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2013年11月

2013年11月28日 (木)

盛り上がらないC58復活計画

そろそろ釜石線に復活するC58239の復元工事が完了するらしい。解体してみたらボイラよりも台枠などに問題が見つかったらしく当初の予定よりも遅れているという。それでもある関係者によると12月12日に火入れ式を行って正月明けに高崎に持って行き、中旬から試運転が始まるようだ。具体的な日にちも教えていただいたが今後、何かあれば変動する要素もあるだろう。

それにしても過去のD51498、C57180、C6120に比較すると、ファンの間であまり話題にならないのは、C58という現役当時から地味だった機関車に起因するものなのだろうか。個人的には大好きだった機関車で日本の風景によくマッチしていたように思うのだが。

ところでいつも不思議に思うは、復元される蒸気機関車や電気機関車はどうやって決定されるのだろうかという点。保存状態の良いものや、まだ本線上にあるものなどが優先されるのは分かるが、現役時代それほど人気の高くなかったC61やC58が復元される一方、EF577、DF501などがなぜ候補に挙がってこないのか?蒸気機関車の復元に比較すれば素人考えではもう少し楽にできそうにも思えるのだが、それはあまりにも浅はかか?

磐越西線などに行っても来ているのは電気機関車やブルトレを撮影している人よりも蒸気機関車一辺倒の人が多い。車両そのものよりも周囲の景色を楽しみ、その中にSLが走るという光景を期待している方々が多いようにお見受けする。極論だがSLがどんな形式であっても良い風景の中を煙を盛大に吐いて走れば気が済む人が多いのではないか?だとしたら何種類もの蒸気機関車を復元するよりも今あるものを季節によって各線区に派遣して運転した方が得策だし、目先が変わって撮る方も楽しめる。

鉄道雑誌もSLではあまり売れないというのが普通らしい。行きつけの本屋さんで聞いた話。多分、SL撮影を主体とする方の多くは車両好きよりもカメラ愛好家が多いからではないかとも思うが、車両好きな自分から見れば蒸気機関車ばかりに金をかけるのではなく電気機関車やディーゼル機関車なども候補に入れてくれたらなと密かに、かつ勝手に期待する次第だ。
巷の噂では最近、EF5861の復活が取り沙汰されてるようだが…。

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先日ここに記した12月7日の団体列車「えちご」。
その後、運転時刻に多少の変動があったようだ。上野発ではなく大宮発8:18で(回送は尾久発7:50)越後湯沢着11:34。途中省略して折り返し越後湯沢発13:44で大宮着17:03(その後回送で尾久着17:34)。
客車は9両で送り込みには長岡のEF64が、また当日の大宮方EF64が37または38と2つの説があるとうかがった。

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27日の「あけぼの」は強風のため運休になったようだ。いよいよ定時運行が厳しい冬を迎えるが、乗客には失礼ながらそれを期待して出撃に備える時期となる。
今年1月に走った臨時の583系「あけぼの」も「当然遅れるだろう」という見込みを立てていたら、本当に遅れて撮影が可能になった。

(写真、文 U)

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追伸:岐阜県恵那市立明智小学校に展示保存されているC12244号機が明知鉄道での復活に向け、12月2日に明智駅へ移送されることになった

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2013年11月26日 (火)

携帯用HDにあった画像から

持ち運び用の外付けハードディスクの中身を整理していたらこんな画像が出てきた。だいぶ以前にスキャンしていたもので1978年冬に撮影した記憶がおぼろげながら残っている。撮影場所は神田のホーム。新前橋からの廃車回送で、たしか解体のために大船工場へ向けて運転された。
このころはEF15やEF58が田端と品川の間で走っていて、ここ神田でもしばしば撮影したものだが、この日は珍しくこれだけを写しに行ったようだ。

70系というのか、今になってはよく憶えていないが、両毛線で使われていた電車で、デフロスタやスノープローを付けた耐寒型の装備が魅力的だった。

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日の出が遅くなって「あけぼの」の撮影が難しくなってきたから、何か他に良い被写体を探さないと12、1月は出撃回数が激減してしまう。

めぼしいものは今月30日いわき発の「ゆうづる」。いつも参考にさせていただいている方のブログによると、ヘッドマークはED79にも付くようだが、遠路はるばる行くのもコストパフォーマンスの点から考えてももったいない。近くでDD51の夜行寝台列車が撮れる時期ならまだしも、また実際には「ゆうづる」が走らなかった区間で、しかもその列車を牽いたことのない機関車にヘッドマークを付けたとしても、一見ED75風というまやかしの「なんちゃって列車」では魅力も今ひとつ。

ならば12月は近場でおとなしく、7日の「越後」や遅れの「あけぼの」に期待して撮影計画を練り、1月になったらいよいよスタートするC58239の試運転に備えるのが賢い選択かもしれない。

(写真、文 U)

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2013年11月24日 (日)

ウンザリする人@東十条

Tさんが記事をアップしてくださったので少し休ませていただいた。実生活のことを書かなくなったら、正直言って書く話題がなくなって困っていた。古い写真を掲載してそれに関する記事に仕立てればしのげるのだが、そんな写真もスキャンしないとストックがなくなってしまったし、ではスキャン作業をしようという気にもなれなかったから大変ありがたかった。
仕事の面で厄介な話があり、鬱々としていたこともあり(まだ継続中)気分的に余裕がなかったことも一因だ。

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最近、ある人から「あけぼの」の撮影は続けているのかとたずねられた。このブログにあまり「あけぼの」の写真をアップしなくなったことがそう聞かれる原因となったようだ。

「あけぼの」は今月も4,5回ほど撮った。例によって気になると同じ場所に何度も通ってしまう性分で、ここ数か月そんな場所を2カ所ほど集中的に攻めている。ただし日の出が遅くなって、そろそろシーズンオフ。この数日間が定時運行された場合の今年最後の〝朝練〟のチャンスとなり、その後来年の2月半ば頃までは列車が遅れたときを中心に出撃することになる。未明に起床して掲示板やJRのHP、天気予報などを確認し、列車が遅れて日の出後に上京して来るようならスクランブルをかける日々が続くわけだ。寒い朝、昨冬もこんな毎日を繰り返していたが、これがけっこうつらい。定刻で運転されている場合は再びベッドに入るとしても、安眠が妨げられ(好きでそうしているのだが)寝不足状態が日常化し、50代半ばの身にはかなりのダメージとなる。体調管理にはじゅうぶん注意して最後の「あけぼの」撮影に臨みたい。

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で、本日24日も東十条で〝朝練〟をしてきた。
これまで晴天が続いてきたが、明日、明後日と雨の予報が出ていたから、おそらくこれが定時運行されている場合、今年最後となる予感があったからだ。また、今日から機関車のローテーションが変わり、加えて1051号機が工場に入ったため、ひょっとしたらここ10日ほど「あけぼの」運用から遠ざかっている双頭連結器の1030号機あたりが入ればラッキーとの勝手な期待もあった。

6時すぎに現着するとすでに15名前後の先客、最後は20名を越えたようで、さすがに廃止の報道から徐々に人が増えてきた。夜明け前の都会の道路に大勢人がいる光景は興味のない方々には異様に映るに違いない。

「あけぼの」は個人的には最悪の1052号機の牽引。一昨日の臨時「鳥海」で長岡に戻っていたから、1030号機でなければこの1052が充当されるのは間違いないだろうとの悪い予感もあったが、それが的中し赤羽方のカーブから姿を見せた途端、連結器周りを見てガッカリ。撮るには撮ったが残念な思いも大きい。
しかしこの1052号機、考えてみれば一昨日の「鳥海」に使われ、送り込みの回送時にも東十条に来ていた人がいるが、ヘッドマークもないし客車も6両、「あけぼの」で撮った方が遙かにマシなのだが、どうしてあんなに多くの人が撮りに来たのか?考えてみると実に不思議な気がする。

ところで以前、自分のブログをやっていたころにも書いたのだが、このポイントに行くとしばしば声を掛けてくる人がいる。近くに住んでいるらしく、最初の頃は言葉も交わしていたのだが、行くたびに「何ミリのレンズ?」だとか「どの辺まで撮れるの?」などと同じ質問ばかりされ、ある時から無視するようになった。それなのに先日もまた「そのレンズ何ミリ?」と問われたから「何回、同じ質問をするんですか?」と切り返したが、今朝は「何を撮りに来たの?」などと実にふざけた質問に「『あけぼの』に決まってるでしょう!」と声を荒げてしまった。それでも「今日はほかに何か面白い列車でもあるの?」などと全く懲りない性質らしい。本当にウンザリすることこの上ない。

撮影後は即撤収し、推進回送を某所で撮れないかと車で急いだが、残念ながら間に合わず断念して一般道を使って8時すぎに帰宅した。

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個人的にはカシオペア塗装機の牽く「北斗星」は好ましい被写体だと思ってる。
決してEF510が好きなわけではないが、シルバーの車体に青のマークはなかなか似合っていると感じる。
ここ浦和でも何回かカシオペア塗装機を撮影したが、夏場は長いレンズだと陽炎で痛い目に遭う。気温が下がるのを待って先日20日に撮りに行った。

(写真、文 U)

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2013年11月20日 (水)

常磐線を駆け抜けたEF81+24系

Uさん、皆さま、1ヶ月ほどブログはご無沙汰で失礼しておりました。(Uさんの本拠地となってからは、なかなか割り込みでお邪魔するのも憚られるのが正直なところですが)とは言っても、鉄ちゃんをサボっていた訳ではなく、小生はこのところせっせと地元常磐線を走るEF8124系を早朝から追いかけておりました。ブルトレの全廃が報道され、数年後には確実に走る姿さえ見られないであろう昭和の時代の赤い機関車とブルーの寝台列車が連日地元を走るとあっては、出勤前無理やりに時間を作ってでも出撃しない訳にはいきません。残念ながら朝から快晴の日は限られましたが、試運転初日の8日(金)と「あきたdeナイト」本番の送り込みの16日(土)、そして19日(火)の「ゆうづる」試運転は天候にも恵まれました。ご覧の通り、曇った日と晴れた日では、全く発色が違うことが歴然ですが、まあ色々な表情のEF81を撮ることができて堪能することができました。しかも、見慣れた田端のEF81ではなく、長岡や青森の機関車が牽く姿は大変貴重な記録となりました。個人的には、斜光を浴びて鼻筋がくっきりとしたEF81の姿が好みですが・・。各地でご一緒させていただきました皆さまお疲れさまでした。(写真・文:T

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2013年11月19日 (火)

12月にもブルトレ団臨

ニコンが発表したDfというカメラ、デザイン的になかなか良さそうだなと思っているが、今のところまだ予約するまでには至っていない。性能面から見て、現在使用しているD4やD800Eを凌駕するものではないということが最たる理由だが、ここにきてオリンパスのOM―D EM1のデザインにも関心をもってしまった。

フィルム時代から様々なカメラを使用してきたが、デザインから見て個人的に最も好きだったのがオリンパスのOM1,2。小型軽量ながらダイレクト測光をはじめとして高性能で使いやすく、その頃のライバル機であったキヤノンAE1やミノルタSRTスーパーなどより遙かに魅力的に思えたものだ。特に重視したのがファインダースクリーンが交換可能だったという点。ゴミなどが入っても自分である程度取り除けるというのは、ほかの2機よりも大きなアドバンテージだった。

発売直後。まだM1というネーミングで売られていた時期に最初の1台を購入したが、その後ブラックボディに下取り交換し、OM2も増備しOM2nまで、つごう4台を使用した。今でも手元にはOM1のブラックが残っているが、状態の良いボディを保存用に買いたいほどそのデザインは気に入っている。

そんな流れをくむOM―D EM1、マイクロフォーザーズでミラーレスの光学式ファインダーのないカメラだが、往年のOMシリーズを彷彿させるスタイルはなかなか魅力的。
ニコンと併用していたキヤノンを、旧型テレコンのひどさや品質の悪さなどで全て手放したから、気分転換にもう1社、別のメーカーのカメラを使ってみるのも悪くないと考え始めているが、近いうちに撮りたい車両もなくなってしまうからなあ。

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あるブログを見ていたら12月7日に上野~越後湯沢で24系寝台客車を使用した団体列車が走るとの記事が載っていた。上野を朝の7時53分に出て越後湯沢着が11時30分、途中省略するが折り返し越後湯沢発13時40分で上野着が18時54分のスジ。下り方先頭がEF8195で上野方がEF6437号機。ともにヘッドマークが付くらしいから良い被写体になりそう。上り「あけぼの」と「北斗星」の間の手持ちぶさたの時間に最適の素材だ。今月発売の「鉄道ダイヤ情報」には掲載されていないのは主催者の意向によるものだろう。

この日は田端で「レイルマガジン」30周年の撮影会もあるが、これでどうやらEF8195号機の展示がないのは確実。それでも撮影会を申し込んだ人も撮れる時間帯だから、95号機が展示されないとなっても落胆するjことはない。この「越後」というヘッドマークを掲げる団体列車は、過去に実在したブルトレのHMのデザインをアレンジすることで知られているから、それなりに期待できるはずだ。

それにしてもインターネットが発達してこの手の情報もかなりオープンに書かれるようになり、自分のような〝情弱〟者も恩恵を蒙れるのはありがたい。関係者ではないが、これを掲載したブログ主に感謝しつつ楽しませてもらう所存。

下の写真は2010年9月に運転されたときのもの。機関車の組み合わせは同じながら前後が逆になるらしい。客車の両数も増えそうだ。

(写真、文 U)

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2013年11月17日 (日)

今週は〝朝練〟日和

週間天気予報を見ると今週は最近では珍しく晴れの日が続くらしい。朝方、雲さえなければ今年最後の「あけぼの」撮影週間とでも言うべき機会だ。何とか浦和周辺でも撮影が可能らしく、本日17日などは西川口や蕨あたりに出かけた人も多いのではないかと思われる。

しかし基本的にはもう時期的に遅いのは事実。晴れてもやはり感度を上げて撮影しなくてはならず、明るいころに較べると画質的に劣るのはまぬがれない。機関車に日が当たってもビルの影などが編成に落ちて、まだらになったりする場所も多いから、自分などは編成がすっぽり日陰に収まるような場所の方が気楽で良いとすら判断してしまう。
個人的には下手くそな写真ばかりだが回数だけは存分に撮ったので、ここへきてあまり慌てたりはしないものの天気の良いのを好機ととらえ、双頭機の牽引する機会を中心に最後の冬の記録を残したいと考えている。

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さて例年なら来春のダイヤ改正に向けてさまざまな噂を耳にするのだが、今年はブルトレ廃止のニュースに隠れてしまい、貨物列車などについては聞こえてこない。昨年ならとっくに鹿島貨物がEF64から65に替わることが分かっていたが、今年は日本海縦貫線に移った元田端のEF510が、いよいよEF81を駆逐するようだとの話しか知らない。ブルトレの話題が大きすぎてそのほかのニュースが伝わらないのだろうか。貨物会社で休車になっていたEF66の0番台が経済的な事情からか次々に復活しているくらいだから、大きな変貌はないのかもしれないが、もしそうなら大いにけっこうなことだと言える。

(写真、文 U)

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10月の静狩で。これは400ミリ程度での撮影。自分としては少々、短すぎる焦点距離だが2台のカメラのファインダーをそれぞれしっかりのぞいて撮影するには、これくらい画角に差がないと余裕をもって構えられない。ちなみにもう1台は700ミリで撮影した(10月19日の記事参照)。生意気なことを述べるようだが、ファインダーをのぞかないで写真を撮っても、胸を張って「撮影した」と言えるものかどうか常々疑問に感じている。

昔、キネマ旬報の「蒸気機関車」誌の「私とカメラ」というコーナーで、あらん限りのカメラを三脚に付け、1回レリーズすると複数のカメラのシャッターが切れるようにしているという人を見たが、そのとき以来、そういう撮り方に違和感を抱いている。

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2013年11月15日 (金)

秩父鉄道のツアーに参加③

秩父のツアーの写真は取りあえずこれでお終い。日中、浦山川のキャンプ場で撮影した走行写真もアップする。

本当はグランドレベルで流し撮りをしたかったが、紅葉が始まり落ち葉が広がる河原の風情もなかなかのもので、下から鉄橋を見上げながらの撮影にも全く不満はなかった。ただやはり蒸気機関車の流し撮りは難しい。このようにバックが空で周囲に何も写らないような場所では、流し撮りをしてもその効果が薄い。そこでロッドが動いているのが分かるように、低速シャッターを切らなければならない。それも60分の1などではぶれないから、20分の1などというものになる。これは300ミリにテレコンバーターを装着して撮ったものだが、厳密に見ればC58363のナンバープレートなどがしっかりとは止まっていない。いずれまた後藤工場タイプのデフレクタを付けたら再挑戦するつもりだが、おそらくその機会は来年以降になるだろう。

このツアーに参加して気づいたのは旧国鉄の101系(秩父では1000系)の人気が高いということ。日中の走行でももちろんだが、夕方の広瀬川原の夜間撮影会でも、そばにあった解体中の101系にカメラを向けている人が多かった。
われわれの世代では、ごくごく当たり前に見られていた車両で、あまりにもありきたりすぎて現役時代はまともに撮影していない。間違いなく名車のひとつに数えられる電車だが、デザイン的には特別インパクトを感じないものだったからだろう。すでに引退が決まっているということを初めて耳にしたが、浦山川で目の前を通過したオレンジ色の1000系を撮らなかったことが悔やまれる。

(写真、文 U)

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ところで様々なブログでこのC58363のデフレクタを門鉄タイプとする記述が見られるが、切り取りデフ研究の1人者である関崇博氏によれば、当初C58385装備されたこのタイプのデフレクタは後藤工場の手によるもの。門鉄型すなわち小倉工場製ではないから門鉄デフとするのは厳密に言えば間違い。特に「後藤工場G2型門デフ などという記述には失笑してしまった。

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2013年11月13日 (水)

秩父鉄道のツアーに参加②

今回も秩父鉄道の夜間撮影会からターンテーブル上の画像。

秩父鉄道は広瀬川原車両基地の撮影の際、ターンテーブルと機関庫の前の2カ所でライトアップしたC58363を撮らせてくれた。回数が多けりゃ良いというものでもないが、いずれも好ましいセッティングで満足することができた。

ただこれだけ心配りがなされてしまうと今後、再びこのようなツアーを企画するとするならば2回目以降、さらに細やかな配慮が必要になってくる。もちろんそんなことは秩父鉄道の担当者は分かっていて、今回のツアーで諸々の点を把握し、それを修正してくると思われるが(個人的には夜間撮影ときの蒸気機関車と撮影者の距離の件しか見当たらないが)、リピーターとなる我が身から述べさせていただくなら、2回目のツアー募集の際にはぜひともお願いしたい点がある。

それは1回目のツアー参加者の中で再度参加したいと考えている人に対するアナウンス。その中に過去のツアーに対して、今回はここを改善したり変更したという点のお知らせを記して欲しいということ。例えば照明機器を公式側と非公式側に配置するとか、撮影ポジションと機関車の距離を広げたなどという、絵作りに関する事前の案内は必須で、前のツアーに比べてマイナーチェンジする点の説明を明記していただきたい。リピーターになるであろう自分としては今回の撮影時の反省を踏まえて2回目に臨みたいから、あらかじめ1回目のツアーと2回目のツアーにおける設定の違いが分かっていればとても助かる。秩父鉄道の関係者の方が、ひょっとしたらこの記事を読んで下さっているかもしれないという期待を込めて、あえてここに書く次第。

それから夜間撮影ときの被写体との距離についてはスペースの関係から、どうしても離すことが困難なら、今回と同じでも構わないから時間を区切って、可能な限り撮影者をバックさせて撮らせるという方策も提案として付け加えさせていただこう。

ただしあまり頻繁にこの夜間撮影会が催されても、希少性という趣味人がありがたがる部分をどう担保してくれるかも心配にはなってしまう。勝手なものだ。

(写真、文 U)_dsc34352

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2013年11月11日 (月)

秩父鉄道のツアーに参加

昨日(10日)、秩父鉄道の「パレオエクスプレス撮影ツアー」に参加した。生まれて初めてこの手のツアーを申し込んだのは夕方から広瀬川原の車両基地でC58363の夜間撮影が盛り込まれていたからだ。
過去何回かC58363は撮りに行ったものの、秩父鉄道にはお金を落としていないという申し訳なさも感じていたから、ちょうど良い機会だった。

細かい点は省略し感想を述べると非常に良かった。日中の走行写真撮影地については80名以上(?)の参加者が安全に撮るために、下りも上りも河原での撮影となり、自分の〝芸風〟とはいささか趣を異にしたが、事前に配られた、その時間に撮影地を通過する列車の時刻、車種などがまとめられた資料などに実にきめ細かなホスピタリティを感じた。またいただいたおみやげなどにも、行き届いた配慮が見られ、また機会があったらぜひ参加したいと思ったほど。

唯一、希望があるとしたら夜間撮影の際、もう少々後ろに下がって撮れるようになれば良いという点だけ。広角気味のレンズでの撮影となって最後の最後にようやく2枚だけ50ミリで撮れたが、実はこの日のために準備したシフトレンズの出番はなかった。形式写真はやっぱり50ミリ、願わくば80ミリ前後で押さえたい。参加者の人数、照明機器の配置、構内での安全上の問題等、いろいろなハードルがあるのだろうが、次があるとしたら是非この点だけ検討下されば言うことなしだろう。

2,3回に分けて画像をアップしていくつもりだが、久しぶりに蒸気機関車の夜間撮影を行い、SL晩年の北海道を懐かしく思い浮かべた。

良い1日だった。

(写真、文 U)

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撮影会の最後の最後になって52ミリで撮れたもの。人が集中する中、これを撮るのはけっこう苦労した。

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2013年11月 8日 (金)

「あけぼの」の最後尾

察知していたことだが、7日朝刊で「あけぼの」を含めた夜行寝台列車の廃止が報道された。河北新報の薄っぺらいフライング気味の記事がすぐに吹っ飛んでしまうのは目に見えていたが、地元を通らない列車の記事を書いておきながら、地元を往来する列車の廃止をほかの新聞に抜かれたのは「灯台もと暗し」ならぬ「仙台もと暗し」。目の前にあるネタに飛び付いて記事を書き、それを特ダネとばかりに中途半端な内容で紙面化した地方紙・河北の自尊心満々な編集方針が際立った。

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さて、夜行寝台列車の廃止については昨日、報道があったばかりだが、それについての感想は鉄道ファンとして当然のもので、ありきたりのことを記すのは避けたい。ブログを読んでくださっている方々から個人的にメールを多々頂戴し、予てから知っていたのかと問われたが、慧眼な読者ならEF81にさほど関心をもっていない自分が6,8、9月と羽越、奥羽、海峡線に行き、10月に北海道へ行ったことや、自分個人のブログをPW制にしたことから察してくださったことだろう。何度も言うようにブルトレの先行きは誰でも予測できだ事柄なのだから、そんなことを云々しても不毛だ。

だから、この件に関する過去の話を持ち出したらますます不遜に思われるし、そんな話よりもこれから予想されることや、あるいはブルトレ廃止の陰で忘れ去られそうな事案について徐々に触れていった方が前向きではないかと思う。ブルトレが廃止されるという当然の報道に及んで、大げさに「悲報」とか「信じられない」などとしたり、独善的な私案を恥ずかし気もなく述べるような滑稽な記事は書きたくない。

ともかく、すでに決まっている夜行列車廃止について、井戸端会議のような談義に参加するつもりもないし、このブログに終焉を迎える「あけぼの」の撮影地、特にやっと見つけた超望遠レンズ用のポイントを安易に披瀝するのは、自分で自分の首を絞めるような行為だと考えているということだけをここで述べておきたい。

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撮っているようで撮っていない「あけぼの」の最後尾。振り返ってみると「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」などはもっと撮っていない。

20系時代にこんな写真を撮っていたのは、当時は機関車にヘッドマークが付けられていなかったことが大きな要因だと思う。

(写真、文 U)

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2013年11月 6日 (水)

ニコンDfの誘惑

2008年3月に鉄道撮影を再開してから5年半となる。この間、「銀河」「富士・はやぶさ」「北陸」「日本海」などの客車の夜行列車が消え、来年は「あけぼの」。時代の移り変わりを見届ける最後の時期に再びカメラを持てたことは幸いだった。そのカメラもいよいよまた使わなくなりそうな状況が近づくのではないか。北海道と本州を結ぶ「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」なども新幹線の函館開業で大きな転換期を迎えるはず。新しい客車を製造しないのだから先行きは見えてきている。残るとか残らないとか、いつ廃止になるかなどと考えるよりも、撮れるうちに好きなアングルで撮っておくよう、まだまだガツガツと動き回りたい。

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先日、自室の部屋を整理していて久しぶりにペンタックス6×7を点検した。カメラバックにしまってからもう10年半以上、たまには風を通す程度のメンテナンスはしていたが、おそらくカビなどが凄いことになっていると思ったら、そんな状況になっていなかった。ペンタプリズム周辺のスポンジ(モルト)が劣化しているのは仕方がないとして、ほかはほぼ大丈夫。意外だった。電池を入れて作動を確認していないから不安は残るが、見かけは「トワイライトエクスプレス」の客車よりマシな状態。
ボディが2台で1台はTTLメーター装着。レンズが70、105,200,300の4本。どれも問題もなさそうでフィルムを装填したくなるほど。バケペンというあだ名にふさわしいほど堂々とした外観は、何か形式写真でも撮れる機会があったら使ってみようかなという気にさせる。現役時代のロクイチをはじめとする大窓のEF58やDF50などを撮った歴戦のカメラ。昔はこれとブロニカEC-TLの計2台を持って広島や九州方面を撮り歩いたものだ。売却しても二束三文だろうから、それなら最後に使って成仏させてやるのも悪くない。「お別れ運転」ならぬ「お別れ撮影」にかり出す機会をうかがっている。もちろん体力的にはすでにハードルが高いから、車で撮影に行ける場所に限るのは言うまでもない。

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カメラの話を続けさせてもらうと5日にニコンが発表したDfというレトロ調デジタル1眼レフを見たが、なかなか良い雰囲気だった。見かけはフィルム時代のFM2を思わせるものだが、軍艦部の各種ダイヤルなどがライカのカメラのような古典的なデザインで心をくすぐる。特にブラックボディのチタンボディを彷彿させる地肌は古いニッコールレンズと良くマッチしそう。Ai化後のピントリングがゴムになったレンズよりも、金属のピントリングのオールドニッコールが似合うのはカタログにある写真の通り。手元にある絞り連動爪のついたAutoニッコール F1・8 85ミリなど最高じゃないかと思う。昔、欲しくて買いそびれたまま今に至っているライツミノルタCLと共通した個性を感じる。
発売後しばらくの間、ボディに名前を刻んでくれるようだが、後々下取りなどで面倒だから、そのキャンペーン中に慌てて購入する必要もないが、酒でも飲んで良い気分になったら勢いで注文しそうな予感もある。

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何となく意地になってDD51の写真を続けようと思い、再掲になるものの1980年12月に成田~久住で撮ったお座敷列車の写真をアップする。

(写真、文 U)

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2013年11月 4日 (月)

「あけぼの」廃止に関して

「あけぼの」廃止のニュースはどこかの新聞が早晩、書くのは予想していたが河北新報とはちょっと意外だった。この新聞社、自称ブロック紙で東北全域をカバーしているようなことを主張してはいるが、実際は宮城県以外で出ている部数はほんのわずか。それも秋田や青森などではほとんど見かけず、東北の人でも河北新報など知らない読者も多い。だから宮城には無縁な「あけぼの」のネタを先行して書いたの意外だった。
ただし廃止の理由についてはかなりあいまい。乗客の減少というほど著しく利用者が減っているとも思えないし、降雪期の定時運行の困難さが挙げられておらず、取材不足の感も否めない。また、「鉄道関係者への取材で分かった」というが「鉄道関係者」とはどういう人を指すのかも不明。果たしてJRの関係者なのか定かでもない。JRの社員が口を割ったということに配慮したのか、普通だったら「JR関係者への取材」と書くのが常套であるはずだが。まさかマニアに聞いた話をそのまま記事にしたのではあるまいな。

ところで河北がこのニュースを特ダネとばかり(しょせんは独自ダネ)に2日の朝刊に掲載したのは、ほかの新聞社が後追いしようとしても2,3,4日は土日と祝日で取材先が休み。確認するにも対象のJR関係者がつかまらないから記事の賞味期限が長いことを計算に入れて、2日の朝刊に掲載したのは見え見え。まあ、在京の新聞社はどこもとっくに知っていて、適当な時期に掲載しようとしていたはずで、すぐに追いかける大手紙はないと思うが。

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「あけぼの」廃止については誰に聞くともなく近い将来、廃止になるのは当然予想されたこと。残念なことだが今になって驚くニュースなどではない。ファンの間では早くも臨時化などについて憶測が飛び交っているが、個人的に気になるのは長岡のEF64の動き。
仮に臨時で走るとしたら一般型はこのときにしか出番がなくなるから、双頭機の「あけぼの」牽引の確率が低くなる。しかしそれもそう長いことではないのだから、それなら一般型を高崎あたりに転属させて0番台の置き換えに当てるのか?定期列車がなくなれば6両のEF64を現状のまま長岡に配置しておくかどうかが個人的に関心が高い。

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昨日3日は「北斗星」「カシオペア」を撮りに行った。この期に及んでもEF641052号機は撮りたくはなく、この朝の牽引がそれと知って「あけぼの」はパスした。現地で会ったKさんによると、Tさんはこの朝も「あけぼの」を撮りにいらしていたらしいが、氏の熱意には目を見張る。

廃止の報道が引き金になったのか、ほかの撮影地でも途端に「あけぼの」狙いの方々が増えたようで、日の出が遅くなる前の限られたチャンスに今後ますます撮影者は増加するだろう。早朝の上野到着は出勤前の一仕事としても可能だ。

今回の画像は10月14日の「北斗星」

(写真、文 U)

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2013年11月 2日 (土)

「あけぼの」廃止のニュース

天気の関係で東北行きを中止した結果、時間ができたので2日は朝の「天の川」の送り込み回送を撮ってきた。おそらくこの列車だけでは出かけなかったと思うが、「あけぼも」通過の30分後というダイヤが出撃を促した。

ヘッドマークを付けたDD51842が後ろに付くというので、どこで撮ろうかいろいろと迷ったが、けっきょく東十条に決定。山手線なら原宿や五反田、新大久保などのホームが手頃だが、「あけぼの」と兼ねるのなら大宮(操)から東十条の間しかない。この区間ならほかには北浦和、南浦和の電車区脇が浮かんだが、土曜とはいえ帰りの渋滞を考えたら最も南の東十条が無難。「あけぼの」も双頭機ではないから、それほど入れ込むこともあるまい。

少し早めの午前5時現着。いつもとは勝手が違い列車の後方からの撮影になるから、街灯の明かりを頼りにあらためてポイントを下見し、王子寄りの直線でタテで撮ることに決めた。徹夜したのか、すでに3名ほどが東十条のホーム問い面に三脚を立てていた。

曇ったおかげで幸い逆光にはならなかったものの、露出が上がらずD800Eと超望遠レンズの組み合わせは辛かったが、つまらない写真ながら記録することはできた。
「天の川」と聞くと七夕、季節外れのイメージで、どうして11月にこんな列車を走らせたのか不思議だ。

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「あけぼの」の廃止が河北新報に掲載された。この方針に関しては5月の連休以前に聞きかじっていて可能な限り撮影してきたが、これで唯一残っていた国鉄時代からの直流電気機関車が牽くブルトレが消滅することになるのは残念だ。

(写真、文 U)

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ところでディーゼル車両の後追い撮影には大いに不安があった。大阪で消滅間近のキハ181系を撮影する際、こちらへ向かって走ってくるシーンを撮った後、振り返って後方からも何度となく撮影した。ところが排気口からの煙がけっこう激しく、それが列車の進行方向とは逆の、こちら側に向かってなびいて来るからオートフォーカスでは合焦しない。超望遠レンズでは排気の熱も拾ってしまいモヤモヤした絵になって何度辛酸をなめたことか。
そんな苦い経験から今回も不安を感じていたが、DD51842はただ列車後方にぶら下がっているだけといった状態で心配は杞憂に終わった。

夜になって画像をじっくり見てみると、向かって右側のヘッドライトが反時計回りに少しだけ傾いているような気がする。模型だったら非常に気になるが、実物ならこれはこれで個性と言えるのかもしれない。

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