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2014年3月 7日 (金)

ニコンD4S初使用

6日朝、入手したばかりのニコンD4Sを携え、約10日ぶりに東十条に〝朝練〟に出かけた。
運良く、この日の「あけぼの」は遅れもなく双頭機、おまけに上越国境の雪をまとって上ってきた。東十条は3月に入って日の出が早まると、光線状態が厳しくなる。太陽の光が列車に当たったり当たらなかったりする所が増えるから、列車全体が日影の中を走っているタイミングでないと苦しい。中旬になれば超望遠で駅の北側跨線橋をぶち抜いてしまえば機関車に朝日が当たるのだが、今が最も難しい時期だ。

前夜、天気予報を見ると越後湯沢界隈は雪。朝まで降り続きそうだからおそらく機関車も雪を付けて来るだろうと期待したが、ちょうど良い量の雪で、双頭連結器の周囲も隠れずに上々。廃止間近になって狙い通りのカットをモノにすることができた(全くの自己満足で人様から見れば大したことのないモノ)。

実は本日、7日も双頭機でないことを承知の上で〝朝練〟を企てていた。しかし深夜帰宅後、掲示板を調べると羽越線内で45分ほどの遅れはあるものの、上越国境の雪は通過時刻には小降りになりそうだった。しかも30分の長岡停車で遅れを取り戻すにしても、このままでは高崎線が通勤ラッシュの時間になり、途中で抑止をかけながら大宮から本日運転のない「カシオペア」のスジに載せてくると予想、夕方から勤務もあるため出撃を見合わせた(これでは着雪していても大宮以南では溶けてしまう)。なにしろ本日はD51の上野駅入線の試運転まであって人も多いだろうから無理しても仕方がない。

そのようなわけで本日の写真はなし。昨日の写真は東十条でも人の集まらない場所から撮影したもので、今の時期にアップすると自分が行った際にポジションが取れない場合もあることを懸念して後日掲載することにした(せこくて申し訳ありません。)。

_dsc97811

上は昨年2月の撮影。

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さてD4S、シャッターを切ってすぐに連写速度が速くなったことを感じた。わずか1コマ、スピードアップしただけだが、それがはっきりと分かる。 今まででもじゅうぶんだったが、今度はレリーズボタンから指を離すタイミングに気を使うほど。キヤノンユーザーは12コマ/秒のEOS1DXを使いこなしているのだろうか。何だか写真を撮っていると言うよりレリーズボタンを押して、後で写っていた写真の中から1枚を選ぶという作業を押しつけられているような妙な感覚だ。「撮る」という感覚が薄まっていく気がしてならない。もうスチール写真でこれ以上の連写速度は不要ではないか。

AFも間違いなく速くなった。最初の1コマ目の合焦速度がアップし、追随速度もスムーズ。1・4倍のテレコンバーター装着時はもちろん、1・7倍も かなりの向上。今まで1・7倍装着時は置きピンで撮影していたが、これからはAFを適宜使用しても問題はなさそうだ(もっと使い込んでみないと断定できないが)。
この日はAFモードを新たに加わった「エリアAF」で使用した。時計で言う0時、3時、6時、9時の測距点で囲まれたゾーンが合焦すると いう機能で、これがけっこう使えそう。特に1・7倍のテレコン装着時は3D-トラッキングが使えないから、こちらで対処できるのがありがたい。

シャッターのショックも軽減されたのが実感できる。6日はAFのテストのために連写を繰り返したが、ブレているコマはD4よりも少ないのは確実(皆無ではない)。

以上の点はD4よりも向上した部分。ただし「向上」であって完璧ではないし、進化したとの印象は強烈ではない。D4を使っていなかったユーザーが、D3SからD4Sにしても驚かないのではないかと思う程度のもの。

反対に悪くなったのが画像。D4と同じセッティングで撮影したが、圧倒的にD4Sのコントラストは強すぎる。輪郭強調が強いのかもしれない。この指摘はソチ五輪で使った現場からもあったが、実際目のあたりにしてこれほどとは思わなかった。この日の画像はコントラストを弱めに調整するなどしてみたが、それでも個人的には気に入らない。おまけに日陰のホワイトバランスも青みが強く、列車後方には日が当たる部分があったため、それを余計強く感じてしまった。 このへんのカラーバランスというか色の出し方、あるいは絵づくりは明らかにD4の方が自然だ。人それぞれの好みがあってもカメラが「これが絶対だ!」というような色、輪郭に持って行ってしまうような、押しつけがましい強引さを感じた。輪郭強調すれば見た目のピントは良くなるから、AFの改良に合わせてそのような画像特性にチューンしたのではないかとも勘ぐりたくなった。
いずれにせよこの季節の東十条は光線状態が非常に悪く、厳しい条件と言うことを差し引いても正直、自分としては嫌な色の出具合だった。ニコンの画像ソフト、キャプチャーNX2も無料のNXDに変わり、どうやらデチューンされるというから、今後RAW現像に苦しむことになるだろう。

ちなみに下の写真は日の出よりも約30分ほど前の撮影。ISO6400での撮影。自分自身、使ったことのない高感度域だから、どの程度良くなったかは分からないが、肉眼では機関車のナンバーすら分からないほどだったから、そうしたことを考慮すればまあまあ使えるようだ。500ミリ単玉を使用しAFで追いかけてみた。

(写真、文:U)

_dsc00031
〈追伸〉

明日上京の「みちのくSLギャラクシー号」の郡山~尾久の牽引機はEF510―515号機。当初、カシオペア塗装機が充当されるという根も葉もない噂があったが、青い客車(気動車)とのバランスを考えたら北斗星塗装機の方がマッチするに決まっているのは誰しも想像できたこと。

ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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