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2014年3月24日 (月)

早出川での試運転列車

初めて超望遠レンズを買うという知り合いが600ミリを選ぶという。そんな相談を受けたから非常に僭越だが、直ちに「鉄道写真に600ミリ以上の単玉は扱いが難しよ。500ミリがベストだよ」と応えた。

では600ミリで何が不利か?

理由はまず重いという点。
最近は昔と比較してずいぶん軽くはなったが、それでも電車利用で撮影に行く際にはその重さは負担になるし機動性に欠ける。500ミリと較べても大差ないと思われるが、案外そうでもない。外国人の報道カメラマンなどはオリンピックなどで、ぶっとい腕で手持ち撮影しているが、日本人では一脚を使用してもかなり厳しい。少しぶれただけでも拡大してみるとそれがはっきり分かってしまう領域だから三脚はあったほうが良いに決まっている。昼間でも感度を上げて高速シャッターを使うような細かな配慮をしないと痛い目に遭う。

続いての問題が陽炎。
気温が上がると線路から陽炎が上がるが、それは春先でも発生するから超望遠レンズとなればしっかり写ってしまう。確実にピントを合わせたつもりでも、後で写真を見るとどこにも合っていないような写真になってAFなどに頼っても暑い夏場はまずダメ。しかしこれが500ミリだとかなり軽減される。記録主体の列車写真なら鉄道撮影の場合、この500ミリがその分岐点ではないかと感じる。

以上の2点からその知り合いには500ミリにしておくことを勧めたがどうしただろうか。これは自分自身、600ミリ、800ミリを実際に買って使ったうえでの経験で、そんなレンズを持ち歩くよりは500ミリにテレコンを持ち歩いた方が圧倒的に機動性に勝るとはっきり断言したから、よもや自分のような愚かで無駄な出費はしなかったと思うが心配だ。今来ている北海道から電話してみようかと思う。

(写真、文:U)

_dsc09173_2

毎度おなじみの早出川鉄橋。500ミリに1・7倍のテレコン装着で撮影。

ご注意】

アップしてある写真を見ていただく際、画像の上にカーソルを持って行って左クリックで拡大するよりも右クリックし、「リンクを新しいウインドウで開く」で見ていただく方が、よりオリジナルに近いクオリティで見ることができます。

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