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2014年1月20日 (月)

そろそろ〝朝練〟復帰へ

しばらく〝朝練〟をサボって過去の自分の写真を眺める時間がもてたのだが、以前の写真を見ていると中にはトリミングの甘いものも散見される。なるべくならトリミングに頼らず、その場その場に見合った画角のレンズで撮影する方が画質的には有利なのはもちろんだが、著しいほどのトリミングでなければノートリミングのものよりも良くなる写真の方が多い。そもそも35ミリのフィルムだったら24×36ミリの枠のなかで風景を切り取らなくてはならないのだが、そんな固定された枠にピッタリと収まるような場面などそうそうあるはずもない。ズームレンズで最もふさわしい画角を選んでも、どこかに無駄があったりするのが普通で、それをトリミングで補わなければ冗漫な写真になってしまう。

また、例えば800ミリで撮影すべきところ600ミリに押さえれば被写界深度の関係から長いレンズよりも列車の後方にまでピントがいくから、そのときに周囲の無駄な空間をトリミングした方がシャープに見えるケースも多い。

昨今のブログの中にはトリミングを、単に画質の低下を招く行為としかとらえていないような記述を見かけるが、そういう観点だけでしかとらえていないとしたら写真に対する目は肥えていかないような気がする。

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今年に入ってからまだ鉄道撮影は1回のみ。日の出の遅いことに言い訳を求めてはいるが、正直なところ寒さに抗えない我が身の弱さにも起因するところは大きい。朝起きてファンヒーターや床暖房のスイッチを入れても部屋全体が温まるまでには時間がかかるし、さりとてタイマーで起きる時刻にそれらの機器がオンになるよう設定しても、雲が多い場合は出撃を中止することもあるから、むやみにタイマーをセットしても誰もいない部屋を暖めるだけで無駄になってしまう場合もある。とにかく一昨年より昨年、昨年よりも今年と、だんだん寒さが厳しく感じるような年齢になったことは間違いない。

しかしそろそろ日の出時刻が早まり始め、東京では正月よりも3分程度早まってきたから、「暗い」だの「寒い」だのと、つべこべ言ってはいられない。この時期、この時刻の2,3分は実際に外へ出てみると数字よりも明るく映るものだ。それに昨日、今日と「あけぼの」はほぼ定刻で上って来ているようだが、ともに着雪の具合は多すぎもせず少なくもない、ほど良い状態。ヘッドマークが見えてスカート周辺のみ雪をまとっている程度で個人的にはこれくらいがちょうど良い。いよいよ今週後半当たりから〝朝練〟へ復帰しようと考えている。

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ここ浦和~南浦和のポイントには「能登」「北陸」の時代からずいぶん行った。線路際の柵が目障りだが、なんとか機関車にだけは重ならない場所で撮れるのが救いだった。

当初はDXのニコンD300Sに500ミリ+1・4倍テレコンを装着して1050ミリ換算で撮っていたが、DXの1200万画素では画質的に苦しく、やむなくフルサイズ機に500ミリ+テレコンの700ミリで、列車をもっと手前に引きつけてシャッターを切っていた。

昨年、2400万画素に進化したD7100が出て、換算1400ミリにしてもどうにか満足いく画質を得ることができるようになって5回ほど訪れたが、カメラを構える歩道橋が貧弱なため案外揺れるので、そんなことにも気を遣うシビアなポイントだった。

(写真、文 U)

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コメント

Uさま、こんばんは。今更の感はありますが、今年もよろしくおねがいいたします。
実は私もUさま同様、今年になって1回しか朝練に出撃しておりません。例年になく仕事が多忙なことが最たる原因ではありますが、廃止報道後同業者も増え始めているようで、定時運行ではまだ露出も厳しいなかで窮屈な思いまでしての撮影に出撃をみおくっています。仲間の話では、日曜などは田端の踏切も10人を軽く超えるようになったようです。
とは言え、毎日作業現場に向かう運転中に、あけぼの通過時刻と空の明るさをチェックしながら、そろそろいけそうかなどと思いつつ虎視眈眈としております。
人間はこれが最後ということに弱くて今後の撮影の過熱化やトラブルは、新聞やテレビなどのおいしいネタになりそうで危惧する方も少なくないと思います。
以前お会いした際に、Uさまが「まあ、ぼちぼち」と言われたように、自分のスタンスを崩さずに、今までの撮影経験から、ここぞ!という時を吟味しながらダイヤ改正までの朝練を楽しみたいと思っています。

投稿: 尾久の細道 | 2014年1月20日 (月) 23時40分

尾久の細道」さま、コメントを頂きながら返信が遅くなって恐縮です。
当方、1月23日現在になっても未だ鉄道撮影には1度しか出かけておりません。主たる理由は日の出の遅さにあるのは間違いありませんが、出かけてみようと思う日に限って天気が芳しくないという巡り合わせによることもあります。ただ、いつまでも何だかんだと理由を付けて出撃をしないでいると、そろそろ東十条や尾久のカーブなどは、いわゆる「葬式鉄」どもが集中し始め、何かと面倒くさい状況になりそうなので、ボチボチ重い腰を上げようとは考えている次第です。
いずれにしてもこれからはどこへ行っても人が増え、辛抱を強いられることになるのでしょうが、これまでそこそこ撮影してきたという心の余裕を糧に残されたチャンスを楽しんでいきたいと思っております。近いうちにお会いできることを楽しみにしております。

〈追伸〉ただし、もう下田端の踏切にはあまり近づきたくはありませんが。

投稿: U | 2014年1月24日 (金) 10時50分

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