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2013年9月 5日 (木)

東北旅行から④

東北旅行最終日の28日は某市内の駐車場で5時半すぎに目が覚めた。前夜の酒が残っているかと思ったらそうでもなく、いたって爽快。もう少し眠ってこのまま帰途に就くつもりでいたが、この体調ならこの日も鉄道撮影が可能と判断した。もちろん今から津軽海峡線に行っても到底、「はまなす」には間に合わないし、天気予報によると青森は降水確率が高い。したがって撮るとしたら「あけぼの」からなのだが、さてどこへ行こうか。順当に考えるなら富根付近か昨日、一昨日と2日続けて行った糠沢。いずれにしても同じ方角だから車を発進させ十和田ICを目指すことにして、着いた段階で判断することとした。「はまなす」を撮影しない分、スタートが早くICを下りて大館を通過してもギリギリ6時台。コンビニへ寄ったり「道の駅」で車を拭いたりしているうちに、今回は糠沢で全うすることにした。田舎の集落の一角に3日続けて朝早くから他県ナンバーの車を止めるのも何となく気が引けるが、有名撮影地だけに「どうせまた、どこかの鉄道ファンだろう」と理解してくれるだろう。今日もまた舗装された道路に駐車し、そこで長靴に履き替え必要な機材だけを持ってポイントに向かう。今回はややサイドに回って編成をもう少し画面に入れるつもりだ。
暑さが激しく列車を待つ間、汗がしたたる。誰もいないのを良いことに裸になって濡れたタオルで体を拭くと風が心地良い。蚊もいないしトンボも飛び交って、わずかだが秋の気配、東北にいることを実感する。このままのスタイルで「あけぼの」を迎え撃とうかと迷ったが、さすがにそれはみっともない。

「あけぼの」は定刻。上りの快速との被りもなくファインダーをしっかりのぞいて撮ることができた。ただし一昨日の画像よりも陽炎が目立つ。ほぼ同じ気温だったはずなのに釈然とせず、いろいろと考えたらカメラの高さの関係であることに気がついた。サイドに回った分、カメラを構える位置が線路の道床より も低くなって、レール面と同じくらいになったものだから陽炎の影響が大きく出たのだ。ほんの10センチにも満たない差だが、超望遠レンズを使うには心しておかねばならないことをあらためて学習した。もっともその影響は気にするほどのことはなく、じゅうぶん使用に耐えるので安堵したが、そう言えばまだ夏、しかも8月だったことを思い出させる一幕だった。

これで帰途に就こうかと思ったが毒を食らわば皿まで。せっかくだから富根に移動して後続のEF81貨物を撮り、そのまま日本海側を経由して山形道で帰ることにした。我ながらご苦労なこったと思う。
まずは富根と鶴形の間にある踏切で特急「つがる」を狙ったが、4両編成では物足らず、貨物列車は別の踏切に移動した。
こちらはきわめてオーソドックスな直線区間で、500ミリだとバックの秋田杉も入りなかなか良い。EF81の貨物は前回のダイヤ改正で秋田より北へ入るのは、この大館までの1往復だけになってしまったから希少。EF81などに興味はないが、EF510にウンザリしていたから、そういう意味では新鮮に映る。田端からJR貨物に移籍したEF510が実戦配備されたら、ますますEF81の運用エリアは狭まるのではな いだろうか。

撮影後、二ツ井白神ICから自動車専用道に入り仁賀保までダラダラと走行。途中で「いなほ」でも撮ろうかと思ったが、逆光なので見送り昨年9月にも 行った出戸信号場と仁賀保の間にある浜館公園の展望台に寄った。しかしうまい具合に列車はなく、いつまでも待っているのも時間の無駄と判断し、再び山形方面に車を走らせた。この頃になるともう列車撮影はどうでも良く、都内の渋滞に巻き込まれないような時間帯に帰れることを考えるようになっていた。そんなわけでノロノロと酒田方面に向かっていたのだが、酒田みなとのICに着く頃に上りの貨物列車があることを知って「帰りがけの駄賃」に撮影することにした。6月にHa氏と秋田に行った際、E6の甲種回送や「いなほ」を撮った鳥海山を臨める踏切だ。
ここで窓が汚れてワイパーで拭いた跡が見苦しいほどクッキリ見えるEF510牽引の貨物を撮って今回は打ち止め。

その後はいつも通りに山形道、東北道経由で15時に酒田を出て21時半に帰宅したが、さすがにクタクタ。朦朧としながら少しだけ画像処理をして就寝。トータル2305キロ、燃費の14・7㎞/ℓは排気量その他を考えるとなかなかの数字。自分が乗った車の中では1600ccのユーノ スロードスターを静かに運転したときの燃費に迫るほどの好結果だった。

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4日は10時出社。いくらか涼しくなって薄い上着を着用した。上着があるとポケットが増えて便利。携帯電話や財布、会社の入館証などをその都度、カバンから出さずに扱える。夏が嫌いなのはこのあたりにも原因がある。
久 しぶりに読書を復活した。磯田道史の「龍馬史」。昔から明治維新に至る幕末期には関心があって様々な本を読んではきたが最近はとんとご無沙汰だった。今になって思うのは大阪に3回もいたのだから京都へ行って有名な寺社仏閣だけでなく、明治維新に関わった人々のゆかりのある史跡や墓などを巡るべきだった。鉄道に撮りたいものがなくなってしまったら、そういう旅行も良いものだと思いながら読み進んだ。

仕事ははいつも通りで16時半、勤務を終え18時前に帰宅。

5日は16時半からの勤務。未明から激しい雷雨で特に朝方の雷は凄かった。なかなか鳴りやまず眠れなくなって、おかげでベッドを出たのは9時になってしまった。ニュースを見ると相鉄線や京浜東北線、京王線がストップしていた。

15時ごろ家を出る予定、雨が止めば良いが。

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26日朝に撮影した「はまなす」。お盆を過ぎ、ここを訪れるファンが減ったのか、線路際の雑草も伸び始め、かなり高い脚立を利用した。
この日の牽引機は「肌荒れ」の激しい9号機。この角度から当たる光を1年間待ちわびていた。

線路際にある背の低いポールは画像処理した。

(写真、文 U)

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