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2012年8月 6日 (月)

久大本線の客車列車

社会人になって3回ほど大阪に勤務したが毎年、夏になると広島原爆の日や高校野球が始まり忙しくなる。日本人は野球好きだし高校球児の一生懸命なプレーはスポーツ好きでなくとも応援したくなるから、オリンピックが開催中とはいえ高校野球に関する業務は例年と同じ規模で展開しなければならない。うち2回は単身赴任だったが夏休みなどと悠長に構えていられず、世間とは反対にひじょうに忙しい思いをしたものだ。
今年もそんな時期になったわけだが昨年、一昨年の大阪での夏を思い返すと、住んでいた新大阪のマンションから淀川の花火大会が見えたことが懐かしい。東京では混雑する二子玉川や隅田川の花火大会などに全く縁がないが、自分の部屋から目の当たりに花火が見えるという環境はなかなか贅沢なものだった。狭いワンルームの部屋にA氏夫妻やHa氏がみえ、酒を飲みながらベランダから眺めたものだ。

昨年、一昨年の今ごろの記録を見ると、前述のような理由から撮影に出かけた回数は圧倒的に少ない。忙しい時期だし暑さに弱いことが加わってカメラを持つ気力が萎えていたことがよく分かる。
それでも北方貨物線で撮った下り「日本海」が残っているのは大阪の友人たちのお誘いがあったからにほかならない。車を持っていなかったから撮影はたいてい徒歩。自分一人では重い腰が上がらないのが当たり前なのに、A氏やHa氏の好意で様々なものを撮り逃さないですんだ。ただただ友人たちのおかげで、今になって後悔することなく大阪の趣味生活を堪能することができたわけだ。

さて今年は?
どうにか一人でも撮影には出かけているが、今朝などはEF65の(ほぼ)原色機である2119号機がE657系の甲種回送を担当して上京していると聞いても食指が動かない。大阪だったら間違いなくお誘いを受けていることだろうが、そんなことがなければパス。今のご時世ではそれなりに貴重なはずなのにもったいないことだが、泊まり明け翌日のご老体に無理はきかないのだと開き直って納得している次第。

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画面の中に鉄道車両の占める比率が低い写真というのは芸風ではない。バックに富士山や有名な山、建物などを入れて列車そのものが小さくなる撮り方は自分の流儀から外れている。もちろんそんな撮り方にはそれ相応の楽しみもあるから、あまり関心のない列車などではそういう撮り方を試みることもある。

今回はそんな中の一枚。93年に湯布院で撮影したもの。
その頃住んでいたのは福岡。3年ほど転勤で赴任していたが、JR九州には好きな車両がなかったからこんなカットもある。久大線や筑豊線の客車列車が消滅するという時期だったと思う。50系客車などはデビューした1978年当時から見ていたし格別な思いはなかったが、湯布院や小国、日田などには何度も遊びに行ったから、そのついでに押さえた一枚がこの写真。由布岳バックの有名な撮影地だ。マンガのようなヘッドマークで、しかも機関車の前面の白線(ナンバーの下)が消されたDE10など、ウンザリしながら撮ったものだが、今になって眺めてみると記録しておくことの価値が身にしみる。
EF510の牽く「北斗星」や「カシオペア」なども、あまり関心はないが、そろそろブルトレの編成美という観点から〝芸域〟を越えて俯瞰撮影でもしてみようかなどというスケベ心が芽生え始めた。

(写真、文 U)

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