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2014年3月18日 (火)

王子付近にて

ここしばらくほぼ毎日続けた〝朝練〟のおかげで今朝(18日)も午前4時には目が覚めてしまった。昨夜は泊まり明けにもかかわらず午前0時すぎまで起きていて、画像を見直していたのだが激しい睡魔に襲われて起きているのがやっとだった。にもかかわらず3時間少々の睡眠で目がさえてしまうというのは、称して「あけぼの」症候群といったところか。再度、眠りついたが、それでも窓から差す薄明かりで時計も見ずに大まかな時刻が分かってしまうのは、やはり〝朝練〟での露出を気にしていた習慣が身についてしまったのだろう。

もう「あけぼの」は来ないのに、その習慣が体に残ったままであることに気づかされ、なんだか可笑しくなって6時にベッドを抜け出した。

個人的には「あけぼの」という列車がなくなっても、それに対する特別な感慨はない。撮影する対象が減ってしまったことを残念に思うだけ。最終日の上野駅などに駆けつけて、「ありがとう」だとか「さようなら」だとか描かれたプラカードを掲げて見送るような、単なる機械の塊に感傷的になる人の気持ちは量り知れない。
ただ、前回のTさんの記事にもあるように、自分自身の生活習慣が大きく変わってしまい、そのことの方にある種の虚脱感をもつ。具体的にはTさんと同様なのが、この脱力感はサラリーマンが定年を迎えたときのものに似ているのだろうかと想像している。明日から何をしようか?

今最も注目しているのがJR北海道のDD51が牽く「北斗星」など、一連の夜行寝台列車。考えてみればこれほどゴージャスな被写体はない。なにせ重連で景色の良い、しかも大好きな超望遠レンズを使いたい放題の区間を走るのだ。国鉄からJRになって色を塗り替えられた車両の中では異例なほどその塗装が似合う。ブルトレ牽引という場面に限って言えば、国鉄色のDD51よりもピッタリではないか。

同じ北海道の711系電車も気になる。貫通扉がついた車両が好きだし、運転室屋根上に設置された2つのヘッドライトも、かつて倶知安にいた2つ目キューロクを思い出させ、ちょっとヘビーデューティーなイメージ。「鉄道ダイヤ情報」なり「レイルマガジン」などがその運用について、撮影上重宝する記事を出してくれないかと期待している。

583系電車もそろそろ危ないと言われているようだ。「あけぼの」撮影のついでに撮る機会も多かったが、もう少し撮り方を考えないと気が済まない。あの車両、良い色だし高い屋根に迫力を感じるが、「このアングルが一番!」というものが分からず撮影時、毎度悩んできた。ここらでしっかり決めたいモノだ。

釜石線のC58239も行ってみたい。蒸気機関車現役時代からC58が好きで小中学生の分際であちこち追いかけていた自分としては、スノープロー、旋回窓付きの姿は集煙装置付きほどではないが嬉しいスタイル。試運転で雪原の中を走る姿にSL晩年の石北、釧網線を彷彿した人もいたのではないか。
ただし自分としては走行写真よりも形式写真の方が撮りたい。折り返しの釜石などはどんな場所に止められるのだろう。

こうやって考えていくと、ピークを過ぎた鉄道ファンだというのにまだまだ行動半径も狭くはならず、それなりに楽しめそうで「老後」を自宅で茫洋とは過ごせそうにはない。

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Tさんがこの冬、撮った「あけぼの」の写真をアップしてくれたので、今回は〝朝練〟のついでに寄った北王子貨物の画像でいくことにした。早い内にアップしないと忘れてしまいそうな画像でもあるし。

東十条に行く機会が多かったのに、ここを訪れたことはなく、桜が満開の製紙工場構内での写真を見て、いずれ一度はと思っていた矢先に知った廃止のニュースだった。
撮影地も分からず、「あけぼの」撮影後、闇雲に見て回っていたら王子駅南側の歩道橋に人だかりを見つけた。工場付近では機関車の前部デッキに係員が添乗しているが、この付近だと人も乗らずヘッドマークが隠れることはないだろうとの判断も手伝った。

(写真、文:U)

Photo

_dsc05951

 

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お願い

 

ここでこのブログを見て下さっている方々へのお願いです。アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも、右クリックで「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます(そのぶん、悪い面も見えてしまいますが…)。是非、お試しください。

かく言う自分も読者の方に教えていただいて今になって気づいた次第、お恥ずかしい限りです。申し訳ありません。

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