« 先週末の「あけぼの」+黒磯訓練 | トップページ | 広島のEF58の「被り」 »

2013年8月 8日 (木)

私が好きな「被り」

暑い中、土日も〝朝練〟に出掛けたTさんには脱帽。まるで高知時代の憂さを晴らしているようだ。たしかに関西の友人にしても、昨今は撮影したい被写体が少なくなっていることを嘆いておられるが、まして高知となったらさらに鉄道撮影の対象には枯渇していたことだろう。しかし、それを差し引いてもTさんの行動力には感服。それに刺激を受けて来週以降、自分も攻勢をかけたい。

それにしても大雨で橋脚が流された山口線の被害は甚大なものらしい。小耳にはさんだ噂によると復旧まで1年近くかかるのではないかとのこと。「SLやまぐち号」はともかく、秋の観光シーズンにも多大な影響が出るのは必至、1日でも早く復旧してほしいものだ。首相の地元だから、少しは早まるかもしれないが…。

さて6日のTさんのお写真を拝見すると、真ん中の南浦和北方の跨線橋からの撮影は非常に良いタイミングだったと感じる。Tさんご自身は被りについて悔やんでいらっしゃるご様子がうかがえるが、こういう写真はきっと何年か経ってみるととても貴重になることだろう。2本の列車が完全に並んでしまっては困るが、主役である列車の大半が写って、その隣の被写界深度内に別の列車が写っているというのは記録写真として懐かしく思えるときが必ずやって来る。自分も昔、ロクイチの団体列車と下りの183系「あまぎ」が東神奈川で交差したシーンを撮ったことがあるが、撮影したときには「クッソ~!」と思ったものだ。リバーサルとモノクロで撮影したが、直後はどちらもプリントするまでもないように感じ、長年お蔵入りしていたのだが、このブログを始める頃になってようやくその価値に気づき、あらためて眺めてみると、これはこれで意味のある瞬間だったと振り返ることができた。そうは言っても183系とE233系では???と、Tさんはおっしゃるかもしれないが、ぜひ長い目でご自身の作品を評価されることを願う次第。この撮影の時だって、きっとここまでじっくり「あけぼの」を引き寄せ、焦らずにシャッターを押したのはまさに年季のなせるワザ。もちろん、そんなこと私ごときに言われなくてもじゅうぶんご承知のこととは思うが、このブログを見ている方の中には、こういう写真を失敗だと思い込んでしまう若いファンがいるのではないかと思い、老婆心からあえて述べさせてもらった。

もう一つ気づいたのは、私もここで何度か撮影したが自分のシャッターチャンスはもっと向こうの、ちょうど京浜東北線の最後部あたり。1400ミリ換算の画角なのだが、それだとこの場合、完全に被られていたはず。この日、ここに行くことも頭をよぎったが、結果的には行かなくて良かった。そんな観察もさせていただきました。

ところでTさん、神保原のロープの件は大変ありがたい情報です。時期的に言えばもう神保原での「あけぼの」はシーズン終了ですが今後、何かのイベント列車や「あけぼの」が遅れた場合、ここを最初から度外視できます。高崎線内随一ともいえるポピュラーなポイントでしたから、なにかあると一応ここで撮ることも検討し、いくつかある撮影地の候補から外すことに踏ん切れませんでしたが、今後はそんなことも考えず、迷うことなく自分の目指す場所に行けます。

最後になりますが来週は前述のように私も足繁く浦和界隈に出没しますので、ご都合が良ければ一度ごゆっくりファミレスでおしゃべりでもいかがでしょうか?楽しみにしております。

***********************************************************************

昨今、EF6627が注目されているらしい。今残っている0番台のEF66の中で最も原型に近いスタイルが人気のようだ。そんな風潮に水を差すようなことを言うのは大人げないのを承知した上で、この写真をアップさせていただく。1980年3月30日に山陽本線の嘉川~本由良での撮影。この日の荷物37列車(EF61との重連列車)の前が大窓のEF5869だったのでH氏と撮影した。スロープを下ってくる場所でちょっと長いタマを使って撮りたく、いろいろと検討してここをチョイスした。この貨物列車はその前に来た。
EF66のこういう時代の写真を見てしまうと、どうしても現在のクーラーを載せたスタイルは受け容れがたく、自分の中ではすでにEF66(0番台)は消滅したものと解釈している。

(写真、文 U)

Img4551

|

« 先週末の「あけぼの」+黒磯訓練 | トップページ | 広島のEF58の「被り」 »

執筆者U」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

Uさん、YMさん、ご丁重な被りネタのフォローありがとうございました(笑)。この日は、1052号機であることがほぼ確定であったので、自分としてはいつもとは違う場所で撮ってみたくてこの場所にしたのですが、1052号機の上に暗くて、しかも被って・・と踏んだり蹴ったりの気持ちであったことは正直なところです。まあ、「あけぼの」に関しては、場所や天気、そして場面によって色々な表情を見せてくれるので、色々とバラエティーがあった方が飽きないですけどね。撮っている最中は、こういうシチュエーションは精神衛生上はよくありません。いよいよ、日の出の時刻も確実に遅くなってきたので、そろそろ高崎線内での撮影は終了と私も思っています。したがって、これからは必然的に浦和界隈への出撃機会が増えると思います。こちらこそ、よろしくお願いします。神保原は、まだまだ満足できるだけの写真がなかったので、非常に残念です。今でも、一時的な措置であることを祈っています。

投稿: T | 2013年8月 8日 (木) 20時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1215589/52780796

この記事へのトラックバック一覧です: 私が好きな「被り」:

« 先週末の「あけぼの」+黒磯訓練 | トップページ | 広島のEF58の「被り」 »