久々の渡道
北海道へ行って来た。天気に恵まれず、ろくな写真は撮れず、おまけに台風にたたられ16日に帰京する予定が1日早く帰らざるを得なくなってしまった。
それでも3年半ぶりの渡道だから、気分転換になったし、意外と安上がりにすんだから今後もちょくちょくブルトレ撮影に行こうと思う。
今回ももちろん長万部~静狩には行った。線路をオーバークロスするいつものポイントは、雨が上がった後の晴天で良い光線状態で撮ることができ久しぶりに満足感を味わったが、ここへ行くと800ミリでもなおレンズの短さを感じてしまうほど雄大だ。今回はサブカメラに400ミリを装着して撮影したが、メインの700ミリや850ミリと比較してしまうと物足りなさは否めない。列車をある程度大きく撮影するのなら、個人的には最低500ミリ以上が必要だと再認識した。
いつも感じるが北斗星色のDD51は素晴らしい。国鉄時代の塗装も悪くはないと思っていたが、この色の方が朝の列車には似合うように感じる。かつて撮影したことがあるが、国鉄色のDD51が「北斗星」の先頭に立つ姿よりも、こちらの方がはるかにゴージャスで北国のイメージにそぐうのではないか。日の出直後の静狩の海岸を行く一連の夜行寝台列車を見るとますますそんな印象を強くした。
この旅に際して購入したリモワのスーツケースも使いやすく、機材を入れても安心で大枚をはたいた甲斐があった。今持っているタムラックのキャスター付きカメラバッグを2つとも処分してもう一つ購入し、ウレタンを入れてカメラ機材専用にしても良いかも知れないと贅沢なことを考えたが、被写体が消えていくのは目に見えていることもあって、そんな散財は現実的ではないだろう。しかし、それほどまで気に入ったことも事実で、次は11月頭に予定している秋田行きで出番があるだろう。
それにしても次はもう500ミリとテレコンだけ持参すればよいかもしれない。貧乏性の自分は今回、4本のレンズを持参したがけっきょく90パーセントが500ミリとテレコンでの撮影。札幌で「はまなす」を撮れるかもしれないと、ショートズームもカバンに入れたが、台風で札幌に行くことはなかったから室蘭本線の非電化区間だけの訪問なら返って邪魔になってしまった。
(写真、文 U)
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