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2014年4月 4日 (金)

整形外科へ

次の北海道旅行が11日に迫ったものの、相変わらず肘の痛みが続いているので仕方なく今日、近所の整形外科に行った。レントゲンを撮って、リハビリ室で電気を当て、痛み止めと湿布薬をもらうという予想通りの診察。診断は腱鞘炎のひとつらしく骨そのものよりも筋に原因があるという。もらった飲み薬はロキソニン、あまりにも当たり前の診療で、これで本当に良くなるのか疑問ではあるが、当面言われたとおりやっていくことにする。

その医者で順番を待っている間、待合室にあった自動車雑誌を見た。置いてあったのは「ENGINE」という本、数ある自動車雑誌でもファッション誌的な色合いの濃い気取った月刊誌だ。

かつて自分も自動車誌をけっこう読んでいた時期がある。「ベストカー」「CARトップ」「driver」「CAR and DRIVER]から「カーグラフィック」「NAVI」といったところで、車の性能比較などを真剣に読んでいた愚かな時期が懐かしい。筑波サーキットのラップタイムやゼロヨン性能など、今考えれば現実の運転にはほとんど役に立たないどうでも良い話や、次に出る新型車の予想記事に関心があった時代。
また、一般の人には手の届かないような、高価な外国車を取り上げて褒めちぎるというのもよくある手法で、だんだん読んでいてバカバカしくなっていったのはきっと自分が成長したからだと思っている。「生涯1度は乗ってみることをお勧めする」などと書かれても、誰が2千万もする車を買うか?まして読者の多くは国産中古車のローンで四苦八苦しているような若者。自動車評論家というのはいったい誰に向かって記事を書いているのかと、疑問に思うようになっていった。

久しぶりに目を通した「ENGINE」、かつての「NAVI」のように高級志向の読者相手の内容で、腕時計や服なども高価な品ばかりを紹介し、見た目ヤクザっぽいチンピラまがいのモデルが外国車に寄りかかって腕組みをしているという相変わらずナルシシズムに満ち満ちた写真や記事ばかり。しかも若い人が車離れを起こしているこんな時代に古色蒼然とした田中康夫的な諸々の記事がちぐはぐで非現実的。時代に置いてきぼりにされている雑誌でとてもとても滑稽だし、お年寄りが集まる整形外科の待合室にそぐわない。どうしてこんな雑誌を置くのだろう。きっとここのセンセイ、加齢が原因で根本的には治りもしないお年寄りに、リハビリやマッサージを続けさせて儲けているのだろう。茶髪でサーファーのような見た目の軽さから想像するに、実生活ではこんな本に出てくるモデルのような暮らしをしているのかナと、かなり偏った見方が浮かんで来てしまった。

ところで自動車雑誌と言えば、かつて〝巨匠〟とまでもてはやされた自動車評論家の徳大寺有恒氏、田舎くささを隠蔽しながら柄にもなくスカしていたあの御仁ももうイイ年齢になったはずだが元気でいらっしゃるのだろうか。ああいう人間が活躍していた時代こそ、まさにバブル期だったのだろう。

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まあどんなにヒマを持て余しても、電気機関車牽引の「北斗星」や「カシオペア」は「あけぼの」のついででもなけりゃ撮らないワナ。ひょっとしたら突然、何かの拍子に撮りたいと思うことがあっても、1,2回続けるのがせいぜいだろう。
実際には昨年の「あけぼの」同様、あと1年ほどでその命脈は尽きるというのに、春夏秋冬このEF510「北斗星」や「カシオペア」には熱心になれそうもない。

(写真、文:U)

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