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2012年1月13日 (金)

御料車

これまで、お召し列車は何度か撮影する機会に恵まれた。
本番の日が近づくと当日の天気や人出、撮影ポイントの状況など様々なことが気になりだす。その中で自分が最も気にかけたのは運転終了後に最寄りの機関区で、お召し列車を牽引した機関車の〝旗開き〟が撮れるかどうかという問題だった。
〝旗開き〟というのはお召し列車の運転前後、車両基地で牽引機関車が菊の紋章や日の丸などを本番通りに掲揚して止まっている姿を写すことを意味していた。この〝旗開き〟、基地によっては本務と予備の機関車を並べる所もあるし本務機だけの所もあった。いずれにしても大抵は機関車単独。牽かれる側の1号編成が連結されたままというシーンにお目にかかったことはない(駅での撮影なら話は別)が、じっくり撮影できる開放感は良いものだった。
基地によってはファンの立ち入りを一切許さない所もあったから、これが撮れるかどうか、お召し列車そのものよりも自分としてはむしろこちらの問題の方が気になったものだ。

それがほぼ許可されなくなったのはいつの頃からだろうか。
鉄道撮影に10年ものブランクを空ける以前から、人出の多いお召し列車自体に興味が薄れてしまっていた自分としては定かなことは言えないが、97年の山田線のDD51によるお召し列車の際には盛岡機関区等の現場には入れなかった記憶がある。

さて、機関車に関しては本番の列車や〝旗開き〟などで、そこそこ撮る機会を得てきたが、天皇陛下が乗られる御料車はまともに写したことがない。
公式の試運転でも御料車はカバーで覆われていることが多く、過去何度か撮影したお召し列車の際でも記憶に残っているのは栃木国体の時に、宇都宮で撮影した数カット。これとて御料車の側面からは菊の紋章が撮られてしまった後のこと(菊の紋章は通常、発着駅で脱着される)。
原宿宮廷ホームで御料車に紋章を取り付けるシーンとともにアップする。

(写真、文 U)

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