お召し列車運転時の機関車「旗開き」
この数ヶ月、あまり撮影には行かずにフィルムのデジタル化に集中して取り組んでいた。Uさんのように1枚づつ丁寧に手を加えながらではなく、私の場合には「量」で勝負・・・ということで、休日に丸一日作業をすると500枚くらいはスキャンを出来ている。
非常に単純な作業をしながらも、大変懐かしい写真に出会ったりして、これはこれでとても楽しい。
今回ご紹介するのは1978年10月の長野国体の御召列車運転時のEF6211と予備機のEF6218の旗開きである。まだ初心者だった私は、このブログにご登場のUさん、某Iさんたちについていかせていく形でこんな写真を残すことが出来た。
これは運転前日の夕方の高崎第二機関区での「旗開き」。2両の美しいEF62が、綺麗な日の丸をはためかせ、夕陽の中静かに佇んでいた。このあとわざわざEF6211を広い場所に移動していただき、旗付きの形式写真も撮ることが出来た。
そして翌日は新町の鉄橋でEF5861の御召列車を撮影後、再び高崎第二機関区を訪問し、EF5861の旗開きも初めて撮ることが出来た。今から思えば夢のような出来事である。
(写真・文:K.M)
1978年10月12日 高崎第二機関区にて
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