか詳細をご存知の方がいらしたらご教示願えればありがたい。

(写真、文:U)

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2014年5月18日 (日)

サマにならないHMなしトワイ

夜行寝台列車を撮りに北海道へ行くと時おり、「トワイライトエクスプレス」の客車を使用した団体列車の運転日に当たることがある。ふだんは「北斗星」と「カシオペア」か「トワイライトエクスプレス」の2本しか撮れないことが多いから(シーズンによっては「トワイライトエクスプレス」はほぼ毎日運転されるから3本撮影可能な日もある)、この団臨が走ると少し得した気分になったものだ。

しかし実際にはこの列車、ご覧のようにヘッドマークを装着していないから初めて撮影した頃は物珍しさがあったが、最近はあまりありがたみを感じなくなってしまった。「カシオペア」の続行でやって来るから撮影はするものの、そうでなければ約2時間後の「北斗星」に備えて、ほかのポイントに移動してしまって撮ることはないかもしれない。見ればお分かりのようにヘッドマークのない青いDD51というものは、どうにもサマにならない被写体で、これならば国鉄色の方がマシ。青い車体色が特急牽引の証として定着してしまっているために、HMがないとそのステーも目立ち過ぎて大きくイメージが崩れる。
だからこの列車、真横から狙って機関車2両だけを流し撮りしたり、どこか高いところから俯瞰撮影する方が適していると思うが、前述のように「カシオペア」のすぐ後にやって来るため、そんな位置に移動する余裕がなく、仕方なく「カシオペア」と同じアングルで撮らざるを得ないというのが現状だ。

さて、そのHMについてだが、どうやら「トワイライトエクスプレス」のものは1枚しか存在しないのではないかと推察する。この3月から繰り返し撮影してきた写真を見るとどのカットもサビの浮いている位置や汚れのある場所が皆同じ。「北斗星」や「カシオペア」は痛みが激しくないから分からないだけなのかもしれないが、トワイに関しては3月に撮って以来、全ての列車で同じものを使用しているらしきことに気づいた。
したがって団体列車に使用しないのは少しでも損傷を拡大しないための措置なのか。同じ客車、同じ牽引機、同じダイヤなだけに、乗客の旅の思い出には団臨と言えどもHMを付けて走るべきかと思うが。
そう言えば大阪在住時代、団臨のトワイを撮った記憶がない。EF81牽引区間でもHMは装着していないのだろうか?

(写真、文:U)

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夏の増発列車が明日19日に発表されるようだ。「あけぼの」の臨時運転は確定的と思われるが、ほかにはどんな列車が設定されるだろうか?

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2014年5月16日 (金)

帰りの飛行機までのひととき

今回の北海道旅行では、どこか目新しい撮影場所がないかとあちこちを駆け回った。朝の下り列車を撮った後、夕方の上りまでたっぷり時間があったから、その間、貨物列車などには目もくれず、ひたすら新鮮なポイントを求めた。

その結果、自分としては雑誌などで見たことのない場所を何カ所か見つけることができたとは思うが、やはり有名撮影地と比較すればそれほどのインパクトはなかったというのが正直なところ。やはり知名度の高い場所はそれなりに良いのは間違いない。

ただし陽炎の影響などがない季節や今後、夜行列車の廃止に向け同業者が有名撮影地に殺到し始めたら、そういうポイントからの〝避難先〟としてはじゅうぶん使えそう。レンズを工夫すれば案外、利用価値も高まる可能性も考えられる。
列車が写っていないものもあるが、その場所に立って実際に見本を撮って来たから、それを見てどんなレンズでどう切り取るかなどをじっくり検討して、いずれは廃止となるであろう夜行列車の撮影に備えたい。

ところでこのロケハン中、少し気になっていたのが5月12日付で廃止となる江差線で運転されていたサヨナラ列車。
もちろん道央道を使えば朝の夜行寝台列車の撮影を終えた後、長万部付近からでも2時間あればゆうゆう海峡線(江差線ではないが)にはたどり着けて、この下り列車を撮ることは可能だったのだが、どうせまたお祭り騒ぎになって不快な思いをする可能性も払拭できず、それならばロケハンに時間を割いた方が利口と判断した。

帰宅後、某ニュースサイトを見ると、やはり一部ではひと悶着あったらしく、そんな所へ行っていたら夕方の上り列車撮影に気分的な悪影響が出ていた可能性もあっただろう。行かずに良かったとは言わないが、北海道まで行って興味の薄い列車にまで手を出して不快な思いをしなかったのは正解だった。

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北海道に渡って非電化区間を走るDL牽引列車を電化区間で撮影することには忸怩たる思いがあるが、この日は下り「北斗星」を札幌市内で撮影したから、もう東室蘭以南に戻る気力がなく、ここに居座ってしまった。言わずと知れた北広島~島松。

「北斗星」撮影後、どこか良い場所はないかとウロウロしていたら、雑誌で見たことのあるここに行き当たった。だからここには昼過ぎに着いてしまって、車の中で昼寝をしたりして過ごした。
ポイントとしては編成の向かって左に橋の手すりが入ってしまい、ロクでもない所だと感じたが天気も下り坂で、ほかに移動するのも面倒くさく、上り「北斗星」まで怠惰に過ごしてしまった。

良かったのはここにいるとさまざまな車両を見られること。今さらながら281系と283系気動車の違いなどが理解できたし、「すずらん」に使用されている特急電車などもなかなかスタイリッシュだと気づいた

今後訪れる可能性はきわめて低そうだが、次から次へと列車が来るから帰りの飛行機までの時間つぶしとしては退屈しない。

話は変わるが函館のDD51でこの1083号機はほかの同形機に対して列車無線のアンテナが下り方(札幌側)に付いている(と言うよりもほかの機関車とはエンドが逆なのだろうか)。不格好な部品だけに上り列車を撮る際、この機関車が先頭に立つのが最もありがたい。

(写真、文:U)

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2014年5月14日 (水)

札幌で「北斗星」撮影

新緑の北海道は素晴らしかった。撮影のために札幌から定山渓、中山峠を越えて内浦湾方面に向かったが、沿道の新緑や雪解け水が流れる小川の光景に車を止めて見入ってしまうこともしばしばだった。

今回の撮影は4月にも行った某所で、さらに長いレンズを使ってカーブを走る「トワイライトエクスプレス」を狙うのが主目的。これ以上、時期を先延ばしにすると気温が上がって陽炎のために撮れなくなってしまうし、太陽が回り込んで機関車の正面に日が当たらなくなってしまう。そのためどうしても今月中にこの課題を片付けておきたかった。申し訳ないがこの写真については掲載しないものの、結果としてはまずまずだった。

そのほかは札幌市内の有名撮影地で「北斗星」を撮ったことが初体験。北海道と言ってももうこの季節、この時間になると超望遠レンズでは陽炎に悩まされる。そこで持参した80~400ミリで手軽に撮れそうな場所はないかと検討した結果、ここに落ち着いた。わざわざ北海道まで来て架線の下を走るDL牽引の特急列車を撮るのも馬鹿げているが、個人的にはこのアングル、一度は撮ってみたいと思っていただけにそれが実現できて良かった。

渡道初日の10日の初訪問では晴れて逆光だったが、12日は曇りの予報で再度訪問した。今回の写真はそのときのもの。

(写真、文:U)

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2014年5月12日 (月)

再び渡道

また北海道に来ている。

拘れば拘るほど奥が深いのは趣味の常。通り一遍の撮影地以外にもっと良い場所があるのではないかと探求したくなってしまう。特にそれが北海道だから、いわゆる「前人未踏」の場所がまだまだあると思いがち。

ところが実際はそんなポイントを見つけられないのもこの趣味の常。鉄道ファンの熱意というものは生半可ではないから、今さら新しい撮影地などなかなか開拓できようはずもない。

試行錯誤を繰り返しながら、あと何回、渡道することになるのだろう。

12日深夜に帰京する予定だが、今回は果たして収穫を得ることができただろうか。

(写真、文:U)

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2014年5月10日 (土)

GW最後の「あけぼの」撮影

6日に撮影した臨時「あけぼの」。これが今年のGWの運転で最後となった。

今回は4月24日から12日間、運転されたがこの間、普通連結器のEF64は1052号機が3回充当されただけ。定期列車が廃止となって出番がなかっただけに、臨時の時こそ使用されるのではと思っていたが双頭機の出番の方が多く意外だった(個人的には喜ばしいが)。

想像の域を出ないものの、普通連結器の1051~1053号機は使用頻度を下げて検査期限を延ばし、どこかへ転属させるなど、別の用途を考えているのだろうか。

(写真、文:U)

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2014年5月 8日 (木)

早くも年末年始の計画

そう言えば以前の記事で今年2014年は鉄道撮影に出かける回数が年間30回程度になるのではないかという予想を示した。「あけぼの」が廃止となるため控えめに予測したのだが、あにはからんや、すでに6日の撮影で29回を数えてしまった。しかも厳密に言えば2月1日に尾久駅で撮ったデータが外付けHDのクラッシュで消失してしまい「幻の出撃」となってしまったから、それをカウントすればすでに30回は達成している。
けっきょく「あけぼの」がなくなったら代わりに北海道の夜行寝台列車を撮る機会が増え、例年並みとは言えないまでも、そこそこの頻度で出かけている。そこでさっそく前言を撤回して年間の目標値を倍の60回に上方修正したい。

ただし今後は梅雨入りしたり苦手な暑さも手伝って、腰が重くなることは間違いない。おまけに年末の「あけぼの」はダイヤから考えても走行撮影が困難、ここで倍の数値目標を掲げてしまうのはいささか無謀とも思えるが、あくまでも目標。それにそのくらい出かけなければカメラに散財した意味もない。どうにか達成したいものだ。

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さて、その臨時「あけぼの」、このゴールデンウイーク中は予想通り羽越、奥羽線に多くの人が集まったらしい。同時期に583系の臨時列車も運転されたことから、有名撮影地では100人を越えるラッシュだったとか。
実は同じく自分も当初は遠征を考えていた。特に上りの9022列車などは夕方の良い光線下で撮影できるのではないかと地図とにらめっこすることもあった。

しかしそうしなかったのは長岡~上野間の牽引機にかなりの確率で双頭機が充当されたため。特に1031号機は最初から最後まで1日おきに上京してきたし、途中5月の2日からは1052号機に代わって1032号機が使用され、もっぱら普通連結器のEF64が使用されるのではないかという当初の勝手な推測が覆されたことが大きい。1050番台の機関車ばかりだったら間違いなく交流区間に出向いたことだろうが、幸か不幸かそうならなかったから遠征を見送った。

さらにもうひとつは年末年始の臨時「あけぼの」は冒頭で述べたように上野着6時20分。日の出の遅い時期だから走行シーンの撮影はまず無理。また、北海道の夜行寝台列車も非電化区間で「北斗星」以外を撮影するのはきわめて厳しい。
だったらこの季節こそ東北に行けば良いと考えた。何しろ青森着が12時19分なのだから、どんなに曇っていても真っ暗で撮れないことはない。おまけに食べ物が美味くなる季節、前夜多少深酒しても秋田以北なら寝坊することもないだろう。夜はきりたんぽなどに舌鼓をうち、ゆっくり起きて撮影に出向くというスタイルこそ中高年の楽しみ方と言えるのではないか。

まだ夏も来ていないのに気が早いと言われるかもしれないが、その季節季節を楽しみながらの撮影計画を立てるのもこの趣味の醍醐味だ。

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前回の写真と同じ場所で4日の撮影。この日は「もーたーまん」氏とここを訪れた。

日が差し込む瞬間がほんのわずかで、その間1秒すらない。「北陸」時代にたまたまここで、この光線条件下で撮影していたから、「あけぼの」のスジが変わったらまた挑戦してみようと考えていた。
5分前に通過する上り普通電車ではスカートまで日が当たらず、初日に行ったときは続く「あけぼの」も絶望的だとあきらめかけていたが、たった5分経過しただけで朝日が差し込み結果オーライだったことから、翌4日は「もーたーまん」氏をお誘いした。

(写真、文:U)

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2014年5月 6日 (火)

GW中の「あけぼの」運転最終日

けっきょくゴールデンウイーク中は本日6日を入れて臨時「あけぼの」を5回撮影した。定期列車が廃止となりテンションが下がった割には比較的よく行った方だと思う。遠出をしなかったことや、ほかに撮影したいものもなかったということもあるが、都内の道路が空いていて渋滞の心配がなかったとことが大きかった。定期列車時代よりも1時間近く早く起きなければならなかったことは辛かったが、そのぶん帰宅時間も早く、臨時化の恩恵はこんなところにあるのだろうと強く感じた。

残念だったのは北浦和に行けなかったこと。PIKAさんとは遂に顔を合わせる機会がなかった。だから6日こそ背の高い脚立を積んで北浦和を目指したのだが、天気予報通りにはならず、しかも2月と同じくらいの暗さだったために、見た目の通過速度が遅い浦和をチョイスするしかなかった。ここなら250分の1でも止まるだろうと考えたからだ。なかなか思うようにはならない。

その浦和駅、ホームに上がったら先客がすでにスタンバイ。「誰だ、こんな天気の悪い日に来ている奴は?」と自分のことを全く棚に上げてポジションに着くと、畏友H氏ではないか。彼も自分同様、しばらく鉄道撮影を離れていたのに、やるとなったらとことんやる性格は今も健在らしく、ついつい話も弾み、途中ファミレスで2時間半ほど費やしてEF510の「北斗星」まで粘ってしまった。

さて明日からまた仕事。この連休中はブログのネタになるような写真はあまり撮れなかったが、以前からこの季節にこそ行ってみようと狙いをつけていた場所に3日と4日、2日続けて行って来たので、その時の画像を2回に分けてアップする。
場所はあらためて書くまでもない有名撮影地。思い描いていたような光線だった。

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(写真、文:U)

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2014年5月 4日 (日)

双頭機「あけぼの」三昧

毎度ワンパターンの「あけぼの」ネタで恐縮です。1031号機に加えて、1032号機が「あけぼの」の運用に加わったことと、晴れ渡った好天も手伝って3日(土)と4日(日)は、当然の成行きで早朝から朝練に出撃と相成りました。それにしても、先日某撮影地でまだ「死神」という言葉を使っている同業者を見かけて唖然としました。まだ、そのような輩がおられること自体驚きでしたが、個人的には双頭機はやはり斜光で朝陽を浴びた姿が一番彫が深く凛々しく見えると思っているので、何とか朝陽が当たるポイントを見つけるのに苦労しました。結局行き着いたのは、西川口界隈でしたが、やはり定刻より30分以上早い通過時間なので、一瞬頭に当たるのが精一杯で編成まではどうしても無理。両日とも、乾いて澄み切った凛とした空気が、写真を引き締めてくれたようです。(写真・文:TBlog_2014541_2 Blog_2014542

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2014年5月 3日 (土)

JR北海道からの発表

JR北海道から2日、以下のようなアナウンスが発表された。すでに新聞報道などで見ている方もいるかと思われるが、要するに新幹線の函館延伸に伴う試運転などが10月から開始されるために、夜行寝台列車などに運休、時刻変更、運転日の変更などが生ずるという内容。

「北斗星」の廃止はすでに報道されているが、これで「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」についても来年のダイヤ改正で何らかの変化があるのは間違いなさそうだ。

とにかく運行計画の発表を待ちたい。

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北海道新幹線開業に向けた設備検査等に伴う列車への影響について

北海道新幹線(新青森~新函館(仮称)間)は、平成27年度末の開業に向け工事を進めて いますが、平成26年10月からは、開業後に使用する車両(新幹線車両及び貨物機関車)を 実際に走行させて、土木構造物・軌道・電車線・信号設備等の機能を確認する設備検査を開始 する計画です。 このうち、青函トンネルを含む新中小国信号場~木古内駅間では日中は津軽海峡線として列 車を運行しており、列車を運行していない夜間の時間帯を利用して検査を実施することとなり ますが、検査内容によっては、列車を運行しない時間帯を通常よりもさらに拡大する日があり ます。 これに伴い、同区間を夜間に運行する旅客列車や貨物列車を中心に運休・時刻変更・運転日 の変更が発生する場合があります。ご利用のお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解 を賜りますようお願い申しあげます。

1.車両を使用した設備検査について
平成26年10月から新中小国信号場~木古内駅間で貨物機関車を使用した設備検査を、 平成26年12月から奥津軽(仮称)駅~新函館(仮称)駅間で新幹線車両を使用した設備検 査を開始し、平成27年度には新青森駅~奥津軽(仮称)駅を含む全区間に拡大して実施する 予定です。

2.夜行列車への影響について
車両を使用した設備検査の実施に伴ない、列車を運行しない時間帯を拡大することにより、 平成26年10月以降、次の列車に運休・時刻変更・運転日の変更が発生する場合があります。

(定期列車) ・ 上野 ~ 札幌間 寝台特急 「北斗星」 ・ 青森 ~ 札幌間 急行 「はまなす」
(臨時列車) ・ 上野 ~ 札幌間 寝台特急 「カシオペア」 ・ 大阪 ~ 札幌間 寝台特急 「トワイライトエクスプレス」

なお、運行計画の詳細につきましては、決まり次第お知らせいたします。

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「あけぼの」が続いたので「トワイライトエクスプレス」をアップ。
画像の中に写っている送電線など、一部に補整を施した。

(写真、文:U)

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【ご注意】

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2014年5月 1日 (木)

編成短縮化で尾久へ

先日、臨時「あけぼの」の撮影に行ったら、定期列車が消滅する頃よりも人出が多いような印象を受けた。浦和周辺に限った傾向なのかもしれないが、自分の目にそう映った。日の出が早くなって誰もが気軽に撮影できる季節になったことや、ゴールデンウイークに入ったのだから当然だが、とにかくどこへ行っても人は多い。多分、大型連休を利用して遠方からいらっしゃっている方々などは、定期列車消滅時よりも休みの取得しやすいこの時期の遠征を考えていたのではないかと思う。

さて客車7両に短縮された「あけぼの」、実際に見てみたら、その短さがはっきりと分かった。かつて鳥栖や肥前山口で分割された後の「みずほ」「さくら」のような編成で、ブルトレらしい威風堂々とした感じがない。ヘッドマークが付いているから、かろうじて優等列車を主張しているが、これがなければかなり貧相なイメージで、撮影ポイントを選ぶのには慎重にならざるを得ない。自分のような超望遠派は正面方向から狙うアングルがますます増えそうだ。

そんなことを考えて29日は尾久へ行った。ここはことしの2月1日に行って苦労した場所。当時の客車9両では500ミリレンズで左右がいっぱいいっぱいで使えるコマが1枚のみという厳しさ。そんなこともあってそのときから臨時化後7両になったら行ってみようと狙いをつけていた。7両になればもっと長いレンズでも良いだろうという思惑も働いた。

結果は以下の通り。この日はけっきょく最後になって、それも「あけぼの」通過4分前に到着する下り電車で3名が来ただけ。コンデジで撮影する人たちだからできる芸当だが、しっかり撮ろうという人にはできない荒技。
ともあれ赤羽方の踏切には多数の人が集まっていたものの、ここは直前まではのんびり1人だけだった。

余計なことだが2月よりも太陽が東側に位置し、晴れると機関車正面だけにしか日が当たらないことと、ご覧のようにバックが悪いことを付け加えておく。それに最低500ミリ以上は必要だということも。

(写真、文:U)

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お仲間の方々へ追伸

先日4月26日の宴会はお疲れ様でした。今回は20名近い方々が集まって大盛況でしたが、特に久しぶりにあった諸先輩、初めてこの会に参集下さった方々、もしよろしければ今後もどうかご参加くださいますようお願いします。
この年齢になって同じ趣味の方々との輪が広がるというのは非常に嬉しいもので、翌27日もH氏のご紹介でS氏とご一緒することができとても光栄でした。
最後になりますが会のセットをしてくださったY・Mさま、いろいろありがとうございました。次回は私ももっと積極的に準備に携わろうと思います。

【ご注意】

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