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2014年4月

2014年4月29日 (火)

お帰りなさい!「あけぼの」

寝台特急「あけぼの」が廃止になってから約1ヶ月半、GW9022ㇾとして復活した。2両の減車でどれだけ印象が違うのか?と、敢えて正面から圧縮はせずに定番の構図で撮ってみたが、やはりいつもの撮り慣れたアングルだと相応に「短くなった」との印象は払拭できない。あと、通過時間が従来より30分以上早くなったのも、光線面・早起きの両面で結構辛い。相変わらず、親の介護で身動きがとれなくストレスの溜まる日々が続いているが、体に染みついた「朝練」をやっていると朝の空気が清々しい。さて、先日26日(土)には、UさんやYMさんの呼びかけで大宴会が行われたが、ゴハチの現役時代にどっぷりとご一緒したお懐かしい面々との再会に加えて、関西からのゲストの方々も多数参加されて交流の輪が広がり、また色々な情報や刺激も得ることができて、とても言葉で言い表せないような充実した楽しい時間でした。やはり、仕事とは違って利害関係のない趣味のお仲間というのは、いつまでも大事にしたいものだ。幹事さん、お集まりの皆さま、本当にありがとうございました。また、よろしくお願いします。最後のニコニコの画像はオマケです。(写真・文:TBlog_20144291_2

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2014年4月28日 (月)

久しぶりの〝朝練〟

26日、午前3時半起床。もちろん「あけぼの」と「ニコニコ超会議号」撮影を考えてのことだ。洗面をすませ機材を準備した後、運行状況を調べようとパソコンを立ち上げてみると「あけぼの」には最も避けたい1052号機が充当されていた。想定内のこととはいえこれで大いに意気消沈、再びベッドに入った。

もちろん続く「ニコニコ超会議号」が双頭連結器の1030号機による牽引であることは確かめていたが、「あけぼの」で1052号機に出鼻をくじかれたうえ、上野着10時40分過ぎでは陽炎が出そうだし、さらに太陽が回り込み架線の影が機関車の貫通扉に落ちることも予想されたから、いくら双頭機牽引とはいえ、撮らなくても後悔しないだろう。ここは潔く両列車ともパスすることとした。
そもそも「ニコニコ超会議号」のヘッドマークのデザインは「ヘッドマーク」と言うよりも「看板」。一見、NHKの「どーもくん」とかいうキャラクターのようなお子様向けアニメの主人公的印象が強く、過去2回は何かのついでがあったからこそ撮影したが、この日はとうとう重い腰が上がらなかった。

しかし27日はしっかり「あけぼの」の〝朝練〟を敢行した。
前夜はお仲間の方々と深夜まで宴会で、朝起きるのが辛かったが目覚まし時計の助けを借りて午前4時すぎに家を出ることができた。やはり双頭機牽引だと力の入り方が違う。久しぶりにGTRを駆って浦和で捕獲した。

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ちょっと不安なのは「あけぼの」に対する心境の変化。

GW中は勤務も緩やかで、あと何回か臨時「あけぼの」を撮る予定だが、自分の中では定期列車の廃止で一区切りついてしまった感もあり、以前ほどの熱意を持ち続けることができるかどうか。

(写真、文:U)

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【ご注意】

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2014年4月25日 (金)

キツツキの音を聞きながら

さていよいよゴールデンウイーク。昨晩の青森発から臨時「あけぼの」が運転された。今朝の上野着の牽引機はEF641031、個人的な予想が良い方に外れて双頭連結器装備車のお出ましだ。写真を見ると3月に下り最終列車の先頭に立ったときと同じく、上野方が2エンドとなったままでこれもまた好み。定期列車時代のローテーションなら明後日に再び上京して来る可能性も高く、明日の宴会で酒を飲み過ぎないようにして27日の〝朝練〟に備えなければならない。今朝は泊まり明けで撮影に行けなかったから、数少ないチャンスは大事にしたい。

さて明日、臨時「あけぼの」に加えて「ニコニコ超会議号」が上京し、そちらの牽引機もEF64。どちらかに双頭機が充当されれば良いが、本日1両が使用されてしまったから、2列車とも一般連結器のEF64が当たる可能性も高まった。天気も良さそうだから撮影には行くだろうが、これで両列車とも双頭機というわがままな期待が薄らいでしまったのは残念。粛々と久しぶりの〝朝練〟を消化するとしよう。

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4月12日に礼文トンネル出口で撮影した「トワイライトエクスプレス」。ここも有名な撮影地だが自分は初めて。上り貨物牽引のDF200のエキゾーストが遠ざかると、あたりの森からキツツキがくちばしで樹木をつつくカタカタカタという音が聞こえる野趣あふれる環境。北海道に住んでいるならキャンプでもしながらの〝朝練〟も良いだろうと感じた。

(写真、文:U)

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ご注意】

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2014年4月23日 (水)

昼間は温泉で

日が長くなる季節、北海道で朝、下りの夜行列車を撮り終えると夕方の上り「トワイライトエクスプレス」や「カシオペア」までの時間が空く。今回の旅行の前半はお仲間の方々がいたから全く退屈はしなかったが、皆さん帰られてからの2日間は取り立ててやることもなく、どうしたものかと心配していた。ゴールデンウイークなら函館本線で運転されるC11などを撮りに行っても良いが、そうでなければDF200の貨物でも撮って過ごすより手はなさそうで退屈するだろうと考えていたが、案外この機関車を撮るのも悪くはなかった。北海道では見飽きた機種だが本州では見られないだけにけっこう新鮮に映るものだ。極端なことを言えば、この機関車を塗り替えてパンタグラフを付ければEF210に見えなくもないありきたりのスタイルなのに、不思議と北海道の風景にとけ込んでいるようで、なかなかサマになっている。おかげで日中も貨物列車を撮ったり、合間に来るキハ183系の「北斗」を撮ることで飽きることなく過ごせた。

別の1日は豊浦町の温泉施設で昼食を取り、ゆっくり風呂に入りマッサージや昼寝などをして時間をつぶしたのだが、これもまた快適だった。失礼な言い方になるかもしれないが、どうしてこんな場所にこんな施設があるのか不思議なほど立派なもので、入浴料金も¥500と、自宅のそばにある¥1000も取る手入れの行き届かない健康ランドよりもはるかに素晴らしい。昼間、ここで英気を養って夕方の撮影に臨むのは良い時間の使い方だった。

次の北海道行きを5月に計画したのも、この施設をもっと活用したいと思ったから。特に暑くなれば朝の撮影でも汗をかくから、そういう時期など、ここでひとっ風呂浴びるのが良いだろう。

ところで北海道行きとなると面倒なのが羽田までのアクセス。
今回は機材を持って出社し泊まり明けでモノレールを使って羽田に向かったが、次回からは自宅から車で行こうと思う。羽田の駐車料金が値下がりしたことを3月のスキー旅行で知り、3、4日程度の旅行なら、往復リムジンバスなどを使ったりバスの発着地からタクシーで帰宅することを思えばほぼトントンですむということが分かった。そうなると重い機材を持ち歩くこともなくなるし、反対にもっと多くの機材を持っていくこともあり得る。特に今回の旅行では衣類や靴、一部の機材などを宅配便で宿泊先に送ったから、その往復料金も¥3500ほどになり、これを加算すると羽田に車を止めておいた方が安上がりだった。

羽田までマイカーを使い飛行機で千歳に着き、レンタカーを借りるのだから下手に東北などに行くよりも体力的には北海道の方が楽。そういう意味でも今後、渡道する機会が増えそうだ。

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DD51が重連で牽く列車をこんな角度で撮影する人も多くはないだろうが、1度はやってみたかった。それも超望遠レンズだと「北斗星」では陽炎で失敗するから、早朝の「カシオペア」かこの「トワイライトエクスプレス」に限る。
本来ならバックが新緑など、鮮やかな色に越したことはないが初挑戦ということで。

(写真、文:U)

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2014年4月21日 (月)

長万部のS字

さて北海道。今回は意図的に静狩跨線橋での撮影を外した。好きなポイントだが、わざわざ北海道まで行って毎回同じ場所というのも能がない。しかも今の時期は光線状態から考えてもベストとは言い難く、撮影地の新規開拓もしておきたかった。

そんな中で今回初めて長万部~静狩のS字カーブに行ってみた。ポピュラーな場所だが、長いレンズを使えないことから敬遠していたものの、北斗星通過時に悩まされる陽炎を回避することと、この日は編成の短い「トワイライトエクスプレス」運転日で、いくらか長めのレンズも使えるのではないかとの判断が働いた。自分同様ここで撮るのは初めてというH氏だったが、近くまで入ることのできる道を知っていたのはさすがだ。今後、暖かくなって雑草が伸びたらアプローチ自体困難になりそうで、草の枯れている時期に行き方を知っておくことができたのは収穫の一つだ。

で、この場所に立ち右往左往しながら300ミリ以上のアングルがないかと探したものの、どうしてもそれは無理。下手にそんな画角を使うと機関車直後の客車5両ほどの側面が全く見えなくなってしまい、つまらない写真になってしまう。妥協してズームレンズを290ミリとした。
その結果、「トワイライトエクスプレス」は悠々画面に押さえることはできたが、「北斗星」はもう前後ギリギリでこれ以上、一切の余地はない。ただDD51は向かって右端が手すりだから画面ギリギリでも窮屈感はそれほどでもないところが救いではある。

(写真、文:U)

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2014年4月19日 (土)

大型連休を前に

11日からの北海道旅行は現地で行動を共にしたS氏、H氏、N氏のおけげで非常に楽しかった。特に12日に4人揃って酒を酌み交わした居酒屋は地元で漁師をやっている人のお店だけに刺身がうまく、とりわけホタテ好きな自分には最高だった。撮影旅行と言ってもやはり現地で美味い物を食べないでガツガツ写真を撮っているばかりでは味気ない。今回の旅はそういう点でも堪能できた。

写真撮影の方もほぼ思惑通りで、今回も撮影ガイドなどには掲載されたことのない新たなポイントをいくつか開拓できた。今後、北海道の夜行寝台列車がさらに脚光を浴びることになって多くの人がワンサカ集まっても、それらの場所はそこそこ平穏ではないかと予想する。したがって現段階でこちらのブログへの掲載は差し控えるつもり。「あけぼの」の時は迂闊にもそんなポイントをアップしてしまったため、自分が行ったら撮る場所がなかったなどという笑うに笑えない事態を招いてしまったことがあるから、2度と同じことは繰り返さないよう気をつけたい。

旅行から帰って来て5日、早くも次の渡道を考えている。混雑する大型連休後の土日と、6月下旬の「トワイライトエクスプレス」が連日運転される土日を念頭に計画中。本当はその後の7、8月も行きたいが陽炎と線路際の雑草が伸びることを考えれば、繁忙期で値段の上がる航空運賃を払ってまで行くこともあるまい。そのときはそのときでほかに行きたいところもある。

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大型連休は今のところさしたる計画はない。

そんな中、連休の初日にはお仲間の方々が一堂に会する。例年恒例となった宴会だが、今回は世話役のY・Mさんのおかげで総勢15名ほどが集合する。高校生時代からの旧友や関西のお仲間も駆けつけてくれ、まさに「全員集合」といった感じだ。

また、臨時運転される「あけぼの」に果たして双頭機が充当されるかどうかも注目。定期列車が廃止となって活躍の場がなくなった一般連結器のEF64が使われる可能性が高そうだが、都内の道路も空いているから何回かは撮影に行くことになるだろう。客車が9両から7両になって撮影ポイントも考えなくてはならないが、それもまた一つの楽しみではある。

(写真、文:U)

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2014年4月17日 (木)

EF5861 高崎第二機関区でのお召旗開き

このブログに久しぶりに某Iさんが登場された。いつもながらの視点・知識・文才・写真技術には感服の思いである。

私がまだ大学入学したばかりのころから、鉄道写真について色々教えてもらい、その影響(感化?)で今の私の鉄道や航空機の趣味が続いているといっても過言ではない。

前の記事で言及されている「その場所」、つまり高崎第二機関区でのEF5861 ロクイチの旗開きとは、おそらくこの写真のことであると思う。

1978年10月13日、長野国体へのお召列車を原宿ー高崎で牽引、本列車を新町の鉄橋で撮影後、「タカニ」に駆けつけて撮った一コマである。

確か、某Iさんは、ゼンザブロニカにブローにのリバーサルフィルムを入れて、同じアングルで微妙に半絞りづつ露出を変えて1本(12コマ)撮りきっていたのを記憶している。

(写真・文:K.M)

1978年10月13日 高崎第二機関区にて

Ef5861

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2014年4月16日 (水)

大変なご無沙汰でございます。

北海道外遊中の御仁が居らぬ合間にちょっとお邪魔です。
そのUさんですが、少し前のアーカイブに、

>機関庫やターンテーブル、給炭台などに囲まれる中で複数の蒸気機関車がある光景が望ましく、今のように近代車両に囲まれ1台だけポツンと止まっていたり、日に1往復しかないSL列車を執拗に追いかける撮影法にはどうしても違和感を覚えてしまう。

という下りがありました。
たしかにそのとおりで、梅小路は別として今やそんな光景はほとんど見られなくなってしまいました。
小型機でよければ大井川鐵道がありますが、きっとUさんは小型機は眼中にはないでしょうな(笑)。

そこで、もう3年近く前のこの風景は如何でしょうか。

架線とビームがなくて、前灯が消えてて、D51かC61が逆向きだったりするとリアルなんですけどね。
高崎車両センター高崎支所です(あ、地べたは貨物の高崎機関区と超複雑に絡み合ってますが)。
昔の高崎第二機関区の構内ですね。
お召仕業を終えたEF58 61号機のパン上げ、旗開きを撮ったあの場所です。

(写真/文:某I)

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2014年4月13日 (日)

「カシオペア」と「北斗星」

現在、北海道にて夜行寝台列車を中心に撮影しているはず。
と言うのもブログの更新がしばらくできないことを念頭に、出発前にこの記事を書いておいた。

さすがに北海道でも4月半ばになれば超望遠レンズを乱用すると陽炎で痛い目に遭う。とりわけ静狩の直線などは日の出からいきなり朝日にさらされっぱなしなのだから当然だ。
ただ、それでも早朝の「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」は何とかなるだろうが、「北斗星」はさすがにまずい。3月も静狩跨線橋で850ミリを使ったら、コマによっては陽炎の影響が出ているものがあったほどだから、「北斗星」に限ってはギリギリ500ミリ程度が限界か。

特にグラウンドレベルからの撮影だと、DD51から上がる熱気も手伝って、それがボンネット周辺で滞留し、モヤモヤした絵になる可能性がある。気温によっては500ミリすらヤバイのではないか。
だから当初、今回の渡道には500ミリ1本で来ようかと考えていたものの、先送りの荷物に80~400ミリを同梱しておいた。

またD800Eも持参しているが、このカメラも画質が良すぎて陽炎を見事にとれてしまう。「北斗星」は画素数などに惑わされずに、D4Sで撮ることに徹しようと思っている。

(写真、文:U)

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3月24日の撮影。下の「北斗星」は陽炎を懸念してサブカメラで手持ち撮影のもの。メインは3月31日の記事にアップ済み。機関車横の架線柱の位置がまずかった。

ご注意】

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EF5861 ロクイチ普段着の姿

昨日から釜石線でC58が復活営業運転を始めたとのニュースが夕刊の紙面を飾っていた。

すでに旧型(と呼ばれる)電気機関車が本線上から姿を消した中で、全国に蒸気機関車が次々と復活するとはEF58を追いかけていたことは全く想像できなかった。

今からちょうど30年前の1984年4月14日(土)、その日もEF5861は黙々と普通の仕業をこなしていた。東京駅を14時に出る9023列車、臨時客車特急踊り子に充当され伊東まで14系を牽引していた。桜の時期であったので下り列車は伊豆多賀で撮ったが、この日の本命は伊東から品川までの回送列車。その理由は単純で「ヘッドマークが付かないから」。

伊東で機回しを行い、回9524列車はホームに静かに佇んでいた。この姿を撮影する者など私以外誰もいない中、となりのホームには伊豆急の普通電車や183系踊り子などが姿を見せていた。こんな普段着姿のロクイチがとても懐かしい。

(写真・文:K.M)

1984年4月14日 回9524列車 EF5861+14系客車 伊東駅にて

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2014年4月11日 (金)

実物撮影もそろそろ潮時か

北海道行きを前に月刊誌のバックナンバーを調べていたら蒸気機関車現役時代の記事のいくつかに行き当たった、もちろんその本を買った当時も読んでいるものだが、久しぶりにモノクロの写真を見るとその当時の駅や機関区などの雰囲気を思い出し懐かしい。思わぬ時間を割いてしまった。

我々の世代は晩年の蒸気機関車を知っているギリギリの年齢で、今でこそ電気機関車やブルトレにカメラを向けているが、元をたどればこの趣味に入ったきっかけは蒸気機関車だった人が圧倒的だと思う。

今、各地で復活した蒸気機関車が増え、再びブーム再燃の兆しは見えるが個人的には、どうしてもそれらのSLよりもブルートレイン系を追ってしまうのは、現役当時の作り物ではない雰囲気をわずかなりとも知っているせいだろう。
特に自分の場合は走行写真よりもSLがたむろする機関区での撮影が多かったから、周囲の機関庫やターンテーブル、給炭台などに囲まれる中で複数の蒸気機関車がある光景が望ましく、今のように近代車両に囲まれ1台だけポツンと止まっていたり、日に1往復しかないSL列車を執拗に追いかける撮影法にはどうしても違和感を覚えてしまう。

願わくば復活した蒸気機関車を一所に集めて機関区を形成し、交代で客車牽引に当たらせるような体制が取れたら理想なのだが、さすがにそれは無理。
ではどうするかと言えば、もはやそれを再現できるのは模型でしかあり得ない。ブルトレの命脈があと少しで尽きれば、時間も経済的余裕も生まれるから、そろそろ鉄道模型への回帰に向け準備しようと、実物誌から模型誌へと目を転じた。

すると驚いたのは金属製の蒸気機関車を作っているメーカーが激減したという点。今や16番の完成品は天賞堂のみという状況で、その天賞堂すらダイキャストやプラ製が大半となって、真鍮製のものは人気商品であるC62程度になっている。
もちろん一大決心をすればプロポーションに優れたイモンの87分の1があるのだが、すでに16番でそれなりの数が集まっている段階で87分の1に移行するには寿命を考えても難しいし無駄。カメラを例えばキヤノンからニコンのシステムに変更するよりもカネはかかるだろう。あとは珊瑚の16番キットを特注で完成してもらうしかなさそうだ。

今年は北海道通いが多くなりそうだから、模型への復帰は来年以降になるだろう。雑誌に目を通しながらそんなことを考えた。

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前回の北海道での鉄道撮影からもう3週間近くカメラを使っていない。だからアップする写真もなくなってしまったが、これは3月15日の東浦和で撮影した583系の回送。上野着「あけぼの」の最終日のもの。

肘の痛みをおして流し撮りしたが結果は惨憺たるもの。バックに建物が入らない位置でうまく止めることはできなかった。

肘の痛みは今も続いていて腱鞘炎との診断だが、やはり加齢も原因であることは医者に言われずとも理解している。

(写真、文:U)

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2014年4月 9日 (水)

11日から北海道

11日から4泊5日で北海道へ行く。今のところ天気予報では好天が続くようだから朝の寝台列車だけでなく、夕方の上り「トワイライトエクスプレス」も3回ほど撮れそうだ。
今回の課題はその上り「トワイライトエクスプレス」の撮影地の下見。実は昨年秋に行った際、ひょっとしたらここは良いのではないかと目を付けたポイントがある。そのときは残念ながら天気が悪くて実際に撮ることができなかったが、今度の旅行では自分の目でしっかり確認しておきたい。どうせこの夏あたりから北海道の夜行寝台列車への注目度が高まることは間違いなく、それまでに人の集まらない撮影地をいくつか開拓しておきたい。先日のスキー旅行の際にはそういった所をひとつ見つけることができたが、広い北海道のこと、丹念に探せばまだまだ良いところはあるのではないかとのスケベ根性といったところか。
北海道入りする11日は到着が14時だし、この日は上り「トワイライトエクスプレス」も運転されないから、ゆっくりその場所を下見してから宿泊先の伊達紋別に入りたいと思っている。

課題としてはそんなところだが、最大の楽しみは12日夜の宴会。大阪のH氏が昨年お世話になった伊達市内の漁師さんがやっているという居酒屋で酒を酌み交わす予定。予報通りの好天なら魚の水揚げも期待できそう。
昨年10月に行ったときは船を出す豊浦町の秋祭りで臨時休業という不運に遭遇したが、今回はすでにH氏が予約を入れてくれている。

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2012年10月の田端運転所撮影会から。

(写真、文:U)

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2014年4月 8日 (火)

ニコンD800に関する噂

ニコンのD800系がD800Sに発展するとの憶測が流れている。発売から早くも2年、たしかにそんな話が出ても不思議ではないが、そのスペックは画素数据え置きで秒5~6コマ、D4Sと同じAF性能、高感度性能の改善などが主なところらしい。

しかし画素数という、ユーザーに最も分かりやすいスペックをそのままにしてAFだの連写性能を上げても、買い換えする人はいるのだろうか(かく言う自分は買い換えるだろうけれど)。
そもそもD800系のユーザーはスタジオ撮影や風景が主な被写体で、AFや高感度性能を充実させても、あまり意味がないように思える。D800に手を入れるなら、やはり売り物の画素数のアップをするのが常識的だと思うのだが…。

(写真、文:U)

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2014年4月 5日 (土)

E4B ヘーゲル国防長官搭乗機

新年度に入り職場が本社の内務部門に変わった。総勢約120名の構成だが、4日間で顔と名前が一致するのは課長たちと近くに座っている数名のみ。業務内容もかなり幅広く、一通り把握するだけでも結構大変な作業で、金曜にはかなり疲れが出てしまっていた。

そんな中、ライフワーク(?)であるB747ジャンボジェット撮影の中で、好みの頂点にある派生形のE4Bが休日の昼間に横田に飛来と聞いては、行かずにはいられない。これまでなんとか全4機を撮影済みではあったが、いずれも静止状態のもの。まだ、飛んでいる・・どころか、動いているE4Bさえ見たことがないので、千載一遇のチャンス到来である。

「飛び」と「転がり」の両方を撮りたく、着陸時はほぼ正面のアングルで妥協し、スポットインするまでのタクシー中の姿を重点にポジションを決めた。

曇りがちの天気であったが、まずまずのコンディションのなか、40787号機はお昼過ぎの横田基地に舞い降りてきた。この「コブ」や数多くのアンテナ類、最後尾のAPUのすぐ上にはラッパ型の装置(多分ミサイル攻撃撃退用装置?)など、今回はじっくりと近くから撮ることができた。

これを撮影後、羽田空港に転戦し、オーストラリア首相の特別機を撮影し帰路についた。

(写真・文:K.M)

2014年4月5日 米国空軍 E4B 74-0787  横田基地にて撮影

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2014年4月 4日 (金)

整形外科へ

次の北海道旅行が11日に迫ったものの、相変わらず肘の痛みが続いているので仕方なく今日、近所の整形外科に行った。レントゲンを撮って、リハビリ室で電気を当て、痛み止めと湿布薬をもらうという予想通りの診察。診断は腱鞘炎のひとつらしく骨そのものよりも筋に原因があるという。もらった飲み薬はロキソニン、あまりにも当たり前の診療で、これで本当に良くなるのか疑問ではあるが、当面言われたとおりやっていくことにする。

その医者で順番を待っている間、待合室にあった自動車雑誌を見た。置いてあったのは「ENGINE」という本、数ある自動車雑誌でもファッション誌的な色合いの濃い気取った月刊誌だ。

かつて自分も自動車誌をけっこう読んでいた時期がある。「ベストカー」「CARトップ」「driver」「CAR and DRIVER]から「カーグラフィック」「NAVI」といったところで、車の性能比較などを真剣に読んでいた愚かな時期が懐かしい。筑波サーキットのラップタイムやゼロヨン性能など、今考えれば現実の運転にはほとんど役に立たないどうでも良い話や、次に出る新型車の予想記事に関心があった時代。
また、一般の人には手の届かないような、高価な外国車を取り上げて褒めちぎるというのもよくある手法で、だんだん読んでいてバカバカしくなっていったのはきっと自分が成長したからだと思っている。「生涯1度は乗ってみることをお勧めする」などと書かれても、誰が2千万もする車を買うか?まして読者の多くは国産中古車のローンで四苦八苦しているような若者。自動車評論家というのはいったい誰に向かって記事を書いているのかと、疑問に思うようになっていった。

久しぶりに目を通した「ENGINE」、かつての「NAVI」のように高級志向の読者相手の内容で、腕時計や服なども高価な品ばかりを紹介し、見た目ヤクザっぽいチンピラまがいのモデルが外国車に寄りかかって腕組みをしているという相変わらずナルシシズムに満ち満ちた写真や記事ばかり。しかも若い人が車離れを起こしているこんな時代に古色蒼然とした田中康夫的な諸々の記事がちぐはぐで非現実的。時代に置いてきぼりにされている雑誌でとてもとても滑稽だし、お年寄りが集まる整形外科の待合室にそぐわない。どうしてこんな雑誌を置くのだろう。きっとここのセンセイ、加齢が原因で根本的には治りもしないお年寄りに、リハビリやマッサージを続けさせて儲けているのだろう。茶髪でサーファーのような見た目の軽さから想像するに、実生活ではこんな本に出てくるモデルのような暮らしをしているのかナと、かなり偏った見方が浮かんで来てしまった。

ところで自動車雑誌と言えば、かつて〝巨匠〟とまでもてはやされた自動車評論家の徳大寺有恒氏、田舎くささを隠蔽しながら柄にもなくスカしていたあの御仁ももうイイ年齢になったはずだが元気でいらっしゃるのだろうか。ああいう人間が活躍していた時代こそ、まさにバブル期だったのだろう。

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まあどんなにヒマを持て余しても、電気機関車牽引の「北斗星」や「カシオペア」は「あけぼの」のついででもなけりゃ撮らないワナ。ひょっとしたら突然、何かの拍子に撮りたいと思うことがあっても、1,2回続けるのがせいぜいだろう。
実際には昨年の「あけぼの」同様、あと1年ほどでその命脈は尽きるというのに、春夏秋冬このEF510「北斗星」や「カシオペア」には熱心になれそうもない。

(写真、文:U)

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2014年4月 2日 (水)

臨時「あけぼの」の撮影地

「あけぼの」廃止から早くも半月。年度も変わり今週は東京でも桜が満開となって本格的な春に入った。〝朝練〟の習慣はまだ体に染みついていて、午前4時にはほぼきっちり目が覚めて再び眠りに落ちるという毎日。どうせ目が覚めるのなら〝朝練〟に行かずともウオーキングや軽いジョギングでもすれば健康的なのに、とてもそんな気にはなれない。そうしてみると元来、ものぐさな性格の自分がここ数年、よくもまあこれだけ〝朝練〟に通ったものだと感心する。せめてその習慣を健康維持のために活用するよう、頭を切り換えたいと思うが果たして重い腰は上がるだろうか。

一方、左肘の痛みは相変わらずだ。超望遠レンズ使用の後遺症であるのは素人の自分でも診断できるが、この痛みがけっこう辛いのでいよいよ整形外科に行かなくてはなるまいと覚悟し始めた。年齢が年齢だけに関節が老化しているということも考えられ、ヒアルロン酸を注射されるのではないかと医者嫌いな身としては気が重いが、医者にかかる前にサウナにでも行って肘を温めて痛みが緩和されればという期待も捨てきれない。
整形外科で最も面倒くさいのが診察まで待たされること。家から1分とかからないところに病院はあるのだが、お年寄りが多くて順番待ちが煩わしい。その病院ではカードをもらっていったん帰宅すれば、インターネットで自分の順番があとどれくらいで回ってくるかというのが分かるシステムを採り入れているが、家で待つにしてもネットを見て気にしていなければならず、気分的には病院で待つのと大して変わりはない。
取りあえず2、3日中に健康ランドのサウナに入って、それでも痛みがひかなければ通院してみようと思う。

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さて今月末からの臨時「あけぼの」、かつての「北陸」よりも上野着が1分ほど遅いスジだから、この時期に撮影した「北陸」の写真を見て大宮以南での日当たり具合を検証した。

しかし回数だけはそこそこ撮影しているものの、晴れた日に撮った写真が案外少ない。適当なサンプルは3,4枚だけで、それを見るとまず北浦和では太陽の位置からしてヘッドマークの影がほぼ真横に伸びるのが気になる。高い脚立を使えば雑草をクリアできるとしてもこの影は目障りだ。

「北陸」の廃止は浦和の駅が高架化される以前だから写真はないが、おそらく浦和はビルの影がかかってしまうだろう。

東十条の線路沿いは微妙。なにしろここで「北陸」を撮ったことがない。新幹線の高架下から日が差したり、ビルに当たった朝日が反射してどうなるか分からないが、行ってみてここがダメそうなら尾久へ転戦するなど、予備の撮影地を考えておかないと心配だ。自分にとって東十条は曇りや夜明け直後のための撮影地だから、晴れた日には行かないだろう。

そんな中で最も安全パイなのが南浦和~蕨のSカーブ。晴れた日にここで「北陸」を撮影したことがなく自信を持って言えないが、おそらくここが最も無難では ないかと思う。個人的に好きな場所ではないからあまり行きたくはないが、編成が2両ほど短くなってさらに長いレンズを使えるかもしれないという期待はあ る。
試しに1度くらいは行ってみようかと考えている。

臨時の「あけぼの」撮影でまた顔見知りの方々とお会いできることも楽しみだ。

(写真、文:U)

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ところで長岡車両センターのEF641051が第1種休車になっているらしい。検査時期を延長するためによくとられる措置だから、廃車にんることはないとしても転属でもあるのだろうか?
同機は昨年12月に何のためかは知らないが秋田車両センターに入場し検査を受けているが、その後は(自分の知る限り)1度も使用されていない。カシオペアクルーズの先頭に2度も入ったし、迂回の「カシオペア」も牽引した機関車だが、昨年7月の「あけぼの」牽引時の故障でEF81133の救援を受けたことも記憶に新しい。

ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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